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苦来「キスって、どんな味かと思って」

1 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:05:05.88 ID:O0I3OieR0


魔梨威「ん・・・むにゃ」

魔梨威「!?」

魔梨威「なな、なにやってんだい!?ククル」

苦来「・・・馬乗り」

魔梨威「なんで!?」

苦来「・・・キスって、どんな味かと思って」

魔梨威「待て待て待て」

魔梨威「なんでそれを、あたしで試す!?」

苦来「・・・なんでだろう」

苦来「マリーさんになら、出来そうな気がした」





4 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:09:23.37 ID:O0I3OieR0


魔梨威「ははーん、わかったよ」

魔梨威「また女装男子疑惑、ぶり返すつもりだろ!」

苦来「・・・マリーさん」

苦来「ぶり返すのは、病気だから」

魔梨威「!?///」

苦来「・・・それにマリーさんは」

苦来「とても素敵な女性だと、思ってるから」

魔梨威「・・・ククル」

苦来「・・・マリーさん///」



5 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:13:34.01 ID:O0I3OieR0


魔梨威「って、違うだろ!」

魔梨威「なんであたしに、キスするかって話だろ!」

苦来「・・・うーん」

苦来「カッコいいから?」

魔梨威「それなら、いい考えがあるよ」

苦来「・・・どんな?」

魔梨威「また丸京に、男装させりゃーいーんだよ!」

苦来「・・・ガンちゃんですか」



7 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:18:43.26 ID:O0I3OieR0


*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
丸京「なに、わたしにキスしたいって?」
  ▽
丸京「しゃあない、一緒に暮らそうか」
  ▽
丸京「なんだ、このはした金!もっと稼いできやがれ!」
  ▽
苦来「・・・あんた、これ以上はとても」
  ▽
丸京「だったら、体でも売るかい?」ひっひっひ

苦来「いやぁぁぁぁぁ!」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

苦来「・・・想像しただけで、生きる気力が」がくっ

魔梨威「く、ククル!?」



8 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:23:45.29 ID:O0I3OieR0


丸京『な、なんでわたしが、DV夫の設定なんだよ!?』

手寅『ちょっと、ガンちゃん落ち着いて』

木胡桃『ドッキリになんないですー!』

がたたっ

魔梨威「!?」

魔梨威(なんだ、そういうことかい)

魔梨威(襖に隠れて、あたしを笑い物にしようってんだね?)

魔梨威(このマリーさんを、なめるんじゃないよ!)

魔梨威(逆に利用してやろーじゃんか!)



10 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:28:29.52 ID:O0I3OieR0


魔梨威「ククル、そんなにキスしたいの?」

苦来「・・・したい」

魔梨威「じゃあ、あたしからしてやろうじゃないか」

苦来「・・・え、え?」

魔梨威「覚悟するんだね」

魔梨威「とびっきりのキス、味あわせてやるよ!」

苦来「・・・ちょ、マリーさん!?」



11 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:35:40.26 ID:O0I3OieR0


丸京「な、なんか変な流れになってないか?」

手寅「だ、大丈夫よ、多分」

木胡桃「そうだよ!」

木胡桃「マリーさん、意地になってるだけだよ、きっと!」



魔梨威『さあ、目を閉じな』

苦来『・・・は、はい』

苦来『んっ』びくっ

魔梨威『・・・・・・』

苦来『・・・・・・』

魔梨威『や、柔らかいじゃないか、ククルの唇』

苦来『・・・ま、マリーさんこそ///』

丸京・手寅・木胡桃「!?」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 23:38:30.59 ID:21bdQORn0


魔梨威さんが攻めている・・・だと・・・?


13 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:40:16.62 ID:O0I3OieR0


丸京「ほ、ほんとにしただと!?」

手寅「ていうかククルちゃん、ドッキリは!?」

木胡桃「忘れてるんだ!」

木胡桃「忘れちゃってるんだよ!」



魔梨威「次はもっと、深くしていいかい?」

苦来「・・・好きに、して///」

魔梨威「じゃあ、遠慮なく」

苦来「ん"っ」びくびくっ

苦来「ん"ん"ん"っ!?///」

丸京・手寅・木胡桃「!?」



15 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:44:56.06 ID:O0I3OieR0


丸京「いくらなんでも、これはまずくないか!?」

手寅「百合姫のゆ○ゆりでも、こんなシーン滅多にないのに!」

木胡桃「エッチです!不潔ですー!」わーんっ



苦来『・・・熱くなってきちゃった』

魔梨威『どこがだい?』

苦来『・・・もう、意地悪///』

魔梨威『さましてやらないと、いけないねぇ』

苦来『・・・お、お願い///』

丸京・手寅・木胡桃「!?」



18 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:51:02.63 ID:O0I3OieR0


丸京「い、いや、だめだろ」

丸京「これ以上はだめだろ!」

木胡桃「・・・・・・」きゅぅぅぅっ

手寅「き、キグちゃんが限界に!」



魔梨威『じゃあ、脱がすよ』

苦来『・・・ちょ、ちょっと待って』

苦来『恥ずかしい///』

魔梨威『恥ずかしいことなんて、あるもんか』

魔梨威『産まれたままの姿の、ククルが見たいんだよ!』

苦来『・・・そ、そこまで言うなら///』

丸京・手寅・木胡桃「!?」



21 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/03(月) 23:56:33.57 ID:O0I3OieR0


丸京「ど、ドッキリって明かそうにも」

丸京「飛び出すタイミングを、逸してしまっている!」

木胡桃「ふぅぅぅっ!ふぅぅぅっ!」

木胡桃「裸になって、なにするんですかぁぁぁ!」

手寅「キグちゃん、暴走!?」



魔梨威『思った通り、キレイな肌じゃないか』

苦来『・・・マリーさんのために』

苦来『サメ肌も治したの///』

魔梨威『さわって確かめても、いいかい?』

苦来『・・・き、聞かないで///』

苦来『あっ///』

丸京・手寅・木胡桃「!!?」



23 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/04(火) 00:02:47.91 ID:0KSLgQ5G0


手寅「えっと、意外に可愛い声ね、うん」

丸京「そこじゃないだろ!現実逃避すんな!」

木胡桃「きっ、気持ちいいのかな!?」

木胡桃「ククルちゃん、気持ちいいのかな!?」

丸京「キグも落ち着けぇ!!!」



魔梨威『野暮なお客さんがいるようだ』

魔梨威『これ以上、ククルの肌を見せるわけにもいかないね』

苦来『・・・どうするの?』

魔梨威『二人っきりになれるとこ、行こうか』

苦来『・・・もう、どこでも着いてく///』



25 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/04(火) 00:06:11.32 ID:0KSLgQ5G0


魔梨威「ってことで、ホテル行ってくるから」

苦来「・・・行ってきます///」

丸京「あ、ああ」

手寅「いってらっしゃい」

木胡桃「・・・・・・」

丸京「・・・・・・」

手寅「・・・・・・」

木胡桃「って、オチは!?」

木胡桃「オチはどこにあるのっ!?」



27 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/04(火) 00:10:49.78 ID:0KSLgQ5G0


その時、奇跡が起きました
天からキューピットが舞い降りたのです

*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
キューピット「なんとなく、やっちまえって声が聞こえた気がして」

キューピット「つい、矢を撃っちゃいました」てへっ
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

丸京「は?」

手寅「ということは?」



そうです
オチではなく、ガチだったのです



お後がよろしいようで



29 : ◆1BrjSSUSHI 2012/09/04(火) 00:13:05.93 ID:0KSLgQ5G0


        /  /  /       \       \
        /         ′
                                ,
      ;′      /                      ′
.   __,ノ//  / /                     ,
     ´ /  /  ′ /                     ′   チッ
      | :| :|   |  /{     }      \       i
      |/|/|/ |iト /i|{     } /|         |   |    それがオチだっつんだよ
     /   :|:〕:iトミ八 ,、  /} /:i| i|    }    |     、
.    /    |:〕 乂_ノ}i|:|:ヘ /フナ廾ナ  /}/       \ \
    ′   |: ゝ--く: |:|:|:|:|:r ‐++--Ⅳ}/      ′   {\{
      ,:   |  ‐--- |:|:i:::圦 乂__,ノノ/     ハ  、{ \
    i / | 八      `\ ー---く /      ノ   {\, \
    |/  |   \    ___   \_______/ /    /´    \ ⌒^
       八   / \  \,)       / /    /  \   \
       \/   /丶 ___,,.. /     ^\   \ー─
            /   ,′  {{   ⌒7/}/    \fて⌒



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/04(火) 00:17:00.46 ID:tUBs6bWZO


場内満場!


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/04(火) 00:20:53.61 ID:6b4Obg/KO


これで土曜日までもちそうだ


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/04(火) 00:29:08.85 ID:o8nzlXFz0


マリーさん安定の総・・・あれ?


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[ 2012/09/04 02:00 ] じょしらくSS | コメント(2)

マリーさん攻め…悪くない!
[ 2012/09/04 05:29 ] [ 編集 ]

管理人じょしらくもっと増やして下さいお願いします
[ 2012/09/04 14:55 ] [ 編集 ]

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