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和奏「見ちゃったり、しちゃったり」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 01:06:42.69 ID:yDhKmXOF0


ガラッ

和奏「ごめn……」

来夏「んーっ」

ウィーン「うーん……」

ピシャッ

和奏(ちょっと遅れて来てみたら……なに今の!)

和奏(ウィーンの向こうに来夏がいたり)

和奏(二人とも声を漏らす感じ顔を近付けてたり)

和奏(今のって、今のって!)

来夏『えへへ、ウィーンありがとう』

ウィーン『Ja!』

和奏(どうしよう、入りにくい)





3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 01:10:29.34 ID:yDhKmXOF0


ウィーン『それじゃあちょっと用事があるから、バイバイ』

来夏『うん、バイバーイ』

和奏(!)

タタッ

ガラッ

ピシャッ

ウィーン「♪~」

和奏(……)コソコソ

和奏(ど、どうしよう、入ろうか、でも……)

来夏『はー、和奏遅いなぁ……』

和奏(う、い、行くしかないよね……よし)



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 01:19:55.57 ID:yDhKmXOF0


来夏「あっ、和奏!」

和奏「ご、ごめんね来夏、ちょっと遅くなっちゃってさ」

来夏「良いよ良いよ! それよりさ!」トテテテ

ぎゅっ

和奏「な、なに、手なんて掴んで」

来夏「明日ここに来てもらって良い?」

和奏「え、あ、うん、良いけど……どうしたの?」

来夏「えへへ、内緒」

和奏「まあ良いけど……」

和奏(なんというか、つい来夏の唇に目が行っちゃうなぁ)

来夏「……から…………ね」

和奏(さっき、この唇が、キスしてたんだよね、来夏の、このちっちゃい唇が……)

来夏「和奏、ねぇ聞いてる和奏ー?」

和奏「えっ、な、なんだっけ」

来夏「はぁ……とりあえず明日12時にここで集合!」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 01:27:57.07 ID:yDhKmXOF0


翌日

和奏「……もう12時なんだけどなぁ」

和奏「それにしても、来夏、昨日確かここら辺で……」

和奏「来夏とウィーン……んー、テンションは合ったり、似合ったりしそうかな?」

和奏「でも、なんでかな、ちょっと胸が痛い」

和奏「……ピアノ、気が紛れるし、うん」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 01:30:38.24 ID:yDhKmXOF0


和奏「……ふぅ」

来夏「やっぱり良いよね、心の旋律」

和奏「ひゃぁっ!?」

来夏「そ、そんなに驚く?」

和奏「ご、ごめん」

来夏「良いよ良いよー、遅れてごめんね和奏」

和奏「う、ううん、気にしないから」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 01:35:24.92 ID:yDhKmXOF0


和奏「それで、今日はどうしたの?」

来夏「うん、あの、さ、……ピアノ教えてっ!」

和奏「ピアノを?」

来夏「いやー、なんと言うか、私も心の旋律を弾いてみたいって思ってさー」

和奏「そっか……うん、それじゃあ隣に座って」

来夏「はい! 師匠!」

和奏「師匠って……とりあえず最初は指を慣らそうかな」

来夏「いえっさー!」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 01:43:41.75 ID:yDhKmXOF0


和奏(楽しく歌いながらピアノを弾く来夏)

来夏「猫踏んじゃったー猫踏んじゃったー」

和奏(……この唇から、声をだす来夏)

来夏「猫踏んじゃったーらー引っ掻いた」

和奏(来夏の、唇)

来夏「……なんてこのくらいしか弾けなくてさー」

和奏「うん」

和奏(綺麗な唇が目の前に)

来夏「楽しいけど、もっと弾きたいんだよねー」

和奏(柔らかそうな唇が……)

来夏「……和奏ってば聞いてるの?」ズイッ

和奏(あ、もっと近くに、抑えられない)

来夏「わかn……んぅっ!?」

和奏「ん……」

ぎゅうう



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 01:51:32.51 ID:yDhKmXOF0


和奏「……はぁ」

来夏「その、和奏?」

和奏「昨日」

来夏「?」

和奏「昨日、来夏がウィーンとしてた」

来夏「え?」

和奏「雰囲気的には今のとは違う……もっと深い」

来夏「えっ、えっと、私、ウィーンとそんなことしてな」和奏「深いの」

来夏「んぅ……んぐ、んんっ!」

和奏「んっんっ……ふぅ、ん……」

和奏(足りない、足りない、もっとこの唇を、舌を)

来夏「んーっ! んーっ!」ビクッビクッ

和奏(可愛い、来夏可愛い……)

ぎゅうう



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 02:02:06.39 ID:yDhKmXOF0


来夏「はぁっ、はぁっ……」

和奏「はぁぁ……来夏」

ぎゅっ

来夏「ふぇっ?」

和奏「どうして、どうしてウィーンとキスしたの?」

来夏「えっと、なんのこと?」

和奏「え?」

来夏「え?」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 02:09:24.48 ID:yDhKmXOF0


和奏「目のゴミを取ってただけ?」

来夏「和奏の馬鹿、馬鹿和奏、ばかな」

和奏「つまり私の勘違い?」

来夏「ばかなのばかなぁ」

和奏「えっと……」

来夏「よくも勘違いで私の……ばかなのばぁーか」

和奏「……来夏」

来夏「……なに?」

和奏「その顔、すごく可愛い」

来夏「なっ、なにを……んんぅ」



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 02:19:06.20 ID:yDhKmXOF0


来夏「はぁはぁ、わかなぁ……」

和奏「来夏」

なでなで

来夏「わかな、わかなぁ……」

スリスリ

和奏「……」

和奏(ど、どうしよう)

和奏(キスしちゃったり勘違いだったり)

和奏(来夏が可愛かったりデレデレになったり)

和奏(これは……)

来夏「……わかな、わかな」

和奏「な、なに?」

来夏「……ん」

和奏「おねだりする来夏可愛い、んっ」

来夏「んぅ……♪」



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 02:25:48.94 ID:yDhKmXOF0


和奏(どうしよう、どうしよう、これは……まずい)

和奏(なんだか日も傾いてきてるし、とりあえずそろそろやめないと)

和奏「あ、あのね、来夏」

来夏「えへへ、なぁにわかなぁ」

スリスリ

和奏「か、かわっ……じゃなくて日も落ちてきたしそろそろ……」

来夏「……」

ぎゅっ

和奏「来夏?」

来夏「やだ、まだわかなと一緒にいたいもん」

和奏「も、もう来夏ったら、あとちょっとだけだよ?」

なでなで

来夏「うんっ!」

和奏「来夏はしかたないんだから!」

なでなで



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 02:38:31.51 ID:yDhKmXOF0


和奏の部屋

和奏(おっかしいなぁ、なんで来夏がお泊りセット持ってうちに来てるんだろう)

来夏「んーっ、んっ」

ちゅっ

和奏(お父さんは来夏におとうさんって呼ばれて嬉しそうな複雑そうな顔してたなぁ)

来夏「んっんっ」

ちゅっちゅっ

和奏(来夏は泊まる許可をもらう電話してたなぁ……)

来夏「んんーっ」

ちゅううう

和奏「来夏、そんなに吸うとほっぺに跡が……」

来夏「私のものだもん、印つけるの」

和奏「」

ぎゅっ

来夏「えへ、わかなっわかなっ……んぅぅっ♪」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 05:13:51.23 ID:yDhKmXOF0


和奏「それじゃあ私はこっちの布団で、来夏はそっちの布団ね、お休み」

…………

……

もぞもぞ……ぎゅっ

和奏「……来夏?」

来夏「えへへ、その、一緒にねよ?」

スリスリ

和奏「」

和奏「なんというか、いただいちゃっていいのかな?」

来夏「えへへ……」

和奏「来夏……」

来夏「……」

和奏「……来夏?」

来夏「すぅすぅ」

和奏「そんなばかな」



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 05:24:40.91 ID:yDhKmXOF0


来夏「すぅすぅ」

和奏「可愛い寝顔」

和奏「いつもみんなを引っ張って頑張るパワフルな来夏」

和奏「私まで無理矢理引き込んで……すごいよね」

和奏「こんなに小さくて可愛いのに、どこにそんな力があるのかな」

ぎゅっ

来夏「んぅ……」

和奏「あ、起こしちゃうかな……」

来夏「わか、なぁ……すぅすぅ」

和奏「可愛い」

来夏「すき、らいすき……」

和奏「」

和奏「来夏が悪いんだから……んっ」

来夏「んんん……ふぇっ、わかっ、ふあぁっ……まっ、ちょっとまってぇ……」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 05:34:24.20 ID:yDhKmXOF0




圭介「とりあえず和奏の友達の分と、合わせて3人分の飯」

圭介「女子高生か……見たいとかじゃなくて朝飯食べさせないとな」

圭介「……部屋まで起こしに行くか」

……

圭介「あー、和奏、と宮本さん、だったかな、朝だぞ」

圭介「……」

圭介「チッ」

圭介「開けるぞー」

ガチャ

圭介「……」

パタン

圭介「母さん、女子高生と娘が裸で抱き合ってた、最近の若い子は性別は気にしないんだな」

圭介「とりあえず飯にラップでもかけとくか」



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 05:44:36.24 ID:yDhKmXOF0


まだ続けたいけど眠いから寝る
お仕事ワッショイして終わって帰ったら別のスレ立てるかも
もし残ってたら続きがかけるけど流石に保守するほどじゃないから残さないほうがよさげ



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 05:45:12.33 ID:0TZjkgY+0



また気が向いたときにでも



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 05:45:48.27 ID:7ThQkJPr0


>>69

あんたのわかなつ大好きや



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[ 2013/04/01 12:00 ] TARI TARI SS | コメント(2)

いい・・・
TARITARIはいろはにはない百合がある
[ 2013/04/01 19:02 ] [ 編集 ]

最高かよ
[ 2015/02/16 06:24 ] [ 編集 ]

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