1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:02:35.06
ID:oEJXlRat0 ※藍ちゃんが撫子さんの彼女という設定
撫子「……」ソワソワ
~♪
撫子「はい」
藍「ごめん、待った?」
撫子「うん大丈夫。待ってないよ」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:04:17.50
ID:oEJXlRat0 撫子「ねえ、私学校で普通にできてる?」
藍「大丈夫だよ。特に変なところとか無いから」
撫子「……そっか。良かった」
藍「あんまり気にしすぎないでね」
撫子「うん」 5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:05:44.93
ID:oEJXlRat0 藍「……本当は、学校でも普段通りでいたいんだけど……」
撫子「まあこればっかりはしょうがないから」
撫子「私たちのことみんなに気づかれると大変だし」
藍「……そうだね」
撫子「……」 8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:08:30.23
ID:oEJXlRat0 藍「……ね、『好き』って言って」
撫子「……え?」
藍「お願い」 9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:10:59.63
ID:oEJXlRat0 撫子「そういうのはたまに口にするから良いんじゃない?」
藍「お願い。撫子の言葉、聞きたい」
藍「聞けないと、寂しい……」
撫子「……もう。1回しか言わないからね」
藍「……」
撫子「好き」
藍「……///」 10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:11:45.51
ID:oEJXlRat0 撫子「はい、もうおしまい」
藍「も、もう一回だけ……」
撫子「駄目」
藍「……じゃ、次は私の番だね」
撫子「うん」 11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:12:17.96
ID:oEJXlRat0 櫻子「まだ終わんないー?」
撫子「櫻子!?」カァー 13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:14:25.16
ID:oEJXlRat0 ================================
藍「どうしたの?」
撫子「……ごめん、妹がいた。本当にタイミングが悪い……」ハァー
藍「いいじゃない。にぎやかで」
撫子「にぎやかなんてもんじゃないよ、櫻子は」 15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:16:03.93
ID:oEJXlRat0 藍「ふぁ……へっくち!!」
撫子「……?」
藍「あ……ごめん」
撫子「風邪?」
藍「えへへ、髪の毛乾かしてないだけ」 17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:17:33.83
ID:oEJXlRat0 撫子「お風呂上りはすぐ髪の毛乾かさないと、髪痛むよ」
藍「うーん……」
藍(だって撫子と早く電話したかったし……)
撫子「髪の毛ゴワゴワの藍は嫌だ」キッパリ
藍「……じゃあちょっと乾かすから、待ってて」
撫子「うん」
~♪(保留) 18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:19:05.28
ID:oEJXlRat0 撫子「……」
撫子「髪の毛を乾かす藍……」
撫子(想像中)
撫子「……色っぽ///」ゾク 20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:20:50.81
ID:oEJXlRat0 撫子「……そういえば私も、まだ乾ききってないな……」グシグシ
撫子「……」
================================
撫子「……」ガー
撫子「藍と同じ時間にドライヤーをかける私……」ガー
撫子「藍とおそろいなんだ。今、この時間」ガー
撫子「……///」ポー 22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:23:24.97
ID:oEJXlRat0 ガチャ
撫子「ふぅ……」
藍『撫子、撫子ってばぁ……』
撫子「……!!」バッ
撫子「あ、ごめん……!」
藍「……な、撫子……」
撫子「ごめんごめん。私も髪乾かしてて……」
藍「……ふー……」
藍「もう、何かあったのかと思ったじゃんっ……」ムス 25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:25:29.62
ID:oEJXlRat0 撫子「……泣いてた?」
藍「えっ!?」
撫子「一回深呼吸してた」
藍「……だって……」グス
撫子(私の身に何かあったと心配して泣く藍……)
撫子(想像中)
撫子(これもなかなか……///)ゾクゾク 27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:27:08.91
ID:oEJXlRat0 撫子「私も髪、生乾きだったから。人のこと言えないなーと思って」
藍「……じゃあ、さっき私と撫子、おそろいだったね」
撫子「え?」
藍「一緒のこと、一緒の時間にしてたってことでしょ?」
藍「……そう思うと、なんかドキドキするね」
撫子「……今、もう私には藍しかいないと確信した」
藍「!? な、なんでそんな急に……///」 31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:31:04.63
ID:oEJXlRat0 ================================
撫子「そういえば最近、一緒に遊んでないね」
藍「……私が愛の言葉を求めた理由、分かった?」
撫子「よく分かった」
撫子「一緒に遊べる日、ある?」
藍「次の日曜だったら大丈夫だよ」
撫子「そうか。どっか行きたいところとか……?」
藍「……今日言ってたあのお店、行きたい」 32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:34:40.79
ID:oEJXlRat0 撫子「うーん……でもどの道、来週みんなで行くんだから……」
藍「……1回だけ、撫子と2人で行きたい」
撫子「……!」ドキ
藍「あ、嫌だったら全然いいんだけど……」
撫子「別に、私も藍と2人で行ってみたいし」
藍「ありがと、撫子」ニコ
撫子「どういたしましてー」ニッ 34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:36:52.23
ID:oEJXlRat0 撫子「……あ、土曜日は?」
藍「別に開いてるけど……なにか都合あった?」
撫子「せっかくだし、うちに泊まる?」
藍「……いいの?」
撫子「いいよ、全然」
藍「おお、久しぶりだね! ありがと、撫子」パァァ
撫子「どーいたしましてー」
撫子(最近ご無沙汰だったし……)ジュルリ 35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:39:32.12
ID:oEJXlRat0 藍「……今思ったんだけど」
撫子「何?」
藍「なんか、私がお礼言ってばっかりだなぁって」
撫子「……ありがと、藍」
藍「え? どうしたの急に」
撫子「私のこと好きになってくれたの、お礼……///」
藍「……ど、どういたしまして///」 36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:41:32.52
ID:oEJXlRat0 ================================
藍「ふぁ……」
撫子「あ、もう12時過ぎてる」
藍「……眠い?」
撫子「藍は眠い?」
藍「……うん。ちょっと……」
撫子「私もねむ……くぁ……」 38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:43:09.39
ID:oEJXlRat0 撫子「じゃ、今日はここらへんにしとこうか」
藍「うん。ありがとうね、撫子」
撫子「ちょっと待って」
藍「?」 39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:44:25.57
ID:oEJXlRat0 撫子「まだ、藍の番だよ」
藍「あ……」
撫子「……」 40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:45:54.64
ID:oEJXlRat0 藍「……」
撫子「……」
藍「……す、好き///」
撫子「……ありがと……///」
藍「どういたしまして……///」 41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:47:09.40
ID:oEJXlRat0 ================================
撫子「じゃ、おやすみ」
藍「うん、またね。おやすみ」
撫子「うん」 44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:48:23.64
ID:oEJXlRat0
撫子「また明日電話するよ」
おしまい 46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:51:25.36
ID:oEJXlRat0 おまけ
~土曜日の夜~
ガチャ
藍「撫子、お風呂あがったよー」
撫子「……」
撫子(やっぱ色っぽいな……///)キュン 47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:54:05.37
ID:oEJXlRat0 撫子「じゃ、ちょっと部屋でくつろいでて」
藍「うん」
バタン
藍「……」ボフ
藍「……」
藍(撫子のベッド……)
藍(いい匂い……///)ポー 49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 00:58:01.81
ID:oEJXlRat0 ガチャ
撫子「ふぅ……」
藍「お帰り」
撫子「ただいま」グシグシ
藍「……撫子。お風呂上りはすぐ髪の毛乾かさないと……?」
撫子「……髪が痛む」
藍「私も髪の毛ゴワゴワの撫子は嫌……」
藍「……あ、私も髪の毛乾かすの忘れてた」
撫子「……」 50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:01:55.53
ID:oEJXlRat0 藍「~♪」ガー
撫子「……」ジー
撫子(想像通り。なんで藍って、仕草のひとつひとつがエロいんだろ……?)
撫子(泣きぼくろとか、細い首とか、サラサラの髪とか……胸の大きさもちょうどいいし……性格もいいし……)
撫子(可愛い子……///) 54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:04:38.28
ID:oEJXlRat0 藍「撫子、終わったよ」
撫子「あ、うん」
藍「ちょっとこっち来て」
撫子「?」
藍「はい、私が乾かすよ」ガー
撫子「ん……」
藍「~♪」ガー
撫子「……///」ポー 55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:08:06.87
ID:oEJXlRat0 撫子「藍の髪、サラサラ」
藍「撫子だって……」
撫子「藍の髪、私好きだよ。柔らかくて、色も綺麗だし、いい匂いするし……」
藍「髪の毛だけ?」ジッ
撫子「……」
藍「……」 56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:12:01.83
ID:oEJXlRat0 撫子「……///」チュッ
藍「……///」チュッ
撫子「ん……」チュッチュッ
藍「んっ……ふぁ……」ドサ 58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:14:35.50
ID:oEJXlRat0 ================================
~朝~
藍「……」モゾ
撫子「ふぁ……」
藍「ん……おはよ……」
撫子「おはよ……」ボー 59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:18:28.37
ID:oEJXlRat0 撫子(あ、すごく可愛い)ギュ
藍「ちょっ……撫子……?///」
撫子「今、何時……?」
藍「……6時ちょうど」
撫子「……」チュ
藍「……」ピクッ
撫子「……」チュー
藍「……痕、ついちゃうよ……///」 61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:22:06.19
ID:oEJXlRat0 撫子「藍の首、細い」ギュ
藍「う……苦しいよ、撫子……」
撫子「白くて、細くて、柔らかくって……」
藍「はぁっ……けほっ……」
撫子「いじめたくなる」チュッ
藍「んっ……!」ゾク 63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:25:41.26
ID:oEJXlRat0 藍「痕、ついちゃった」
撫子「だってなんか藍の首って、痕つけたくなる。キスの痕も、首絞めた痕も」
藍「どういう心理状態で……」
撫子「藍のせいで首フェチになっちゃったかも」ナデナデ
藍「ん……悪い気はしないけど……」 65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:28:51.56
ID:oEJXlRat0 撫子「あと鎖骨とかも」スッ
藍「ん……」
撫子「このくぼみがたまらん」ナデナデ
藍「へんたーい……」
撫子「ていうかもう、藍フェチだね。私は」
藍「なにそれ……」プッ
撫子「笑うなー……」カリッ
藍「ちょっ! 鎖骨噛まないで……///」 68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:33:09.64
ID:oEJXlRat0 撫子「藍、好きだよ。首も、鎖骨も……腕も、足も、髪も……とにかく何もかも、全部好き」
藍「ずるい。私も大好き」
撫子「どこが好き?」
藍「え……? ぜ、全部……」
撫子「ほー……」ニヤ
藍「なんか、意地悪……」ムッ 69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:37:25.26
ID:oEJXlRat0 撫子「そろそろ起きなきゃ……」ムク
藍「あ。ねぇ……」
撫子「何?」
藍「今日、帰ったら……また電話してもいい?」
撫子「……ケータイ代がピンチなんだなー……」
藍「……定額サービスのくせにー」ムー
撫子「冗談だよ」ナデナデ 70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:43:14.21
ID:oEJXlRat0 ================================
~夕方~
藍「はぁ……楽しかった」
撫子「やっぱり、私の目に狂いは無かった」
藍「いいお店だったね。私、あそこ気に入っちゃった」 72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:46:46.43
ID:oEJXlRat0 撫子「改めて聞くけど、本当に良かった?」
藍「うん! 好みど真ん中!」
撫子「……なら良かった」ホッ
藍「撫子……///」ギュ
撫子「……あんまりくっつくと、怪しまれるよ……///」
藍「いいよ、今だけ……///」 74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:49:45.14
ID:oEJXlRat0 藍「今日も楽しかったよ」ニコッ
撫子「私も、楽しかった」ニコ
藍「じゃ、明日学校でね!」
撫子「うん……」 75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:50:50.87
ID:oEJXlRat0
撫藍『また今夜電話するよ』
おしまい 76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:53:26.41
ID:oEJXlRat0 読んでくださった方、ありがとうございました
藍ちゃんが撫子さんの彼女だったらなーという妄想の産物です
大室家、今後も楽しみですね 77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:56:04.90 ID:/i3QAGgG0
水キャラ派だけど最高でした
大室家いいよね、乙乙 78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:56:52.78 ID:BOG3u0FR0
おつおつ
めぐみちゃん派だけどよかったよ 79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:56:56.11 ID:g61T4Xiz0
乙 80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 01:58:51.19 ID:QdhQZ4wa0
乙
- 関連記事
-
藍ちゃん派の俺にとっては最高のSSだった
あのお店はもう既に二人で行ってそうだよね
もう藍ちゃん派とめぐみちゃん派のどっちかに大体分かれてるけど
なもり先生はやっぱりもう決めてるのかな
早く知りたい・・・
コメントの投稿