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あかり「あまりあかりを舐めないでね……ちなつちゃん」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:04:05.52 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「ペロペロ」

あかり「だからー! やめっててばちなつちゃーん!」

ちなつ「ペロペロ」

あかり「あはは、くすぐった……ちょお、ちょっとどこ触って…る、んんっ!」

ちなつ「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロprprprprprprprprpr」

あかり「いい加減にしてっ!」ゴシュ





5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:07:03.19 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「いたた……いきなりなにするのよあかりちゃん!」

あかり「どう考えてもあかりのセリフだよね!?」

ちなつ「いいじゃないの、ちょっと舐めたくなったんだから」

あかり「最近のちなつちゃんの言動は、さすがにあかりでも訴訟も辞さない覚悟だよぉ……」

ちなつ「まあまあ、あかりちゃん良く考えてみて」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:09:27.00 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「結衣先輩と私が将来結婚したとして……」

あかり「前提が妄想全開だよぉ、ちなつちゃん」

ちなつ「愛する旦那様の要求には全てこたえたいじゃない?」

あかり(この無視はあかりの存在感とは関係ないよね?)アッカリーン

ちなつ「それでもしも……」



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:11:59.24 ID:0fj2jPlI0


ちなつヴィジョン――

結衣「ちなつちゃん……ようやく結ばれるね……」

ちなつ「結衣先輩……ちなつって呼んでください」

結衣「ああ、わかったよちなつ……さあ……」

ちなつ(ああ、いよいよ念願の結衣先輩とのラブシーン!)

結衣「足をお舐め」

ちなつ「はいっ……え?」

結衣「実は私好きな人に足を舐めさせて屈服させるのが快感なんだ……」

ちなつ「」

結衣「ほらっ、ちなつ! 足を舐めるんだよ! 犬みたいに這いつくばってさあ!」

ちなつ「せ、先輩! あっ、ああ!」

結衣「指の間まで丁寧に舐めるんだよ! ちなつ!」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:15:50.21 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「……なーんてことになったらどうするの? って話よ」

あかり「とりあえず今のあかりには、ちなつちゃんの頭の無事を祈るしかないよぉ……」

ちなつ「だから、あかりちゃん練習に付き合ってくれるよね」

あかり「ちなつちゃん練習って言えばあかりがなんでもするって思ってるよね!?」

ちなつ「私……あかりちゃんのこと大切な友達だと思ってるの……だから、ねっ」

あかり「あっ……あかりだってちなつちなつちゃんのことは……でも……///」

ちなつ「ペロペロ」

あかり「ちょ、あかりまだ話してるよぉ!!」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:18:28.22 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「どうせなし崩し的にOKするんだからいいでしょ?」

あかり「そうかもしれないけど、もっと雰囲気とかを大事にしていこうよ!」

ちなつ「わかった、先っちょだけ、先っちょだけだから!」

あかり「先っちょって何? 指? 指のことだよね? そうだって言ってよちなつちゃん!」

ちなつ「そうそう、指でね、こうじっくり丁寧にね……」

あかり「舐めるだけだよね!? そういう話だったよね!?」

ちなつ「それはあかりちゃんの態度しだいよ……」ニッコリ



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:21:34.88 ID:0fj2jPlI0


あかり「うう、もうわかったよぉ、抵抗しても無駄みたいだし、いいよぉ……」クタ

ちなつ「え、まじで?」ワキワキ

あかり「舐めるだけだよ! なんで目を輝かせてるの!?」

ちなつ「もう、あかりちゃん舐めてくれだなんてそんなぁ///」

あかり「もういいよぉ……早くすませてよぉ」

ちなつ「うふふ、いただきまーす!」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:24:22.36 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「ぺろぺろ、ちゅぱちゅぱ……」

あかり(なにこの状況……)

ちなつ「ちゅっぱ、ちゅっぱ、んんっ、ちゅぱちゅぱ」

あかり「ちょちょ、ちなつちゃん本気すぎる、顔がまずことになってるよぉ!」

ちなつ「んんっ、ちゅっ、ふーふー……、ちゅぱちゅぱ!」ズンズン

あかり「ちょっとづつ上がってきてる! そこはもう手首だよぉ!」

ズルッ ゴシュッ



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:27:21.07 ID:0fj2jPlI0


あかり「いたた……」

ちなつ「ごめん、あかりちゃん……大丈夫」

あかり「大丈夫、ちょっと頭打っただけだから」

ちなつ「じゃあ、つづきするね♪」

あかり(なんでこんなにがっついてくるの? ちなつちゃん)

ちなつ「ぺろぺろぺr……んっ?」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:29:07.80 ID:0fj2jPlI0


あかり「どうしたの? ちなつちゃん」

ちなつ「なんか……味が……」

あかり「味!?」

ちなつ「ちょっと待って……ペロペロ、チュパチュパ」

あかり「くすぐったいよぉ」

ちなつ「……甘い」

あかり「え?」

ちなつ「あかりちゃん……甘い」

あかり「」



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:33:59.38 ID:0fj2jPlI0


あかり「どうしよう、ちなつちゃんが、とうとうおかしくなっちゃったよぉ!」

ちなつ「いやいや、マジだから、ちょ、あかりちゃんも舐めてみて!」

あかり「ええ?」

ちなつ「いいからほらっ!」グイ

あかり(うう、ベトベトだよぉ……)ペロ

あかり「……甘い」

ちなつ「でしょ!」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:36:23.39 ID:0fj2jPlI0


あかり「いやいやおかしいよぉ! 絶対人間からはしない味だよぉ!」

ちなつ「確かに人工甘味料な味だよね」ペロペロ

あかり「ちょぉ、さりげなく舐めないでよ!」

ちなつ(甘くておいしい……)ペロペロ

あかり「そこで無言にならないで!」

ちなつ「ふぅ……でも、念のため病院に言った方が良いんじゃない?」ペロペロ

あかり「うん……行ってみるよぉ、だから舐めるのやめて」



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:40:40.67 ID:0fj2jPlI0


病院――

医者「『体が甘くなっちゃう病』ですね」

あかり(ネーミングに知性が感じられないよぉ……)

医者「体中がだんだん甘くなっていく天下の奇病です」

あかり「な、治るんですか?」

医者「最近発見された病気で、効果的な対策がまだ……」

あかり「そ、そんな……あかり、どうなっちゃうんですか?」

医者「次第に体が甘くなっていき、最終的にはクリスマスケーキのサンタクロースぐらい甘くなります」

あかり「あれって砂糖の塊みたいなものですよね!? あかりそんなに甘くなるんですか?」

医者「このままでは……ですが命に別状はないので、進行を抑えるために舐めていてください」

あかり「えっ?」

医者「舐めていればある程度進行を抑えられます」

あかり「は、はあ……」



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:43:25.77 ID:0fj2jPlI0


次の日――

結衣「そんなことがあったんだ」

京子「だからあかり朝から自分の指しゃぶってるんだ」

あかり「うう、口の中が甘ったるいよぉ……」チュパチュパ

ちなつ「授業中もずっとだったからね」

結衣「何かあかり物凄くお腹空いてる子みたいだぞ」

あかり「もう指がふやけて感覚があんまりないよぉ」チュパチュパ



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:46:14.58 ID:0fj2jPlI0


京子「それで、進行は抑えられてるの?」

あかり「昨日より甘くなってるよぉ、やっぱり夜寝てる間は舐められないから……」

結衣「ああ、確かに……」

あかり「あ、でもあかり寝ててもちょっと舐めてたみたいで、朝起きたら顔がベトベトでびっくりしたよぉ」

結衣(顔は自分で舐められないぞ、気づけあかり!)

京子(絶対あかねさんだ……)



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:48:33.14 ID:0fj2jPlI0


京子「でもちょっとどんな味がするのか興味あるな、あかり、舐めていい?」

あかり「いいよぉ」ダラー

京子「いや、手は拭いて……」

あかり「ああ、ごめん」フキフキ

結衣「あかり……私も良いかな?」

ちなつ「だ、ダメです! お腹壊しますよ!」

あかり「ちなつちゃんがそれを言うの!?」

京子「おおっ! 本当に甘いぞ!」ペロペロ



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:51:01.98 ID:0fj2jPlI0


結衣「じゃ、じゃあ私も……」ペロ

結衣(ほ、本当に甘い!)

あかり「くすぐったいよぉ……」

京子「これって手以外も甘いの」

あかり「全身甘くなってるみたい……」

京子「どれどれ」ペロ

あかり「ちょっ、京子ちゃん……///」

京子「おお、ほっぺたも甘い! しかもこっちの方が甘い気がする」

結衣「本当に? ちょっと私も……」



39 :ホラー要素はない 2012/10/06(土) 21:53:45.36 ID:0fj2jPlI0


ちなつ(いけない、このままじゃ結衣先輩が……!)

ちなつヴィジョン――

結衣「あかり、甘い……甘いよ……」

あかり「ああっ、結衣ちゃんっ! あっ、それ以上は……」

結衣「あかりの甘いところ……もっと舐めさせて」

あかり「わかったよぉ、結衣ちゃんにあかりの全部……舐めさせてあげるよぉ……」

結衣「あかり!」

あかり「結衣ちゃん!」

――――――――――

ちなつ「」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:56:30.52 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「なんてことしてくれてるのあかりちゃん!」グイグイ

あかり「いたい、いたい! お団子引っ張らないでぇー」

結衣「ちなつちゃん……(怖ええぇ)」

ちなつ「あかりちゃん、その病気絶対治しましょ!」

あかり「そ、そのつもりだけど、急にどうしたのちなつちゃん?」

ちなつ「いや、あかりちゃんが病気になったの、もしかしたら私があんなこと頼んだからかもしれないし……責任を感じているの」

あかり「ちなつちゃん……うん、がんばって病気の治し方を見つけるよぉ」ジーン

京子「よーし、じゃあ今日の部活はこれだな!」



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:59:00.58 ID:0fj2jPlI0


第一回どうすればあかりの味を元に戻せるか会議――

あかり「このネーミングってどうなのかな!?」

ちなつ「ちょっと卑猥ですよねえ」

京子「え? そうかな……」

あかり「これじゃあかりがお料理みたいだよぉ」

ちなつ「あ、そっち?」

結衣「そっちて……」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:01:17.42 ID:0fj2jPlI0


京子「とりあえず甘いのを治せばいいんだから……塩かな」

あかり「塩!?」

ちなつ「そう言えば一袋置いていたような……」

あかり「ちょ、ちょっとまって、塩をどうするの?」

京子「まぶしてみるか……」

ちなつ「そうですね」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:03:11.32 ID:0fj2jPlI0


あかり「おかしいよねえ!? そんなことしても下味しかつかないよ!」

京子「あかり!」ガシ

あかり「京子ちゃん……(ハッまさか何か深い考えがあってのことなのかな?)」

京子「塩はなぁ、万能調味料なんだ! どんな食材でも塩加減一つで最高の料理にもなるし、間違えれば味を台無しにしてしまう」

あかり「……うん」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:05:12.46 ID:0fj2jPlI0


京子「だから……」

あかり「いやいやいや、意味が分らないよ京子ちゃん!」

京子「ちょっと、結衣! あかり押さえてて!」

結衣「お、おい……」

ちなつ「あ、私押さえておきますね」

あかり「ちょ、いやあああああ!」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:08:53.05 ID:0fj2jPlI0


あかり「いたいいたい! 塩の粒が痛いよぉ!」

京子「粗塩だしなあ」

ちなつ「がまん、がまん♪」

あかり「ひいい、ちなつちゃん重い! 体重かけ過ぎだよぉ!」

結衣(今誰かに入ってこられてイジメと言われても反論できない……)



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:10:56.68 ID:0fj2jPlI0


京子「ふー、もう良いかな」

あかり「うう、なんかヒリヒリするよぉ」

ちなつ「じゃあ早速舐めてみますね」ペロ

ちなつ「こっ、これは……」

京子「どうなの? ちなつちゃん!」

ちなつ「ほのかに甘じょっぱく……味に深みが増しています!」

京子「なー、言ったろ?」

あかり「あかりの体を元に戻すって話だったよね!?」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:14:01.76 ID:0fj2jPlI0


結衣「て言うかそれ、塩とあかりの味が混ざっただけじゃ……」

京子「あ、やっぱそう?」

ちなつ(ぽたぽた焼きみたいでおいしい……)ペロペロ

あかり「ちなつちゃんはいつまで舐めてるの!?」

結衣「やっぱりあかりが何か直接体に入れないといけないんじゃない?」

京子「よーし、あかり、口を開けろ」

あかり「死んじゃう! 袋ごとは死んじゃう!」

京子「でも結衣がやれって」

結衣「言ってねーよ、もっとなんか……食べやすそうなものを……」

ちなつ「私何かないか見てきますね」



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:16:08.86 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「これなんてどうです? レモン!」

京子「レモンか……ありだね」

あかり「あ、これなら大丈夫そうだよぉ、すっぱそうだけど」

京子「よーし、あかり、口を開けろ」

あかり「皮つき丸ごとはワイルドすぎるよ京子ちゃん!」

結衣「切ってくるから、ちょっと待ってて……」



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:21:39.61 ID:0fj2jPlI0


あかり「いただきまーす……うっ、すっぱい」>Ж<

ちなつ「見てるだけで口がすっぱくなります」>Ж<

京子「本当に」>Ж<

結衣「お前らその顔やめろ」

あかり「うう、どうかな?」

京子「どれどれ……ペロっ……これは!」

京子「ほのかな柑橘系の酸味と柔らかな甘さがマッチしている! 疲れも吹き飛ぶぞ!」

ちなつ「ほんとだー、レモンの蜂蜜漬けみたいな味がします!」ペロペロ

京子「そうか、運動部にそれのかわりに、このあかりを置いておけば……」

結衣「どんな絵面だよ」

あかり「結局甘いのが治ってないよぉ!」プンスコ



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:24:23.67 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「ちょっと待って! あかりちゃん、今味が変わった!」ペロペロ

あかり「ええ!?」

ちなつ「少し……苦い?」

結衣「どうして急に味が……」

京子「分かった! きっとあかりの感情に味が左右されているんだ!」

ちなつ「なるほど、怒ったときだからちょっと苦くなったんですね」ペロペロ

あかり「ちなつちゃん……本当に舐めすぎだよぉ」



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:26:10.59 ID:0fj2jPlI0


京子「よし、あかりちょっと悲しんでみて」

あかり「急に言われても無理だよぉ、むしろこの状況があかりは結構悲しいよぉ」

ちなつ「あかりちゃんの持ってきてたお菓子昨日全部食べちゃった」

あかり「ええ!?」ガーン

京子「お、ちょっとすっぱくなった!」

結衣「何このあかりテイスティング……」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:28:29.34 ID:0fj2jPlI0


その後もあかりの味を見極める研究は続いた――

京子「だいたいこんな感じか……」

ちなつ「さすがに舌が疲れましたね」

あかり「うう、もう全身ベトベトだよぉ……」グッタリ

結衣(完全に事後だこれ……)



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:30:47.65 ID:0fj2jPlI0


京子「こんな感じかな?」

あかりの味早見表

基本甘い 
甘味の強さ 顔>先っぽ>胴体
食べたもので若干味が変わる

喜 甘い
怒 苦い
哀 すっぱい
楽 塩味

興奮すると凄く甘くなる


ちなつ「これでいいと思います」

京子「よーし、学会で発表しよう」

結衣「あかりはほったらかしかよ!」

あかり「もともと治す会議だよね!」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:33:28.95 ID:0fj2jPlI0


京子「でも良いじゃん、死ぬわけじゃないんだしさー」

あかり「でも、口の中も甘くなってるから食べ物が基本甘いんだよぉ」

結衣「それは確かにきついな」

あかり「あかりも普通にご飯が食べたいよぉ」

ちなつ「あれ、あかりちゃんなんか肩に……」

あかり「えっ?」



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:35:03.81 ID:0fj2jPlI0


結衣「アリだよ! アリがたかってる!」

あかり「わわっ、アリさん! あかりは餌じゃないよぉ!」ワタワタ

ちなつ「確かにアリがたかるのは嫌だね……」

京子「いや……これは本気で何とかした方がいいかもな……」

あかり「え? どういうこと、京子ちゃん?」

京子「このままだとあかりには虫とかが寄ってくるわけだ」

あかり「うん」

京子「当然家の中でも同じことが起こるわけだろ?」

京子「そんで家の中の虫って言ったら……」



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:37:48.07 ID:0fj2jPlI0


あかり「まさか……」

京子「もちろんゴk--」

あかり「それ以上言わないないで!」ガバッ

結衣「うわ、鳥肌が……」

京子「朝目を覚ましたあかりの甘い顔のそばには、匂いに誘われたGが……」

あかり「言わないでって言ってるのに!」ブルブル

ちなつ(鳥肌立ってる時の味もみておこう)ペロペロ



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:38:31.90 ID:MtbUa48o0


アシダカ軍曹はやくきてくれーっ!


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:39:28.32 ID:0fj2jPlI0


あかり「何とかしないと……あかり、死んじゃう……!」

結衣「死ぬのか」

あかり「病気で死ななくてもショックで死ぬ自信があるよ!」

京子「まあ人間寝てる間に蜘蛛とか食べてるらしいんだけどね」

結衣「おい! 怖い豆知識披露すんなよ!」

ちなつ「あかりちゃんはその確率が上がるわけね」

あかり「な、何とかしなきゃ……」



80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:41:41.28 ID:0fj2jPlI0


結衣「何かきっかけがなかったのか? あかり」

京子「変なもの食べたとか」

あかり「普通にちなつちゃんに舐められてただけだよぉ」

ちなつ(あかりちゃんの感覚がマヒして舐められることが普通になってる……)

あかり「あ、でも、あかり頭をぶつけたかも……」

結衣「頭か……」

京子「よーし、来いあかり!」アカイマントヒラリ

あかり「いくよ! 京子ちゃん!」

結衣「やめろ! 闘牛士かお前ら!」



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:43:16.59 ID:0fj2jPlI0


結衣「とりあえず状況を再現してみれば良いんじゃない?」

あかり「なるほど! じゃあちなつちゃん……」

ちなつ「え? (正直胸やけなんだけど……)」

あかり「あかりが嫌がる時には舐めて、今は舐められないの……?」

ちなつ「いや、それは……」

あかり「ちなつちゃんはどれだけあかりを弄べば気がすむの?」ポロポロ

ちなつ「うう(うわっ、めっちゃ甘酸っぱいにおいがする)」

結衣(めっちゃ甘酸っぱいにおいがする)

京子(あの涙うまそー)



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:46:09.30 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「わかったよ、やるよ……こう?」ペロペロ

あかり「ちなつちゃん、ちがうよ! もっとこうケダモノみたいな顔して舐めてたよ!」

ちなつ「こ、こう?」チュパチュパ ペロペロ

あかり「もっと激しかったよ! ちなつちゃん!」

ちなつ「こうね!」チュッパチュッパ ベロベロ

あかり「ああ、そうっ! そうだよ! ちなつちゃん、もっと!」

結衣・京子(なんだこれ……)



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:48:55.62 ID:0fj2jPlI0


あかり「そこであかりがこうやって……えい!」

ゴシュッ

結衣「あかり!」

――――――――――

あかり「うーん……あれ? ここは……」カサカサ

あかり(こっこの感覚はまさか……!!)ゾクッ

カサカサ カサカサ

あかり(い、いや……)

カサカサ カサ……

あかり(ほ、ほっぺたに……!)

カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

あかり「いやああああああああああああああああああああ!」

ばちーん



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:50:04.91 ID:0fj2jPlI0


ちなつ「ぐふぅ! ……あ、あかりちゃん」

あかり「あ、あれ? ちなつちゃん? あれは……夢?」

京子「あかり! 大丈夫か」

あかり「う、うん大丈夫だよ、それより病気は……」

結衣「う、うん……それよりさ、あかり……服着て」

あかり「ん? ってなんであかり服着てないの!?」アッカリーン



89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:51:52.34 ID:0fj2jPlI0


京子「あかりが治ったかどうか確かめるために舐めてたんだよ、全身を」

ちなつ「やむを得ずね」

あかり「全然やむを得なくないよ! 治ったか確かめるなら脱がす必要ないよね!」

結衣「はい、あかり、服」

あかり「あかりの訴えを流さないでよ結衣ちゃん!」

京子「まあまあ、治ったんだしいいじゃん」

あかり「え?」



91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:53:58.17 ID:0fj2jPlI0


あかり「治ったの?」イソイソ

ちなつ「ばっちりよ、どこを舐めても人並みの味しかしなかったわ!」

京子「ちなつちゃん念入りにやってたもんな」

結衣「まさかあんなとこまで舐めるとはね」

あかり(どこを舐めたのちなつちゃん!?)

あかり「でも、ほんとーーーーーーに治って良かったよぉ」

結衣「そうだね、あかりも試してみなよ」



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:55:53.61 ID:0fj2jPlI0


あかり「そうだね♪」ペロ

京子「でも結構おもしろかったんだけどなー」

結衣「人事だと思って勝手なことを……」

ちなつ「キャラが立って良かったんじゃないですか?」

あかり「…………」

結衣「ん? どうしたあかり」

あかり「か……」

みんな「か?」

あかり「辛い……」



94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:56:17.94 ID:9siHea/f0


!?


96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:57:03.26 ID:Q9Fcs0lj0


>Ж<!?


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:58:00.99 ID:0fj2jPlI0


京子「よし、ちなつちゃん、今度は砂糖持ってきて」

ちなつ「はい、京子先輩!」

結衣「おいこら……」

あかり「もういやー!」アッカリーン


おわり



105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:03:23.01 ID:3p8iowRFO


おつ
溶けて消えなくてよかったわ



106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:04:21.57 ID:Etn2uME70


おつー


108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:09:49.38 ID:ekCncovN0


ちなあかだと思ってたのに…

ともかく乙!



109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:11:18.48 ID:QFlthRIG0


乙乙


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