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綾乃「な、ななななんなのよこのクイズ!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 22:45:11.78 ID:mAG/H01L0


※放課後、生徒会室にて

千歳「ふふっ、明日は綾乃ちゃんの誕生日やね」

綾乃「そ、そうね。明日はいよいよ……!」ソワソワ

千歳「あはは、綾乃ちゃんソワソワしててかわええなぁ」

綾乃「べ、別にソワソワなんか!」

千歳「うちからのプレゼント、楽しみにしてくれてるみたいで嬉しいわぁ」

綾乃「え、ええ…///」カァァ

千歳「ちゃーんと用意してあるから、楽しみに待っててな」ニコッ


明日、1月20日は私の誕生日。
14歳になるっていう実感が正直あまり感じられないけど、とにかく明日、私は大人への階段を一歩登ることになる。

千歳「綾乃ちゃんがうちの恋人になってから初めて迎える誕生日やね。張り切ってお祝いせな」





3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 22:48:29.64 ID:mAG/H01L0


私と千歳が交際を始めてから、およそ一ヶ月。
千歳が私に恋をしているということを知った私は、私のことを心から愛してくれている千歳に惹かれて、千歳の恋人になることを選んだ。

親友の枠を越えて恋人へ。
けれどまあ、付き合う前と付き合い始めてからの私たちに大した違いなどない。
いつも通り一緒に勉強して、いつも通り一緒に生徒会の仕事をして、いつも通り一緒に給食を食べたり、いつも通り一緒に遊んだり……

そんな「いつも通り」の関係に、けれども確かに、強い繋がりを感じている。
私たちは愛し合っているんだという確信が、いつも通りの日々に溢れている。

これが恋人になるってことなのね……
千歳のことが愛おしくてたまらない。
千歳も、私のことが愛おしくてたまらないって思ってくれている。

こんなに幸せでいいのかしら、って思っちゃうわ。



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 22:52:08.37 ID:mAG/H01L0


千歳「せや、明日は日曜日で学校休みやし、うちの家に泊まっていかへん?」

綾乃「いいの?」

千歳「ええよええよ~。そしたら日付が変わると同時に綾乃ちゃんにプレゼント渡してお祝いできるもん」

綾乃「じゃあ、お言葉に甘えようかしら」

千歳「夕飯もご馳走するで。池田家の食卓バースデーバージョンや!豪勢に振る舞うで!」

それからしばらくして、今日の生徒会の仕事が終わったので私たちは下校することにした。
途中まで一緒に帰って、私は着替えなどを自分の家で用意してから千歳の家へ泊まりに行く予定。



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 22:56:22.45 ID:mAG/H01L0


※帰り道にて

もうすっかり日が落ちて暗くなった道端を、私と千歳は街灯の灯りを頼りに歩いていく。
ふと下を見てみると、何かが道端に落ちているのを発見した。

綾乃「あれ?こんなところに本が……」

千歳「本?あっ、ホンマや」

綾乃「…………」

千歳「だ、ダジャレで言ったんじゃあらへんよ……」ハハッ

綾乃「あ、安心したわ。ところで何かしらこの本……」

ひと気のないこの道端に落ちていたのは、ファンタジーの魔道書のような装丁の施された厚手の本。
気になったので手にとって開いてみたのだけれど……



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 22:58:37.91 ID:mAG/H01L0


綾乃「ひゃっ!?」

千歳「な、なんやこれ!?本の中にひ、引きずり込まれ……ああああーっ!!」ググググッ

綾乃「た、助けてー!!」ググググッ

ググググッ…グイッッ!



綾乃「うわあああああ!!」バタンッ

千歳「あーれー!!」バタンッ

綾乃「痛たたたたた……な、なんなよのこれぇ!っていうかここどこ?」

千歳「なんやろここ……一面真っ黒な……部屋?なんでうちら、こないなところに……」

綾乃「本の中に引きずり込まれたのかしら……信じられないけど」

私たちがほっぽり出された場所は、床や壁や天井全てが真っ黒に塗りつぶされた、教室ほどの広さの部屋。
ど、どうしよう……
何が何だか分からなくて、怖い……



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:03:59.25 ID:mAG/H01L0


千歳「大丈夫やで綾乃ちゃん。うちがついとるから」ギュッ

綾乃「ち、千歳///」

怯える私の手を握ってくれた千歳。
私の恋人は頼もしい。

千歳「あれ?部屋の隅っこに誰かおるで」

綾乃「ええっ?」

???「あー、綾乃、千歳……」

綾乃「その声……!」

千歳「船見さん!?」

結衣「えっと、厳密には違うけど、船見結衣です」

綾乃「ど、どうして船見さんもここに?本の中に引きずり込まれたの?」

千歳「ていうかなんでパンダのパジャマ着てるん?」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:07:03.56 ID:mAG/H01L0


結衣「ごめん、私は本物の船見結衣じゃなくて、綾乃と千歳の潜在意識が創り出した登場人物なんだ。この本の、ね」

綾乃「ふ、船見さんが……」

千歳「おかしくなってもうた……」

結衣「と、とにかく、私はこの本の登場人物で綾乃と千歳の敵キャラなんだよ!力を合わせて私を倒すこと!分かった?」

千歳「だ、大丈夫船見さん?」

綾乃「熱でもあるの?は、早く病院連れてかなきゃ!ああでも出口は?出口はどこ?」

結衣「あーもう!さっさと進めるぞ!これから綾乃と千歳には10個この問題に答えてもらう。回答時間はそれぞれ30秒!」



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:12:44.26 ID:mAG/H01L0


綾乃「問題?」

結衣「10問中8問正解でゲームクリア。問題には千歳と綾乃が交互に答えてもらう。まずは千歳からスタートね。解答中の相談はルール違反だから気をつけてね」

結衣「で、もしクリアできなかったら……」

綾乃「ク、クリアできなかったら?」

結衣「元の世界へ帰ることはできるけど、そこでとてつもない悲劇が二人を襲うことになる」

千歳「ひ、悲劇やと?」

結衣「けれど、このゲームをクリアすると豪華賞品が貰えるぞ。具体的には一億円くらい」

綾乃「い、一億円!?」

千歳「あらー、大金やね」

結衣「では、クイズスタート。第一問」

綾乃「ちょ、ま、まだ挑戦するなんて一言も」

結衣「まずはこれを見てください」パチン



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:16:27.28 ID:mAG/H01L0


綾乃「えっ?何これ!?」

船見さんが指を鳴らした瞬間、船見さんの後ろの壁がまるで映画のスクリーンみたいに何かを映し出した。

千歳「これって、もしかして……バッキンガム宮殿?」

結衣「問題です。綾乃の持ちネタ、罰金バッキンガム…ぶふっwww……で有名なバッキンガム宮殿ですが」

綾乃「どんな有名よ」

結衣「そのバッキンガム宮殿が建てられている国の首都は、どこでしょう?解答者は千歳です。スタート」パチン

と、今度は、船見さんの足元から大きな置き時計が現れた。
その時計の針が秒針を刻んでゆく……



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:18:46.48 ID:mAG/H01L0


そ、そういえば、解答時間は30秒だったわよね?
突然本の中に引きずり込まれて、船見さんは船見さんのようであって実は違うとか本の登場人物だとかなんだとかああもうわかんない!

と、とにかく、このクイズゲームをクリアすれば無事元の世界へ帰れるってことでいいのよね?
だったらやるしかないじゃない!

って、最初の解答者は千歳じゃないの!

千歳「答えはロンドンやな」

結衣「ファイナルアンサー?」

千歳「ファイナルアンサーやで」

結衣「……正解」

ピカピカピカピカーっと、さっきまでバッキンガム宮殿を映し出していたスクリーンが激しく点滅し、千歳の答えが正しかったことを告げた。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:23:25.70 ID:mAG/H01L0


千歳「なんや、えらく簡単な問題やな~」

綾乃「これしき全然問題ナイアガラよ!」

結衣「ぶふっwwwwそwwそれでは第2問ww」パチン

千歳「うわぁ……今度は美味しそうなはりはり漬けや!」

綾乃「なるほど、出題の度に関連するものがスクリーンに映し出されるってわけね」

結衣「千歳が大好きな漬け物の一種、はりはり漬け。さて、この漬け物は何の野菜を漬けて作られたものでしょうか。解答者は綾乃、スタート」パチン

千歳(綾乃ちゃんなら答えられるはずや!だって、うちが綾乃ちゃんのために心を込めて作ったはりはり漬けをいつも美味しそうに食べてくれてるんやから!)



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:29:36.18 ID:mAG/H01L0


綾乃「答えは大根よ!」

結衣「ファイナルアンサー?」

綾乃「ファイナルアンサーよ」

結衣「…………正解」

千歳「綾乃ちゃん!流石やで!」

綾乃「これくらい朝飯前だわ。千歳のおかげね」ニコッ

結衣「うん、順調だね。それでは第3問」パチン

櫻子『おっぱいゆるすまじ……くらえっ!』ビュッ

千歳『ヒトデ投げたらあかんよ~』ペトーン

綾乃「今度のスクリーンの映像、夏に行った海のじゃない!」

千歳「ホンマや、懐かしいなぁ。ごらく部と生徒会で思う存分遊べて楽しかったなぁ」ニコニコ



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:33:59.16 ID:mAG/H01L0


結衣「問題です。この時綾乃が着ていた水着の柄は何でしょうか。解答者はちと」

千歳「水玉や!」クワッ

綾乃「即答!?」

結衣「ファイナル」

千歳「アンサー」

結衣「……正解」

千歳「やった!正解したで綾乃ちゃん!」

綾乃「よ、よく覚えてたわね」

千歳「ふふっ、愛しい恋人の水着姿やもん。忘れたくても忘れられへんわ」

綾乃「ど、どうもっ///」



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:38:42.70 ID:mAG/H01L0


結衣「それでは第4問」パチン

綾乃「えっ?スクリーンに……またはりはり漬け?」

結衣「はりはり漬けの「はりはり」という名前の由来は?解答者は綾乃です。スタート」

綾乃「ええっ?はりはり漬けの名前の由来?」

千歳(綾乃ちゃん!綾乃ちゃんならできる!だって……)

チッチッチッチッ…

結衣「あと15秒……」



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:43:22.57 ID:mAG/H01L0


綾乃「ああもうっ!そんなのわかんないわよ!はりはりなんて……ん?そういえば、どこかで……」

綾乃「……思い出した!「はりはり」っていうのは、はりはり漬けを「噛んだ時の音」に由来する!」

結衣「ファイナルアンサー?」

綾乃「ファイナルアンサー!」

結衣「……正解」

千歳「綾乃ちゃん!信じとったで!」

綾乃「ふぅ……今回はちょっと危なかったわ……」

綾乃(私たちがまだ中学一年生の頃、千歳が始めて漬け物を持ってきた時に教えてもらったのよね……懐かしいわ)



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/20(日) 23:54:10.76 ID:mAG/H01L0


結衣「まあ、今までの4問はウォーミングアップみたいなものなんだけどね」

綾乃「えっ?」

結衣「次からが本番さ……第5問」パチン


千歳『綾乃ちゃんの幸せが、うちの幸せやから』

綾乃『なんで……なんでそんなことを言うの!?』


千歳「こ、これ……」

綾乃「ちょ、ちょっと船見さん!」


千歳『あーあ、なんで気づかれてもうたんやろ……うちが綾乃ちゃんに恋してるってこと』

綾乃『千歳……』


結衣「これは一ヶ月ほど前の映像ですね。さて、この後間も無く、2人は交際をスタートすることになります……が、ここで問題です」

結衣「杉浦綾乃さんは何故、どういった理由で、池田千歳さんと交際することを決心したのでしょうか。解答者は千歳。スタート」パチン

綾乃「や、やめてよ船見さん!な、ななななんなのよこのクイズは!」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 00:02:03.86 ID:BibQGERO0


千歳「……………………」

千歳「…………うち、ちゃんと分かっとるよ……。綾乃ちゃんは、うちに同情して、うちを悲しませまいとして、うちの恋心を受け取って……うちの恋人になったってこと」

綾乃「千歳…………」

結衣「ファイナルアンサー?」

千歳「ファイナルアンサー」

結衣「……正解」


そうだ。あの時、私は自分に言い聞かせてきた。
私が好きなのは歳納京子じゃなくて、千歳。
千歳が私に恋をしてるってことを知ったから、私も千歳に惹かれて行ったって……

でもホントは。
さっきの答えの通り。
歳納京子に恋をしているのに
自分の気持ちを押し殺して、千歳に同情して……



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 00:09:05.96 ID:BibQGERO0


結衣「……第6問」パチン

綾乃「それでも…………!それでも私は!」


千歳はいつも私の恋を応援してくれた。
私は歳納京子に本気で恋をしていて、四六時中寝ても覚めても歳納京子のことばっかり考えちゃうほど好きだったのに、
私はどうしようもなくヘタレで……自分1人じゃなんのアプローチもかけられなくて……

そんな私を、千歳はいつも助けてくれた。
背中を押してくれた。
勇気をくれた。



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 00:23:17.22 ID:BibQGERO0


だから私は知っている。
千歳のその優しさを。
私は知っている。
池田千歳という人が、私にとってどれだけ大切な人であるかを。

初めは同情心で恋人になったかもしれないけど
千歳の存在がどれほど私の中で大きいものだったのか、恋人ってことを意識したらだんだん分かってきた。
千歳と恋人になれるなんて……
そんなの、幸せ過ぎるわ!



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 00:27:14.69 ID:BibQGERO0


綾乃「今なら……私は胸を張って言える!」


結衣「問題です」
綾乃「私は!」
結衣「杉浦綾乃さんが世界で1番愛している人の名前は」
綾乃「私は、今の私は!」
結衣「一生一緒に居たいと思っている人の名前は」
綾乃「死んでも離さない!絶対絶対、いつまでも一緒にいるんだから!」
結衣「命を賭して護りたいと思っている人の名は」
綾乃「いつも私を助けて護ってくれたあなたを、今度は私が護るから!」
結衣「誰でしょう?」
綾乃「池田千歳……」


綾乃「 池 田 千 歳 よ ! 」



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 00:37:55.21 ID:BibQGERO0


千歳「……綾乃ちゃん!うち、うち……!」グスン

綾乃「ち、千歳が嫌って言っても、私は千歳を離さないわよ///」

綾乃「ワガママになっちゃうくらい、私は千歳のことが好きなんだから」

結衣「……ファイナルアンサー?」


私はね、千歳……



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 00:44:17.68 ID:BibQGERO0


何で千歳が私の恋を応援してくれたのか、ちゃんとわかってるわよ。

千歳は私に恋をした。けれど、私には歳納京子という想い人がいて……

千歳は優し過ぎるから。
自分の好きな人が幸せになるのが、自分にとっても1番の幸せだって考えちゃうほど優し過ぎる人だから。
略奪愛なんてできないほど、優しい人だから。
自己犠牲も厭わないほど、私のことを愛してくれていたから……


でもね、今の私は……
他ならぬ、あなたに幸せにしてもらいたいのよ。
お返しに、私もあなたのこと……幸せにするから。


綾乃「……ファイナルアンサー」

結衣「……正解」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 00:51:40.98 ID:BibQGERO0


千歳「うちも……うちも綾乃ちゃんのことが大好きや!」ギューッ

綾乃「ち、千歳///」

結衣「……私からの誕生日プレゼント、受け取ってくれたかな?」

綾乃「えっ?」

もしかして、船見さん……いや、目の前の船見さんらしき人は、私と千歳のためにあんな問題を出したのかも。

……誕生日プレゼント、ありがとね。


結衣「それでは第7問です。池田千歳が世界で1番愛している人の名は?……って、もはや聞くまでもないよね」

千歳「杉浦綾乃ちゃんや。ファイナルアンサーやで」

結衣「……正解」

千歳「ふふっ、大好きやで、綾乃ちゃん」

綾乃「わ、私もよ、千歳///」



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:00:56.12 ID:BibQGERO0


結衣「それでは第8問。10問中8問正解すればOKなので、この問いに正解すれば晴れてゲームクリア。賞品ゲットして元の世界へ帰ることができます」

綾乃「ここまで来たら全問正解目指すわよ!」

千歳「うん!頑張ろうな、綾乃ちゃん!」

結衣「それでは、スクリーンを見てください」パチン


綾乃『あんっ……あんっ///ダメ、そこ……気持ちいいのぉ……///』クチュクチュ


千歳「!!!????」カァァ///

綾乃「なっ…………なんてもの映してるのよおおおおおおおおおお!!!!!!!」カァァァァァ///」

結衣「ご覧の通り、これは昨晩の杉浦綾乃さんの自慰の様子を撮影した映像ですが」

綾乃「今すぐ消して!消して消して消して消せー!」ジタバタ

千歳「あ、綾乃ちゃんの一人エッチ……///」ドキドキドキドキ

結衣「この時杉浦綾乃さんは、誰のことを想像しながら自分を慰めていたんでしょうか?解答者は綾乃です。スタート」パチン



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:03:25.46 ID:HghJejkK0


結衣さんなかなか鬼畜やねぇ・・・


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:08:04.95 ID:BibQGERO0


綾乃「言えるわけないでしょバカァァァ!!な、何これ!?いったいいつの間に撮ったの!?」

結衣「このスクリーンに映し出される映像は、全部綾乃と千歳の潜在意識や記憶から作られたものなんだよね。あっ、あと20秒…」

綾乃「バカバカバカバカ!こんなの無理!絶対絶対ぜぇぇぇぇったい無理!!船見さんがこんな破廉恥な人だなんて知らなかったわ!!」

結衣「いや、ここにいる私は船見結衣であって船見結衣でない存在だから。
綾乃と千歳の潜在意識や記憶から、2人が知ってる共通の人物でクイズの司会をするのに相応しそうなのを選んだ結果がたまたま船見結衣だっただけで……
この私はフィクションです。実在の人物、団体等とは一切関係が…」

綾乃「そんなのどーでもいいわよ!こんな問題パスよ!パス!」

結衣「クイズゲームをクリアできなかったら、二人に不幸なことが訪れるけど……いいの?」

綾乃「えっ?」

結衣「下手をすればどちらか死んじゃうかも」

綾乃「なんですってぇ!?」

結衣「それに、9問目、10問目はもっと恥ずかしい問題を用意してあるし……」

綾乃「そ、そんなぁ…」



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:15:11.90 ID:BibQGERO0


綾乃(言えるわけないじゃない!だってだって、隣には……!)

千歳「あ、綾乃ちゃん…///」ドキドキ

結衣「あと10秒…」

綾乃「…………もうっ!もうもうっ!」

綾乃「千歳……千歳よぉ!私がこの時想っていたのは千歳のこと!」カァァ///

結衣「ほう、それでは、あなたは昨晩この池田千歳さんのことを想いながら自分を慰めていた、ということですね?」

綾乃「何で聞き返すのよ!」

結衣「ファイナル……アンサー……?」

綾乃「ファ、ファイナルアンサーよ……///」

結衣「…………」

綾乃「…………」

千歳「…………///」ドキドキ

結衣「……正解」

綾乃「うわああああん!もうお嫁に行けないわああああ!」



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:29:08.79 ID:BibQGERO0


千歳「だ、大丈夫やで綾乃ちゃん!綾乃ちゃんがお嫁に行けへんのなら、うちが綾乃ちゃんのとこへお嫁に行けばええんやから!」

綾乃「そういう問題じゃないわよぉ!あ、あんな恥ずかしいこと!」

千歳「で、でも……嬉しいで///綾乃ちゃんがうちのこと考えながらあんなことしてくれてるなんて……ちょっと恥ずかしいけど、めっちゃ嬉しい///」ポッ

綾乃「……も、もうっ///」カァァ

結衣「おめでとう。これで二人はゲームクリア、見事この本の物語を紡ぐことが出来たね。さっそく賞品を渡しして元の世界へ帰ってもらおうかと思ってるんだけど……」

結衣「……どうせなら、最後まで……やる?」

綾乃「はあっ!?」

結衣「ほら、『ここまで来たら全問正解目指すわよ!』って言っていたし」

綾乃「あ、あれは勢いで言っただけよ!これ以上恥ずかしい問題なんてやってられるもんですか!」

結衣「……千歳の恥ずかしい秘密、知りたくない?」

綾乃「えっ///」

千歳「ちょっ///船見さんあかんよ!」

結衣「千歳も……綾乃の恥ずかしい秘密、知りたくない?あと2問残ってるから見れるよ」

千歳「えっ///」

綾乃「ちょっ///ちとせぇ!?」



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:37:41.20 ID:BibQGERO0


千歳(綾乃ちゃんの恥ずかしいところをもっと……///)ドキドキ

千歳(ああでも、もしかしたらうちが綾乃ちゃんの×××で△△△していたこととかバレちゃうかもしれへん!……せやけど、それもええかも……なんて///)ドキドキドキドキドキ

綾乃(わ、私だけあんなシーンを暴露されて、ふ、不公平だわ!そうよ、千歳も私に恥ずかしいところ見せるべきなんだから!)ドキドキ

綾乃(で、でもこれ以上私の恥ずかしい秘密……い、嫌よぉ!……けど……///)ドキドキドキドキドキ


────結局この後、船見さんの口車にまんまと載せられて
私たちは10問全部クリアしてしまいましたとさ。



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:39:13.38 ID:2jJN4y8a0
         _ _
     _, -¬ | |.| .|              \
 __,,-''"´   |.し'' "~,,,,.  ,,へ,              ヽ
「     _.,.  | ,| ̄ ̄ / ,/´ /             |     ふ
|__,,-''"~ |  |.,!.__,,..--',/´  /   ___.       |
    _.,_|   |    /   /  /   ノ( \.     |.     ざ
__,,-''"´   .,;;   く.,   / ./  _ノ  ヽ、_. \.  |
|   _,,-'' ^      ^"  /ノ((○)  (○)  \. |    け
|,,-''"´      、、     |  ⌒ (__人__)  ノ( | |
    |.       ヽヽ    \     |!!il|!|!l|   ⌒/`|    ん
     |i       ヽヽ    >   ⌒⌒        |
    .| !      ,     /             |.     な
   .! .{    ノ|   /               |
   i  ヽ--''"  |   {  .,             ./      !!!
   ノ        `<__,//   亅          ̄ヽ
            。 /    \          )へ、_ _
  =     =     、 ゝ.     ヽ          | ,√,/ ,>、
ー─‐―---,,,,,____  ヽ、     \、        |{r,/_/_/冫
ー─‐―---,,,___/ | ||  , 、=-     \、      \ヾ匕/」
         ./||  | /  |\.      \、      ヽ
       ./  ||  | >   |  \      \       ヽ
____/   ||  | \   ヽ  ヽ、       `丶、..,,,,_  ヽ
     /|.    ||  | ̄´   冫    ヽ、         `ヽ i
     / !     ||  |   /       ` ー .,,,       ,) 、
    ./  |.    ||  |  /              ̄ゝ_、ノ  ヽ
__/   !     .||  |ー┴---.,,,,,___ /ヽ、         ヽ
   |         ||  |            ` ̄ ̄ `ー―---- .,,,,,__
   .i          ||  |

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:45:49.22 ID:HghJejkK0


>>70
これほど俺の気持ちを表したAAはないだろう



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:46:17.92 ID:BibQGERO0




綾乃「うわあああああああ!!!!」

千歳「あーれーーーー!!!!」

ズドンッ

綾乃「痛たたたた……」

千歳「あはは、またお尻打ってもうた」

綾乃「私たち……」

千歳「元の世界に、帰ってこれたみたいやね」



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 01:54:36.51 ID:BibQGERO0


綾乃「無事帰ってこれたはいいけど……」


──
───
千歳『こ、こんなことしたらあかんのに……ごめん!ホンマごめんな綾乃ちゃん!』クンカクンカ

千歳『はぁぁ……綾乃ちゃんの匂い……ええ匂いや……天国や……///」ホワワーン
───
──


綾乃(……まさか千歳が、私の体操着の匂いであんなことしてたなんて///)カァァ



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:02:00.42 ID:BibQGERO0


千歳「ま、まあ、なんなかんやでクイズ楽しかったな~、なんて…」


──
───
綾乃『ダメ!私ったら、千歳の机でこんな……!んっ、あっ///』

綾乃『どうしよう……我慢できない///教室なのに、こんなこと……///』
───
──


千歳(机の角っこにあんな使い方があったなんて///)



80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:03:32.06 ID:JYarA1FlP


ほう・・・


81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:04:59.37 ID:2jJN4y8a0
          ____      
       /_ノ  ヽ、_\
.     / (● ) (● )\ 
    ///////(__人__)///\
    |              | 
     \           /
    ノ            \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:06:47.04 ID:BibQGERO0


綾乃「…………///」カァァ

千歳「…………///」カァァ

綾乃「えっと、その……誰にも言わないでよね!」

千歳「えっ?あ、うん!もちろんや!綾乃ちゃんも、内緒でお願いな///」

綾乃「言えるわけないじゃない!……って、今何時?」

慌てて時計を取り出すと、もう時刻は……

千歳「……綾乃ちゃん、誕生日おめでとう」



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:15:31.13 ID:BibQGERO0


綾乃「……ありがとう。凄くドタバタして大変で、とっても疲れたけど……」

綾乃「こうして千歳に祝ってもらえて、全部吹っ飛んじゃったわ」クスッ

千歳「ふふっ、不思議な体験やったな。本の世界に引きずり込まれて船見さんとクイズやるなんて」

綾乃「あっ、そういえばあの本……」

私たちの足下に、その本はあった。
隣に暗闇の中でも輝く宝石を置いて。

綾乃「うわぁ……何かしらこれ、綺麗……!」

千歳「しかも大きいなぁ。片手じゃ持てないくらい」

綾乃「ひょっとしてこれが……賞品?」

千歳「一億円の値打ちがある宝石……ってことなんやろか」



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:26:48.82 ID:BibQGERO0


綾乃「でも……売ったりはしたくないかな」

千歳「せやね。うちと綾乃ちゃんの……宝物にしよか」ニコッ

綾乃「ええ。そうしましょ」ニコッ

千歳「それにしても不思議な本やったなぁ。中身には何が書いてあるんやろ」ペラペラ

綾乃「こ、これって!」

そこには、私と千歳が本の世界に引きずり込まれてからの顛末が、手書きと思われる筆跡でびっしりと綴られてあった。

千歳「わぁ……これはびっくりしたわ」

綾乃「ほ、本当に不思議な本ね……。これも記念に持ち帰る?」

千歳「うん。他の人が引きずり込まれたらあかんし、厳重に保管しとかなな」

綾乃「誕生日プレゼント……千歳からもらう前に、色々もらっちゃった気分ね」

千歳「日付が変わった瞬間、うちが真っ先に用意していたプレゼントあげよう思てたのに……」

千歳「……せや、綾乃ちゃんに用意していたプレゼントは今家に置いてあるから、代わりに今すぐプレゼントできるもの、プレゼントしてええ?」

綾乃「えっ?いいけど、何を……」


チュッ



89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:32:35.35 ID:BibQGERO0


綾乃「──っ!?」カァァ

千歳「うちの全部を、受け取ってくれる?」

綾乃「な、何よ今さら///もうとっくに、千歳は私のものなんだからね///」

千歳「ふふっ、たしかにそうやったな。けど……」ニコニコ

千歳「……なあ、綾乃ちゃん、これからうちの家に泊まって……」ドキドキ

千歳「……うちに何でも、す、好きなことしてええよ///」

綾乃「なっ///」

千歳「うちの初めて、綾乃ちゃんに……受け取って欲しい///」



92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:43:01.74 ID:BibQGERO0


綾乃「は、初めてってぇ!?」

千歳「うちずっと、綾乃ちゃんとしたいなぁって思ってて……そんで今日、綾乃ちゃんも同じ気持ちなんやって知って、せやから……///」ドキドキ

綾乃「…………///わ、わかったわ!じゃあ早くかかか、帰りましょっ///」

千歳「う、うん!」



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:46:30.81 ID:BibQGERO0




1月20日
私、杉浦綾乃は14歳になり、大人の階段を一歩登った。

……別の意味でも登ってしまったのだけれどね///
そう、愛しい恋人と一緒に……


おわり



95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:55:33.57 ID:IrRkhArX0


乙乙
面白かった



97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 02:55:43.79 ID:n6DgWPRRO


おつ


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/21(月) 03:03:17.97 ID:qgH1QeCk0





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AAわろた
[ 2013/01/23 23:03 ] [ 編集 ]

別のカップリングでも見てみたいですね
ひまさくとかあかあかとか
面白かったです!
[ 2013/04/07 15:25 ] [ 編集 ]

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