1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/07(金) 05:00:51.25 ID:VaCoJWLLo
花子「なんで櫻子の方が乗り気なんだし」
櫻子「まあいいじゃんいいじゃん! 私が楽しんでた方が花子も楽しいでしょ?」
花子「……時と場合によるし」
とは言いつつも、持ち前の明るさを振りまきながら、電車を待つ櫻子の姿を見るのは嫌じゃなかった。
櫻子「ねーちゃんも来れば良かったのになー」
花子「しょうがないし、外せない用事だってあるし」
櫻子「物わかりが良すぎる子供は気味悪がられるぞ!」
花子「……」
櫻子「あ、あれ? 花子? ごめん! 冗談だって!」
花子「? 時計確認しただけだし」
櫻子「ま、まぎらわしー」
そろそろ電車が到着するころかなと思い、時刻を確認した。
物わかりが良すぎるとは言われたものの、撫子お姉ちゃんがいないのが寂しいのは確かで、
外せないバイトがあるというのは仕方がないと思いつつも、やっぱり割り切れない部分もあった。
……だから、その分の寂しさを、櫻子の騒々しさに埋めてもらっているぶんはあるのかもしれない。
電車が到着し、人々の群れがホームになだれ込んでくる。
ひと段落して、乗車の機会を得ると、自然な動作で櫻子が手を握って来た。
はぐれないように、押し流されないように、という意図なんだろうけど、妙に気がきくなぁと思った。
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/03(月) 19:59:23.12 ID:ED8Np3Nlo
【ゆるゆり】櫻子「花子ちんまいな~」
http://lilymate.blog.fc2.com/blog-entry-4653.html
・さくはな
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/03(月) 20:00:47.73 ID:ED8Np3Nlo
冷蔵庫に、ポツンと残るプリンが寂しそうだった。
結局どちらのものか宙ぶらりんになって、私も花子も食べないまま、封を切らないままだった。
今更手を付けるのがどうも気まずくて、私は冷蔵庫の前で、睨めっこを続けている。
撫子「電気代が勿体ないんだけど」
櫻子「ああ、ごめん、つい」
扉を閉じて、撫子ねーちゃんの方へ振り返る。
今さっきキッチンにやってきた撫子ねーちゃんは、財布を手に持ち、中身を確認していた。
櫻子「なんで睨めっこしてるの?」
撫子「あんたが睨めっこばっかりしてるからうつったんだよ」
櫻子「……なにそれ」
撫子「はい、これ」
櫻子「え」
撫子「どうせなら二人で一緒に食べてくればいいよ、ついでに遊びに行ってきな」
渡された紙幣に目を丸くしながら、意味も無く紙の表面をなぞった。
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2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/28(火) 17:41:08.84 ID:18ATeOwdo
櫻子「あっ、花子帰ってたんだ、おかえり!」
花子「ただいま……風邪じゃなかったの?」
不自然な程整った姿勢で、ソファーに腰を掛ける花子は、
こちらに目をやらず、TVのリモコンを操作しながら受け答えをこなしていた。
櫻子「えっ、そうだけど……なんで?」
花子「風邪ならリビングにいない方がいいし、部屋に戻って欲しいし」
視線をテレビから逸らすこともなく、ニュースキャスターと睨めっこを続けながら、
花子は淡々とした口調で言い放った。意訳して言えば、さっさと出て行ってくれという退去命令だった。
なんともまあかわいげのない妹! 病魔に苦しんでいる私を厄介払いして、
自分は病原菌からさっさと遠ざかるという非常に合理的な判断を下せる八歳らしい。
慈愛に満ち溢れた私の妹がなぜこんなにも擦れてしまったのか……。
櫻子「うう……只今の時代は社会に出るまでも無く、小学校で世間の荒波に揉まれるのか……」
花子「なにをいってるんだし……」
床に四足を付く私を見下ろす花子の目は、冷たくはなかったけど、
呆れ半分憐れみ半分で、視線は中々に鋭利なものだった。
櫻子「もういいもん! そんなに病気が怖いなら花子は健康ランドのオーナーにでもなっちまえばいいんだ!」
なにかを言いたそうな花子を尻目に、私はリビングを後にして行った。
もうふて寝でもしてやる! 起きたらきっとこの熱も何処かへ吹き飛んでいるに違いない!
足取りに力を込め過ぎないようにしながら、自分の部屋の扉まで進んで、腹いせにならないような力でドアノブを掴んだ。
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1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 12:40:25.40
ID:m9p3lg1u0 ゴロゴロゴロゴロ
花子「うぅ……」
ピカッ
ドーン
花子「ひっ……」
花子(こ、こんな大きい雷初めてだし……)
ゴロゴロ
花子(怖くて眠れないよ……)
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1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/16(火) 23:42:28.01
ID:5yTskRvl0 櫻子「花子かわいい」
花子「黙れし」
櫻子「チュッチュッしたい」
花子「ほどけし」
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27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 16:46:32.31
ID:9PWktM060 花子「櫻子はバカだから花子がいてあげないとダメなんだし」
櫻子「勉強くらい一人でできるわい!」
花子「櫻子のことだから30秒で飽きて投げるに決まってるし」
櫻子「うるさいな! めんどいけどやらなかったらまた向日葵にどやされるかんな……」
花子「花子が見てやるし」
櫻子「小学生に中学校の勉強は無理だろー」
花子「いいから早く見せろし」
櫻子「ほら」サッ
4(x+3)=2x+6
花子(なにこれ……)
櫻子「やっぱわかんないんじゃん」
花子「むむ……」
櫻子「まー花子はまだ小学生だかんな!私も花子くらいのときはバカだったし気にすんなって!」
花子「櫻子と一緒にするなし!」
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1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 14:30:45.26
ID:37KQK0CMO 花子「いつもひどいこと言ってごめんだし……」
櫻子「傷ついてる」
花子「えっ!?」
櫻子「だからこれからは仲良くしような」
花子「……櫻子ぉ!」ギュッ
櫻子「甘えんぼめ」
-----------------------
花子「――ッ!?」
花子「ハァハァ 夢……か」
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1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 19:17:39.61
ID:Sde2/ECLQ こころ「花子様ー」
未来「花子様ー」
花子「だからいい加減その呼び方やめろだし!」
こころ「えー」
未来「ところで花子様ってさー」
こころ「好きな人いるの?」
花子「!?」
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1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 19:18:06.41 ID:FjtDZbe20
花子「こうなったらわざと風邪ひいてやるし」
みたいなのはよ 2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 19:20:55.77 ID:5hFKM2jp0
はよ 16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 20:06:58.41
ID:nty2+wOw0 ガララッ
花子「・・・・・・」
ザバザバ ドポドポ
花子「・・・・・・っ!」チャプン
花子「・・・ゆっくりゆっくり」
ヒヤー
花子「~~~~~~っ!!」
花子「冷たっ・・・でも、これで確実に・・・」
花子「ほっ!」
ザパーン
続きを読む
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345361970/
1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/19(日) 16:39:30.57
ID:+zATj8J/o大室家7話から
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/19(日) 16:40:19.94
ID:+zATj8J/o 花子「もぐしもぐし」
櫻子「どーだ! 櫻子様特製おかゆ美味いだろー!」
花子「ふつう」
櫻子「んな!? いらねーなら全部私が食べちゃうぞ!」
花子「……ごちそうさま」
櫻子「え、ちょ、もういらないの? 不味かった?」
花子「もうお腹いっぱい……ていうか作り過ぎだし。そんなに食欲ないし」
櫻子「なにぃー! ちゃんと食べないと元気出ないぞー!
私なんか毎日3食しっかり食べてるから風邪なんてひかないもんね!」
花子(バカは風邪ひかないし)
櫻子「前にインフルでクラスみんな全滅してたときも私だけ出席してたんだぞ」ドヤ
撫子「学級閉鎖なってたの知らないで登校しただけでしょ」
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