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向日葵「さくひま、ひまさく」櫻子「短篇集だよPart5」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:37:04.13 ID:LWsvm/Q90


①:向日葵「今日の生徒会は」櫻子「二人っきり//」

向日葵「杉浦先輩は風邪でお休み・・・池田先輩はお見舞い」

向日葵「会長は西垣先生の実験のお手伝い・・・」

向日葵「はぁ~、私と櫻子だけなんて気が重いですわね」


櫻子「ひっまわり~」ダキッ

向日葵「さ、櫻子!?//」






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2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:40:01.07 ID:LWsvm/Q90


櫻子「久々の二人っきりだね♪」

向日葵「だからって学校で抱きつくのは禁止ですわ!」

櫻子「えぇ~なんでー」ギュー

向日葵「もう!だめったらだめなの!」


櫻子「じゃあ、なんで手を振りほどかないの?」

向日葵「え?いや、それはその・・・・//」

櫻子「ねー、なんでー?」ギュー

向日葵「し、仕方ありませんわ!櫻子の力が強すぎるんですもの//」

櫻子「それは仕方ないね♪」

向日葵「えぇ、仕方ありませんわ//」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:42:15.12 ID:LWsvm/Q90


ちなつ「って、夢を見たんだけど」

櫻子「なななな!!//」

向日葵「よ、吉川さん!?//」

櫻子「な、なんで知ってるの!?」

向日葵「櫻子!?」

櫻子「生徒会室とか図書室とか体育館裏とかあっちこっちで、イチャイチャしてた時は誰も居なかったはずなのに!」

向日葵「櫻子お願いだから黙って!」

ちなつ「∵」


あかり「さくひま、ひまさく短編集、はっじまるよ~」



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:45:00.56 ID:LWsvm/Q90


②:美術の先生「今日の授業は友達の似顔絵です」

先生「お友達の顔をよく見て描いてみましょう」


櫻子「向日葵こっち見んなよ」

向日葵「あなたこそじろじろ見すぎですわ」

櫻子「・・・・」カキカキ

向日葵「・・・」カキカキ

櫻子・向日葵「・・・・」カキカキ


櫻子・向日葵(何?この状況!?やばすぎ!)



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:48:09.70 ID:LWsvm/Q90


櫻子(向日葵が見つめてきて恥ずかしい//)

向日葵(櫻子が真剣な顔で見てくる//)

櫻子「・・・」チラッ
向日葵「・・・」チラッ

櫻子・向日葵「//」カァー



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:51:03.40 ID:LWsvm/Q90


櫻子(うぅぅぅ//)

櫻子(目があっちゃった//)

櫻子(今日の髪型・・・変じゃないよね?)サワサワ

櫻子(・・・・ちょっと寝癖あるかも・・・)

櫻子(うわぁぁぁ!!こんなことなら朝ちゃんとセットしてくるんだった)



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:54:03.11 ID:LWsvm/Q90


向日葵(やばいですわやばいですわやばいですわ//)

向日葵(櫻子かわいい櫻子かわいい櫻子かわいい//)

向日葵(・・・ハッ!今日のカチューシャちょっとだけお古でしたわ・・・)

向日葵(もう!授業の内容を知っていれば、新品のカチューシャを付けてきましたのに!)



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:57:01.25 ID:LWsvm/Q90


先生「あら?二人とも筆が進んでないわよ?」

櫻子「先生!」ガタッ

先生「どうかしたの?」

櫻子「『お友達の顔をよく見て描いてみましょう』じゃないですよ!」

櫻子「向日葵が可愛すぎて全然よく見れません!!」

向日葵「そうですわ!櫻子の天使のような顔を長時間直視して我慢できるわけありませんわ!」ガタッ

先生「あ、あなた達何を言ってるの?」

櫻子「天使のような笑顔だって・・・・えへへへ//」

向日葵「櫻子が可愛いいって言ってくれましたわ・・・ふふふふ//」

先生「∵」


ちなつ「肌はやっぱり銀色が映えるよね」

先生「∑∵」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:00:00.08 ID:4GYjDXEd0


③:櫻子「向日葵誕生日おめでとう♪」

櫻子「向日葵ー誕生日ーおめでとうーーーーーーー♪」

        \パンパカパーン/

向日葵「あ、ありがとう・・・まさか、こんな時間に祝ってもらえるなんて・・・」

櫻子「ま、まぁ、0時に祝うのが私流なだけで、向日葵のためにわざわざ特別0時に祝ってるわけじゃないんだからね//」プイッ

向日葵「・・・そうですわね、朝にして欲しかったとかツッコもうと思ったんですが・・・」

向日葵「どうやら・・・私は幸せ者のようですわね♪」

櫻子「うんうん」

向日葵「櫻子ありがとうございますわ」ニコッ

櫻子「・・・//」カァ~



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:02:15.66 ID:wqqhOkPs0


惜しいwww


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:02:22.52 ID:LWsvm/Q90


櫻子「そ、それより、ほら!プレゼント!

向日葵「ふふ、何かしら?」

櫻子「ほらほら早く空けてー」

向日葵「えいっ」パカッ

向日葵「花ですわ♪すごい!ダンボールいっぱいに花が入ってますわ♪」

櫻子「ふふーん、綺麗ですごいだろー」

向日葵「ピンクのカーネーションと、黄色のアカシアと、勿忘草と、ストックと、パンジーですわね♪」

櫻子「さすが!向日葵!物知り!」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:04:27.92 ID:4GYjDXEd0


向日葵「へぇ~、褒めるなんて珍しい・・・それにしてもあなたに褒めてもらえるとむず痒いですわね」

櫻子「誕生日くらいいいじゃん・・・それよりどう?綺麗でしょ?」

向日葵「ええ、綺麗でダンボールに入ってたから、匂いが充満して良い香りですわー」

櫻子「でしょでしょ♪」

向日葵「ふふ、それにしても、よくこの花を選びましたね?」

向日葵「櫻子にしてはとても良いセンスをしてますわ♪」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:06:39.05 ID:LWsvm/Q90


櫻子「うん、歳納先輩に聞いて教えてもらったんだ・・・あっ、でもお店で綺麗なのを選んだのは私なんだよ」フフーン

向日葵「ふふ・・・納得しましたわ・・・ねぇ櫻子?」

櫻子「ん?なに?」

向日葵「この花達の花言葉知ってます?」

櫻子「花言葉・・・・?・・・あっ、そういえばそういうのもあるよね?全然知らないけど」

向日葵「じゃあ、せっかくだから向日葵先生が教えてあげますわ」

櫻子「はいはい、なになに?」



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:12:44.54 ID:4GYjDXEd0


向日葵「ピンクのカーネーション⇒『あなたを熱愛します』」

櫻子「な、ななななぁ!?」

向日葵「ちなみに赤のカーネーションだと『母の愛』ですわ」

向日葵「黄色のアカシアは・・・『秘密の恋』」

向日葵「勿忘草は・・・『真実の愛』」

櫻子「あ、あぅ・・・//」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:14:27.19 ID:4GYjDXEd0


向日葵「えーと、ストックは『求愛、永遠の恋』」

向日葵「ストックは季節外れですがよく手に入りましたわね・・・次は」

向日葵「パンジーは『私を思ってください』ですわ、外国ではバレンタインに送ったりもするらしいですのよ?」


櫻子「あ・・・あ・・・//」プシュー

向日葵「はぁ~、困りましたわー、こんなに櫻子に好かれていたなんてー」

櫻子「なぁ!?・・・ち、ちげーーーーーし//」

櫻子「変なこと考えてんじゃねー!バーーーーカ//」



向日葵(ふふ//・・・櫻子一番に祝ってくれてありがとう)



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:16:51.54 ID:4GYjDXEd0


④:櫻子「カチューシャ外した向日葵も見てみたいなー」

向日葵「・・・そうですわね、たまにはイメチェンもいいかもしれませんわね」

櫻子「うんうん、たまには変えてみるのもいいと思うよ」

櫻子(ふふふ・・・これで人気が落ちれば生徒会副会長になるのは私に決定!)

櫻子(全ては計画通り!)バーン



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:19:18.02 ID:4GYjDXEd0


    ~翌日~

櫻子「あっ、おはよ・・・・・・・向日葵?」

向日葵「おはよう櫻子・・・その思い切って髪を降ろして、ストレートにしてみたんですが・・・どう?」

櫻子「え?あ・・・//」

向日葵「あっ・・・やっぱり微妙でした・・・戻そうかしら?」ションボリ

櫻子「いや、まぁ、いいんじゃないかな?」

向日葵「え?本当?」パァァァ

櫻子「うん、まぁまぁかな//」



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:22:41.21 ID:4GYjDXEd0


向日葵「櫻子がそこまで言うなら・・・恥ずかしいけど、これで学校に行ってみますわ♪」

櫻子「うん、早く行こう//」

櫻子(何これ?私心臓ドキドキしてる?え?向日葵相手に?なんで?)ドキドキ

櫻子(あっ、これが姉ちゃんが言っていたギャップってやつかな?)ドキドキ

櫻子(うぅぅ・・・向日葵め!このままだと私の心臓が爆発しちゃうぞ!)ドキドキ

櫻子(さすが最強のライバル!なんて卑怯な手を!)ドキドキ



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:26:05.00 ID:4GYjDXEd0


向日葵「櫻子?顔真っ赤ですわよ?元気もないみたいですし・・・風邪でも引きましたの?」

櫻子「え?ち、ちげーし、ちょっと今日暑いかなーって」

向日葵「そうですわね、やっぱり6月ですしね」

櫻子「うん、そうそう」

櫻子(やばい、向日葵を見ることできない//)



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:28:22.04 ID:4GYjDXEd0


向日葵「教室まで来ましたわ・・・緊張しますわね・・・」

ちなつ「向日葵ちゃん?かわいー」

あかり「向日葵ちゃん髪型変えたの?かわいいねー」

向日葵「あっ、いえたまにはってことで・・・そのありがとうございます//」

ちなつ「前の髪型もいいと思うけど、今のもすっごく良いと思うよ」

クラスのみんな「古谷さんイメチェン?キャーかわいいー」

向日葵「え?あっ・・・その・・・あぅぅ//」

櫻子「・・・」イラッ



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:31:30.73 ID:4GYjDXEd0


向日葵「何か怒涛の一日でしたわね」

向日葵「生徒会でもあんなに話題にされるなんて思いもしませんでしたわ」

櫻子「ふ~ん・・・みんな褒めてくれたからよかったじゃん」ムスー

向日葵「・・・なんですの・・・ムスッっとして・・・」

櫻子「元々私が髪型変えてみれば?って言ったのに、なんでみんなにちやほやされてるんだよ!」

向日葵「・・・意味がわかりませんわ」

櫻子「私だって意味がわからないの!何で髪型変わった向日葵にドキドキしたり・・・」

向日葵「ドキドキって・・・それで朝顔が赤かったんですのね//」

櫻子「それに!みんなにちやほやされてる向日葵を見るとイライラしなくちゃいけないの!」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:34:45.93 ID:4GYjDXEd0


向日葵「はぁ~・・・まったく仕方ありませんわね」

向日葵「じゃあ、この髪型は櫻子専用ですわ!」

櫻子「え?」

向日葵「だから、今度はあなたが髪型を変えてみて下さらない?」

櫻子「へ?」

向日葵「私だけ櫻子専用の髪型なんて不公平ですわ!」

向日葵「・・・だから・・・・ね?」


櫻子「あ、当たり前だし!私なんて向日葵以上に可愛くなってやるんだから!」

向日葵「ふふ//・・・楽しみにしてますわよ//」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:38:12.10 ID:4GYjDXEd0


⑤:櫻子「ホーホケキョ」向日葵「コケコッコでしょ・・・」

櫻子「この前のちなつちゃん家でのお泊り会・・・」

櫻子「久々に向日葵と一緒に寝るから、何かあった時用に録音してたんだけど・・・」カチッ

向日葵『櫻子はなかなかお似合いですわね』

向日葵『櫻子はなかなかお似合いですわね』

櫻子「っ~~~~~//」ゴロゴロゴロ

櫻子「向日葵が鳥のパジャマ褒めてくれた//」カチッ


向日葵『櫻子はなかなかお似合いですわね』

向日葵『櫻子はなかなかお似合いですわね』

櫻子「っ~~~~~//」ゴロゴロゴロゴロ



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:41:27.90 ID:4GYjDXEd0


櫻子「はぁはぁ・・・って私何やってるの!?」

櫻子「たかが、向日葵に褒めてもらえただけなのに!」カチッ

向日葵『櫻子はなかなかお似合いですわね』

櫻子「えへへへへへへへ//」


櫻子「・・・また同じ格好だったら、ほめてくれるかな?」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:44:13.78 ID:4GYjDXEd0


向日葵「・・・で何ですの?」

櫻子「今日は向日葵の家に泊まってやるね♪」

向日葵「いきなり家に来たと思ったら訳のわからないことを・・・」

櫻子「だって、この前の百合姫で杉浦先輩が池田先輩の家でお泊り会やってたから」

向日葵「はぁ~、仕方ありませんわね、ほら私の部屋に荷物置くでしょ?家にあがって」

櫻子「やったーー♪」

櫻子(ふふふ、この前のパジャマ見せてまた褒めてもらおう♪)



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:46:33.57 ID:4GYjDXEd0


櫻子「じゃあ、私お風呂に入ってくるねー」

向日葵「え?まだ、お昼ですわよ!?」

櫻子(早くパジャマ♪パジャマ♪)

向日葵「というか、まだ沸かしてませんし・・・」

櫻子「早く!早く!早く入りたいの!」

向日葵「じゃあ、シャワーでも浴びてきなさいな」

櫻子「シャワー!うん♪そうするー」バビューン

向日葵「行ってしまいましたわ・・・泊まりに来たかと思ったらシャワーなんて・・・一体何なのかしら?」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:49:43.87 ID:4GYjDXEd0


櫻子「真昼間に入るシャワー気持ちいい♪」

櫻子「さて、体を拭いて、下着を着て・・・」

櫻子「あれ?」

櫻子「・・・・・・・・・・・・・・・・」



櫻子「パジャマない・・・」

櫻子「・・・・・・え?」

櫻子「荷物の奥にあるのかな?」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:51:38.96 ID:4GYjDXEd0


櫻子「・・・・・・・・・・ない」

櫻子「ない!ない!ない!そんな!ない!」

向日葵「脱衣所で何をやってますの!?うるさいですわよ!!!」


櫻子「その声は向日葵!!さては私のパジャマ隠したな!?」

向日葵「はぁ?そんな事するわけ・・・・って、もしかしてパジャマ忘れましたの?」

櫻子「パジャマ返せ!パジャマ!!」

向日葵「だから私は取ってませんって!!」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:55:33.20 ID:4GYjDXEd0


櫻子「・・・・・・」

櫻子「うっ・・・・」グスグス

向日葵「・・・泣いてますの?」

櫻子「な、泣いてねーし・・・」

向日葵「ちょっと待ってて」バタバタ

櫻子「・・・・」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 00:58:19.57 ID:4GYjDXEd0


向日葵「櫻子?ちょっとだけドアを開けてもいい?」

櫻子「・・・・・いいよ」

向日葵「ほら、パジャマ・・・」

櫻子「あっ、向日葵が着てたウサギのパジャマ・・・」

向日葵「どうせニワトリのパジャマを持ってくるのを忘れて、へこんでたんでしょ?」

櫻子「え?何でわかったの?」

向日葵「まぁ・・・腐れ縁ですしね」

櫻子「向日葵・・・・」

向日葵「櫻子・・・・」


櫻子「向日葵って腐ってるの?」

向日葵「腐ってなんかいませんわよ!」



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:00:33.64 ID:4GYjDXEd0


向日葵「それより、パジャマ着るの?着ないの!?」

櫻子「着る!」

櫻子(向日葵のパジャマ・・・えへへへ//)



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:03:34.56 ID:4GYjDXEd0


向日葵「・・・これで1年生になったばかりの頃の・・・体操服をかりた時の、借りは無しですわね」

櫻子「ジャーン♪」

向日葵「もう着ましたの!?」

櫻子「ジャジャーーン♪」

向日葵「回転して何をやってますの?」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:06:09.26 ID:4GYjDXEd0


楓「櫻子おねえちゃんかわいいの♪」

櫻子「ありがとう楓」チラッ

向日葵「・・・なによ」

櫻子「ジャーン♪」くるくる~

向日葵「まぁ、可愛いですわよ?」

櫻子「っ//」プイッ


向日葵「櫻子?いきなりうずくまってどうしましたの?」

櫻子「どうもしてない!どうもしてないから!//」

向日葵「?」



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:08:29.32 ID:4GYjDXEd0


櫻子「あっ、ちょっと家に忘れ物!」バタバタバタ

向日葵「・・・まったく騒がしい子ですわね」

楓「じゃあ楓は花子おねえちゃんの家にお泊りに行って来るの!」

向日葵「いってらっしゃい、迷惑をかけないようにね」

楓「はーい♪行って来ます」パタパタ



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:10:41.51 ID:4GYjDXEd0


櫻子「ジャーン♪鳥のパジャマー」

向日葵「・・・・・え?」

櫻子「ほらー、向日葵はこっちを着る!」

向日葵「え?でも私は普通のパジャマが・・・というかまだお昼ですし」

櫻子「いいからいいから♪」

向日葵「仕方ありませんわね・・・じゃあ着替えてきますわ」

櫻子「うんうん♪」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:12:38.37 ID:4GYjDXEd0


向日葵「これやっぱり恥ずかしいですわね」

櫻子「向日葵も似合ってる似合ってる♪」

向日葵「な、なななな//」

櫻子「どう?私も似合ってるでしょ?」くるくる~

向日葵「そ、そうですわね、櫻子も似合ってますわよ//」

櫻子「えへへ、ありがとう//」ニコッ

向日葵「っ//」プイッ



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:14:37.91 ID:4GYjDXEd0


櫻子「向日葵?そっぽ向いて、どうしたの?」

向日葵「べ、別にどうもしていませんわ!」

向日葵(なんですの!この破壊力//・・・ウサギのパジャマ着た櫻子可愛すぎますわ//)

櫻子(この前はちなつちゃん達がいたから、あまり見れなかったけど向日葵も可愛いなぁ~//)



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:17:40.80 ID:4GYjDXEd0


向日葵「ま、まぁ?たまにはこんなお泊り会もいいかもしれませんわね」

櫻子「そうだね、新鮮でいいかもね」

向日葵「これが櫻子が前に言っていた、新鮮なドキドキということかもしれませんわね・・・」

櫻子「え?向日葵・・・ドキドキしてるんだ?」

向日葵「あっ・・・・し、してませんわ!//」

櫻子「ふ~ん・・・で、向日葵さんは何にドキドキしたんでしょうか?」ニヤニヤ

向日葵「してませんったら!しつこいですわよ!」

櫻子「必死に否定する向日葵もかわいいよ」ニコッ

向日葵「えっ//」ドキッ


櫻子「ははははは♪今絶対にドキってしたー♪」



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:20:14.82 ID:4GYjDXEd0


向日葵「絶対にしてませんったら!!!」

櫻子「ははははは♪悔しかったら追いかけてきてみろー♪」バタバタ

向日葵「してないったら絶対にしてませんわよ!コラーーー櫻子ーー!待ちなさーーい」バタバタ

櫻子「いーやーだーよー♪」バタバタ


櫻子(向日葵、楽しいお泊り会ありがとう!)



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:22:52.09 ID:4GYjDXEd0


⑥:向日葵「何ですって!?」櫻子「何だと!?」

向日葵「櫻子のバカ!」

櫻子「向日葵のわからずや!!」

綾乃「ふ、二人とも!?どうしたの!ケンカは罰金バッキンガムよ!」

向日葵「副会長!聞いてください!」

櫻子「そうです!聞いてください!」

綾乃「なにがあったの?」


向日葵「記念日で櫻子ともめていたんですが・・・」

櫻子「『恋人になって○週間の記念』の方がいいですよね!?」

向日葵「いいえ!それより!『櫻子と出会って○週間の記念』の方が絶対にいいですわ!」

綾乃「∵」



60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:25:32.17 ID:4GYjDXEd0


千歳「毎週やるくらいなら、毎日やっていいんとちゃうん?」

綾乃「ち、千歳!?」

向日葵「な、なななな!」


向日葵「素晴らしい!」

櫻子「池田先輩すごい!」

向日葵「私は間違ってましたわ・・・」

櫻子「向日葵と一緒なら毎日が記念日のはずなのに・・・」

向日葵「そうですわね・・・さっそく、『櫻子と出会って4663日目記念』をやりましょう!」

櫻子「いいや、向日葵と『恋人になって1日目記念』の方がいい!」

櫻子「恋人になってからが記念だろ!」バチバチバチ
向日葵「はぁ?櫻子と出会った事自体が記念ですわ!」バチバチバチ



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:27:50.55 ID:4GYjDXEd0


千歳「なぁなぁ、1日に2回やればええんとちゃうんかな?」

綾乃「は、はぁ!?」

櫻子「す、すごい!!!」

向日葵「その通りですわ!池田先輩ありがとうございます!」


櫻子「向日葵!さっそく帰ろう!」

向日葵「ええ!今からケーキを焼きますわ!」


櫻子「ケーキは私達のように甘々にね//」

向日葵「そんなことしたら砂糖が何袋あっても足りませんわよ//」

櫻子「えへへへ//向日葵ったら言いすぎだって//」ダキッ

向日葵「ふふふふ//砂糖も私達には敵いませんわ//」ギュー


綾乃「∵」



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:31:55.37 ID:4GYjDXEd0


⑦:櫻子「向日葵ー朝だぞー」

櫻子「向日葵学校行くぞー」

向日葵「何を言ってますのー?今日は火曜日ですわよー?」

櫻子「うん、火曜日だよ!学校に行こう!」

向日葵「ふふふ、櫻子はバカですわねー、今日は学校休みですのよー」

櫻子「え?そうだったっけ?」ハテ?


櫻子「・・・・」

櫻子「あかりちゃんに聞いてみよー」めるめる



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:34:39.20 ID:4GYjDXEd0


櫻子「あかりちゃんからメールの返事来た・・・って、やっぱり今日は普通に平日じゃん!」

櫻子「ぐぐぐぐ、毎日毎日寝ぼけてばかり!」


櫻子「向日葵ー起きろー!」ユサユサ

向日葵「もう、おきてますわよー」

櫻子「じゃあ、立ち上がれよ!」

向日葵「はいはいー」



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:36:58.64 ID:4GYjDXEd0


櫻子「・・・・」

向日葵「・・・・」

櫻子「・・・・」

向日葵「・・・・」


櫻子「・・・ぐっすり寝てやがる」



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:39:30.25 ID:4GYjDXEd0


櫻子「はぁ~・・・仕方ない・・・いつものやついくか・・・」

櫻子「向日葵ー!ほらー起きろー起きろー!起きないと死ぬぞーーーー!」バンバンバン

向日葵「いたいですわー、やさしくしてくれないと、っやですのー」

櫻子「よし、会話できるくらいには起きたっぽい・・・」





櫻子「・・・・・・・・・・・・・・うぅ・・・・・」



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:42:51.61 ID:4GYjDXEd0







櫻子「・・・・・ひ、ひっまちゃ~ん♪だいすきだよーーー・・・・・くぅ//」

向日葵「さーちゃん!?」ガバッ

向日葵「・・・・・・・あれ?櫻子・・・・?」ぼー


櫻子「ようやく起きたか・・・ほらもう少ししたら学校に行く時間、早く行こう」

向日葵「うぅぅ・・・頭が痛い・・・」

櫻子「まったく低血圧って面倒だね、ほら手伝うから顔洗いに行こう」

向日葵「ありがとう・・・」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:44:32.16 ID:4GYjDXEd0


□登校中

櫻子「どう?もう目が覚めた?」

向日葵「えぇ、だいたい30%は覚醒してますわ・・・」

櫻子「30%かい」

向日葵「それにしても、毎朝同じ夢を見て目が覚めるんですのよね・・・」

向日葵「衝撃的な夢のおかげで朝起きれているんですが」

櫻子「っていうか、起こしてるのは私だし!」

向日葵「えぇ、それに関してだけは関してだけは、お礼を言っておきますわ!」

櫻子「全然お礼を言われてる気がしないんだけど・・・・・でどんな夢?」

向日葵「う~ん・・・全然覚えてないんですが・・・良い夢というのだけ・・・とっても嬉しくなるような・・・」

櫻子「へぇ~」



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:46:50.65 ID:4GYjDXEd0


櫻子「そういえば、今日は向日葵が日直だったよね?

向日葵「あら?そういわれれば、そうでしたわね」

櫻子「今日は私も手伝ってあげるね♪」

向日葵「珍しいですわね・・・何か良いことでもあったんですの?」

櫻子「うん!ちょっとね♪」

向日葵「じゃあお願いしようかしら?」

櫻子「櫻子様に任せとけ!」

向日葵(ここまで機嫌が良くなるなんて・・・本当に何があったのかしら?)



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:49:00.61 ID:4GYjDXEd0


櫻子「向日葵はおっぱいの分で動きがトロイからね、櫻子様がちょちょいとやってやるよ」

向日葵「なっ!!なんですって!」

櫻子「ほら、さっさと行こう!」バビューン

向日葵「さ、櫻子!?」



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:50:40.74 ID:4GYjDXEd0


櫻子「えへへへ//・・・毎朝の起こし方・・・あれが向日葵の夢になってるんだよね・・・絶対!」

櫻子「『とっても嬉しい』んだって・・・えへへへ//」

向日葵「さ、櫻子~!待ってー」

櫻子「向日葵ー」

櫻子「大好きだよー」ボソッ

向日葵「えー?なにー?聞こえませんわー」

櫻子「なんでもなーい」

櫻子「えへへへ//」



       終わり



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:51:25.00 ID:0N0uQB+n0


乙!


75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:52:51.91 ID:4GYjDXEd0


これで終わりとなります。
支援&保守してくださった方ありがとうございました!
次があったら、またよろしくお願いします!



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:55:07.16 ID:+U4i9X8o0


乙ー


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:56:13.63 ID:C9Bf+vLL0


おつでした


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 01:59:04.71 ID:66AIPqS9i





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