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向日葵「さくひま、ひまさく」櫻子「短篇集だよPart9」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:05:07.72 ID:feZQWxp40


①:櫻子「それよこせ!」向日葵「嫌ですわ!」

あかり「ちなつちゃんと櫻子ちゃんと向日葵ちゃんの4人で喫茶店に来たよー」


櫻子「ジュース美味しい♪」ズズズズ

ちなつ「向日葵ちゃんはメロンジュースなんだね」

向日葵「えぇ、こういう所じゃないとメロンジュースって飲めませんもの」

櫻子「ジュース全部飲んじゃった♪」テヘッ

向日葵「櫻子はもう少しペースを考えなさい、ゆっくり飲んだ方が味わえますわよ」

櫻子「なんだと!・・・・そうだ!ていっ!」


バシッ






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2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:07:15.07 ID:feZQWxp40


向日葵「あっ・・・・私のジュースを返しなさい櫻子!」

櫻子「おぉーメロンジュースも美味しい」ズズズズ

向日葵「返しなさいったら!」

櫻子「あっ、取られた・・・向日葵!もっと飲ませろ!」

向日葵「嫌ですわ!・・・まったく、半分も減ってしまいましたわ」ズズズズ

櫻子「こうなったら私のストローを向日葵のジュースにぶち込んで!!」


向日葵「な!私のジュースにストローが二つ!」



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:09:36.37 ID:feZQWxp40


櫻子「ふふん、たくさん飲んだほうが勝ちだから!」ズズズズ

向日葵「なっ!負けませんわよ!」ズズズズ



向日葵「の、飲み終わりましたわ!」

櫻子「ぷはー、しみるー」



向日葵「ふふ・・・どうやら私の勝ちのようですわね」

櫻子「何言ってんの!私の勝ち・・・・だよね!あかりちゃん?ちなつちゃん?」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:11:52.76 ID:feZQWxp40


あかり「・・・//」

ちなつ「同じコップに2つのストローを挿して飲むなんて大胆だね♪」


櫻子「え、あ・・あ・・・//」

向日葵「な・・・・//」カァー

櫻子「ちげーーーーし//」

向日葵「櫻子のばかー」

バチーン

櫻子「なんで私ばかりー」



ちなつ「ほら、あかりちゃん?」

あかり「はっ!うん」


あかり「さくひま、ひまさく短編集、はっじまるよ~」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:14:00.81 ID:feZQWxp40


②:向日葵「恋愛・・・」櫻子「相談教室ー」

向日葵「生徒会の企画でやることになりましたわ・・・」

櫻子「何で私と向日葵が・・・」

向日葵「本当ですわ、しかも恋愛の相談を櫻子となんて」

櫻子「なんだとー」バチバチバチ
向日葵「なによ!」バチバチバチ

ドア「」コンコン


櫻子「あっ、お客さんだ」

向日葵「どうぞー」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:16:18.15 ID:feZQWxp40


綾乃「どう?人来てる?」

櫻子「あっ、副会長」

向日葵「いえ、全然来てないですわ」


綾乃「・・・って、何をやってるの?」

櫻子「へ?」
向日葵「え?」

綾乃「何で大室さんが古谷さんの膝の上に乗ってるの!?」

櫻子「だって、膝の上にいた方が気持ちいですよ?」
向日葵「だって、櫻子を抱っこしていた方が気持ちいですわ?」


綾乃「うがーーー!」

向日葵「」ビクッ
櫻子「」ビクッ



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:18:58.42 ID:feZQWxp40


綾乃「あなたたち!もし相談者が来た時に、この状況を見たらどう思うと思う?」

向日葵「えーと、『この2人イチャイチャしてる・・・カップルなのかな?・・・この人たちに相談すれば恋が成功するかも・・・』ですか?」

櫻子「イチャイチャ・・・カップル・・・えへへ//」


綾乃「ちがーーーーーう!!」



向日葵「」ビクッ
櫻子「」ビクッ

綾乃「普通の人はね・・・『私が恋に悩んでるのにイチャイチャして・・・この二人、自慢してるの?』って怒るのよ!」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:21:02.21 ID:feZQWxp40


綾乃「って何で抱き合ってるのよ!」

櫻子「杉浦先輩が叫ぶから向日葵が怖がってるんですよ!」

向日葵「櫻子・・・いざという時は頼りになりますのね」

櫻子「こ、今回だけなんだからね//」

向日葵「//」

綾乃「∵」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:23:01.73 ID:feZQWxp40


③:櫻子「記憶喪失」向日葵「へぇ~・・・」

櫻子「おにぎり作って味見したら、美味しすぎて記憶喪失になっちゃった」テヘッ

向日葵「そうなんですの・・・」

櫻子「だから、私の宿題をしろ!向日葵!」

向日葵「・・・・」

櫻子「向日葵は病人を労わる気持ちもないのか!このだめっぱいめ!」

向日葵「あら?記憶喪失なのに、私の名前は覚えているんですわね?」

櫻子「え?あっ!・・・でもでも!覚えてるのは名前だけだし!」

向日葵「へぇ~・・・他の事は忘れてますのね?」

櫻子「うん!記憶喪失だからね♪」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:25:13.81 ID:feZQWxp40


向日葵「じゃあ、私が櫻子の彼女だって事も忘れてますの?」

櫻子「ひゃぁ//」

向日葵「っ//」

向日葵(じ、自分で言って恥ずかしくなってしまいましたわ//)



向日葵「ひ、ひどいですわ・・・あんなに櫻子から、激しく告白してきましたのに~」

向日葵「あなたの愛って、その程度だったんですわね?・・・しくしく」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:27:36.04 ID:feZQWxp40



櫻子「え?あ・・・え//」



向日葵(ふふふ・・・顔真っ赤な櫻子・・・可愛すぎですわ//)


櫻子「え?あれ?私って本当に記憶喪失なの?え?」


向日葵(・・・・オロオロしながら動揺してる櫻子・・・すごく・・・イイですわ!!)



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:29:53.80 ID:feZQWxp40


櫻子「あ、あのね・・・向日葵・・・」

向日葵「は、はい」

櫻子「ごめんね、私覚えてない・・・」シュン

向日葵(櫻子がシュンってしてる・・・)ハァハァ

櫻子「でもね、私も向日葵の事が・・・その・・・好きだから・・・・さ」

向日葵「ふぇ//」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:32:12.21 ID:feZQWxp40


櫻子「だから、これから、新しい記憶を作っていこうね//」ニコッ

向日葵「きゃーーーーーーーー//」

櫻子「ひ、向日葵!?」

向日葵「櫻子!私も好きですわ!ええ、愛してますわよ!」

櫻子「っ//」

櫻子「・・・・その・・・・ありがと・・・私も//」プイッ

向日葵「//」ドクドク



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:34:18.42 ID:feZQWxp40


櫻子「えーと・・・その・・向日葵?」

向日葵「はい?」

櫻子「今までどんなデートしてたのかな?・・・そのさ・・・向日葵との思い出を忘れたくなくて//」モジモジ

向日葵「そんなのありませんわ!」

櫻子「へ?」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:36:38.22 ID:feZQWxp40


向日葵「私と櫻子は、今日から恋人同士なんですわよ!」

櫻子「え?」

向日葵「だから、今日から思い出をたくさん作っていけばいいんですわ!」


櫻子「・・・・もしかして、私の彼女って嘘を付いたの?」

向日葵「・・・・・・・・・・・あら・・・ら?」



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:38:48.33 ID:feZQWxp40


櫻子「ねぇ?向日葵?私、記憶喪失じゃないよね?」

櫻子「恋人同士だったのって嘘だよね?」

向日葵「あ・・・・・はい・・・・・嘘です・・・すいません」




櫻子「向日葵のバーーーーーーカ!!!」

向日葵「ごめんなさい!櫻子!」




櫻子「お前なんか記憶喪失になっちゃえ!」ダダダダダ

向日葵「櫻子!?待って!櫻子ー」






櫻子(・・・・でも、きっかけをくれてありがとうね、向日葵♪)



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:40:58.24 ID:feZQWxp40


④:櫻子「チョップスティック忘れちゃった」向日葵「またですの?」

櫻子「うぅ・・・お箸忘れた」

向日葵「またですの?」

あかり「あかり、割り箸持ってるよー」

櫻子「さすがあかりちゃん♪」

向日葵「だめですわ!」バンッ

あかり「え?」
櫻子「え?」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:46:32.52 ID:feZQWxp40


向日葵「櫻子!?3日連続で忘れてますわよ!」

櫻子「・・・でも、忘れたのは仕方ねーし」

向日葵「仕方なくなんかありませんわ!」

櫻子「じゃあ、どうやって食べればいいんだよ!」

向日葵「あなたにはお箸を忘れた罰を受けてもらいます」



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:50:50.36 ID:feZQWxp40


ちなつ「ひ、向日葵ちゃん!?それは酷いんじゃ!」

向日葵「いいえ、吉川さん・・・私も心を鬼にしてやる必要がありますわ!」

櫻子「罰って何だよ!向日葵!」

向日葵「それは・・・・こうですわ!」

ヒョイパク





26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:53:32.70 ID:feZQWxp40


櫻子「あぁ!私のハンバーグ・・・向日葵が食べた!」



チューーーーーー



櫻子「!!」

向日葵「」モグモグ

櫻子「//」

向日葵「//」


櫻子「ぷはーーー」
向日葵「ぷはーーー」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:56:37.22 ID:feZQWxp40


櫻子「な、ななななな//何をするんだよ!向日葵!」

向日葵「これは口移しで食べさせるという、非常に危険な罰ですわ!」

櫻子「た、確かに・・・これは何度もやると死んじゃうかも・・・」

向日葵「ほら、まだまだ行きますわよ!!」



29 : ◆Void00xMl6 2012/09/23(日) 21:57:48.08 ID:ZR+FGJMH0


向日葵アグレッシブだな。


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 21:59:20.89 ID:feZQWxp40





チューーーーーー



櫻子「//」

向日葵「//」


櫻子「ぷはーーー」
向日葵「ぷはーーー」


櫻子「こ、今度は、ご飯が食べたいな//」モジモジ

向日葵「ま、まったく手間が掛かる子ですわね//」


ちなつ「∵」

あかり「∵」



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:01:22.40 ID:feZQWxp40


⑤:向日葵「何ですの?それ?」櫻子「じゃじゃーん♪掃除機ー♪」

向日葵「いえ、それは見ればわかりますの・・・よ?」

櫻子「ふふーん♪機能がいっぱいの最新型掃除機が今日家に届いたんだー」

向日葵「それで見せびらかしに来たと?」

櫻子「ちがうもんね!そんな子供みたいな真似しねーし!」


向日葵「・・・??じゃあ何で持って来ましたの?」

櫻子「ふふーん、えい」


ブオオオオオオオオオオオ


向日葵「痛っ!櫻子!?髪の毛を吸わないで!」



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:03:36.99 ID:feZQWxp40


ブオオオオオオオオオオオ


櫻子「これで、向日葵の頭脳とおっぱいを吸って」ドキドキ



櫻子「私のものにすれば、パーフェクト櫻子様の完成だし!」ドーン



向日葵「ば、バカじゃないですの!」


櫻子「それに・・・・」

櫻子「最近、ちなつちゃんばかり見てる向日葵の気持ちも奪ってやるんだからね!」



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:05:56.35 ID:feZQWxp40


向日葵「櫻子・・・」

向日葵「・・・バカですわね・・・」


向日葵「私の気持ちはとっくにアナタに奪われてますわ//」

櫻子「・・・・向日葵」

櫻子「そうだったんだ・・・勘違いしてごめんね向日葵//」

向日葵「ふふ//今夜は寝かせませんわよ//」

櫻子「向日葵なら・・・私いいよ//」



松本「∵」

西垣「ほほう、そういう掃除機も面白いかもな」


松本「∑∵」



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:07:59.46 ID:feZQWxp40


⑥:向日葵「2期キャラソンのジャケットの絵なんですが・・・」櫻子「?」

向日葵「あなた・・・何というものを投げてますのよ!」

櫻子「ホワイトデーのクッキーだよ!」

向日葵「そういえば、アニメではバレンタインでマフラープレゼントしましたしね・・・私が」

櫻子「そうそう、それのお返し・・・」

向日葵「・・・・そう」

櫻子「うん・・・・」



向日葵「・・・・♪」ニコニコ

櫻子「なんでニヤニヤしてるんだよ!」



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:09:53.72 ID:feZQWxp40


向日葵「はぁ!?してませんわよ!」

櫻子「別に深い意味はないんだからね!」



向日葵「・・・そうなの?」

櫻子「・・・・・ないよ?」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:12:41.48 ID:feZQWxp40


向日葵「じゃあ、なんでハートのクッキーばかりなんですの?」

櫻子「え?」

向日葵「もしかして・・・ホワイトデーを利用した告白?」

櫻子「ち、ちちちちちちげーし!!」

向日葵「はぁ~・・・バレンタインはただの腐れ縁で送っただけでしたのに・・・」

向日葵「私はモテモテで大変ですわー」

櫻子「勝手に勘違いするな!だめっぱい!!!」



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:14:50.01 ID:feZQWxp40


向日葵「じゃあ、なんでハートなんですの?」

櫻子「他のもあるだろ、他のも」

向日葵「でも、ハートの比率が高いですわ」

櫻子「って言っても1枚多いだけじゃんか!」

向日葵「それでも、なぜか1枚多いハートが気になりますわー」

櫻子「私がハートの形が好きなだけなの!文句あっか」


向日葵「そう・・・」

櫻子「うんうん」



向日葵「じゃあ、なんで」
櫻子「うっさい!いいから食べろよ!」



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:17:00.63 ID:feZQWxp40


向日葵「最後にこれだけ・・・ね?櫻子?」

櫻子「わかったよ・・・何?」ムスー


向日葵「なんで、ハートのクッキーだけ、真ん中に赤い・・・イチゴのジャムが綺麗に綺麗に付けてありますのよ」

櫻子「私、イチゴが好きなの!深い意味はないの!」


向日葵「・・・でも、他のクッキーは・・・」
櫻子「あーもう!!!!」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:19:05.52 ID:feZQWxp40


櫻子「はいはいはいはいはい!そうですよ!」

向日葵「え?」

櫻子「ハートのクッキーは、気合入れて作りました!」

櫻子「向日葵が私の想いに気付いてくれるかなって」

櫻子「あわよくば、そのまま恋人になってくれるかなって」

櫻子「これでいい!?文句ある!?」



向日葵「櫻子!!!!!」

櫻子「なんだよ!!!!」


向日葵「私・・・嬉しい//」


櫻子「・・・へ」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:21:18.98 ID:feZQWxp40


向日葵「ホワイトデーなんか期待してませんでしたのに・・・」

櫻子「え?あ・・・いや・・・ごめんね、向日葵・・・」

向日葵「いいえ、謝る必要なんて何もありませんわ」

櫻子「でも!さっきの何か・・・投げやりになちゃってごめん」

向日葵「じゃあ、優しく言い直してくれます?櫻子」

櫻子「うん♪」



櫻子「向日葵!大好き♪」

向日葵「私もですわ!櫻子♪」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:23:20.42 ID:feZQWxp40


櫻子「その・・・向日葵・・・?」

向日葵「なにかしら?・・・私の櫻子?」


櫻子「えへへ//・・・その・・・二人っきりにならない?」

向日葵「そうですわね//」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:25:33.13 ID:feZQWxp40


向日葵「えーごほん」

向日葵「では、これにて・・・」

櫻子「3月14日ホワイトデーの」

向日葵「お昼の校内放送を終了します♪」

櫻子「みなさんも良いホワイトデーを送ってくださいね♪」




ちなつ「畜生ーーーー!嫌味かーーーーー!!」ダダダダダダダダ

あかり「ち、ちなつちゃん!?」


綾乃「∵」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:27:34.79 ID:feZQWxp40


⑦:綾乃「私って・・・」千歳「う~ん・・・」

綾乃「ねえ、千歳」

綾乃「私って・・・なんで歳納京子の前だと・・・」

綾乃「その・・・・なんで緊張するのかしら?」


千歳「う~ん・・・」

千歳「でも、好きな人の前で緊張するのって、素敵と思うんよ?」

綾乃「・・・・でも・・・・・って!」

綾乃「別に歳納京子と仲良くなりたいだけで、好きってわけじゃないんだからね!」

千歳「うっそやーん♪」


綾乃「それに・・・」チラッ

千歳「あ・・・・・」チラッ



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:30:03.88 ID:feZQWxp40


向日葵「櫻子!ほっぺたが汚れてやがりますわよ!」

櫻子「はぁ?お昼のお弁当がカレーうどんだったから仕方ないもんね!」

向日葵「あなたのせいで!私の顔がカレーまみれじゃないの!」

櫻子「うるさい!私のせいじゃないもんねー」ペロペロ

向日葵「なんですって!あきらかにあなたのせいでしょ!」ペロペロ



綾乃「あの子達・・・ケンカしながら、相手の顔についてるカレーを舐めあってるわ・・・」

綾乃「緊張してないっと言っても、ああいう風になりたくないわ・・・私」

千歳「・・・・・せ、せやねー」



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:32:28.21 ID:feZQWxp40


⑧:向日葵「あめ・・・・」櫻子「」グーグー

向日葵「はぁ~・・・傘を忘れてしまいましたわ」

櫻子「やい向日葵!傘を忘れたのか!バッカだなー」

向日葵「そういうあなたも傘もってないじゃありませんの・・・」


櫻子「ふふーん♪」


櫻子「ジャジャーン♪」

向日葵「あ、雨合羽!?」

櫻子「私はいつも雨合羽を持ち歩いてるからね」ドヤッ

櫻子「これで傘以上に濡れないもんね!」

向日葵「くっ・・・・負けた気分ですわ」



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:34:32.44 ID:feZQWxp40


櫻子「あららー?向日葵さんはまさか濡れて帰る気ですのー?」

向日葵「くっ」

櫻子「大変ですわねー」オホホホホ

向日葵「し、仕方ありませんわ!ちょっとくらい濡れたって風邪なんか引きませんわ!」

櫻子「・・・・そっかー・・・濡れたら風邪引くかもね」



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:37:07.64 ID:feZQWxp40


向日葵「最近、寒くなりましたしね、まぁ、帰ったら熱いシャワーをすぐに浴びるから心配後無用ですわ」

櫻子「・・・・・」






櫻子「あ、あの・・・・一緒に入る?//」チラッ






千歳「あっ、古谷さんと大室さんが雨合羽で二人羽織しとるな~ラブラブやね~」

綾乃「∵」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:39:13.34 ID:feZQWxp40


⑨:櫻子「向日葵ヤキモチ大計画!」向日葵「なるほど」

櫻子「というのが本日の議題になります」

向日葵「なるほど・・・なかなか難しいですわね」

櫻子「でしょー、どうにかしてヤキモチ焼いてもらいたいんだけど、難しいんだよね」

向日葵「そうですわね・・・こういうのはどうかしら?」


櫻子「・・・・って、何で向日葵がいるんだよ!」

向日葵「・・・・冗談に付き合っていたつもりだったんですが・・・」

向日葵「・・・まさか、あなた本気ですの?」



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:41:27.59 ID:feZQWxp40


櫻子「くぅ!」

櫻子「ち、ちげーし・・・冗談だし・・・向日葵なんかにヤキモチ焼いて貰いたい事もねーし」

向日葵「あなたごまかしきれていませんわよ」


櫻子「うぅ・・・」


向日葵「・・・ヤキモチねー」

櫻子「・・・・・・うぅ・・・」

向日葵「あなたが私以外を好きになる事なんて・・・」

櫻子「何だと!?この自意識過剰っぱいめ!」



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:43:52.41 ID:feZQWxp40


向日葵「じゃあ、何であなた私の隣に座ってスリスリしてますのよ!」

櫻子「はぁ!?べ、別にーちょっと頬が痒いだけだし!向日葵の制服の襟がちょうど気持ちいいの!」


向日葵「じゃあ、何であなた私の手を握ってますのよ!」

櫻子「はぁ!?べ、別にーちょっと寒いだけだし!向日葵の体温高いからちょうどいいの!」


向日葵「じゃあ、何であなた余っている片方の手で私の髪を撫でているのよ!

櫻子「はぁ!?べ、別にー向日葵の髪の毛がちょうど私の手に絡まっているだけだし!」


向日葵「うぅ・・・//」

櫻子「♪」スリスリ


向日葵(こんなに好かれているのに・・・どうやってヤキモチを焼けばいいのよ)



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:45:53.99 ID:feZQWxp40


櫻子「そういえば、今日の宿題はあかりちゃんが教えてくれるから」

向日葵「ハァ!?」ギロリ

櫻子「え?え?」

向日葵「・・・・なんで?」

櫻子「向日葵にはいつも迷惑かけてるから・・・向日葵には休憩してもらって」

櫻子「あかりちゃんに教えてもらおうかなって・・・」



向日葵「この浮気者!」



櫻子「ち、違うよ!向日葵!」



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:48:18.49 ID:feZQWxp40


向日葵「二人っきりで一つの部屋にいるなんて浮気も同然ですわ!」

櫻子「あぁ・・・・ご、ごめん・・・私・・・そんなつもりなくて」ポロポロ


向日葵「あっ・・・いえ・・・私も言い過ぎましたわ、ごめんなさい」

向日葵「櫻子?私はあなたといた方が楽しいの・・・だから、私が教えたいの」


櫻子「うん!ありがとう!向日葵」

向日葵「いいえ、これからは他の女性と二人っきりは許しませんわよ♪」


櫻子「うっかりしちゃった♪」

向日葵「本当に小さい頃からうっかりさんですわね♪」コツン


櫻子「えへへ//」

向日葵「ふふふ//」



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:50:12.63 ID:feZQWxp40


櫻子「それにしても・・・向日葵がヤキモチ焼くのみたいなー」チラッ

向日葵「私はあなたの愛を信用してますの・・・だから無理な注文ですわ//」

櫻子「えへへ・・・信用かー//」

向日葵「ふふふ//」

櫻子「ね?向日葵・・・キスしよ?」

向日葵「まったく・・・私の彼女さんは仕方ありませんわね」


チュッ



櫻子「えへえへ//」

向日葵(こんなに好かれているのに・・・本当にどうやってヤキモチを焼けばいいのかしら//)


櫻子「これからもずっとラブラブだからね!向日葵//」

向日葵「ええ、ずっとラブラブじゃないと許しませんわよ!櫻子//」



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:53:34.29 ID:feZQWxp40


⑩:櫻子「ヒマワリー」向日葵「そんな日常」

櫻子「ひっまわりーごーはーん」ぐったり

向日葵「なんで玄関で寝てますのよ・・・」


向日葵「って・・・顔真っ赤、体も熱い!熱がありますわ!」

櫻子「そんなことより・・・ご飯・・・」

櫻子「今日はねーちゃん達は用事があって・・・誰も家にいないの」


向日葵「そうですわね!ご飯食べて!薬飲んで寝ないと」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:56:38.79 ID:feZQWxp40


櫻子「」ガツガツガツガツ

向日葵「あなた・・・そんな状態で、よくそんなに食べれますわね」

櫻子「うん、私ね向日葵のご飯大好き♪」

向日葵「ふぇ//」



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 22:59:56.12 ID:feZQWxp40


向日葵「よく食べて寝てしまいましたわ」

向日葵「まったく・・・風邪を引いてまで、ご飯だなんて・・・あきれますわね」

櫻子「ん・・・」

向日葵「?」


櫻子「ひまわりー、ごはんー、ありがとうー」ムニャムニャ

向日葵「・・・・・・・」

向日葵「ふふふふ//」ナデナデ






       終わり



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 23:00:42.53 ID:jWDcY4Z40





73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 23:00:44.68 ID:feZQWxp40


これで終わりとなります。
支援&保守してくださった方ありがとうございました!
機会があったらまたよろしくお願いします!



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 23:01:01.72 ID:ybR6fL8V0


乙ぱい!


75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 23:04:26.54 ID:Gobzmxrk0





78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 23:26:29.43 ID:8x5ybg4wi


乙!


79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 23:27:05.62 ID:EBr7PZcL0





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[ 2012/09/24 22:47 ] [ 編集 ]

かわいい
[ 2012/09/25 00:24 ] [ 編集 ]

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