5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 17:37:00.42
ID:Pb4/hkc+0 千歳「あきらめたらあかんで綾乃ちゃん!」
綾乃「もういいのよ千歳」
綾乃「私見ちゃったの…」
綾乃「歳納京子と船見さんがキスしてるところを…」
千歳「あー…」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 17:39:46.29
ID:Pb4/hkc+0 千歳「でもなんで大室さんなん?」
綾乃「なんとなく歳納京子に似てるし」
綾乃「なによりあの子ふつうにかわいいじゃない?」
千歳「確かにそうやけど…」 8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 17:58:23.51
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「プリンを勝手に食べてくのも最初は嫌だったけど」
綾乃「最近はプリンをおいしそうに食べる大室さんが可愛くって可愛くって」
千歳「だから最近はあえて食べられてるような節があったんね」
綾乃「あれ?気づいてたの?」
千歳「なんとなくなぁ」 11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:10:04.35
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「となると問題は古谷さんよね」
千歳「あの二人仲ええもんなぁ」
綾乃「いつもケンカばっかりしてるように見えるけど…」
綾乃「やっぱり古谷さんは大室さんのことが好きなのかしら?」
千歳「さぁな~」
千歳「そればっかりはうちにもわからへんよ」
綾乃「そうよねぇ…」 13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:15:47.47
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「それよりごめんね千歳」
千歳「?」
綾乃「あんなに応援してくれてたのに…」
千歳「あはは そんなん気にせんでええよ」
千歳「うちは綾乃ちゃんが幸せになってくれればそれでええんよ」
綾乃「千歳…」 14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:19:22.06
ID:Pb4/hkc+0 千歳「それに綾乃ちゃんと大室さん…」
千歳「うちの中の新たな何かが目覚めそうや!」ブシュー
綾乃「ちょ!千歳鼻血!」
大室「遅くなりましたー…って血!?」
向日葵「なんですのこれ!?」 15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:23:28.23
ID:Pb4/hkc+0 千歳「ただの鼻血やから気にせんといて」
向日葵(気にするなっていう方が無理ですわ)
綾乃「…」ゴクリ
綾乃「古谷さん ちょっときて」
向日葵「…? なんですか?」
櫻子「なになになんの話ー?」
綾乃「!」 17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:29:03.29
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「大室さんは来なくていいのよ」アタフタ
櫻子「ええーなんか向日葵ばっかずるいー」
千歳「大室さんにはこの書類の整理してもらいたいんやけど」
櫻子「うーんでも杉浦先輩の話気になるなー…」
千歳「ここでアピールしとけば副会長になれるかもやで」ヒソ
櫻子「!」
櫻子「わっかりましたー!こんな仕事ちゃちゃっと終わらせますよ!」 19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:33:15.09
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「残念だったな向日葵! これで福会長は私のものだー!」
向日葵「はぁ? なにを言ってるんですの?」
綾乃(千歳ありがとう!)
千歳「」bグッ
向日葵「それで話というのは?」
綾乃「えーと…古谷さんって…」
綾乃「大室さんのこと好き?」 21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:36:46.44
ID:Pb4/hkc+0 向日葵「え」
綾乃「正直に答えてほしいの」
向日葵「何を言ってるんですの!私は別に櫻子のことなんて…」
綾乃「私は大室さんのことが好き」
向日葵「」
綾乃「私はちゃんと答えたわ」
綾乃「だから古谷さんにもちゃんと答えてほしいの」 23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:40:38.13
ID:Pb4/hkc+0 向日葵「私は…」
向日葵「正直にいうと櫻子のことは嫌いではありませんわ」
向日葵「…むしろ好きかもしれませんわ」
綾乃「やっぱり…」
向日葵「いえでも好きっていうのはそういう意味ではなくて」アセアセ
向日葵「なんというか幼馴染として放っておけないだけで…」 25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:44:44.99
ID:Pb4/hkc+0 向日葵「杉浦先輩が本当に櫻子のことが好きなら」
向日葵「私は全力で応援しますわ」ニコ
綾乃「古谷さん…ありがとう」
りせ「…」ピト
綾乃「会長? いつからいたんですか?」
りせ「……」
綾乃「会長も応援してくれるんですか?」
りせ「」コク 27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:49:35.02
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「みんな…ありがとう…」
向日葵「それにしても杉浦先輩が櫻子のことを好きとは意外ですわ」
綾乃「そ、そうかしら?」
向日葵「えぇ いつもプリンをとっていくからむしろ嫌いなのかと」
綾乃「そ、そんなこと全然ないないナイアガラよ!」
櫻子「まだ話終わらないのー」ヒョコ
向日葵「今終わりましたわ」 28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:54:14.71
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「すごい…もうこんなに書類がまとまってる…」
櫻子「私のおかげですよ!」フンス
綾乃「ありがとう櫻子ちゃん」
千ひま「「!?」」
向日葵(さりげなく名前の呼び方を変えましたわ)
千歳(今日の綾乃ちゃんはなんや積極的やで!)
櫻子「わーいもっと褒めてくれてもいいんですよ!」 29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 18:57:51.75
ID:Pb4/hkc+0 向日葵(櫻子は気づいてませんわね…)
千歳(ドンマイやで綾乃ちゃん)
綾乃「そうだ」
綾乃「櫻子ちゃん これ…」つプリン
櫻子「え!? いいんですか!?」
綾乃「頑張ってくれたお礼よ」
櫻子「わーいプリン!」 30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:01:58.43
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「プリンうめぇ!」
綾乃「ふふ」
櫻子「あ 杉浦先輩も食べます?」
綾乃「え」
綾乃「べ、別にきを使わなくてもいいわよ」
櫻子「遠慮しないでください!」
櫻子「はいあーん」
綾乃「…!」 31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:03:59.58
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「あ、あーん」パク
櫻子「おいしいですか?」
綾乃「う…うん」///
千歳「」ブバァ
向日葵「い、池田先輩ー!」 32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:08:34.31
ID:Pb4/hkc+0 綾乃(櫻子ちゃんと間接キス…)///
櫻子「杉浦先輩顔赤いですよ?」
綾乃「な///なんでもないの///」
櫻子「ん、もう一口いきますか?」
櫻子「はいあーん」
綾乃(きゃー!)///
池田「最高やでぇ」ドクドク
向日葵「きゃー!」 33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:12:32.92
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「プリンありがとうございましたー」
綾乃「///」
千歳「古谷さんティッシュありがとうな~」
向日葵「いえいえ」
櫻子「あ、もうこんな時間!」
千歳「ほんまやなぁ」
綾乃「じゃあそろそろ解散にしましょうか」 36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:16:27.78
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「櫻子ちゃん 今日良かったらいっしょn櫻子「向日葵ー早く帰ろうぜー!」
向日葵「ちょっと櫻子!」
<ミタイテレビガアルノー
<ナンデワタクシマデー
綾乃「いっちゃった…」
千歳「ドンマイやで綾乃ちゃん…」 37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:22:39.72
ID:Pb4/hkc+0 帰り道
千歳「綾乃ちゃんすごいやん」
綾乃「え、何が?」
千歳「今日はやけに積極的やったやん?」
綾乃「あーそれね」
綾乃「うじうじしてて歳納京子のときと同じことを繰り返したくないの」
千歳「綾乃ちゃん…」
綾乃「それに櫻子ちゃんは歳納京子以上に鈍感そうだから」
綾乃「ガンガンアプローチをかけるわ!」
綾乃「ファイトファイトファイファイビーチよ!」
千歳「その意気やで!綾乃ちゃん!」 38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:27:06.37
ID:Pb4/hkc+0 次の日
櫻子「向日葵ー」
向日葵「なんですの?」
櫻子「向日葵ってプリンの作り方わかる?」
向日葵「まぁ大体はわかりますけど…」
櫻子「よし作れ」
向日葵「命令形!?」 40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:30:05.10
ID:Pb4/hkc+0 向日葵「急になんなんですの?」
櫻子「いやいつも杉浦先輩からプリンもらってばっかじゃ悪いなーって思って」
櫻子「だから作れ」
向日葵「ちょっと意味がわかりませんわ」 42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:34:39.39
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「だーかーらー杉浦先輩のお返しにプリンをあげたいの」
櫻子「飲み込み悪いなぁだからおっぱいでかいんだよ」
向日葵「なんであなたのお返しのプリンを私が作るんですの!?」
櫻子「え、なんか問題があんの」
向日葵「大アリですわ」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:40:03.72
ID:Pb4/hkc+0 向日葵「あなたは杉浦先輩に感謝の気持ちを伝えたいんでしょう?」
向日葵「なら自分で心をこめてつくってしかるべきですわ」
向日葵「それに自分が作ったものを相手が喜んでくれたら」
向日葵「それはとてもうれしいことなんですのよ」チラ
櫻子「うーん」
櫻子「わかった…自分でつくってみる!」 44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:44:54.15
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「じゃあさ」
櫻子「向日葵手伝ってよ!」
向日葵「ま…まぁ手伝いくらいなら」
向日葵「結局私が全部つくってしまうような展開ならないようにしなさいよ」
櫻子「わかってるってもーこのおっぱい魔人!」
向日葵「なんですってー!」
<ギャーギャー
ちなつ「仲いいねぇ」
あかり「わぁい出番 あかり出番大好き」 46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:49:21.43
ID:Pb4/hkc+0 放課後
綾乃「さ、櫻子ちゃん!」
櫻子「なんですか先輩?」
綾乃「今週の日曜日暇かしら?」
櫻子「別に予定はないですけど…」
綾乃「そ、その…///」
櫻子「?」
綾乃「一緒にどこかいかない?///」 47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:53:55.02
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「お、いいですねーどこにいきます?」
綾乃「え、えっと…」
綾乃(どうしよう何も考えてなかったー)
千歳「一緒にご飯でも食べてきたらええんちゃう?」
綾乃(ち…千歳!)パァァ
櫻子「ご飯?最高級ステーキ!?」
綾乃「いやそれはさすがに無理よ」 48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:57:25.46
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「まぁ私の方で考えておくわ」
櫻子「楽しみにしておきますね!」
櫻子(あ、じゃあプリンもそのときに…)
櫻子「楽しみにしておいてくださいね先輩!」
綾乃「?…え、ええ」
櫻子(土曜日に完璧なプリンをつくっちゃおう!) 51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:02:14.86
ID:Pb4/hkc+0 土曜日
櫻子「ひーまーわーりー」
向日葵「なんですの?」
櫻子「プリン作るの手伝って!」
向日葵「そんな急に来られても材料がありませんわよ」
櫻子「大丈夫」
櫻子「私が自分で用意してきた!」
向日葵「櫻子が自分で用意してくるなんて…」 52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:06:46.28
ID:Pb4/hkc+0 向日葵「料理をする前に…」
向日葵「料理をするうえでもっとも重要な調味料はなにかわかります?」
櫻子「高級な食z 向日葵「ちがいますわ」
向日葵「答えは気持ちですわ」
向日葵「相手のことを想って作ること…」
向日葵「これ以上の調味料はないんですの」
櫻子「キモい」
向日葵「」イラ 55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:12:11.01
ID:Pb4/hkc+0 あやちとサイド
綾乃「今日は付き合ってもらってごめんね」
千歳「別にええよ~」
綾乃「あ、この服はどうかしら?」
千歳「確かにかわいいけど綾乃ちゃんのイメージとはちょっとちがうな~」
綾乃「そ、そう…」
千歳「別に焦る必要はないで」
千歳「明日まではまだたっぷり時間はあるんやから」
綾乃「うん」
綾乃「あ、じゃあこの服は?」
千歳「ふふ」
千歳(綾乃ちゃん楽しそうやなぁ) 56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:17:46.71
ID:Pb4/hkc+0 再びひまさく
櫻子「できたー!」
向日葵「きれいに作れましたわね」
櫻子「まぁ私が本気出せばこんなもんだね」フンス
向日葵「杉浦先輩に喜んでもらえるといいですわね」
櫻子「なんか向日葵が作る前にいってたこと」
櫻子「今ならちょっとわかる気がするかも…」
向日葵「そう…」 57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:21:19.56
ID:Pb4/hkc+0 向日葵「櫻子…あなたは杉浦先輩のことどう思ってますの?」
櫻子「え?えーとポニーテールで…背が高くて…」
櫻子「私と同じで頭がよくて…」
向日葵「そういうことじゃなくて…」
櫻子「じゃあどういうことなんだよー」
向日葵「まあいいですわ」
向日葵「明日、頑張ってきなさいよ」
櫻子「?」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:25:11.53
ID:Pb4/hkc+0 日曜日
綾乃「」ソワソワ
綾乃(ちゃんと千歳と選んだ服だし大丈夫よね…)
綾乃(ねぐせとか大丈夫かしら…)
櫻子「杉浦せんぱーい!」
櫻子「すみません待ちました?」
綾乃「い、今来たばかりよ」
綾乃(30分前に着いちゃったとはいえない…)
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:27:57.05
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「お、杉浦先輩の服かわいいですね」
綾乃「そ、そうかしら?」
櫻子「うん すごく似合ってますよ!」
綾乃(千歳ありがとおおおおおお)
綾乃「櫻子ちゃんもかわいいわよ」
櫻子「えへへーありがとうございます」 62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:34:24.47
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「あれ、杉浦先輩って私のこと『大室さん』ってよんでませんでした?」
綾乃(え、このタイミングで気づくの!?)ドキッ
綾乃「だ…ダメかしら…?」
櫻子「全然かまいませんよ!」
櫻子「あ、じゃあ私も先輩のこと綾乃先輩って呼んでいいですか?」
綾乃「えっ」
櫻子「そっちの方が呼びやすいし…」
綾乃「も…もちろんいいわよ!」
櫻子「わーい ありがとうございます綾乃先輩!」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:40:42.73
ID:Pb4/hkc+0 あんみつ亭
櫻子「おいしいですねこのあんみつ」
綾乃「ええ、千歳に教えてもらったの」
櫻子「家からも近いし今度ねーちゃんたちと来ようかな?」
綾乃「櫻子ちゃんってお姉さんがいらっしゃるの?」
櫻子「はい ねーちゃんと妹がいます」
綾乃「そう…仲いいのね」 65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:43:47.42
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「そんなことないですよ!」
櫻子「生意気な妹と冷たいねーちゃんなんですよー」
綾乃「でも仲悪かったら一緒にここに来ようなんて思わないわよ」
櫻子「そ、それは家族の『よしの』というやつですよ!」
綾乃「『よしみ』ね」
櫻子「はい」 66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:47:45.64
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「今度綾乃先輩にも紹介してあげますよ」
綾乃「ええ楽しみにしてるわ」
櫻子「綾乃先輩は姉妹いないんですか?」
綾乃「私はいないわよ」
櫻子「ええーうらやましいなー」
綾乃「そんなことないわよ」
綾乃「私から見たら櫻子ちゃんの方が賑やかで楽しそうよ」
櫻子「ふーんそういうものなんですかね」
綾乃「そういうものなのよ」 68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:50:40.40
ID:Pb4/hkc+0 映画館
綾乃「なにか見たいものある?」
櫻子「うーん特にないですかねー」
櫻子「綾乃先輩が決めちゃっていいですよ」
綾乃「わかったわ」
綾乃(このチョイスは大事ね…)
綾乃「じゃあストレートにラブコメで」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:53:27.80
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「で」
櫻子「」zzz
綾乃(櫻子ちゃん思いっきり寝てるし!)
綾乃(このチョイスは失敗だったかしら…)
櫻子「むにゃむにゃ」コテン
綾乃「!」
綾乃(櫻子ちゃんの頭が私の肩に!) 70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:56:49.40
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「あ…いい匂い…」
櫻子「」zzz
綾乃(しばらくこのままでいいわよね)
綾乃(ある意味でこれは成功かしら?)
櫻子「…綾乃せんぱぁい…」zzz
綾乃(なんの夢見てるのかしら?) 72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 20:59:42.82
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「いやーよく寝ました!」
綾乃「本当によく寝てたわね」
櫻子「映画はどうでした?」
綾乃「えっ」
綾乃(どうしよう途中から櫻子ちゃんが気になって映画見てなかった!)
綾乃「お、おもしろかったわよ!」
櫻子「あーちゃんと起きてればよかったなー」
綾乃(何とかごまかせた…) 73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:03:46.01
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「歩き疲れたしそこの公園のベンチにでも座りましょう」
櫻子「そうですね」
綾乃「…」
櫻子「…」
綾乃(ここしかないわ!意地を見せるのよ私!)
綾さく「「あの!」」
綾乃「あ…」
綾乃「櫻子ちゃんお先にどうぞ!」
櫻子「じゃあ私から話しますね」 75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:06:56.50
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「~♪」ガサゴソ
櫻子「じゃーん!ぷりんー!」
綾乃「え…」
櫻子「綾乃先輩に日ごろの感謝をこめて」
櫻子「私が頑張って手作りしたんですよ!」
綾乃(私のために…)
櫻子「早く食べてみてください」
綾乃「う、うん」 76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:10:36.91
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「」パクッ
櫻子「ど…どうですか?」
綾乃「おいしい…」
綾乃「すごくおいしいわ…ありがとう櫻子ちゃん」
櫻子「!」
櫻子「私が作ったんだから当然じゃないですか!」
綾乃「ふふ」 77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:13:53.03
ID:Pb4/hkc+0 向日葵『それに自分が作ったものを相手が喜んでくれたら』
向日葵『それはとてもうれしいことなんですのよ』
櫻子(なんだかすっごくうれしい)
櫻子(向日葵が言ってたのってこのことなのかな…?)
櫻子「それで綾乃先輩は何を言おうとしてたんですか?」
綾乃「う…」
綾乃(どうしよう…今になって急に怖くなってきた…) 79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:18:20.12
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「?」
綾乃(いいえ…ここで怖がってどうするのよ!)
綾乃(今しかチャンスはないじゃない!)
綾乃「櫻子ちゃん…」
櫻子「はい?」
綾乃「私好きな人がいるの…」
櫻子(!)
櫻子「そ、そうなんですか…」
櫻子「一体誰なんですか?」
綾乃「あなたよ」
櫻子「えっ」 81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:20:22.17 ID:b+61d5Xq0
キマシタワー 82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:20:35.85
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「あ、穴太って人ですか?珍しい名前ですね」
綾乃「違うわ」
綾乃「私が好きなのは」
綾乃「櫻子ちゃんよ」
櫻子「…!」 85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:23:54.12
ID:Pb4/hkc+0 櫻子(す、杉浦先輩が好きな人が私!?)
櫻子(え、えっとつまり…)
櫻子(杉浦先輩は私のことが好きってこと!?)
綾乃「もしよかったら…」
綾乃「私と付き合ってくれないかしら?」
櫻子「え、えーとその…」ドキドキ 87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:28:41.94
ID:Pb4/hkc+0 向日葵『櫻子…あなたは杉浦先輩のことどう思ってますの?』
櫻子(向日葵が訊いたのってこのことだったのか!?)
櫻子(私にとっての綾乃先輩は…)
櫻子(プリン食べても怒らなくてやさしくて…)
櫻子(生徒会副会長としてかっこよくて…)
櫻子(でもときどきすごくかわいくて…って)カァァ
櫻子(なんか顔がすごい熱い!なんなのこれ!?) 89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:31:53.66
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「やっぱ変よね…いきなりこんなこと言って…」
綾乃「言いたいことが言えただけでも満足だわ」
綾乃「今日は付き合ってくれて…ありがとう…」
櫻子「あの!」
綾乃「?」
櫻子「あの、そのえっと…」
櫻子「なんかよくわかんなくてうまく言えないけど…」ドキドキ 90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:34:37.40
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「私は綾乃先輩がきらいじゃないって言うか…ううん」
櫻子「私も綾乃先輩のことが大好きです!」
綾乃「櫻子ちゃん…」ドキドキ
櫻子「だから付き合ってあげます!」 92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:36:57.13
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「…ふふ」
綾乃「櫻子ちゃん顔真っ赤よ」
櫻子「綾乃先輩こそ真っ赤ですよ」
綾乃「…」
櫻子「…」
綾乃「これからもよろしくね櫻子ちゃん」
櫻子「はい!」 94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:41:03.35
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「…どうすればいいのかしらね」
櫻子「…手でもつなぎます?」
綾乃「え、ええ」
ギュ
綾乃(小さくてかわいらしい手)ドキドキ
櫻子「もっとこっちよってくださいよ」
綾乃「ん」スッ
綾乃「」ドキドキ
櫻子「」ソワソワ 95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:43:11.28
ID:Pb4/hkc+0 綾さく「「っぷ」」
綾乃「なんかすごくぎこちないわねー」
櫻子「いつも通りの私たちでいきましょうよ!」
綾乃「それがいいわね」
櫻子「じゃあキスしましょうよ!」
綾乃「えっ」 98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:45:58.73
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「ちょ、ちょっと待ってまだ早くないかしら!?」
櫻子「カップルの定番と言えばこれでしょう!」
綾乃「冷静に考えてみて」
綾乃「私とあなたの」
櫻子「ふむ」
綾乃「唇が」
櫻子「ふむふむ」
綾乃「重なるのよ」
櫻子「っ」カァァ 100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:49:13.00
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「だだだ大丈夫ですよ!きっと私たちならできます!」
綾乃「ちょちょちょ」
櫻子「いきますよー!」
綾乃「ちょっとま…ん」チュ
櫻子「…ん」チュ
綾乃「…」
櫻子「…」 102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:51:36.85
ID:Pb4/hkc+0 櫻子「ぷはぁ」
綾乃「」ポー
櫻子「ほらできたでしょう?」ドキドキ
綾乃「う…うん」ポー
櫻子「じゃ、じゃあ帰りましょうか」
綾乃「う…うん…」 106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:54:34.39
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「今日は本当にありがとうね」
櫻子「こちらこそ!綾乃先輩みたいな素敵な人と付き合えるとは思ってませんでしたよ」
綾乃「そ、そんな照れるじゃない///」
櫻子「えへへー」
綾乃「ん」ポム
櫻子「?」
綾乃「」ナデナデ
櫻子「ふぁっ」 107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:57:34.75
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「さらさら」ナデナデ
櫻子「綾乃先輩もすごいきれいな髪ですよ」
櫻子「えいっ」ナデナデ
綾乃「ひゃっ」
櫻子「お返しですよー」ナデナデナデ
綾乃「もう…強引なんだから…///」 110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:02:11.48
ID:Pb4/hkc+0 綾乃「あれ?あそこにいるのって…」
櫻子「船見先輩と歳納先輩ですね」
櫻子「なにしてるんだろ?」
京子「だめだよゆい…こんな外で…」
結衣「外だからいいんじゃないか」
京子「もう…」
結衣「大丈夫誰も見てないよ…ん」ベロチュー
京子「んん」ベロチュー
綾乃「」
櫻子「」
綾乃「え、これで終わり?」
おしまい 111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:02:58.34
ID:Pb4/hkc+0 勢いでかいた
あやさくもっと流行れ 113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:03:33.46 ID:XGDguBFi0
あやさくは素晴らしいな!まじ乙! 114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:05:40.42 ID:AzJX6hzP0
新しいカップリングだったな
乙ぱい! 117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:16:48.54 ID:dtwZSCDv0
キスの前後で完璧に櫻子攻めになってるのがいいな 119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:18:10.09 ID:F3okXG1a0
おつ
綾さくとは珍しいものを見た
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