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幼さやか「もとにもどりたいよお…」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:12:34.00 ID:dUDupdCl0


~影の魔女の結界内~

いつか君が瞳にともす愛の光が 時を超えて

さやか「うおおおおっ!!」ダッ

滅び急ぐ世界の夢を確かに一つ 壊すだろう

使い魔「シュルルル」ガッ

さやか「ぐうぅっ!!」ズザアア

躊躇いを飲み干して 君が望むモノは何?

まどか「さ、さやかちゃん!!」

さやか「ハアッ…ハアッ…」

こんな欲深い 憧れの 行方に儚い

さやか「まだだ…まだ行ける…」ハアッハアッ

杏子「おい、さやか…」

明日はあるの?

さやか「負けるもんかあああ!!」ダッ





前スレ
杏子「さやかがちっこくなっちまった…」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:16:01.93 ID:dUDupdCl0


子供の頃夢に見てた 古の魔法のように

魔女「・・・」グワアッ

さやか「・・・」ブシャアア

さやか「・・・」ダダダダッ

ザシュッ・・・

闇さえ砕く力で 微笑む君に 会いたい

ズバッズバッズバッズバッ

杏子「さ…さやか…」

怯えるこの手の中には 手折られた花 の勇気

さやか「…あっはははは…」

ズバッズバッズバッズバッ



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:19:21.42 ID:dUDupdCl0


想いだけが頼る全て 光を

さやか「ホントだあ…その気になれば痛みなんて…完全に消しちゃ

呼び覚m

さやか「…あれ」


さやか「い…痛い痛い痛い!!」

さやか「あれ?どうして痛いの!?いたたたた」シュルシュル

杏子「ソウルジェムもないのに魔女に突っ込むとか…バカが」

さやか「痛い…いたい…いたいよ…」シュルシュル

幼さやか「いたいよお…グスッ…たすけて…」

幼さやか「うえええええ」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:23:02.24 ID:dUDupdCl0


幼さやか「うええ…グスッ…ヒッグ…」

杏子「大丈夫だよ、さやか…」ポンポン

幼さやか「うえ…え…」ヒック

杏子「・・・」ポンポン

幼さやか「・・・」パチ

幼さやか「…あ……」ヒグッ

幼さやか「きょー…こ…」グスッ

杏子「さやか…起きちまったか…」ナデナデ

杏子「アタシが付いてるから…安心して寝てなよ…」ギュウウ

幼さやか「…うん…」ギュ

幼さやか「………すー…すー…」

杏子「…さやか……」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:26:12.87 ID:dUDupdCl0


さやかが小さくなってから、丁度一週間が経つ。小さくなってもさやかの記憶は残っているが、
メンタルも体に応じて幼児化しているのか知らないが、言動も少し幼くなっている。
まだ夏休みとかいう長期の休暇が続いているらしく、幸い、さやかの両親も旅行に出かけたままだ。
まださやかに関しての騒ぎは起こらないだろう、とかマミが言ってるから安心だ。
…そして問題なのが、さやかが毎晩、悪夢にうなされていることだ。

杏子「どういうことだ、オイ…」

QB「原因は美樹さやかの時間退行にある、と言って間違いないだろうね。幼くなった不安や恐怖なんか
   によって、彼女が今まで味わった苦しみとか悲しみといった感情が夢に出てくるのだろう。」

QB「人間は、時間の経過によって精神的な力が備わっていくのだろう?時間が戻れば当然、その力は衰える。
   記憶が残っていても、幼くなったさやかにはそれらの感情に耐えられないんだろうね。」

杏子「…クソッ」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:29:59.35 ID:dUDupdCl0


~3日前~

杏子「さやか…話があるんだけど、いいか?」

幼さやか「?うん、いいよ」





杏子「それで、さやかは…すぐには戻れないって…」

幼さやか「…うん、だいたいそーぞーはついてた」

杏子「!!」

幼さやか「あたしがちーさくなってつぎのひのあさ、みんなしんこくそーなかおしてたから」

幼さやか「もしかしたらって…やっぱりそーだったんだね…」

杏子「…すまねえ…アタシはさやかに何もしてあげられねえ…」ギリッ



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:33:08.12 ID:dUDupdCl0


幼さやか「そんなことない!きょーこはあのひ、あたしにきぼーをくれた!!」

杏子「!!」

幼さやか「いつもきょーこがそばにいてくれたから…あたしはげんきでいられたんだよ?」

杏子「・・・」

幼さやか「あたし…ずっとちーさいままでもいい…」

幼さやか「だってね…きょーことずっといっしょにいれるから!」

幼さやか「きょーこにたくさんあまえられるもんね!えへへ…」

杏子「さやか…」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:37:24.52 ID:dUDupdCl0


~回想終了~

杏子(さやかは『戻れない』事実を受け入れた)

杏子(だけど…それは嘘だ…元の姿に戻りたいに決まってる)

杏子(無理して強がって…毎晩つらい思いをして…)

杏子(さやかを…これ以上悲しませるわけにはいかない!!)

杏子(一刻も早く…さやかを元に戻す方法を見つけねーと…)

杏子(まずは…知識が豊富なキュゥべえだな)ガバッ

杏子「・・・」

幼さやか「すー…すー…」

杏子「待ってろよ、さやか…」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:41:20.21 ID:dUDupdCl0






幼さやか「・・・」パチ

幼さやか「……ふぁあ…」ムクッ

幼さやか「……きょーこ…?」キョロキョロ

マミ「あら、美樹さんおはよう」

幼さやか「おはよーございます…」

マミ「あら、どうしたの?心配そうな顔して…」

幼さやか「きょーこは…?」

マミ「ああ、佐倉さんは今日はグリーフシード集めに1人で魔女退治に出かけるって出掛けたわよ」

幼さやか「あ…そーですか…」

マミ「朝ごはん今から作るから待っててね」

幼さやか「ありがとーございます」

マミ(急にキュゥべえを連れて出掛けたなんて…言えないわ…)



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:45:01.83 ID:dUDupdCl0


QB「…そろそろ何か話してもいいんじゃないのかい?佐倉杏子」

QB「聞きたいことがあって僕をこんな遠くまで連れてきたんだろう?」

杏子「…キュゥべえ、お前はさやかを元に戻せない、って言ったよな」テクテク

QB「ああ。正確に言うと『すぐに』戻せる可能性は『ないに等しい』と言ったね」

杏子「…あるんだな?」ピタッ

QB「…あるよ。僕の知る限りでは2つ、ね。ただ、1つ目は人間の言う運とかそういうものだ。
   2つ目は、最も杏子が嫌う方法と言ってもいいだろうね。」

QB「1つ目は、やはり『魔法少女の魔法の力の可能性』。2つ目は契約時の『魔法少女の願い』さ。」

杏子「…前にアタシが聞き流したやつだな」テクテク

杏子「あと1つ聞きたいんだが、時間を操れる魔法少女って、ほむら以外に存在するのか?」

QB「残念だが、ほむら以外にはいないね。…どうしたんだい?」

杏子「…ちょっとほむらのとこへ行く」テクテク

QB「僕も行くよ」ピョコン

杏子(…あと当てになるのはほむらしかいねえ)



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:48:15.24 ID:dUDupdCl0


幼さやか「・・・」ボー

マミ「美樹さん、なんだかぼーっとしてるけど大丈夫?」

幼さやか「あ…だいじょーぶです」

幼さやか(杏子…本当に魔女退治なのかな…?)

マミ「・・・」

マミ「美樹さん、今日は私とお買い物に行かない?」

幼さやか「え?」

マミ「ほら、美樹さんのお洋服、私のお古ばかりでしょ。新しいお洋服、買いに行きましょ」

幼さやか「…よーふく…!!」パアア

幼さやか「はい!いきます!!」

幼さやか「えへへ…たのしみい…」

マミ「あら、嬉しそうで良かったわ」ニコッ

マミ(美樹さん…少しでも楽しませてあげないとね)



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:52:11.46 ID:dUDupdCl0


~ほむホーム~

杏子「さやかを…元に戻せる希望はないのか…?」

ほむら「…キュゥべえが言ったことは事実みたいね。いろいろ試してみたけど…時間を進める方法は
    見つからないわ。…本当にごめんなさい…」

杏子「いや、いいんだ…ないならしょうがないよな…邪魔したな」ガチャッ

杏子(クソ…ほむらもダメか…)

杏子(頼れる魔法少女はほむらしかいなかった…。あとは、誰かの願いで戻すしかない…のか?)

杏子(当然そんなのはだめだ。さやかを元に戻すために誰かを魔法少女にさせるのは…)

杏子(クソッ…何かないのか…時間を進める…何か…)

杏子(…時間を…操る…『何か』…)

杏子(…魔女?)



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:56:31.45 ID:dUDupdCl0


杏子(キュゥべえは時間を司る『魔法少女』はほむらしかいないとは言った)

杏子(だが、『魔女』ならどうだ?いる可能性がないとは言えない)

杏子「…キュゥべえ、時間を操る『魔女』はいないのか?」

QB「!!…なるほどね、佐倉杏子…『魔女』に関しては僕にも考えが及ばなかったよ」

杏子「い、いるのか!?」

QB「ああ…僕の知る中では、見滝原に1体いるはずだ。…しかし…」

杏子「よし!!探すぞ、キュゥべえ!!」

QB「…やれやれ」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 19:59:38.47 ID:dUDupdCl0


~デパート・洋服売り場~

マミ「うん!とってもお似合いよ、美樹さん!!」

幼さやか「えへへへ、きょーこかわいいっていってくれるかな」

マミ「きっと大丈夫よ!じゃあ、それ買っちゃいましょう!あとこれどうかしら?」

幼さやか「…まみさん、さっきからすごくふくかってますけど…だいじょーぶですか?」

マミ「ぜーんぜん!大丈夫よ、お金はたくさんあるから!」

幼さやか「…でも、まみさんのおかねであたしのよーふくかうなんて…」

マミ「もう!気にしないの!」ナデナデ

マミ「私ね、美樹さんが居てくれてね、なんだか妹が出来たみたいで嬉しいの。
   私の好意だから…受け取ってちょうだい!」

幼さやか「…はい!ありがとーございます!」ニッコー

マミ(!!美樹さんの笑顔…すごくかわいいわ…)ギュウウ

幼さやか「ふあ…まみさん…」

マミ「!さ、さあ次の服選びましょ!!」パッ



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:02:25.52 ID:dUDupdCl0






杏子「…こいつも違う……どこだ…どこにいる…」

QB「この付近の魔女の中にはいなかったね」

杏子「…もう夕方か……」

QB「マミやさやかに心配される前に帰ったほうがいいね」

杏子「…明日ぜってー見つけ出してやる!」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:05:25.71 ID:dUDupdCl0


~マミハウス~

マミ「もう晩ごはん出来てるのに…佐倉さん、遅いわね」

幼さやか「・・・」

マミ(美樹さん…かわいそうに…)

杏子「ただいまー」ピンポーン

マミ「あら、佐倉さんの声…帰ってきたのね」

幼さやか「!!」トテテテ

幼さやか「きょーこ!!」ガチャッ

杏子「おーさやか…ただいま」

幼さやか「おかえりっ!!」ギュッ

杏子「お…おう…///」



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:09:02.63 ID:dUDupdCl0


マミ「もう…少し遅かったんじゃない?」

杏子「ああ、悪い…」

QB「悪いね、杏子と…」

杏子『言うんじゃねえ』

QB『ああ、そうだったね、すまない』

QB「魔女退治に少し手間取ってね」

マミ「?…そう」

杏子「…ん、さやか、その服どうしたんだ?」

幼さやか「まみさんとかったんだー…ど、どうかな?」モジモジ

杏子「ああ、すごく似合ってるよ、さやか」ニカッ

幼さやか「えへへ…よかったあ~」ニパア

杏子(ダメだ…このさやか可愛すぎる)

マミ「さ、晩ごはんにしましょ」



26 :>>24 サンクス、頑張る 2012/06/07(木) 20:13:09.88 ID:dUDupdCl0


杏子「・・・」ガツガツ

幼さやか「まみさんのりょおりはいつもおいしいなあ」モグモグ

マミ「そう言ってくれると嬉しいわ」

幼さやか「・・・」モグモグ

杏子「・・・」ジッ

杏子「…さやか、スプーンとフォークでいつも頑張ってるよな」クク…

幼さやか「そ、そこにはふれるなあ!おはしもてないのしってていってるだろお!!」

マミ「あら美樹さん、お口の周りにご飯粒たくさんついてるわよ」

幼さやか「ふわっいつの間に!」

杏子「ったく、食い物を粗末にすんじゃねえぞ、さやか」チョイッパクッ

幼さやか「あ…///」カアア

杏子「なに赤くなってんだ、さやか?」チョイッパクッ

幼さやか「な…んでもない…」ポワー

マミ(もう…佐倉さん、疎いのね…)




28 :>>25 かわいすぎて死ぬ 2012/06/07(木) 20:21:22.83 ID:dUDupdCl0






~風呂場~

杏子「あーいい湯だな、さやか」

幼さやか「…うん……」ポワワー

幼さやか(うう…いつになっても杏子に抱っこされてお風呂に入るのは恥ずかしいよ…)

杏子「ん?さやか、さっきから顔赤いけど大丈夫なのか?」

幼さやか「だ、だいじょおぶだよ!」

杏子「熱でもあるんじゃないか?」デコピッタン

幼さやか「!!!」カアアアアア

幼さやか「」グッタリ

杏子「さ…さやかああ!!」

幼さやか「………へーき…」ボソッ



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:25:04.21 ID:dUDupdCl0






マミ「じゃあそろそろ寝ましょうか」

幼さやか「ねえきょーこ!まみさん!あしたたのしみだね!!」

マミ「ええ、そうね」ニコッ

杏子「……?」

杏子「!!あ、ああ、そうだな」

杏子(やべえ…明日は5人でプールに行く予定だったな…)

杏子(魔女探しのことですっかり忘れてた…)

QB『魔女探しはいいのかい?杏子』

杏子『…クソ…明日は諦めるさ。』

杏子『明後日から魔女探しするよ』

QB『わかったよ』



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:28:24.97 ID:dUDupdCl0


マミ「じゃあおやすみなさい」

幼さやか「おやすみなさあい」

杏子「おやすみ」

幼さやか「ふー、つかれたあ」ガバッゴロン

杏子「アタシもだ…」ガバッゴロン

幼さやか「…ねえきょーこ」

杏子「なんだ?」

幼さやか「…ちっちゃくなってからね、きょおこがいないとね、なんだかすごくさみしーの…」

杏子「!」

幼さやか「きょーもね、きょおこがまじょたいじにいっちゃって、すごくかなしかった」

杏子「さやか…」

幼さやか「だから…できるだけ…ずっといっしょがいーな、なんて…」ギュウ

杏子「!!」ズッキューン



32 :>>31 いいね 2012/06/07(木) 20:32:36.68 ID:dUDupdCl0


杏子(うおおおお!!さやかわいいいい!!)

杏子「と、当然だろ!ずっと一緒だ、さやか!」

幼さやか「ほんとお!」ニパア

杏子(ヤバいヤバい死ぬ死ぬ)

杏子(だけど、魔女探しがあるんだよなあ…くそおお)

杏子(…魔女探しなんてやめて、ちっこいさやかとずっと一緒…なんてのは…)

杏子(!!だ、ダメだダメだ!!さやかはちゃんと元の体に戻してやんねえと!!)

幼さやか「きょーこ?どおしたの?」

杏子「な、なんでもねえ!おやすみ、さやか!」

幼さやか「うん、おやすみー」

幼さやか「………すー…すー…」

杏子(さすがチビだけあって寝るの早いよな)

杏子(…さて、ここからだ…)



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:36:14.00 ID:dUDupdCl0


~お菓子の魔女の結界内~

マミ「せっかくのとこ悪いけど、一気に決めさせて…もらうわよ!」シュルルル

さやか「やったぁ!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」ドオオオン

魔女「・・・」ニュルルルル

マミ「…え?」

魔女「アー」パカア


ブシャアアア グチャッ グチャッ グチャッ


まどか「あっ、あっ」

さやか「あぁ!マ…ミ…さん…」

魔女「・・・」ジイイ

まどさや「ひっ!!」ギュッ



35 :>>34 萌え死ぬ 2012/06/07(木) 20:40:07.76 ID:dUDupdCl0


魔女「アー」パカア

まどか「さやかちゃん!!」ドンッ

さやか「えっ…」

まどか「逃げtガブリ

さやか「ま…どか…?」


グチャッ グチャッ グチャッ


さやか「あ…ああ…あああああああ」

魔女「・・・」ニタア

さやか「う…あ…」

魔女「アー」パカア



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:44:00.14 ID:dUDupdCl0


幼さやか「うあああ…うえ…うえええ…」

杏子「さやか!おいさやか!泣くな!!」ポンポン

杏子(さやかがいつもより辛そうだ…)

マミ「毎晩かわいそうに…」

杏子「あ、マミ!起きちまったか…」

マミ「私はいいのよ。それより…」

幼さやか「うええ…グスッ、うええええ…」

マミ「・・・」ヒョイッ

マミ「ほーら、泣かないの…大丈夫よ、私や佐倉さんがついてるからね」ユーラユーラ ポンポン

幼さやか「う…グスッ……あ…」パチッ

マミ「大丈夫よ、美樹さん」ストン

幼さやか「う……」ジワア

幼さやか「ま…まみさああああん…うえええ…」ギュウ

マミ「あら…佐倉さんじゃないのね…///」ナデナデ



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:47:24.15 ID:dUDupdCl0


マミ「よしよし、美樹さん、さっきはどんな夢を見たの?」ナデナデ

幼さやか「グスッ…まみさんが…まじょに…ヒック…たべられちゃって…それから…ヒグッまどかも…」

マミ「え…もしかして、あの、病院前の結界の魔女のこと?」ピタッ

幼さやか「…はい……」グスッ

マミ「あらあら…でも大丈夫よ、私はここにちゃんといるんだから、ね?」ナデナデ

幼さやか「まみさあん…」

杏子「・・・」

杏子(さやか…)グッ



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:51:02.57 ID:dUDupdCl0






ピンポーン

マミ「はーい」ガチャッ

まどか「こんにちは!」

ほむら「・・・」ファサッ

マミ「あら2人とも、プール行く気満々な格好ね!」

まどか「てぃひひ、はしゃいじゃって!」

ほむら「まどかとプール…まどかと…」

まどか「さっきからそればっかりだねほむらちゃん」



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:54:56.13 ID:dUDupdCl0


幼さやか「あ!まど…」トテテテ

まどか「!さやかちゃん!!」ダキッ

幼さやか「ふわ…」

まどか「ウェヒヒ、まどかお姉ちゃんですよお」ギュウウ

幼さやか「むぐぐ…」

ほむら「…ほむう」

杏子「お、なんだ2人とも来たのか」

まどか「あ、杏子ちゃん!」

杏子「!!さやかに抱きつくんじゃねえ!」パッ

幼さやか「…ぷはあ、たすk」

杏子「さやかに抱きつくのはアタシの特権だ!!」ギュウウ

幼さやか「む、むぐう…」

まどか「ウェヒヒ」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 20:58:14.10 ID:dUDupdCl0


マミ「悪いけどキュゥべえは……あれ?キュゥべえ?」

マミ「そういえば今日は一度も見ていないわ…もう…どこいったのかしら」

幼さやか「まみさん、はやくいきましょーよお」グイグイ

マミ「ふふ、美樹さんったら…」

マミ「そうね、みんな揃ったことだし、行きましょうか」



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:02:06.25 ID:dUDupdCl0






~プール更衣室~

杏子「…あはは、幼児は無料でいいよな!」

幼さやか「う、うるせー!むう~…」

杏子「それにしてもさやか、水着似合ってんじゃん?」

幼さやか「そ、そうかなあ?」テレッ

幼さやか「きょ、きょーこも…みずぎ、にに、にあってる…よ?」モジモジ

杏子「ば、ばかやろー…///」

マミ「…ふう」ボイーン

ほむら「…巴マミ、その水着姿は私を見下しているのかしら?」

マミ「そ、そんなことないわ!!」

ほむら「…ふふ、貧乳組は新たに仲間を増やしたわ」ヒョイ

幼さやか「……うあー!!ほむらあー!!」ジタバタ



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:06:15.11 ID:dUDupdCl0


~プール~

まどか「うわー、プールなんて今年初めてだよー」

幼さやか「よおし、いくぞお!」ダッ

杏子「ま、待てさやか!」ガシッ

杏子「この深さでお前一人だと確実に溺れる」

幼さやか「ば、ばかにすんなー!」ジタバタ

杏子「おい…」パッ

幼さやか「ふっふー、さあかちゃんのにんぎょのよおなかれーなおよぎ、みせちゃうからねー!」

バシャーン

幼さやか「うあっ…あぶぶ…」バシャバシャ

まどか「さやかちゃん!」

杏子「言わんこっちゃねえ…」バシャーン

杏子「よっと」ヒョイッ

幼さやか「……うう…」



44 :>>43 支援あり 2012/06/07(木) 21:10:02.14 ID:dUDupdCl0






まどか「やっぱりさやかちゃんにはこれだよね!」

幼さやか「…うきわ……」プカプカ

まどか「ウェヒヒ、さやかちゃん号しゅっぱ~つ!!」スイー

幼さやか「…はずかしー……」

幼さやか(マミさんは日光浴だし、杏子は浮きながら爆睡中だし、ほむらは
     日光浴の振りしながらあたしたち、いやまどかを何かで撮ってるし…)

まどか「さやかちゃん、楽しい?」ニコニコ

幼さやか「うん…たのしーよ…」

幼さやか(なんか違う!!あたしが求めてたのと違う!!)

幼さやか(もっとみんなでワイワイやるとか……あれ…)

幼さやか(気持ち良くて…眠くなってきた…)

幼さやか「……すー…すー…」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:15:08.61 ID:dUDupdCl0


まどか「…あれ、さやかちゃん?」スイー

幼さやか「すー…すー…」

まどか「眠っちゃったんだね…かわいいなあ…」スイー

幼さやか「……む~…」

幼さやか「う…うう…」

まどか「…さやかちゃん?」ピタッ

幼さやか「うあ…あああ…」

まどか「さやかちゃん!!」

杏子「どうしたあ、まどかあー」フアー

まどか「杏子ちゃん!さやかちゃんが…」

杏子「……さやか…!?」



47 :>>46 かわえええ 2012/06/07(木) 21:19:13.96 ID:dUDupdCl0






幼さやか「うあ…あ…あ…」

杏子「まさかこんな所で…」

ほむら「前から聞いていたけど…ひどいわね…」

まどか「さやかちゃん…」ウルウル

杏子「さやか、起きろ!さやかあ!」ユサユサ

幼さやか「あ…ううう…」

杏子「おい!!」ペシ

幼さやか「うああ…あ…」

杏子「くそ、目を覚まさねえ…どーなってやがる…」

マミ「まずいかもしれないわね……とりあえず私の家に戻りましょう」

マミ「佐倉さん!美樹さんを着替えさせて!」

杏子「お、おう、任された…///」



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:23:17.28 ID:dUDupdCl0


さやか(・・・)

さやか(ここは…駅のホーム…?)

さやか(あれ…あたしのソウルジェム…真っ黒だ…)

杏子「オイッさやか、アンタまさか…」

さやか「…希望と絶望のバランスは差し引きゼロだって、いつだったかあんた言ってたよね。今ならそれ、よく分かるよ」

さやか「確かに私は何人か救いもしたけどさ、だけどその分、心には恨みや妬みが溜まって。一番大切な友達さえ傷付けて」

さやか「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない。私達魔法少女って、そう言う仕組みだったんだね」

ポロッ

さやか「あたしって、ほんとバカ」

ピシャア

さやか(な、何…この湧き上がる感情は…?)ゴオオオオオ

杏子「さ…さやかああああ!!」



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:27:22.49 ID:dUDupdCl0


さやか(…ここは……コンサートホール…)

さやか(……あ…ぐうう!!)

さやか(く…苦しい…苦しいよ…)

さやか(苦しい…なぜ…?)

さやか(……全て、全てが憎い……)

さやか(あたしが…ゾンビにされて……)

さやか(恭介を、仁美に取られて……)

さやか(あたしが守ろうとした、この世界の人々も…自分勝手で、欲張りで……)

さやか(許せない…何もかも…)


ナニモカモ、ユルセナイ



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:30:03.66 ID:dUDupdCl0


さやか(憎い…憎い…)

さやか(憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い)


ノロッテヤル…


ノロッテヤル…


ヴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:33:10.47 ID:dUDupdCl0


~マミハウス~

幼さやか「にくい…にくい…ゆるせない…のろってやる…」ハア…ハア…

幼さやか「のろってやるのろってやるのろってやるのろってやる」

幼さやか「うあああああああ…」

杏子「さやか!?さやかああ!!」ユサユサ

まどか「あうう…さやかちゃあん…」

ほむら「・・・」

ほむら(この夢は恐らく…さやかが魔女化するもの…)

ほむら(しかし、この時間軸には全く関係のない話のはず……なぜ…?)

ほむら(!!まさか…肉体の時間遡行に伴って、別の時間軸から記憶が流れ込んでいるとでもいうの…!?)

ほむら(幼いさやかには…とても耐えられるものではない…!!)

ほむら(私の責任だもの…どうにかしないと…でも、一体どうすれば…)

杏子「さやかあ…さやかあ…」ユサユサ

ほむら「…!!」



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:37:18.96 ID:dUDupdCl0


ほむら(この時間軸でも、そう…さやかを絶望から救い出したのは…杏子しかいない!)

ほむら(彼女の力があれば…いける!)

ほむら「杏子…さやかに直接、声を届かせるのよ!」

マミまど「!」

杏子「え…?」

ほむら「テレパシーよ!!さあ早く、さやかに呼びかけなさい!!」

杏子「あ、ああ…分かった…」

幼さやか「ゆるさない…のろってやる…」

杏子『さやか…さやか…!!』

幼さやか「にくい…にくい…」ビクッ

杏子「!!反応した!よし…」

杏子『さやか…大丈夫だ…もう大丈夫だ…!!』



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:40:06.90 ID:dUDupdCl0


さやか(ゆるせない…ゆる…)


さやか…さやか…


さやか(うう…!!この…声は…?…ううう…)


さやか…さやか…


さやか(聞き覚えのある…声…)


パッ



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:43:41.96 ID:dUDupdCl0


パチッ

さやか(ここは…どこ…?)

さやか(真っ暗で…何も見えない…)

さやか「うう…グスッ…うええん…」

さやか(…あたし……泣いてる……)

さやか「つらいよ…苦しいよ…寂しいよお…」

さやか(…そっか、あたし……仁美に恭介を取られてから…ずっと…)


さやか(寂しかったんだ…誰かから…助けてもらいたかったんだ……)

さやか「うえええ…」



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:47:07.81 ID:dUDupdCl0


さやか(まどかには…このつらさを…悲しみを…背負ってもらいたくなくて…)

さやか(強がって…でも……あたしには、とても、耐えられなくて…)

さやか「寂しいよ…誰か…助けてえ…」

さやか(あたし…このまま、独りぼっちなのかな……)


さやか…さやか…


さやか(!!また、この声…)


大丈夫だよ…さやか…


?「…アタシが、ついてるからな」パアアア



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:50:31.17 ID:dUDupdCl0


さやか「うう…グスッ…」

さやか(誰…なの……?ぼんやりしていてよく見えない…)

?「さやか、独りで泣いてんなよ」ギュウ

さやか「!!」

さやか(なんだろう…この…暖かさは…)

さやか(前にも…感じたことがある…)

さやか(……そうだ…希望を失くしたあたしを、助けようとしてくれた…)

さやか「きょう…こ…?」

杏子「助けに来たぞ、バカさやか!」



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:54:15.00 ID:dUDupdCl0


さやか「!!杏子……どうして…どうしてっ……」

さやか「あたしなんかの…ために……」

杏子「オメーみてーなバカ、独りにしておけるか!!」

杏子「本当は弱くて寂しがりなくせに、…強がりやがって…」

杏子「どんだけ…心配したと思ってんだよ……」ポタッ

さやか「・・・」

杏子「…ホントはさ、アタシも…寂しいんだよ……」

さやか「…!!」

杏子「お前が…いない世界なんて…アタシには、耐えられない」

杏子「さやか…これからはアタシがずっと…傍にいてやるからさ…」

杏子「だから…さやかもずっと…アタシの…傍にいてくれよ…」



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 21:57:28.19 ID:dUDupdCl0


さやか「杏子……」


さやか「うん…うん…!ずっと一緒だよ、杏子…!!」ニコッ

杏子「さやか…!!ああ、ずっと一緒だ…」ニカッ

杏子「さやか……大好きだ…!」ギュウ

さやか「あたしも…あたしも大好きだよ、杏子…」ギュウ

さやか(杏子…ありがとう…!!)


ありがとう…



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:00:59.31 ID:dUDupdCl0


幼さやか「……えへへ…」スヤスヤ

まどほむあんマミ「!!」

まどか「さやかちゃん!」

杏子「はは…さやかがやっと…笑った…」

幼さやか「きょおこ…だいすき…」

ほむら「…ふう、よくやったわ杏子」

ほむら「あなたの想いが、さやかを悪夢から救い出したの」

杏子「へへ、良かった…さやか……」バタン

マミ「!!さ、佐倉さん!?」

杏子「…ぐおー、ごがー」

まどか「てぃひひ、杏子ちゃんも寝ちゃったね」

マミ「ずっと美樹さんに呼びかけてたものね…」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:06:39.70 ID:dUDupdCl0


マミ「今日はもう遅いし、良かったら2人とも泊まっていかない?」

まどか「え、いいんですか?」

マミ「当然よ、みんなでいた方が楽しいもの」

ほむら「じゃあ、遠慮しないわ」ファサッ

まどか「もう、ほむらちゃん…てぃひ、じゃあ私もお言葉に甘えて…」

杏子「ぐがー…」ギュウ

幼さやか「すー…すー…」ギュウ



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:10:04.10 ID:dUDupdCl0


杏子「ぐおおー……ん…」パチッ

杏子「…!も、もう真っ暗だ…寝ちまったのか……ん?」

幼さやか「…きょうこお……すー…すー…」ギュウ

まどか「ウェヒヒ、さやかちゃん、もう悪夢は大丈夫みたい」ナデナデ

杏子「まどか……そっか、良かった…」

QB『寝ているところ悪いけどお邪魔するよ』ピョコン

まどあん「!!」

まどか「きゅ、キュゥべえ…!」

杏子「そういえば、今日お前を見るの初めてだな…」



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:13:33.71 ID:dUDupdCl0


QB『杏子、例の魔女の居場所を特定した』

杏子『!!なに!』

QB『場所は杏子、以前君の住んでいた教会の辺りだ』

杏子『ま、マジか…』

まどか「きょ、杏子ちゃん?テレパシーが聞こえないけど、何の話してるのかな?」

杏子「た、大したことじゃねえよ…」

杏子『…まさか、今日ずっと探してくれてたのか?』

QB『…どうしてだろうね、杏子やさやかのことを考えていたら、自然と魔女探しに出かけていたのさ』

杏子『キュゥべえ…ありがとな』

QB『どういたしまして』



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:17:10.82 ID:dUDupdCl0


QB『さやかを戻したいなら魔女がいなくならないように、出来るだけ早めがいい…
   早朝辺りがベストだろう』

杏子「!!」

杏子(ちっこいさやかを脅かす悪夢は、もう出てこない…)

杏子(アタシが望めば、この可愛いさやかと幸せに過ごせそうだな…)

杏子「・・・」ジッ

幼さやか「…きょーこお……すー…」ギュウ

杏子(だが…やっぱり…)

杏子(元のさやかが一番良いに決まってる!!)ドーン

杏子(ツンツンしてるさやかとか、乳でかいさやかとか…見れないのは、寂しいもんな…)

杏子(て、てか、さやかが望んでることだし!!そうだよな!な!)

杏子『よし、行くぞ、キュゥべえ!』

まどか(杏子ちゃん…よだれ、垂れてる…)



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:20:15.91 ID:dUDupdCl0






まどか「すー、すー…」

ほむら「まどかあ…そこはらめえ…」スー

マミ「ええ…私…が…アイ…ド…ル…」スー

杏子「…よし、みんなまだ寝てるな」

杏子「よっと」ヒョイ

幼さやか「すー…すー…」

杏子「…行くか、さやか」



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:23:30.29 ID:dUDupdCl0






幼さやか「きょーこ…すー……むあ」パチ

幼さやか(あれ…ここは……)

幼さやか(あたし、おぶられてる……杏子?)

幼さやか「きょおこ…?」

杏子「おう、さやか、お早う」スタスタ

QB「・・・」トコトコ



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:26:45.67 ID:dUDupdCl0


幼さやか「あたし…ぷーるでねて…それから…」

杏子「ずっと寝たきりだったよ、で、今は朝さ」スタスタ

幼さやか「そんなにねてたのお…ふあ~」

幼さやか「なんかね…かなしいゆめをみていて…」

幼さやか「そしたら…きょーこがでてきて…たすけてくれたんだ…」

杏子「そうか…」ピタッ

幼さやか「ゆめなのに…すごく、うれしかったよ…」

杏子「な、なんだよ、照れるじゃねえか///」

幼さやか「えへへ……」



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:28:51.96 ID:dUDupdCl0


杏子「なあさやか、この場所、覚えてるか?」

幼さやか「あ、きょーかい……うん、おぼえてるよ…」

杏子「アタシもここに来るのは久しぶりだな…」バタン

杏子「おー、懐かしいなあ…」トントントントン

杏子「ここで、さやかにアタシの昔話を聞かせたよなあ」

幼さやか「うん…なつかしー」



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:32:03.70 ID:dUDupdCl0


幼さやか「でもきょーこ、ここにあたしをつれてなにしにきたの?」

杏子「さやか…実はな、この辺りに…」

QB「杏子!ここに例の魔女の結界が出来ている!!」

杏子「!な…マジかよ…」

QB「間違いない。この反応だ!」

幼さやか「きょーこ…?」

幼さやか「…あれ…なに…?……けっかい…!!」

杏子「さやか、ここに来たのは…この魔女に用があるからだ」パアアア

幼さやか「!?きょーこ?それってどーいう…」

杏子「出てきやがれえ!!」ザシュッ


ドワアアアアア



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:35:25.95 ID:dUDupdCl0


~魔女結界内~

幼さやか「うう…こわい……」

杏子「しっかり掴まってろよ、さやか」スタッ

幼さやか「ひゃ、ひゃああああ!」

幼さやか「はやい、はやいよきょーこ!こわいこわい!!」

杏子「怖がんなよ、大丈夫だって!」ヒュンヒュン

幼さやか「む、むりぃ!!」

QB「・・・」トテテテテテ



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:38:55.29 ID:dUDupdCl0






杏子「ここが最深部だな」ギイイ

幼さやか「…ひぃ……」

QB「現れたね…」

魔女「オオオオオ……」

杏子「…さやか、この魔女によって、さやかが元の体に戻れるかもしれねえんだ」

幼さやか「…!!」

杏子「だから、さやか…魔女の攻撃を受けろ!!」



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:42:04.02 ID:dUDupdCl0


幼さやか「え…で、でも…こわいよお…」

杏子「さやかが元に戻れる最後の望みだ!!さあ!」ストン

魔女「オオオオオ……」

幼さやか「う…うあ……」ガクガク

魔女「オオオオオ…」ギュアアアア

幼さやか「あう…あ……」ガクガク


?「ボンバルダメント!!」ドゴアアア



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:46:06.23 ID:dUDupdCl0


魔女「アアアアア…」シュウウウ…

マミ「ふう…間に合ってよかった…」

杏子「なっ…!?結界が…消えていく…そんな…」

QB「…やはりね、来ると思っていたよ、マミ」

マミ「最近様子がおかしいと思ってたら…そういうことだったのね」

杏子「…クソォ!!」ギリッ

杏子「なんで邪魔をしたんだ、マミ!!これじゃあ、さやかが…」

マミ「馬鹿言わないで!!」キッ

杏子「!!」ビクッ



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:50:02.26 ID:dUDupdCl0


マミ「今の魔女の攻撃で…今の美樹さんが耐えられるはずないじゃない!!」

杏子「…あ……」

マミ「死んでいたのよ!!わかる!?」

杏子「さ…さやか…」

幼さやか「…あ…あ……」ガクガク

幼さやか「…う…うえ……」ジワア

幼さやか「うえええええええ…」

杏子「さやかあ!!」ギュウ

杏子「ごめん…ごめんな…さやか……」ポロポロ



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:53:29.82 ID:dUDupdCl0


杏子「アタシは…さやかを戻すことだけに…必死になっていて…」

杏子「ごめんよ、さやか…怖かったよな?ごめん……」ギュウウ

幼さやか「うええ…ヒグッ…グスッ…」ギュウ





~マミハウス~

まどか「そっかあ、そんなことが…」

ほむら「・・・」

マミ「もう…心配かけさせないでよね…」

杏子「・・・」



82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 22:57:02.88 ID:dUDupdCl0


杏子「さやかをっ…元の体に…戻して…やりたいのに…」

杏子「どんだけ頑張っても、結局…アタシは、さやかに…何もしてやれないんだ…」

幼さやか「……きょーこのばかあっ!」

杏子「!」

幼さやか「あたしにきぼーをくれたのも、わるいゆめからたすけてくれたのも…きょーこだよ!?」

杏子「・・・」ウルッ

幼さやか「あたしは…きょーこといっしょにいられれば…それでいいもん……」ジワア

幼さやか「じゅーぶんだもんっ!!」ガバッ

杏子「…さやかあ…」ギュウウ

幼さやか「ヒグッ…きょーこお…」ギュウウ



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:00:36.75 ID:dUDupdCl0


まどか「うう…グスッ…」

マミ「2人とも……」ポロポロ

ほむら「・・・」

ほむら(私、完全に悪者じゃない…)


QB「………!!」


QB「さやか、僕の声が聞こえるかい?」

幼さやか「…きゅーべー?」ジッ

まどほむあんマミ「!!」

杏子「きゅ、キュゥべえが見えるのか、さやか!?」

幼さやか「うん、みえるよ」

QB「美樹さやかに、魔法少女の素質が生まれた…。だから僕が見えるようになったのさ」



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:04:18.73 ID:dUDupdCl0


QB「美樹さやか…君には、魔法少女になる資格があるようだ」

全員「!!」

ほむら「ど、どういうことなの…!?」

QB「どうやら、肉体の時間遡行によってソウルジェムが失われても、素質さえあれば
   魔法少女になれるようだ…つまり、二重契約さ」

杏子「まさか、それって…」

QB「ああ、さやかの願いによっては元の体に戻ることも可能だね」

QB「やれやれ…君たち人間には本当に驚かされるよ」

幼さやか「あたし…もどれるの…!?」パアア



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:07:29.23 ID:dUDupdCl0


QB「さやか、契約するのかい?」

幼さやか「うん!あたし、けーやくするっ!!」

QB「…さあ、言ってごらん。君はどんな願いを叶えたいのかい?」

幼さやか「あたしの、ねがいは…」

幼さやか「…ちーさくなるまえの…じゅーよんさいのからだに、もどること!!」



87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:10:23.51 ID:dUDupdCl0


QB「契約は成立だ」

幼さやか「うあ…」パアアア

まどか「さ、さやかちゃんが光ってる…神々しいよ…!!」

幼さやか「うわああ…」ズズズ


さやか「ん…」

さやか「おお…戻ったあ!!」

杏子「さやか…さやかあ…良かった…良かったなあ…!!」ウルウル

さやか「うんっ…!!杏子、これからも…ずっと、一緒だよ…」ギュウ

杏子「ばーか、あったりめーだ…」ギュウ

マミ「一件落着ね…」フウ

まどか「あ~あ…ちっちゃいさやかちゃん、可愛かったのになあ…」

ほむら「ほむ…」



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:13:30.38 ID:dUDupdCl0






~数か月後~

ピンポーン

まどか「はーい」ガチャッ

杏子「おう、まどか!」

マミ「鹿目さん、お誕生日おめでとう!!」

マミ「はい、プレゼントのケーキよ…美樹さんや佐倉さんと作ったの!!」ドオーン

杏子「へへ、結構苦労したんだぜ?何度食いそうになったことか…」

まどか「うわあ、すごい…ありがとうございます!!」

まどか「あれ、さやかちゃんは?」キョロキョロ

杏子「なんか、ほむらに呼び出されてたな」

マミ「ちょっと2人きりで話があるって…」



89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:18:03.42 ID:dUDupdCl0


ヒュンヒュン

ほむら「まどか、お待たせ」スタッ

まどか「あ、ほむらちゃん!!」

ほむら「まどか、お誕生日おめでとう。はい、プレゼントよ…ふふ」ヒョイ


幼さやか「うええ…グスッ……」


まどか「」

杏子「」

マミ「」

ほむら「ほら、まどか…この前、さやかが元に戻って惜しんでたじゃない?」

ほむら「きっと喜ぶだろうと思って」

まどか「いや嬉しいけどそれはおかしいよ!?」

杏子「さ…さやかあー!!」


【終わり】



90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:18:44.34 ID:dUDupdCl0


最後まで見てくださった方、ありがとうございました
支援やコメント、かわいい画像とかもすごく嬉しかった ではさよならノシ



94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:20:45.42 ID:RzN5eDdK0


ちょ、おい!

ほむらぁ...



97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:29:08.88 ID:GURsJ9GU0


乙さや


98 :ストロング山根 ◆STRONG.Sgc 2012/06/07(木) 23:40:45.42 ID:Qk/Ro0Kn0





101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 23:56:13.88 ID:zUY9JJWX0





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なんか、イマイチほむほむに反省が感じられないw
[ 2012/08/23 14:27 ] [ 編集 ]

いいね
[ 2012/10/03 16:13 ] [ 編集 ]

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