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宥「お、落ち込まないで下さいっ!」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:27:15.35 ID://XS929j0


菫「くっ…何故松実宥には通用しなかったんだ
  1発目を外すことは稀にある…
  だが他家にアガられる訳でもないのに2発目を外す事など…
  こんな調子では皆に迷惑が…」

宥「(あれは…白糸台の弘世さん…?
   どうしたのかな…すごく落ち込んでるみたいだけど…)」

宥「あ、あのう…」

菫「君は…」

宥「わ、私が言うのはヘンかもしれないですけど…お、落ち込まないで下さいっ」

菫「……」

宥「(うぅ…沈黙が怖い…)」

菫「……ふふ」

宥「……え?」

菫「そうだな…ウダウダ悩むのは性に合わない
  全く…落ち込んでいた原因である君に慰められるとは……ふふ」

宥「(あ…笑った顔、すごくかわいい…)」





8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:29:08.68 ID://XS929j0


菫「ありがとう、君のおかげで吹っ切れたよ」

宥「い、いえ…私こそすいませんでした…
  私のせいで落ち込んでいたのに…」

菫「勝負なのだから、誰かが勝ち、誰かが負けるのは当然だろう?
  それが今回は君と私になっただけの話さ」

宥「うぅ…でも…」

菫「ふふ…可愛らしい人だ」

宥「ふぇ!?」

菫「すまない、同い年の君に可愛いと言うのは失礼だったな」

宥「そ、そんなことないです…///
  それに…弘世さんの方が可愛いですよ…」

菫「なっ……///
  私は昔から背は男のように高いし目つきも鋭くてな…
  その…可愛いなどと言われたことは…初めてだ…///」

宥「ふふ…弘世さん、顔真っ赤ですよ」

菫「そ、そういう君こそ!」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:32:20.79 ID://XS929j0


宥「……あの…」

菫「ん…どうした?」

宥「出来れば…その…、宥って呼んでくれませんか?」

菫「む…わかった…
  えーと…その……
  ゆ………宥…」

宥「…は、はいっ」

菫「代わり…と言っては何だが、私のことも菫と呼んでくれ」

宥「えぇぇぇぇ…!?
  い、いいんですか…?」

菫「良いも何も、同い年だし何の問題も無いだろう?」

宥「それはそうなんですけど…
  こ、心の準備が…」

菫「ふむ…私には心の準備を整える時間すら貰えなかったが」

宥「うぅぅ…
  す…菫………さん///」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:34:59.29 ID://XS929j0


菫「…わざわざ『さん』付けする必要は無いぞ」

宥「す…す…菫…………さん///」

菫「……ふふ
  すまない、意地悪が過ぎたようだ
  落ち着かないのなら無理に呼び捨てにしなくても構わない」

宥「うぅ…菫さんはイジワルです…」

菫「すまないな、元々こういう性分なんだ」

宥「そう…なんですか…?
  もっと落ち着いてるというか…静かな方なのかと…」

菫「まあ、あまり騒ぐタチでは無いが…
  それほど冷静という訳でもないさ
  むしろ、すぐ熱くなる」

宥「あ…そういえば今日の対局で…
  『ナメられたままってのも癪だ…!』って言ってたの…
  菫さんだったんですか…?」

菫「………もしかして、声に出してしまっていたのか…?」

宥「は、はい…」

菫「………。」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:37:27.13 ID://XS929j0


菫「………。」

宥「で、でも!大丈夫です!
  私だって今のお話を聞くまでは空耳か幻聴かと思いましたから!」

菫「いや…元はと言えば私の精神鍛錬が足りないせいだ
  その為にアーチェリーを始めたと言うのに…
  変わらないな、私は…」

宥「…少し、羨ましいです」

菫「…すぐに血が昇ってしまうだけだ
  良い事など無いぞ…?」

宥「ずっと昔…言いたい事を言えなくて、言わなくて…
  それで後悔した事があったから…」

菫「…すまない、無神経だったな…」

宥「い、いえ…
  ……その時に叶えられなかった事は、随分時間がかかりましたが
  ちゃんと叶えられましたから…」

菫「そうか…それは何よりだ」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:39:57.92 ID://XS929j0


宥「ふふ…なんだか不思議です
  一度対局して、それから少しお話しただけなのに…
  昔から一緒にいたみたい…」

菫「……。」

宥「あ…ごめんなさい…
  ヘンな事言っちゃって…」

菫「いや…私も同じような事を考えていたから驚いただけだ
  俗に言う『ウマが合う』という奴だろうか」

宥「え……菫さんも…?」

菫「…ああ
  本当に、不思議な感覚だ
  でも悪くはない」

宥「ふふ…そうですね…」

菫「…なあ、宥」

宥「は、はい…」



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:43:00.22 ID://XS929j0


菫「その…だな…」

宥「………」

菫「インハイが終われば宥は奈良へ帰るのだろう?」

宥「あ……そうですね…」

菫「だから…その…だな…///」

宥「…はい」

菫「こ…今度、奈良へ旅行へ行きたいと思っていたんだ…
  …その時は案内して貰えないだろうか」

宥「わ、私で良いんでしょうか…」

菫「ああ、宥と一緒が良いんだ
  宥と…ずっと一緒に、過ごせたらいいと…思う///」

宥「は…はいっ!」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:45:04.56 ID://XS929j0


菫「……ふぅ、断られたらどうしようかと思ったよ」

宥「あ……」

菫「ん…やはり都合が…」

宥「いえ!そうじゃなくって…
  そのぅ…」

菫「…うん」

宥「『ずっと一緒に』って…なんだか…
  ……プロポーズみたいだなぁって…///」

菫「………あ///」

宥「す、すいません…
  私が勝手に勘違いしただけで菫さんは悪く…」

菫「………そうなれたら、いいな」ボソッ



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:48:28.44 ID://XS929j0


宥「え……?
  …今、なんて言ったんですか?」

菫「気のせいだ」

宥「…気のせいじゃなかったと思うんですけど…」

菫「いいや、気のせいだ」

宥「……はい、いつかきちんと聞かせて貰います」

菫「き、気のせいだ!」

宥「ふふ…そういう事にしておきますね」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 01:55:12.57 ID://XS929j0


宥「…今」

菫「気のせいだ」

宥「でも」

菫「空耳だ」

宥「……ふふっ」

菫「……ふふ
  こんなに笑ったのはいつ以来だろう」

宥「そ、そうなんですか…?」

菫「…ああ
  常に上を目指し、周りは皆超えるべきライバル
  そんな中で過ごしていたからな」

宥「だ、大丈夫です!
  私が…ずっと笑顔にしてあげますから…」

菫「あ…」

宥「だから…そのぅ…」

菫「ありがとう、宥」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 02:03:55.07 ID://XS929j0


菫「それでは、お休み、宥」

宥「お休みなさい、菫さん…」

----
玄「お姉ちゃん、何かいいことでもあったの?
  ずっとニヤニヤしてるけど」

宥「…うん、ちょっと…ね」

玄「ま、まさか…
  すばらなおもちに出会って揉んだり舐めたり吸いついたり…!」

宥「それはないよ」(キッパリ

玄「残念…
  でもでもー
  お姉ちゃんがうれしそうだからいいのですっ」

宥「ふふ…ありがとう、玄ちゃん」

宥「今日はきっと、いい夢が見られそう…」




魔王「カン!カン!もいっこカ
かじゅ「槍槓だ」
魔王「……」(イラッ



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 02:09:19.45 ID:3tkAslKZ0


乙ぞ!


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 02:09:28.30 ID:AlYC2J4i0


かっこよくてかわいい菫さんに、小動物だけど包容力もある宥姉
これだよ・・・これなんだ・・・すばらな菫宥、乙でした



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 02:28:50.32 ID:elVjH8Hm0


おつー
すばらです



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[ 2012/12/12 02:00 ] 咲-saki-SS | コメント(3)
タグ : 菫×宥

そういう要素も、関わりも殆どない、宥菫が引っ付く理由が「これが宥菫だから」でしかなく
それのために玄や照っていう強い仲の相方を話の中で犠牲にせにゃならん捏造カプだから好きではないけど
これは割とバランスが取れていたと思う乙
[ 2012/12/12 04:47 ] [ 編集 ]

菫宥いいね!すっごく好きだよ
[ 2012/12/12 06:08 ] [ 編集 ]

「一緒の卓で戦った」
麻雀漫画のカプの組み合わせとしては十分すぎる理由やで
そうじゃなきゃ同校以外のカプがほぼ全部なくなる
[ 2012/12/12 22:11 ] [ 編集 ]

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