11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 01:46:14.37
ID:IncRRl3A0 はやて「フェイトちゃんって、なのはちゃんのこと好きやん?」
なのは「え?」
はやて「いや、怖くなるほど好きやん?」
なのは「そ、そうかな?」
はやて「え!?気付いてないん?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 01:49:54.55
ID:IncRRl3A0 なのは「そうかな・・・・・・?」
はやて「だって、なのはちゃんと喋るときだけ声違うし」
なのは「え?」
はやて「なんか、なのはちゃんにだけ、異常に優しいいし・・・・・・」
なのは「だ、だって、フェイトちゃんにとっては私は始めての友達だしそこらへんは・・・・・・」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 01:55:58.72
ID:IncRRl3A0 はやて「何故か、六課でもフェイトちゃんと同じ部屋やったやん?」
なのは「あ、あれは、はやてちゃんが決めたんでしょ!?」
はやて「じつは、あれ、フェイトちゃんの申請やってん・・・・・・」
なのは「な!?」
はやて「フェイトちゃんが『なのはを支えれるのは私しか居ない』って・・・・・・」 18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 02:04:45.22
ID:IncRRl3A0 なのは「で、でも・・・・・・フェイトちゃんはなんにも・・・・・・」
はやて「そんなん話すはずないやん?ましてや親友に恋心抱いてるなんて」
なのは「そうかもしれないけど・・・・・・」
はやて「まあ解かるけどな、フェイトちゃんの気持ちも」
なのは「そ、そう?」
はやて「だって、相手がなのはちゃんやで?」 20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 02:12:37.18
ID:IncRRl3A0 なのは「でも、フェイトちゃんは、ずっと傍にいてくれるって・・・・・・、ずっと友達でいてくれるって・・・・・・」
はやて「でもフェイトちゃんの中ではそうじゃない」
なのは「え、エリオやキャロもいるし!」
はやて「じゃあ、なのはちゃんに聞くけど、ヴィヴィオちゃんの方がフェイトちゃんより大切なん?」
なのは「それは・・・・・・」 21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 02:18:26.63
ID:IncRRl3A0 はやて「わからんやろ?」
なのは「だって・・・・・・どっちも凄く大切な存在だよ、私にとっては」
はやて「じゃあ・・・・・私は?」
なのは「え・・・・・・?」
はやて「私も、なのはちゃんに救われた一人なんよ?」
なのは「は、はやてちゃん!?」
はやて「なのはちゃんが居らんかったら・・・・・・なのはちゃんが立ち向かってくれんかったら、私も、私の『家族』も、きっとここには居らんかった」 24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 02:30:04.17
ID:IncRRl3A0 はやて「なのはちゃんに救われたんはフェイトちゃんだけじゃないんよ・・・・・・私も、ヴィータも、シグナム、シャマル、ザフィーラやって、なのはちゃんに救われたんよ」
なのは「だってあの時は、フェイトちゃんもクロノくんも・・・・・・ユーノくんやアルフさんも力を貸してくれたし、それにはやてちゃんだって!」
はやて「それはなのはちゃんが居ったからや」
なのは「そんなこと・・・・・・」
はやて「なのはちゃんには、みんなの想いを一つに纏める力があるんや!」 29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 02:38:46.21
ID:IncRRl3A0 なのは「ちがうよ!私はただ、お母さんやお父さんお兄ちゃんお姉ちゃん、それにすずかちゃんやアリサちゃんとか海鳴のみんなが・・・・・・!」
はやて「それでもええねん」
なのは「何が!?」
はやて「それでも、なのはちゃんが私達を救ってくれたのは事実や」
なのは「そ、そうだけど・・・・・・」
はやて「だから、私は、なのはちゃんのことを愛してる」 32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 02:45:51.47
ID:IncRRl3A0 なのは「そ、そんなこと言われても・・・・・・・///」
はやて「フェイトちゃんは言ってくれへんやろ?『愛してる』なんて」
なのは「だって・・・・・・フェイトちゃんは・・・・・・引っ込み思案というか、ヘ、ヘタレだし・・・・・・」
はやて「じゃあ、私でええやん?」 34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 02:53:40.31
ID:IncRRl3A0 なのは「いや、でも、はやてちゃんにはヴィータちゃん達だって!」
はやて「ヴィータはなのはちゃんのことが好きって言ってたで?」
なのは「え・・・・・・?」
はやて「あの反抗期真っ盛りなヴィータがなんで教導隊付いていったと思ったん?」
なのは「いやヴィータちゃんは小さくて可愛いけど・・・・・・」 35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 02:56:46.24
ID:IncRRl3A0 はやて「あと、ティアナとスバルもなのはちゃんのこと好きやって言ってたで?」
なのは「その二人まで!?・・・・・・でもそれは師弟関係的な・・・・・・」
はやて「それはどうかな?」
なのは「いや・・・・・・でも・・・・・・」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:08:37.37
ID:IncRRl3A0 はやて「なぁ、なにが違うん?」
なのは「え!?]
はやて「フェイトちゃんと私達やと、なにが違うん?
なのは「それは・・・・・・」 38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:10:51.35
ID:IncRRl3A0 はやて「顔!?」
なのは「ち、違うよ!?いつも凄く美人だとは思ってるけど・・・・・・」
はやて「じゃあ、声?」
なのは「そ、それも・・・・・・私の名前を呼んでくれる時の声、凄く好きだけど・・・・・・」 41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:12:51.43
ID:IncRRl3A0 はやて「じゃあ、なんでフェイトちゃんのことそんな好きなん?」
なのは「す、好きって言うか・・・・・・」
はやて「言うか?」
なのは「初恋・・・・・・いや、一目惚れって言うか・・・・・・」 42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:17:17.46
ID:IncRRl3A0 はやて「一目惚れぇ!?」
なのは「だって、あんな綺麗で、可愛い子が・・・・・・悲しげな・・・・・・ちょっと同情も混じってたかもしれないけど・・・・・・儚げな顔してたら・・・・・・」
はやて「惚れちゃうと言いたいん?」
なのは「そうだよ!私が最初に逢った時は、本当に世界で一番可愛くて、儚くて、素敵な人だと思えたの!」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:19:37.36
ID:IncRRl3A0 はやて「やって、フェイトちゃん」
フェイト「なのは・・・・・・酷いよ…・・・」
なのは「な!フェイトちゃん!?」
フェイト「それじゃあ、今の私が魅力が無いみたいに聞こえるよ・・・・・・」 44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:24:47.18
ID:IncRRl3A0 なのは「これは、言葉のあやで・・・・・・」
フェイト「私はどんななのはも好きなのに・・・・・・寝起きも、仕事中も、ご飯作ってるときも、お風呂のときも、寝る前も、寝てるときも・・・・・・」
はやて「ごめん、フェイトちゃん、ちょっと重たい」
なのは「ちょっとどころじゃ・・・・・・」 46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:32:47.31
ID:IncRRl3A0 フェイト「いいよ、好きに言えば」
はやて「う、うん」
フェイト「私はなのはのことを好きでいるよ、どんな時、どんな場所だって」
なのは「そ、そうなんだ」
フェイト「なのはが私に振り向いてくれなくても、私はずっと心で繰り返し続けるよ『なのは』の名前を」 49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:41:16.65
ID:IncRRl3A0 はやて「ほら、なのはちゃん応えてあげな・・・・・・」
フェイト「いいんだよ、私がなのはのことを何よりも大切に思っている、その事実があれば」
なのは「そうなの!?」
フェイト「そうなんだ・・・・・・だから、聞いて欲しい、なのはに・・・・・・なのはだけには」
なのは「な、なんでしょう?」
フェイト「愛してる、なのはを、誰よりも」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:45:05.70
ID:IncRRl3A0 ミットチルダ・高町家
ヴィヴィオ「あっさだ~、おっきろ~!!」
フェイト「にゃっ!?」
ヴィヴィオ「おはよう、フェイトママ!」
フェイト「あれ・・・・・・?ゆ、夢?」
ヴィヴィオ「おはようございます!」
フェイト「お、おはようございます」 53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:50:06.10
ID:IncRRl3A0 ヴィヴィオ「夢、見てた?」
フェイト「え?」
ヴィヴィオ「ずっと寝言言ってたから、なのはママの名前と、あと・・・・・・///」
フェイト「な、何言ってたの!?」
ヴィヴィオ「私はなのはママの手伝いに行きますので・・・」
フェイト「あ・・・・・・逃げられた」 54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:55:30.30
ID:IncRRl3A0 高町家・キッチン
フェイト「お、おはよう、なのは」
なのは「あ、おはよう、フェイトちゃん」
ヴィヴィオ「・・・・・・」
なのは「ほら、ヴィヴィオ、朝の挨拶は?」
ヴィヴィオ「お、おはようございます、フェイトさん」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 03:59:21.39
ID:IncRRl3A0 なのは「こ、こら!ヴィヴィオ!フェイトさんじゃなくて、フェイトママでしょう?」
ヴィヴィオ「でも・・・・・・」
なのは「な、なに?」
ヴィヴィオ「昨日のアレを聞いた身としては、今までと同じ対応はいささか・・・・・・」
なのは「そ、それは、その・・・・・・気にしなくても・・・・・・///」 56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 04:02:56.18
ID:IncRRl3A0 フェイト「へ!?」
なのは「え?」
ヴィヴィオ「は?」
フェイト「私、何か言ったの?・・・・・・夢じゃなくて」
なのは「うわ・・・・・・」
ヴィヴィオ「流石にそれは・・・・・・」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 04:13:36.84
ID:IncRRl3A0 フェイト「ゆ、夢の中では確かに言ったよ!?なのはが一番愛してるだとか、何よりも大切だとか!」
ヴィヴィオ「おぉう・・・!」
フェイト「でも夢の中でも恥ずかしくて言えないんだよ!?なのはのこと初めて逢った時から愛してるとか、なのはの見せる表情全てが好きだとか!」
なのは「は、はい・・・・・・」
フェイト「あ、あの・・・・・・夢の中だと本音というか、深層心理がでちゃうだけで、その、私は、なのはのこといつまでも友達だと思ってるから、その・・・・・軽蔑したり、避けたりは・・・・・」 59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 04:21:58.08
ID:IncRRl3A0 なのは「・・・・・・」
フェイト「友達で・・・・・・友達として、なのはが、私のこと信頼してくれればそれでいいから!」
ヴィヴィオ「・・・・・・」
フェイト「本当だよ?私はただなのはの傍に居られれば、なのはがこの世界で生きててくれればそれで十分だから!」 60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 04:23:39.97 ID:Ub9R+KXg0
イイハナシダナー 61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 04:31:57.75
ID:IncRRl3A0 なのは「あ、あの、私、ヴィータちゃんと朝練あるからそろそろいくね///!?」
フェイト「な、なのはー!!・・・・・・嫌われた?」
ヴィヴィオ「その・・・・・・フェイトママ、ご忠告が」
フェイト「な、なんでしょう?」
ヴィヴィオ「多分、ずっと一緒に居られると思うけど、ヘタレは早めに治しましょう」
おわれ 62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 05:05:36.17 ID:d/038xYt0
乙
フェイトちゃんマジへたれ 63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/19(日) 05:20:52.32 ID:5S+Mh1IP0
やっぱりなのフェイが正義やったんや!
乙
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2nd公開記念のなのはやかと思ったらなのフェイだったよ!
はやてちゃんマジ天使
やっぱりなのフェイ可愛い
なのヴィも書いていいのよ…?(チラ
はやヴィでもいいのよ…?(チラ
はやてかませやん?
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