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貴音「わたくしも、大好きですよ」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 18:37:50.07 ID:p7WFxFig0


貴音「……」ペラ

美希「……」

貴音「……」ペラ

美希「……」

貴音「……」ペラ

美希「……ねえ貴音ー」

貴音「何ですか? 美希」ペラ

美希「何読んでるのー?」

貴音「これです」

美希「…はいぺりおん? それ面白いの?」

貴音「………ゆにぃく、でしょうか」

美希「ふーん……」





2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 18:41:16.67 ID:p7WFxFig0


貴音「……」ペラ

美希「……」

貴音「……」ペラ

美希「……」グリグリ

貴音「……」ペラ

美希「……」サワサワ

貴音「……」ペラ

美希「……」スリスリ

貴音「……美希」

美希「何?」

貴音「くすぐったいです」



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 18:47:11.04 ID:p7WFxFig0


美希「だって暇なのー」ゴロン

貴音「…美希も本を読んでみてはいかがですか? 読書の秋と言いますし」

美希「本はやなのー」

貴音「……」ペラ

美希「むー」

貴音「……」ペラ

美希「……」プニプニ

貴音「……」ペラ

美希「……」ペロペロ

貴音「……美希」

美希「何?」

貴音「何をしているのですか」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 18:51:28.68 ID:p7WFxFig0


美希「ペロペロ」

貴音「……」

美希「貴音のふとももペロペロ」ペロペロ

貴音「おやめなさい」

美希「だって暇なのー。ひーまーなーのー」

貴音「やめないと膝枕をやめますよ?」

美希「……そいつはやべぇの」

貴音「……」

美希「……」

貴音「……」ペラ



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 18:56:45.04 ID:p7WFxFig0


美希「……」

貴音「……」ペラ

美希「……あの娘は太陽のコマチッ! エンジェ~♪」

美希「やや乱れてヨーセイ!」

貴音「美希」

美希「はいなの」

貴音「……」

美希「……」

貴音「……」ペラ



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 19:01:15.77 ID:p7WFxFig0


美希「……」

貴音「……」ペラ

美希「……ねえ貴音ー」

貴音「何ですか?」

美希「前あった事務所対抗運動会にテクノポップユニットの人たち来てたでしょ? 何ていう名前だったっけ?」

貴音「……確か、ぱひゅーむでは」

美希「……言えてないの」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 19:06:12.01 ID:p7WFxFig0


美希「パフューム」

貴音「……ぱひゅ」

美希「パ『フュ』ーム」

貴音「……ぱ?」

美希「……パ」

貴音「…ひ……ふゅー?」

美希「フュー」

貴音「む」

美希「ム」

貴音「ぱひゅーむ」

美希「……」

貴音「………ぱひゅーむ」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 19:12:00.19 ID:p7WFxFig0


美希「……ねえ貴音ー、この中から一枚選んで」

貴音「……では、これを」

美希「覚えて」

貴音「…覚えました」

美希「戻して」

貴音「…戻しました」

美希「……」

貴音「まさか、それだけで当てるというのですか?」

美希「……ハートの」

貴音「…え、ええ。はぁとの?」

美希「7」

貴音「2ですよ」

美希「……」

貴音「……」



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 19:17:04.23 ID:p7WFxFig0


美希「……」

貴音「……ばるす」

美希「…え?」

貴音「ばるす」

美希「……?」

貴音「……」

美希「ばる…あ、ああ、バルスね。ミキもラピュタ好きだよ」

貴音「ばるす」

美希「目、目があァァァァァ!」

貴音「……」

美希「え………?」

貴音「3分間待って差し上げます」

美希「うん、それもうちょっと前なの」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 19:22:09.90 ID:p7WFxFig0


貴音「……うきえ」

美希「うきえ?」

貴音「……おかる」

美希「……?」

貴音「はち」

美希「……サザエさんの話?」

貴音「じんろっく」

美希「何それカッコいい」

貴音「いささささかさん」

美希「多いの」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 19:27:07.27 ID:p7WFxFig0


貴音「……」

美希「……」

貴音「……ああぽぅ」

美希「…え?」

貴音「ああぽぅ」

美希「…アップル?」

貴音「……」

美希「…あ、ああぽぅ」

貴音「そうです」

美希「そうなの……」

貴音「……」

美希「……」

貴音「……ぅぅるぁめん」

美希「どうしたの貴音!?」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 19:32:09.99 ID:p7WFxFig0


貴音「……」

美希「……クリフ」

貴音「……絶壁…ですか?」

美希「……」

貴音「……」

美希「牧瀬k」

貴音「美希」

美希「はい」

貴音「それ以上はいけません」

美希「はいなの」

貴音「……」

美希「……」

貴音・美希「くっ!」



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 19:37:40.93 ID:p7WFxFig0


貴音「……夕闇を彷徨う孤独な子猫……」

美希「……え?」

貴音「貴方の還るべき場所は何処」

美希「……」

貴音「分かりません。わたくしは何処から来て何処に往くのか。わたくしが何者なのかさえも」

美希「貴音……」

貴音「わんわんわわーん」

美希「おどかさないでほしいの!」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 20:30:29.75 ID:p7WFxFig0


貴音「……」

美希「……ねえ貴音ー、何かお話して」

貴音「……」

美希「……」

貴音「…では、鶴の恩返しでも」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 20:33:55.57 ID:p7WFxFig0


娘「わたくしはこれから機を織ります。機を織っている間は、絶対に部屋を覗かないでください」

婆「分かったの! 絶対に覗かないの!」

娘「絶対に、絶対にですよ?」

爺「分かってるさー! なんたって自分は完璧だからな! 安心して布を織るといいぞ!」

――――――――――――

婆「どうやってあんなに綺麗な布を織ってるのかな? すっごく気になるの」

爺「覗いちゃダメだぞ!」

婆「ちょっとだけならヘーキなの」

爺「……」

婆「……鶴が機を織っているの……」

鶴「およよ、見てしまわれたのですね。姿を見られたからにはもうここにはいられません。月へ帰らせて頂きます。長い間ありがとうございました」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 20:37:49.67 ID:p7WFxFig0


貴音「…おしまい」

美希「……」

貴音「……」

美希「…フラグ回収したのにバッドエンドだなんて納得いかないの!」

貴音「……?」



P「いやぁ~、和みますなぁ~」ズズッ

小鳥「そうですねぇ~」ズズッ



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 20:44:56.41 ID:p7WFxFig0


美希「……」

貴音「……」

美希「……高三シコる三回マイサン」


P・小鳥(!!)


貴音「……はて、それは一体どういった意味なのでしょう」

美希「えっと…3倍角? の公式の覚え方なんだって。この前春香がテスト前だからって呪文のように唱えてたの。誰にも言っちゃダメなんだって」

貴音「わたくしに言っても良かったのですか?」

美希「…あ………まぁ貴音なら大丈夫だって思うな」


小鳥(cos3θ=4cos^3θ-3cosθね…)

P(春香さん……)

小鳥(意味分かってるのかしら)



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 20:50:17.22 ID:p7WFxFig0


貴音「……」

美希「……貴音ってさー、『真美味でした』ってよく言うよね? この前も2回くらい言ってたの」

貴音「…よく言うかどうかは分かりませんが、美味しいものを食した際に言いますね」

美希「でもこれ字だけ見ると『真美、味でした』ともとれるよね」

貴音「……真美の味、ですか……」

美希「……」

貴音「……」ゴクリ

美希「…食べちゃダメだよ?」

貴音「……」

美希「食べt」

貴音「食べませんよ」

美希「……」

貴音「……食べませんよ」



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 20:56:17.98 ID:p7WFxFig0


美希「……貴音の後ろ髪に頭を突っ込んでスンスンしたいの」

貴音「……確か先日、雪歩も同じ事を言っていましたが…流行りなのですか?」

美希「流行りじゃないけど、この名言が生まれたのは3年も前のことなの。あの時は雪歩が大変だったな」

貴音「3年前……はて?」

美希「そんなわけでスンスンしていい?」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 20:59:30.08 ID:p7WFxFig0


貴音「いけません」

美希「何で?! 雪歩は良かったのにミキはダメなの!?」

貴音「ふふ、冗談ですよ」

美希「……フヒヒ」スンスン

貴音「……ん」

美希「……」スンスンスンスン

貴音「……ぁん……ちょっと…美希…」

美希「……」スンスンペロスンスンペロスンスン

貴音「…あ……んん、いけません…こんな……ゃん」



P・小鳥(キマシタワー!!)



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 21:05:04.63 ID:p7WFxFig0


美希「……この前響とバミトントンやったんだけどね」

貴音「……ばどみんとんですよ、美希」

美希「やった後に何だかおしりの穴が痛くなったの」

貴音「…おしりの、穴が…ですか?」

美希「うん。こう、キュンってカンジで、奥の方が」

貴音「……わたくしはやったことが無いので分かりませんが、ばどみんとんとは臀部に負担がかかる競技でしたか…」

美希「……」

貴音「……」

美希「……別に普段イジってるってわけじゃないからね?」

貴音「何を言っているのですか貴女は」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 21:09:10.39 ID:p7WFxFig0


貴音「…美希、叩いてください」

美希「……貴音は叩く方だと思うな」

貴音「…? 何を言っているのですか? ここをですよ」

美希「……ポケット?」

貴音「ええ」

美希「いいけど…」バシッ

貴音「……」ゴソゴソ

美希「……」

貴音「……」ボロボロボロ

美希「……何なのこれは」

貴音「……」

美希「……」

貴音「……」

美希「貴音、ビスケットは勝手に増えたりしないの」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 21:14:11.46 ID:p7WFxFig0


美希「貴音ー、見て見てー」

貴音「……何ですかこれは?」

美希「ウソ発見器ー」

貴音「また面妖なものを…」

美希「つけて」

貴音「ええ…」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 21:18:57.75 ID:p7WFxFig0


美希「全部はいって答えてね?」

貴音「分かりました」

美希「好き?」

貴音「ええと…何がでしょう?」

美希「……」

貴音「あ……はい…」

美希「大好き?」

貴音「……はい」

美希「ホントに?」

貴音「……はい」

美希「……えへへ// ミキも大好き」

貴音「これは本当に嘘発見器なのですか?」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 21:24:23.63 ID:p7WFxFig0


美希「貴音!」

貴音「何でしょう」

美希「お絵かきするの! お絵かき!」



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 21:28:41.50 ID:p7WFxFig0


美希「……」

貴音「……ふむ」

美希「……できたの!」

貴音「おや…何を描いたのですか?」

美希「貴音の顔!」

貴音「成る程…これはよく描けています。上手いですね美希」

美希「ノーベル賞ものなの!」

貴音「残念ながらノーベル賞はありませんよ…」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 21:32:16.36 ID:p7WFxFig0


美希「貴音は何描いたの?」

貴音「いえ、わたくしはまだ途中で」

美希「見せるの!」

貴音「…これですが」

美希「あ……」

貴音「……」

美希「……」

貴音「……」

美希「もっ…もっと可愛く描くの!///」

貴音「ふふ、分かっていますよ」



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 21:38:41.48 ID:p7WFxFig0


美希「貴音ー、折り紙教えてほしいの」

貴音「いいですよ」

美希「……」

貴音「……」

美希「……ここは?」

貴音「ここはこう折り込んで……」

美希「……」

貴音「最後にここを開いて……はい出来ましたよ」

美希「わぁ、貴音上手なの!」

貴音「折り紙は久々にしましたが、存外覚えてるものですね」

美希「ありがとうなの!」



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 21:43:15.90 ID:p7WFxFig0


貴音「ところで、折り紙を折ってどうするのですか?」

美希「あげるの」

貴音「どなたにですか?」

美希「えっとねー……あっ!」

貴音「?」

美希「ダメなの! 貴音は見ちゃダメ! とっぷしーくれっとなの!」

貴音「はて……?」



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:27:06.58 ID:p7WFxFig0






貴音「風邪を引いてしまいました……ごほっげほっ……ずずずっ…」



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:27:54.20 ID:p7WFxFig0


美希「風邪? ちょっと貴音、大丈夫なの?」

貴音「何のこれしき。ずずっ、すぐ朝餉の準備を致しますから…げほっごほっ」

美希「ふらふらしてるし、声ガラガラだし、朝ご飯はいいから寝た方がいいの」

貴音「何を言っているのですか? ずずっ、美希はご飯つくれないげほっ…」

美希「うるさいの」

貴音「あぅ……げほっごほっ、美希の額……」

美希「ちょっと貴音! すごい熱なの! 無理しちゃダメなの!」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:31:00.78 ID:p7WFxFig0


貴音「美希、待ってください。げほっ……わたくしの部屋には、入らないでください」

美希「え? どうして?」

貴音「と、とっぷしーくれっとなのです……げほっごほっ」

美希「まだそんなこと言ってるの? でも入らないと、看病できないよ?」

貴音「あの、げほっごほっ…美希の部屋が良いです。ずずずっ…」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:33:54.35 ID:p7WFxFig0


美希「ミキの部屋? 散らかってるけどいいの? あと、うるさくするかもしれないけど」

貴音「構いません。心細いので……ずずっ……美希と一緒にいたいのです」

美希「あはっ☆ 今日の貴音は何だか甘えん坊さんなの」

貴音「申し訳ありません…ごほっごほっ……ずずっ…」

美希「困ったときはお互い様なの。それに、レアな貴音が見られてラッキーってカンジ」



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:37:51.12 ID:p7WFxFig0


美希「……貴音、いつまで抱きついてるの? 横になったら楽になるよ?」

貴音「やぁ……」

美希「やぁ、じゃないの。おかゆ作ってあげるから、ね?」

貴音「嫌です。行かないでください美希。ぐすっ、誰かがいないと…ずずずっ、寂しいのです……」

美希「美希は逃げたりしないから。貴音だってお腹空いてるでしょ?」

貴音「うぅ……本当に何処にも行きませんか? ちゃんと帰ってきてくれますよね?」

美希「心配しないの。貴音は良い子だから、我慢できるよね?」

貴音「ぅ……ぐすっ…ごほっごほっ、はい。我慢します」



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:40:14.79 ID:p7WFxFig0


貴音「……うぅ。ごほっ…美希ぃ」

貴音「ずずずっ………げほっごほっ」

美希「貴音ー、おかゆできたのー」

貴音「ああ美希、ちゃんと戻って来てくれたのですね……ずずっ」ギュッ

美希「もう、貴音は一々おおげさなの」

貴音「ひっく……うっ……美希…温かいです……」

美希「ほら、おかゆ冷めちゃうから、早く食べるよ。離して」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:45:18.10 ID:p7WFxFig0


貴音「離しますから、お粥、食べさせてください。一人では、げほっげほっ、何も出来ません」

美希「分かったの。……ほら、あーんして」

貴音「あ、あーん」

美希「どう? おいしい?」

貴音「げほっごほっ、ええ、真美味ですよ。美希の作った料理なので心配していましたが…」

美希「それは酷いの! もう食べさせてあげないよ?」

貴音「すみません…ごほっ、謝りますから、そんないけずなことは言わないでください」

美希「冗談に決まってるの。はい、あーん」

貴音「あーん。もぐもぐ。やはり美希のお粥、げほっげほっ、美味しいですね」

美希「隠し味に真心が入ってるから当然なの!」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:50:11.69 ID:p7WFxFig0


美希「……あー、おかゆなくなっちゃったの」

貴音「え? もうですか?」

美希「結構いっぱい作ったのに…。貴音は風邪引いても食欲は変わらないんだね」

貴音「いつもよりは無いのですが……ごほっ」

美希「…じゃあミキはお椀置いてくるから、貴音はお薬飲んで寝ててね」

貴音「……嫌です…ずずずっ、美希も共に寝ましょう」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:56:38.16 ID:p7WFxFig0


美希「でも洗い物……」

貴音「美希……げほっげほっ、お願いです」

美希「……まぁ後でやればいいっか。いいよ、一緒に寝よう?」

貴音「本当ですか!? げほっごほっ、では美希、こちらに。ずずっ…」

美希「待って待って。汗かいてるでしょ? 着替えた方がいいの」

貴音「確かに、ずずずっ、そうですね…」

美希「でも貴音の部屋には入れないから……ミキの大きめのジャージならあるけど」

貴音「それで構いませんよ」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/13(土) 23:59:37.36 ID:p7WFxFig0


美希「……やっぱり貴音にはちょっと小さいね」

貴音「良いです、これで。げほっげほっ、美希の匂いがして安心しますから……」

美希「……ホント、今日の貴音は一々可愛いの」

貴音「それでは、ごほっ…寝ましょうか」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/14(日) 00:02:56.03 ID:rRdz6ozm0



美希「……」

貴音「……ずずずっ……美希」

美希「ん? どうしたの?」

貴音「抱きついても…良いでしょうか?」

美希「いいけど、暑くない?」

貴音「全く」

美希「ん、じゃあいいよ」

貴音「ありがとうございます」ギュッ

美希「ん…」ギュッ

貴音「……ごほっごほっ……」

美希「……」

貴音「……ずずっ」

美希「……」

貴音「……美希」

美希「なぁに? 貴音」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/14(日) 00:06:23.61 ID:rRdz6ozm0


貴音「わたくしも、大好きですよ」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/14(日) 00:10:49.54 ID:rRdz6ozm0


――――――――――――

貴音「今朝は素晴らしい目覚めでした」

貴音「風邪は完治したようですし、美希に感謝しなくてはいけませんね」

貴音「朝餉の準備もできましたし、美希を起こしに行きましょう」

貴音「~♪」

貴音「おや、美希。おはようございます」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/14(日) 00:13:35.65 ID:rRdz6ozm0


美希「風邪引いたの……ごほっげほっ……ずずずっ…」



おわり



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/14(日) 00:20:45.52 ID:rRdz6ozm0


たかみきもっと増えろー!


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/14(日) 00:31:47.19 ID:kM7U2O1v0


乙!追いついたら終わってた
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お待ちしておりましたよアイマス百合ッ!
[ 2012/10/14 23:07 ] [ 編集 ]

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