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唯「たぶん一目惚れだったと思う」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/27(水) 23:58:48.75 ID:Qvyqrwp20


その子は、今まで私が出会ってきたどんな女の子とも違った。
ううん。同じだけど違った。

憂や和ちゃんみたいに私のお世話をしてくれるところは同じ。
同じだけど何か違った。

う~ん、やっぱり上手く言葉にできないや。
とにかく、私はムギちゃんに抱きつけなかった。





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唯・紬「ある日の夕暮れ、沈みゆく太陽を見つめながら」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/02(土) 00:23:00.14 ID:Edu8R8Dv0




紬「結局いいの見つからなかったね」

唯「うん……。付き合ってもらったのに、ムギちゃんごめん」

紬「いいの。でも予定より随分早く買い物が終わっちゃったね」

唯「そうだねー」

紬「もう帰る?」

唯「う~ん、あ、そうだ! ちょっと行ってみたいところがあるんだけど」

紬「いいわよ」

唯「あのね、あそこの道があるでしょ」

紬「ええ」

唯「あの道の先に何があるんだろうって」

紬「そういえば私もその道は通ったことがないかも」

唯「ムギちゃんもなんだ。じゃあさ、冒険してみない?」

紬「冒険! いい響きね~。じゃあ行きましょっか」





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唯「トクホのムギちゃん」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/27(日) 21:45:01.36 ID:OPx4ORBN0


「唯ちゃん! 唯ちゃん! しっかりして!!」

あれ、誰かの声が聞える。

「唯ちゃん、すぐにお医者様が来てくれるから」

あぁ、そういえば私、階段から足を滑らせて……。

「ほら、もう来てくれた。……! こっちです!! こっちこっち!!」

あ、お医者さんが来てくれたんだ。

「はい……はい……。頭を強く打っているかもしれないので……」

私、どうなっちゃうんだろう。

「あの、私もついていっても……」

……。

「……そうですか。ではくれぐれもお願いします」





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唯「ツー・ショット」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23(水) 23:15:34.47 ID:Q46S0lm+0


▶一年の春―帰り道

唯「へ~、じゃあムギちゃんは子供の頃からピアノを弾いてたんだ」

紬「えっと……ムギちゃんですか?」

唯「うん。つむぎだからムギちゃん」

紬「ムギちゃん…」

唯「もしかして嫌だった?」

紬「いいえ。とても気に入りました!」

唯「ならよかったよー。でね、ピアノの話だけど」





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唯「ムギちゃんと過ごす夏の終わり」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/01(日) 23:55:09.18 ID:07xVSrXK0


唯(8月31日)

唯(夏休み最後の日…だけど明日は日曜日)

唯(だからムギちゃんの家にお泊りにきたんだけど…)

紬「さ、遠慮なくあがって」

唯「う、うん…」

唯(こんなに大きな家だなんて聞いてなかったよぉー)





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紬「変死体になりかけてた唯ちゃん」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/26(金) 00:03:06.92 ID:HI9/0URp0


◇学生寮

ピンポーン♪

紬「・・・」

ピンポーン♪

紬「唯ちゃんいないのかしら・・・」ガラッ

紬「あら、ドアが空いてる?」

紬「っ・・・この部屋なんて暑さなの・・・。唯ちゃん大丈夫かしら?」トコトコ

紬「・・・唯ちゃん?」

唯「」

紬「・・・寝てるの?」

唯「」

紬「唯ちゃん、唯ちゃんってば!!」

唯「・・・み・・・」

紬「み?」

唯「・・・・・・・・・み・・・ず・・・」





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紬「私は唯ちゃんが欲しいの!」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/02(火) 20:58:15.53 ID:B1aWiL6C0


誕生日プレゼントは何がいいか聞かれたとき、つい言っちゃいました。

紬「私は唯ちゃんが欲しいの!」

大胆な告白ともとれるこの発言。
私が慌てて訂正しようとすると、唯ちゃんは照れたように笑って、こう言ってくれました。

唯「それじゃあムギちゃんの誕生日に私とデートだね」

そんなわけで、私の誕生日に唯ちゃんとデートすることになったんです。





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唯「ムギちゃんって子供みたいだよね」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/05(日) 23:04:39.00 ID:tSXQWeW00


紬「あっ唯ちゃん」

唯「ムギちゃんはやいねー。他のみんなは?」

紬「まだ来てないみたい」

唯「そっか。二人きりだね」

紬「ちょっとまってね。お茶をいれるから」

唯「うんっ」

>数分後

紬「はい、どうぞ」

唯「ありがとう」コクコク

紬「ふふ……」

唯「ねぇ、ムギちゃん。最近ちょっと元気ない?」

紬「えっ?」





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紬「私たちの十七条」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/04(土) 00:05:16.23 ID:UqE7UESY0


>唯の家

唯「ねぇねぇムギちゃん」

紬「どうしたの、唯ちゃん?」

唯「ムギちゃんにクエスチョンクエスチョン。日本初の憲法はなんでしょーか?」

紬「大日本帝国憲法ね!」

唯「だいにっぽんこくけんぽう?」

紬「えーっと、違うの?」

唯「……うん」

紬「明治に作られた日本初の憲法が大日本帝國憲法だったはずだけど……」

唯「明治?」

紬「ええ」

唯「違うよムギちゃん。もっともっと昔の話」





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唯「あ!このピアノ可愛いー!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:43:28.15 ID:HuBBrQ1p0


律「そのステージピアノ25万円するぞ」

唯「あ、ほんとだ!流石にこれは手が出ないよ……」

紬「このステージピアノが欲しいの?」

唯「……うん」

律「あっちに安いのあるぜ」





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