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照「千里山に転校します」菫「は?」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 13:22:16.40 ID:Ub9Vh3PAO



百合

カプ未定(たぶん千里山の誰か)

麻雀描写なし

書きためなし



2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 13:37:57.98 ID:Ub9Vh3PAO



菫「転校ってお前……IHはどうするんだ」

照「白糸台としては出れない」

菫「そんな簡単にっ! あと半年もないんだぞ!?」

照「うん……」

菫「ようやくチーム虎姫がまとまって来たところなのに」

照「ごめん。でも私も聞いたのは昨晩の事だから」

照「正直……戸惑ってる」

菫「照……」





3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 13:54:07.44 ID:Ub9Vh3PAO



大阪
千里山女子麻雀部部室ーーーーーーーー



雅枝「という訳で、みんな仲良くするように!」

照「よろしくお願いします」ペコリ

麻雀部部員「」


セーラ『いやいやいやいや、なんでチャンピオンがここにおるんやっ』コソコソ

竜華『同姓同名ちゃうん!? 顔も似ててとか』コソコソ

泉『あんまりチャンプっぽいオーラ感じられへんし、やっぱり他人の空似じゃ』コソコソ


雅枝「みんな知ってるように、宮永は現インハイチャンプや」

雅枝「大会に向けて、レギュラーは改めて考え直すからな! 気を引き締めて練習せいやっ!」

麻雀部部員「は、はいっ!!」


竜華(こ、これはエラいこっちゃ……)




4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 14:03:43.14 ID:Ub9Vh3PAO



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



泉「トビです」

船Q「私もトビや」

セーラ(相変わらずえげつないで……)

照「お疲れ様でした」


雅枝(ふむ。間近で見ると本当に凄いな。これは……)

照「監督。申し訳ないんですが」

雅枝「あ、あぁそうやな。身辺整理せなあかんし、今日は上がりや」

照「ありがとうございます。明日からもよろしくお願いします」ペコリ





5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 14:16:23.07 ID:Ub9Vh3PAO




泉「ぶはーー、おっかなかったーー!」

セーラ「しっかりせいや泉。レギュラーから外されるとしたらお前やぞ」

泉「ふぐっ。そないなこと言われてもぉ」

セーラ「……船Qもボコられたんに元気やな」

船Q「そらそうですわ。インハイチャンプのデータが取り放題」

船Q「こんな貴重な展開有り得るんやなあー」ゲヘヘ

セーラ「はあ……」


竜華「……」

セーラ「どうかしたん? 妙に静かで怖いわ」

竜華「ん……いや、な」

セーラ「 ? 」




6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 14:32:46.32 ID:Ub9Vh3PAO



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



怜(遅くなってしもた。もう部活終わったやろなぁ)テクテク

怜(もうすぐレギュラー発表やし、なるべく練習に参加したいんやけど)

怜(後で竜華に電話してみるかな)

怜「ん……?」


照「……こっちか……」ウロウロ

照「でも今こっちから来たはずだから……」ウロウロ

照「あ、分かった。あそこを左だ」


怜「……」

怜(うーん、私ってば目も悪なってしもたんかなぁ)

怜(次の受診の時に眼科もついでに行っとこか)スタスタ




7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 15:19:13.38 ID:Ub9Vh3PAO



怜(しかしインハイチャンプの幻を見るとは。私も大概やな)スタスタ

照「あの……」

怜(おお。声まで聞こえるわ。耳鼻科にもお世話になるんかなぁ)スタスタ

照「す、すみません」

怜(しつこい幻聴やな。これは疲れてるわ。はよ帰らんと)スタスタ

照「ちょっと道をお尋ねしたいのですが」

怜(はあ……病んでるわ。こら確実に私病んでるわ)スタスタ


リンリーン リンリーン

怜「……はいな」ピ

竜華『怜? 病院終わった?』

怜「終わったで。ごめんなー、部活参加出来んで」

竜華『それはええんよ。ええんやけど……』

怜「なんかあったん?」

竜華『驚かんと聞いてや。実はな』




8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 15:35:05.33 ID:Ub9Vh3PAO



怜「インハイ…チャンプが……転校……して来た…やと……」チラ

照(´・ω・`)

怜「」

竜華『怜? 大丈夫? 一応言うとくけど、これボケやないからな?』

怜「あ、あー……了解や竜華。大丈夫、無問題や」



怜「はい、ほなまた明日」

ピ

ツー ツー

怜「……」チラ

照(´・ω・`)

怜「はあーー…」




11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 15:47:55.19 ID:Ub9Vh3PAO



怜「え、ええと」

照「!? う、うん」

怜「ごめんな……無視してしもて」

照「」ボロボロボロ

怜「な、泣かんといてやっ!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



怜「住所と地図によるとここやね」

照「や、やっと着いた」

怜「既に何日かは通ってるんやろ?」

照(´・ω・`)

怜「……ごめん。余計なこと言うたわ」




12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 16:06:30.06 ID:Ub9Vh3PAO



照「ありがとうございました」ペコリ

怜(ウチの2件隣りのアパートとは)

照「……」ゴソゴソ

怜「 ? 」

照(´・ω・`)

怜「……鍵ないんか」

照(´・ω・`)

怜「分かったからその顔止めえ」

照「ごめんなさい」

怜「はあ……」







15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 16:22:49.53 ID:Ub9Vh3PAO



《次の日》

千里山女子麻雀部部室ーーーーーーーー



竜華「という訳で、宮永照さんや」

照「よろしくお願いします」

怜「……」

セーラ「おい、怜大丈夫か?」

怜「ああ、大丈夫や。よろしくお願いします」ペコリ

照「……」ペコリ





51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 21:34:01.48 ID:Ub9Vh3PAO


照「ロン」パラッ

セーラ「うおっ。マジか」

怜「やられたなぁセーラ」

セーラ「くっそ次は負けへんぞ」

船Q「いやしかし、今の局は誰も飛ばんと終わりましたね。さすが三年レギュラー陣」

怜「ギリギリ残った程度やけどね」フゥ

セーラ「そうやで。飛ばん事を喜んでてどうするんやって」

セーラ「なあ竜華」

竜華「……」

セーラ「? 竜華?」




52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 21:47:24.20 ID:Ub9Vh3PAO



竜華「ん、ごめん。何か言うた?」

セーラ「なんやねん……大丈夫かいな」

竜華「大丈夫大丈夫。あ、もうこんな時間やん。そろそろ終わりにしよか」

セーラ「ああ、そやな。いまいちスッキリせん終わり方やけど」

竜華「みんなー! 片付けるでー!」ガタッ

部員「「ハーーイ」」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



竜華「と……」

怜「ほな帰ろか宮永さん」

照「うん」

竜華「……一緒に帰るん?」




53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 21:59:45.76 ID:Ub9Vh3PAO



怜「いやな、実は昨日私ら会ってんねん。な? 宮永さん」

照「道に迷って帰宅困難者になっているところを助けてもらった」

怜「転校して来てから何日かは経ってるはずやのにドン引きやわ」

照「ド、ドン引き……」グサッ

怜「驚いた事に偶然ウチの2件隣りやし、しばらくは一緒に登下校する事にしたんよ」

竜華「そうなんや……」

照「お手数おかけします」


怜「あ、竜華もしかして用事とかあったん?」

竜華「ううん。あらへんよ」

怜「そか。んじゃ宮永さん行くで」

照「うん……清水谷さん、また明日」ペコリ

竜華「………」ペコリ




54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 22:15:14.22 ID:Ub9Vh3PAO




セーラ「竜華~、帰ろーやー」

竜華「うん……そやな」

セーラ(ふむ……)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



怜「学校には少しは慣れた?」

照「んー……少しは。みんな積極的に話し掛けて来てくれるから助かる」

怜「関西人はコミュニケーション能力の塊みたいなもんやからな」エッヘン

照「……清水谷さんは……」

怜「 ん? 」

照「……いや、なんでもない」




55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 22:24:46.15 ID:Ub9Vh3PAO





怜「ほなまた明日な」

照「うん………あれ?」ゴソゴソ

怜「まさか」

照(´・ω・`)

怜「その顔止めえて」ハァ




怜自宅ーーーーーーーーー



怜「お母さん今日は早よ帰って来てくれるん?」

照「昨日と同じだと思う。たぶん12時過ぎ」

怜「そっか……忙しい人なんやね」

照「……」




56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 22:40:33.71 ID:Ub9Vh3PAO



怜「まあ今日もウチに泊まればええわ」

照「知り合ってまだ2日しか経ってないのに……本当に何とお礼を言えば良いか」ズーン

怜「知り合って2日……そういえばそうやね」

怜(インハイチャンプやしこっちは前々から知ってはいるんやけどな)

照「……」ショボン

怜「アンタからしたら全てが初めてなんよね……」

怜(大変やろなぁ…)


怜「とりあえず新しい鍵もらったら、首から下げとき?」

照「えっ、それはさすがに恥ずかし」

怜「……なに?」

照(´・ω・`)





57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 23:35:40.05 ID:Ub9Vh3PAO



《数日が経過》

千里山女子麻雀部部室ーーーーーーーー




泉「ふええ~……また飛んでしもた」

船Q「でもだいぶ粘れるようにはなって来たやん。その調子や」ハッハッハッ

セーラ「船Q……飛び寸前でその笑顔は尊敬に値するで」


照「二条さん。今のはこれより……こっちを切るべきだった」

泉「な、なるほどです。勉強になります」

船Q「チャンプ直々の指導なんて希少価値ありすぎやで。励みやー、泉」

セーラ「お前も励めや」



怜「だいぶ打ち解けてきたな、宮永さん」

竜華「うん……」

怜「……」

怜「竜華、あんた

雅枝「集合ーー!」




58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木) 23:45:50.83 ID:Ub9Vh3PAO



雅枝「これよりIHのレギュラーを発表する! 心して聞くように!」


ザワザワ ザワザワ


雅枝「大将、清水谷竜華!」

竜華「はい」

雅枝「副将、江口セーラ!」

セーラ「はいっ」

雅枝「中堅、船久保浩子!」

船Q「はい」

雅枝「次鋒、園城寺怜!」

怜「はい」

雅枝「そしてエースで先鋒は、宮永照!」

竜華「 !? 」ガタッ

照「はい」




59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 00:04:08.64 ID:XnVESuvAO



雅枝「ん? なんや竜華」

竜華「……いえ」ストン

雅枝「以上のメンバーでIHを征する! レギュラーは気合い入れて行くようにっ!!」

「「はいっ!!」」


セーラ「よっしゃー! 頑張ろうやっ」

怜「まさに心新たにって感じやな」

船Q「目指せ優勝ですね」

セーラ「頼むでエース!」バンッバンッ

照「痛たた。うん、頑張ろう」


怜「ところで、打倒白糸台……でええんよな?」

船Q「まあ2連覇してますし、ええんちゃいます?」

セーラ「でも2連覇の立て役者は今は千里山におるんよな」チラ

怜「そうなんよね」チラ

船Q「はい」チラ

照「……」




62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 00:24:04.51 ID:XnVESuvAO



照「えっと、私の事なら気にしないで。昔の仲間が相手でも…」

セーラ「そうやなくて」

照「 え? 」

怜「うん……なんや、不思議な感じがするんよな」

セーラ「今まで打倒白糸台、打倒宮永照って掲げて練習して来たから……」

セーラ「千里山女子先鋒宮永照、か」

怜「ははは、最高に心強いのは確かやわ」

照「……」


照「………そうか……やっと気付いた……私」ガタッ

怜「ん? どないしたん」

照「清水谷さんは」キョロキョロ

セーラ「さっき出て行ったみたいやけど」

照「……行ってくる」タッ

怜「あ……」


ガラッ
バタン

怜「ふむ……」

セーラ「ま、大丈夫やろ」




63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 00:44:48.92 ID:XnVESuvAO





竜華「はあ……ウチ、またあんな態度取って」

竜華「監督にはバレてるんやろな。いや、みんなにも」

照「清水谷さんっ」ダダダッ

竜華「えっ。み、宮永さん?」ドキッ

照「はあっはあっ」

竜華「な、なんやねん。ウチに何か用か?」

照「ぜえっぜえっ」

竜華「……」

照「………おえっ」

竜華「えええっ!?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



照「ご、ごめん。普段あんまり走ったりしないから」

竜華「あれにはさすがのウチもドン引きやで」

照「ド、ドン引き……」グサッ

竜華「……で、どういった理由で嗚咽するくらい全力疾走したん?」




64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 15:51:48.70 ID:XnVESuvAO



照「思い出したの」

竜華「なにを?」

照「去年のIH……大将戦」

竜華「……」

照「対局。したよね? 私たち」

竜華「うん……したなあ。そんでボコボコにされたわ」

照「ご、ごめん」

竜華「そこは謝るとこちゃうやろ」

照「……ごめん」

竜華「はあ……」


照「それで……あの……清水谷さんの……えっと…」

竜華「私の?」

照「気持ち……というか……なんというか…」

竜華「気持ち?」

照「たぶん……えっと…去年……打倒…」ムググ

竜華「打倒? なんやって?」

照「えっと……つ、つまり……」ムグググ

竜華「……宮永氏」

照「ごめんなさいです」




65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 16:13:53.95 ID:XnVESuvAO



竜華(記者会見の時は霊か何か宿すんやろか……)フム

照「と、とにかく」

竜華「とにかくって一つも分からんかったんやけど」

照(´・ω・`)

竜華「あはは、なんやその顔。ごめんごめん。まあ……なんとなくは伝わったわ」


竜華「去年千里山女子は、関西最強と言われとったんに西東京代表の白糸台に大敗した」

竜華「ウチは大将として何とか挽回したかったし……せんとあかんかった」

竜華「でも、挽回どころか何も……出来んかった」

竜華「宮永さん。アンタの前に全く歯が立たなかったんや」

照「……」

竜華「悔しかったわーあれは。そんでウチを大将にしてくれた監督やら先輩やら」

竜華「全てのみんなに申し訳なかったわ……」

照「……」

竜華「打倒白糸台。打倒宮永照。アンタの言いたかったように、誓った訳よ」

竜華「部長にもなってしもたしな……」ハァ




66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 20:36:25.74 ID:XnVESuvAO



竜華「病院に通ってて、まともに部活に顔出さんくなってた怜誘って…」

竜華「だって怜とセーラとの最後の全国なんやもん」

照「清水谷さんから誘われた話は園城寺さんに聞いた。感謝してるって言ってた」

竜華「そか」


竜華「……王者白糸台のエースが突然よろしく来た時は驚いたな」

竜華「宮永さんが嫌いだとかやないんやで? そういうんやなくて」

照「うん。大丈夫」

竜華「なんというか、受付けられんっていうか……」

竜華「そんでも、これはダメやって思って、なんとかせんとって……はあ。モヤモヤしとったわ」

竜華「やのに怜もセーラもみんなしてチャンプチャンプ言うてからに」

竜華「なんや、寂しかったんかなー」ハハハ

竜華「はいっ。ウチのお話はこれで終わりや! 長々語ってしもたなっ」

照「ありがとう。話してくれて」

竜華「兎にも角にもごめん……冷たく当たってしもて」ペコリ




67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 20:49:34.45 ID:XnVESuvAO



照「謝らないで。私だって白糸台に突然清水谷さんが来たらそう思うかもしれない」

竜華「え~? ウチと宮永さんとは違うやろー。悔しいけど主に戦力的に」

照「そうかもね」

竜華「はあ!? なんやと」

照「と冗談はおいといて」フフ

竜華(わ、笑えん)

照「最後の全国は、やっぱりずっと一緒に頑張って来たメンバーと戦いたいよね……」

竜華「あ、えっとでもな、もう大丈夫やから!」

竜華「今宮永さんに心ん中全部さらけ出したらスッキリしてん」

竜華「もう宮永さんは、全国目指して白糸台倒す、大事な仲間や!」

照「清水谷さん……」




68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 21:16:25.65 ID:XnVESuvAO




竜華「さっ、そろそろ戻ろか。きっと今頃泉あたりオロオロしてる頃や」

照「二条さん?」

竜華「ま、あそこら辺で一番色々考えてんのは泉やろな」

照「へえ……入部したてだよね?」

竜華「たぶん宮永さんが来んかったら泉がレギュラーなってたわ」

照「そうなんだ」

竜華「おっと、気にする事はないで? あくまで実力主義やし、泉には来年もあるんやから」

照「うん。分かった」コクン


竜華「ところでずいぶんと怜と仲良くなってるみたいやな」

照「園城寺さんにはよくしてもらってる」

竜華「ほほ~」

照「しかしあの寝相はいけない。手は許容範囲だけど足はない」

竜華「…………」

竜華「寝相……やと」




72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 22:22:23.57 ID:XnVESuvAO



照自宅ーーーーーーーーーーー




照「もしもし」

菫『久しぶりだな照。元気にしてたか?』

照「うん元気。そっちはどう?」

菫『相変わらずチーム戦ばかりの毎日だよ。千里山はないのか?』

照「千里山は白糸台とは違うかな。ライバル関係はあるけど、殺伐とはしていないよ」

菫『ふうん……もうすっかり千里山女子麻雀部員って感じだな』

照「それはね。なんだかんだで3ヶ月だよ」




73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金) 22:35:06.86 ID:XnVESuvAO



菫『そんなに経ったのか……早いな』

照「早い。本当にね……」


菫『もちろん試合には出るんだろ?』

照「先鋒で出る。白糸台の先鋒は誰?」

菫『まだ決まっていないよ。ただ有望な一年生が入ってな。もしかするとその一年生になるかもな』

照「へえ~。それは楽しみ」

菫『……負けないからな? 今年も勝って白糸台の3連覇だ』

照「千里山も負けないよ。白糸台の3連覇を阻止するのは千里山だ」




75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土) 00:19:04.66 ID:2YbwKO2AO



菫『言うようになったじゃないか。以前は淡々としていたのにな』

照「菫も大阪に住めば分かる。なんというか、血の気が多くなった」

菫『そうなのか……。それは少し興味深いよ』

照「IHが終わったら遊びに来て。色々案内出来るようにしておくから」

菫『照に大阪の街を案内か。それは期待せざるを得ないな』

照「任せて。チームメイトにオススメスポット聞いておくから」

菫『あ……ああ』

照「? 菫?」

菫『いや、なんでもないよ。じゃあまたな』

照「うん。また」


ピ



菫(チームメイト……か)





77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土) 00:34:49.07 ID:2YbwKO2AO



千里山女子麻雀部部室ーーーーーーーーーー




ガラガラ

照「お疲れ様」

怜「お~、お疲れ様~てるてる」

竜華「今日はずいぶんと早いなあ。気合い入ってるん?」

照「ホームルームが早く終わって。2人はいつも早いね」

怜「この時間くらいしか竜華の太もも満喫出来へんからなー」モフモフ

竜華「怜は練習する前にこうやって充電する必要があるんや」

照「へえ~」

照(膝枕か……してもらった事ないな)




78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土) 00:43:25.53 ID:2YbwKO2AO



照(それにしても……)

照「ねえ、2人はやっぱり
ガラガラ

セーラ「おい~っす」

怜「この時間に珍しいのが来たわ」

竜華「ホンマや。今日は台風やから部活中止にして帰ろか」

セーラ「ホームルームが早く終わっただけや!」


ギャー ギャー


照「……」

照(まあいいか)



ーーポツ

ポツポツポツ


ザアアアアアーーーーーーーーーー








79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土) 00:57:35.20 ID:2YbwKO2AO





ザアアアアアーーーーーーー


船Q「えらい土砂降りですねぇ」

怜「セーラが早く来たりするから」

竜華「うん。セーラのせいやな」

セーラ「ヒドいわ。マジ泣けるわ」


雅枝「集合ー。みんな聞いてやー」

雅枝「台風が近付いとるらしい。学校側から部活中止とのお達しが出たわ」

竜華「ほう。結構デカいっちゅう事かいな」

怜「セーラが」

セーラ「まだ言うんか」

雅枝「麻雀部も今日は切り上げる。竜華」

竜華「はい。みんな片付け始めるでー!」

ハーイ




ピカッ
ーーーーーーーゴロゴロゴロ





82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土) 18:33:12.09 ID:2YbwKO2AO



ゴロゴロゴロゴロゴロ……



怜自宅ーーーーーーーーーーー



怜「悪いなぁ晩ご飯まで作ってもろて」

竜華「怜が台風の日に体調崩すんは恒例行事やからなー」ジュージュー

竜華「最近お泊まりしてなかったから、いい口実になったわ」ジュージュー

怜「そういや三年生になってから竜華が泊まるん初めてか」

竜華「そうやでー。久々におじさんおばさんにも会いたかったんやけどな」ジュージュー

怜「出張先の東京は小雨らしいで」

竜華「そうなんやー。ここも早く通り過ぎるとええなあ」ジュージュー

ピカッ

「ひゃっ」


ーーーーーーーーゴロゴロゴロゴロゴロ


怜・竜華「……」





83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土) 18:44:21.44 ID:2YbwKO2AO



ゴロゴロゴロゴロゴロ……


照「……」

怜「まさかてるてるが雷苦手とは」

竜華「うん。矢が降って来ても動じなそうやのにな」


ピカッ

照「 ぴっ 」ビクッ

怜・竜華「……」

照「……今のは私じゃない。よ、妖精さん」


ゴロゴロゴロゴロ………ピカッ

照「 ぴゃっ 」ビクッ

照(´・ω・`)

怜・竜華(可愛いわ……)



ザアアアアアーーーーーーー





84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土) 18:49:42.17 ID:2YbwKO2AO




ザアアアアアーーーーーーー



怜「相変わらず竜華のご飯は美味しいわ~」モグモグ

竜華「おおきにー。宮永さんはどう? お口に合う?」

照「とっても美味しい」モッキュモッキュ

ピカッ

照「 ぷっ 」ビクッ

怜・竜華「あはははは」



ーーーーーーゴロゴロゴロゴロ





85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土) 19:13:21.13 ID:2YbwKO2AO



竜華「しかしインハイチャンプにも意外な弱点があったんやな」

怜「なんや安心したわ。そんで妙に癒されるわ」

照「大して苦手じゃない。少しだけ苦手なだけ」


ピカッ

照「 きゅっ 」ビクッ

怜「めっちゃ苦手やん」ゲラゲラゲラ

照「……園城寺さんも意外。儚げだったのに裏切られた」

怜「ええ~? 儚げやん私。ごほっごほっ」

照「うーん……」

怜「私病弱やから」ゴホゴホ

竜華「……」



ザアアアアアーーーーーーー



竜華「怜ー、そろそろ眠いんちゃう?」

照「え、さすがにまだ早いんじゃ」

怜「ん~、ちょい眠い……かなあ」

照「……」




86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土) 19:48:57.04 ID:2YbwKO2AO



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



バタン

竜華「ぐっすり寝てるわ」

照「園城寺さんはどこが悪いの?」

竜華「それがなー。うちらにもハッキリ教えてくれんのよね」

照「そうなんだ……」

竜華「ああ見えて頑固っちゅうか強情っちゅうか」

竜華「心配かけたくないんやろうけど……心配するに決まってるっちゅうの」ハハハ

照(……やっぱり2人って……)

照「あのさ
ピカッ

照「 ひゃっ 」ビクッ


ーーーーーーゴロゴロゴロゴロ






89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日) 00:24:09.94 ID:ifh+3DQAO



照「情けない」シュン

竜華「そない落ち込む事でもないやろ。苦手なものくらい誰にでもあるやろうし」

照「……ありがとう」ハァ


竜華「そういえば、東京ではどうしとったん? 前からお母さんの帰りは遅かったんやろ?」

照「東京では菫の家に避難させてもらってた」

竜華「菫……?」

照「弘世菫」

竜華「………ああ。確か背が高くて髪の長い」

照「そう。ちょっと強面の」

竜華「強面てアンタ。ウチは美人さんや思うよ~?」

照「菫は顔が怖いだけでなく中身も怖い」

竜華「ヒドい言われようやな」アハハ




90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日) 00:47:32.61 ID:ifh+3DQAO



竜華「ま、そこまで言えるって事はめっちゃ仲良かったんやろ?」

照「うん。菫とは一年生の時から同じチームだったから」

竜華「チーム…」

竜華(そういや白糸台にはいくつかのチームがあるんやって監督が言うてたな)


照「同じチームで同級生。思えばいつも一緒にいた気がする」

竜華「へえ……」

照「菫も料理がうまかった。……泊まりに行くといつも作ってくれて」

照「懐かしいな……」

竜華(あ……なんやろ……なんか表情が…)




91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日) 00:57:28.77 ID:ifh+3DQAO



竜華「なあ、アンタもしかして弘世さんと
ピカッ

照「 ぴょっ!? 」ビクッ


ーーゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ


竜華「おお、今のはけっこう近かったかも」

照「ふ、ふぐう」プルプル

竜華「だ、大丈夫か宮永さん」


プルルルルルルルルルル

照「電話……? あ!」

ピ

照「す、菫?」





92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日) 01:15:25.17 ID:ifh+3DQAO



竜華(噂をすれば弘世菫?)


照「うん……うん……大丈夫。麻雀部の子のお宅にお邪魔してる」

照「うん……そうだね。うん……分かった」

竜華(わざわざ心配して掛けて来たんか)

照「菫も頑張って。……え?」

照「あははっ。なにそれ」

竜華「 !? 」

照「じゃあもう切るよ。ふふふ………うん、また」

ピ


照「ふう」

竜華「……」

照「ん? どうかした?」

竜華「……いや。なんでもあらへん」

照「 ? 」


竜華(なんや。ちゃんと普通に笑えるんやん)





93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日) 10:04:11.32 ID:ifh+3DQAO





ザアアアアアーーーーーーーーー



竜華(まだ降っとる。えらいおっそい台風やなぁ)

照「すう……すう……」

竜華(ふふっ。雷怖くても寝たら関係ないもんな)

竜華(寝付きの良さは怜といい勝負や)スッ

ツンツン

照「すう…む……んにゃ」モゾ

竜華(か、可愛えぇやないの。普段からそういう顔せえや)ホワン

竜華「……」


竜華(弘世菫……。宮永さんとずっと一緒に頑張って来た仲間……)

竜華(ウチと怜みたいなもんやろか……いや、やっぱり付き合ったり)

照「むにゃ……すみれ……おにく……」モゾ

竜華(してたんやろな……)





94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日) 12:23:08.73 ID:ifh+3DQAO



千里山女子麻雀部部室ーーーーーーーー



竜華「ロンや!」パラッ

セーラ「おおっ。照から上がるとはやるやん竜華!」

照「大きいし」ジャラ

竜華「ふっふ~ん。ウチかて名門千里山女子麻雀部の部長やで?」

怜「関西随一のなんちゃらかんちゃら」


竜華「ま、千里山は宮永さんだけやないでって事や」

船Q「確かに今の千里山女子のレベルはヤバいくらいエグいと思います」




95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日) 14:30:11.91 ID:ifh+3DQAO



船Q「関西最強千里山の元エース、江口先輩と」

セーラ「も、元…」グサッ

船Q「制限ありのオカルト雀士、園城寺先輩」

怜「病んでさえいなければ」ゴホゴホ

船Q「そして唯一の2年生レギュラーにして千里山の頭脳、船久保浩子」キラン

船Q「IHで清水谷部長が最高状態になれば、このメンバーで十分優勝は狙えるレベルや」

船Q「そこに更に現IHチャンピオンの宮永先輩が加わった訳です」

船Q「実際今のこの麻雀部に勝てる学校なんてあるんかいなってくらいですわ」

セーラ「なるほどエグいな」




96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日) 15:00:03.03 ID:ifh+3DQAO



船Q「ついでに言うなら、宮永先輩と毎日打って来たおかげで部全体の和了率も上がってます」

セーラ「マジか」オオウ

怜「てるてる様々やな」

照「……」


竜華「んー……」

怜「どうしたん?」

竜華「確かに宮永さんは強いしその影響力は甚大なもんやけど」

竜華「それだけやないやろ?」

照「……」




97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日) 16:17:04.18 ID:ifh+3DQAO



竜華「最初はこの場にいる全員が、打てば飛ばされの繰り返しやったんに」

竜華「今じゃまともに渡り合えるようになった」

竜華「それはもちろん宮永さんの影響力は大きいけど、その根底には個人個人の努力があってこそや」

竜華「千里山は数多のプロを輩出して来た名門中の名門」

竜華「宮永さんがいてもいなくても千里山は千里山や!」

セーラ「竜華……」

怜「そやけどそれは」チラ

竜華「あ、も、もちろん宮永さんは」アセ

照「大丈夫。分かってる」




99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月) 22:22:16.33 ID:eOhjhJWAO



照「清水谷さんの言う通りだと思う。私が転校して来なかったとしても、千里山は強いよ」

照「歴史の浅い白糸台とは違って、千里山には伝統がある」

照「それと私は……ひたすら勝ちにこだわる白糸台麻雀部も好きだったけど……」

照「いつも楽しく笑い合える千里山女子麻雀部が大好き」ニコッ

竜華「あ……」

照「きっとこのみんななら、白糸台に勝てる」

照「ね? 竜華」

竜華「 へ!? 」ドキッ




101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月) 22:35:05.02 ID:eOhjhJWAO



怜「お。竜華が赤くなった」

竜華「な、なな///」

船Q「さん付けから、突然の名前呼びに照れた模様」

セーラ「そういや照が竜華って呼んだの初めてか」

照「清水谷さんって常々長いと思っていた」

怜「園城寺さんの方長いやん。私の事も怜って呼んでー」

照「分かった。怜」

怜「へへ。なんかええな」

セーラ「俺もセーラって呼んでやー」

照「セーラ」

船Q「では私の事はひろ
照「船Q」

船Q「……」


ワイワイ ワイワイ


竜華(なんか……ようやく一つになれた気がするわ)




102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月) 22:45:37.31 ID:eOhjhJWAO



照「竜華。頼りにしてる。一緒に全国へ行こう」

竜華「宮永さん……」

照「……」

竜華「……照。一緒に、全国へ!」









竜華「と、せっかく盛り上がって来たところやのに」





104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月) 22:56:38.94 ID:eOhjhJWAO




照自宅ーーーーーーーー



照「げほっ!ごほっ!」

竜華「風邪引いてダウンとか……」ハァ

照「ご、ごめ…げほげほっ! ……おえっ」

竜華「うわあっ。洗面器洗面器!」ギャー



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



竜華「ほら鼻かんで」ティッシュ

照「ん。チーーン」

竜華「はい薬飲んで」オミズ

照「はむ。……ゴクン」

竜華「布団たくさん掛けて」セッセッ

照「あづい」

竜華「冷えピタ貼って」ペタンコ

照「づめだい」





105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月) 23:10:01.26 ID:eOhjhJWAO



照「なんか手慣れてるね」ゴホゴホ

竜華「そりゃあ看病は怜で慣れてるからな」

照「なるほど」


竜華「しかしウチの中のIHチャンピオンのイメージがどんどん崩れていくわ」

照「麻雀強くても雷は怖いし風邪も引く」ゴホゴホ

竜華「そやね。どんな魔物でも同じ高校生なんやって事か」

照「魔物はひどい」ゴホゴホ

竜華「全国でどんなんが相手でも何とかなる気して来た」

照「それは良かった」ゴホゴホ


プルルルルルルルルル………


竜華「電話鳴ってるで?」

照「うん。あ、菫だ」




106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月) 23:18:16.17 ID:eOhjhJWAO



竜華(む。また弘世菫か)


ピ

照「もしもし……ごほごほ」

照「うん。やっぱり熱出た」

照「薬は昨日電話切った後にちゃんと飲んだよ」

竜華(なんや毎日電話しとるん)ムム


照「うん……うん………え?」

竜華「 ? 」

照「本当に? ……そう……」

竜華(なんかあったんか?)

照「分かった。じゃあまた後で」

ピ





107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月) 23:23:43.42 ID:eOhjhJWAO



竜華「弘世さんなんやって?」

照「今から来るって」

竜華「……」

照「もう既に近くまで来てるらしい」

竜華「…………え?」

照「さすが菫。相変わらずフットワークがシャープだ」ケホケホ

竜華「」







109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月) 23:42:42.60 ID:eOhjhJWAO



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



照「こちらが千里山女子麻雀部の清水谷竜華さん」ケホ

竜華「初めまして。清水谷竜華言います。麻雀部では部長やらせてもらってます」

照「こっちが白糸台のデンジャラスクイーン弘世菫」
ボカっ!

菫「弘世菫だ。私も麻雀部では部長をやらせてもらっている」

竜華「よ、よろしゅう」


照「菫。部活の方は大丈夫なの?」イタイ

菫「亦野と渋谷に任せて来た。今日は午前のみの練習だし大丈夫だろう」

竜華(やっぱり土日関係ないんか………ウチらもだけど)




110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火) 00:02:38.88 ID:pcbxiTNAO



菫「ふむ。照が世話になってしまったようだな」

菫「お礼を言わせてくれ。ありがとう」ペコリ

竜華「えっ。いや、別にお礼を言われるような事は」アタフタ

菫「こいつは一定の周期で風邪を引くんだ。そろそろだと思っていたがやはり当たったか」

竜華(なにそれスゴい)


照「菫は心配し過ぎ。わざわざ大阪まで来る事なかったのに」

菫「な、なんだと。きっとおばさんも仕事だろうし、慣れない土地で寂しいかと思ってだな」

照「もう何ヶ月も経った。大阪にも学校にも慣れたよ」




111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火) 00:14:23.05 ID:pcbxiTNAO



菫「ふぐ……」シュン

竜華(お、落ち込んでしもたやん)

照「……でも……まあ、久々に会えて嬉しくもある」プイッ

菫「!? そ、そうか」パッ

竜華(早い。立ち直るの早い)


照「そうだ。あれ飲みたい。よく作ってくれた菫特製栄養ドリンク」

菫「おおっ。そのつもりで準備して来たぞ。ちょっと待ってろ」スクッ

トタタタタ


照「菫の栄養ドリンクは風邪に効くんだよ。竜華にも少しあげる」

竜華「う、うん。おおきに」

照「ふふ……楽しみ」

竜華「……」




112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火) 00:27:37.71 ID:pcbxiTNAO



照「菫変わってなかった……当たり前か」ケホ

竜華「……」

照「あ、でも少し前髪が伸びてた気がする。後で切ってあげようかな」

竜華「……」

照「まだかなー菫」ワクワク

竜華「あ、あのっ」スクッ

照「どうしたの? 急に立ち上がって」

竜華「ご、ごめん。ウチそろそろ帰るわ」

照「え? なんで?」

竜華「いや、やっぱり部長が部活休むのもあれやし! 今からでも顔出してくるわ!」

照「あ……そ、そうか。そうだよね」

竜華「うん……ごめんな」

照「気にしないで。早く直して私もすぐ戻るから」

竜華「待ってるわ」





113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火) 00:33:37.00 ID:pcbxiTNAO





ガチャ

菫「ん? 清水谷さんは帰ったのか」

照「うん……部活に顔出すって」

菫「そうか」

照「……」

菫「変な誤解をさせてしまったかもな」ボソ

照「え? なんか言った?」

菫「いや……いい。ほら、作って来てやったぞ」

照「ん。これこれ。兎にも角にもこれがないと」グビグビ




114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火) 00:41:19.66 ID:pcbxiTNAO



千里山女子麻雀部部室ーーーーーーーー



ガチャ

セーラ「あれ? 竜華やん」

竜華「あー…、どんな感じ? みんな頑張っとる?」

セーラ「いやまあ普通やけど。てか照は大丈夫なん?」

竜華「大丈夫やろ。たぶん」

セーラ「なんやねんそれ。部を代表して行ったんに、何で戻って来たん」

竜華「そらまあ……東京から白糸台の部長さんが見えられて」

セーラ「は? 白糸台の部長? わざわざ来たん?」

竜華「そ。だからウチはいらんかなー思って」




115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火) 00:55:30.59 ID:pcbxiTNAO



怜「あれ、竜華やん。戻って来たん?」

竜華「怜。体調平気?」

怜「んー。ちょい疲れた」

竜華「ほなおいで。膝枕したるわ」ポンポン

怜「わーい」


竜華(……あの雰囲気。やっぱり付き合ってたりするんやろか)

竜華(いや、そんなんやなくても……なんとなく……)

竜華(昔の仲間と仲良くしてる照を見るんは複雑な気持ちになってまうな)




116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火) 01:15:28.51 ID:pcbxiTNAO



竜華(相手が打倒白糸台の部長やから?)

竜華(それとも照との絆の強さで負けた気がして悔しいから?)

竜華(それとも………いや、これはないか)

竜華(単なる嫉妬なんて……そんなんある訳ない…)


怜(なにを難しい顔して悩んでるんかいね)

怜(おおかた色々見せ付けられて逃げ戻って来たんやろな)

怜(てるてるならって密かに期待しとったんやけどなぁ)ハァ




117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火) 23:38:12.12 ID:pcbxiTNAO



怜「ほんでどやったん?」

竜華「ん……ちょいつらそうやったな」

怜「てるてるやなくて」

竜華「……聞こえてたんか」

怜「弘世さんやっけ。2年の時から活躍しとったよね」

竜華「まあ……。部長になるくらいやし、ちゃんとしたお人やったで」

怜「ふうん。にしても、わざわざ東京から駆け付けるて相当やなあ」

竜華「同じチーム虎姫で頑張って来た仲言うてたわ」

怜「てるてる嬉しそうやった?」

竜華「……そりゃ……まあ……」

怜「へえ~」

竜華「な、なんなん?やけに気にしてへん?」

怜「べつに~。ただ同じ次鋒やけん気になるだけや」

竜華「そういやそうか」


怜「……なあ竜華」

竜華「ん?」




118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 00:06:51.18 ID:N+X6SyrAO



怜「てるてるは千里山のてるてるやで?」

竜華「 え? 」

怜「てるてるは千里山のてるてるや」

竜華「い、いや物やないんやから」

怜「てるてるは千里山のてるてる」

竜華「だから……」

怜「照は千里山の宮永照や」

竜華「怜……?」

怜「……」

竜華「……そやね」


竜華(そうや。昔は昔、今は今)

竜華(一緒に誓ったばかりやろ。照と一緒に白糸台を倒すって)

竜華(どうかしてたわ。変な遠慮なんかしてもうて)

竜華(弘世菫には負けん! 何に負けたくないんか分からんけど!)





119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 08:33:07.74 ID:N+X6SyrAO



再び
照自宅ーーーーーーーーーー



菫「38度か」

照「だいぶ下がった」ケホ

菫「……出だしいくらからスタートしたかは聞かないでおくよ」

照「大丈夫。平熱高いから私」

菫「はいはい。いいからもう寝ような」ハァ

照「む……うん」モゾ


菫(ゼリーかなにか買って来てやるか)スクッ

ギュッ

菫「……照?」

照「どこ行くの?」




120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 08:56:29.52 ID:N+X6SyrAO



菫「いや……すぐ戻るから」

照「駄目。ここにいて」

ギュム

菫「……分かったよ」ストン


照「今日菫は私から離れたら駄目」

菫「……」

照「……別に竜華が急に帰ってしまったのが寂しい訳ではない」

菫「なにも言ってないぞ」

照「菫なら……そう思ったはず」

菫「……お前さ、やっぱり少し無理してるだろ」

照「……」

菫「まあいい。寝ろ」





121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 09:18:31.56 ID:N+X6SyrAO




照「すう……すう……」


菫(常に自分を取り繕うのはコイツの気質なのか。それともIHチャンプの立場がそうさせるのか)

菫(まったく……人一倍不器用なくせに)

菫(千里山の部長……清水谷さんと言ったか)

菫(照のとまり木になってくれると良いんだがな)


照「すう……ん……す…みれ……」ムニャ

菫「……」

スッ
ナデナデ

照「…ふに………すう…」

菫「照……」




123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 15:07:43.00 ID:N+X6SyrAO



《 翌朝 》

照自宅玄関前ーーーーーーーーーーーーー



竜華(来たでー。来てやったでー)

竜華(リベンジや! 何にリベンジなんか分からんけどとにかくリベンジや)

竜華(しかしチャイムが押せんっ。ウチのヘタレ! どアホ!)

竜華(あ、もしかしたら昨日の内に帰ってしもたかもしれんやん。日曜でもきっと練
ガチャ

菫「 ん? 」

竜華「」






124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 15:25:25.28 ID:N+X6SyrAO




竜華「具合どう? 少しは良くなった?」

照「もう熱もないしすっかり治った。でも菫が」チラ

菫「風邪は治りかけが厄介なんだ。今日1日はじっとしてろ」

照「分かったよお母さん」

菫「誰がお母さんだ」

照「菫は心配性過ぎ。私はもう大丈夫」

菫「心配性ではない。心配しているだけだ」

照「はいはい」ハァ

竜華「……」


照「あ、竜華。菫のことは気にしないでいいから」

竜華「へ? あ、うん」




125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 15:36:27.09 ID:N+X6SyrAO



竜華(アカン。またよく分からん感情に襲われとったわ)


照「菫ー。お腹すいた」

菫「昨日買い出しに行かせなかったのはお前だろ」

菫「お粥なら作れるが……」

照「お菓子がいい。お菓子が食べたい」

竜華「 !? 」

菫「仕方ないな。今から買ってくるか」

竜華「ウチ買って来たで! お菓子!」バッ

照「えっ本当? じゃがポックルある?」

竜華「じゃがポックル……??」エッ




127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 15:46:59.75 ID:N+X6SyrAO



竜華「じゃがりこじゃアカンの?」

照「じゃがりこあるの? やった!」

竜華「あ、あるで。ほら」ガサガサ

照「わあ!ありがとう竜華」パアア

竜華(過去最高レベルの笑顔をじゃがりこで見れた)


照「じゃがりこ美味しい。止まらない」バリバリ

竜華「カラムーチョもあるで」

照「カラムーチョ!? た、食べるっ」

竜華(芋が好きなんかな。今度じゃがポックル探してみるか)




128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 16:00:33.53 ID:N+X6SyrAO



照「竜華はセンスいい。菫なんて、かっぱえびせんとかお化けせんべいとか買って来る」バリバリ

菫「なにが違うんだ」

照「それが分からないならこれから先、菫とやっていく自信はない」

菫「 な!? 」ガタタッ

菫「な……な……んて……こと…だっ……」フラ

竜華(あ、ウチ勝ったわ。あんま嬉しくないけど)


竜華「それにしても照のお母さんは今日もお留守なん?」

照「うん。引っ越してから前より忙しくなったみたい」

菫「そうだな。東京にいた頃はもう少し家にいた気がする」




129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 16:14:39.27 ID:N+X6SyrAO



照「仕事だし仕方ない」モグモグ

竜華「そっか……。まぁ近くに怜もおるし、何かあればウチも来るから」

照「ん。ありがとう」

菫「照はいい仲間に恵まれたようだな」

照「うん。千里山のみんなは虎姫と同じくらい大切な仲間」

竜華「照……」


菫「ほほう。私の一番は照だぞ?」

竜華「えっ…」

照「なに言ってるの菫」

菫「照は違うのか? 悲しいなそれは」




130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 16:23:07.61 ID:N+X6SyrAO



照「そういうのはズルい」

竜華「……」

竜華(……なんや……やっぱりそうなんや……)

竜華(ううっなんやろこの気持ち。なんか……ツラい…?)ズキズキ



ガチャン

タンタンタンタン

照「あれ?」

菫「帰って来たみたいだな。噂していたのが聞こえたのかな?」フフ

竜華「……え。帰って来たって…」




131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 16:34:39.66 ID:N+X6SyrAO



ガチャ

宮永ママ「ただいま照。具合どう? 気になっちゃって早退して来ちゃった」

照「お帰りなさい。もう平気」

宮永ママ「良かった。菫ちゃんありがとうね。あらアナタは……?」

竜華「あ、初めまして。千里山女子麻雀部の者ですっ」

宮永ママ「それはそれは。いつも照がお世話になっております」

竜華「い、いえそんな」


照「早退して来て大丈夫なの? 忙しいんじゃ」

宮永ママ「ああ、それなんだけど。お母さん東京に戻る事になったから」




132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 16:52:32.60 ID:N+X6SyrAO



照「ふうん……」

菫「ほう……」

竜華「へえ……」


照「…… 」

菫「……」

竜華「……」



照「 え? 」

宮永ママ「急なんだけど、東京にまた転勤になったの」

菫「い、いやちょっと待って下さい。思考が追い付かない」

照「転勤って……。大阪に来て半年も経ってない」

宮永ママ「そうね。だから照は無理して付いて来なくていいわよ?」

照「? それって」

宮永ママ「このまま卒業までここにいて良いわよって事」

照「……」

菫「単身赴任って事ですか」

宮永ママ「そういうこと」




133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 17:03:31.97 ID:N+X6SyrAO



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



竜華「……」テクテク

竜華「……」テクテク

竜華「……頭が真っ白になるってこういう状態を言うんやな…」フラ

ポスン


竜華(単身赴任……そうや……照がいなくなる訳やない…)

竜華(卒業までは大阪にいても良いって……言うてたやろ)

竜華(一緒に最後の全国も戦える。そうや、ちゃんと優勝してええ思い出作らんと)

竜華(大丈夫……大丈夫や……)


プルルルルルルルルルルルル




134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 17:24:35.17 ID:N+X6SyrAO



ピ

竜華「怜……なんかしたん?」

怜『なに言うてんの。てるてるが心配して電話して来たで』

竜華「え? ……そうなんや……」

怜『今どこ? もう家着いたん?』

竜華「えっと……どこやろ……どっかの公園」

怜『はあー……。大丈夫か? ちゃんと帰れるか?』

竜華「当たり前やん。照やあるまいし」ジワッ

竜華「はれ……?」ポロ

竜華「なんやろ……これ……」ポロポロ

怜『竜華……』




135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 17:34:58.83 ID:N+X6SyrAO



怜『単身赴任なんやろ? 卒業まではおるんやから』

怜『確かに卒業したらこっからいなくなるかもしれんけど、そんなんみんな同じやん』

怜『急に聞かされてビックリしてもうたんやろうけど。少し落ち着いてや』

竜華「分かってる……」

怜『一緒に白糸台倒すんやろ? しっかりしいやー部長』

竜華「分かってる……そうなんやけど……ウチには分かるねん」

怜『? 竜華……?』


竜華「照……東京に戻るわ……」





137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 17:41:06.12 ID:N+X6SyrAO



怜『え……だからそれは来年の話やろ?』

竜華「ちゃうねん……ウチには分かる。照はお母さんに着いていく……」ポロポロ

怜『……』

竜華「んぐ……ふぐぅ……」ポロポロ

竜華「なぁ怜……」ポロポロ

怜『……なに?』

竜華「ウチ……なんでこんなんツラいんやろう……」ポロポロ

怜『……』

竜華「分かるけど……分からへん……」ポロポロ










141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 19:10:19.56 ID:N+X6SyrAO



千里山女子麻雀部部室ーーーーーーー



雅枝「ーーという訳で、急な話だが宮永が転校する事になった」

照「家庭の事情で東京に戻ります。短い間でしたが思い出は沢山出来ました」

照「本当にみんなありがとう。それと……全国で会おう!」


セーラ「へへっ。全国で会おう、か……照も言うようになったやん」

怜「もうちょい時間があれば、もっと関西に染められたんに残念やな」

船Q「しかしホンマに急ですね。IHまでもう数日ですよ」

セーラ「頼むで泉」

船Q「全国は泉にかかっている」

泉「完璧して下さいよ……」




145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 19:40:03.88 ID:N+X6SyrAO



照「泉なら大丈夫。私の知ってる中で一番伸びたのは泉」

泉「み、宮永先輩ぃ」ジーン


怜「……竜華」

竜華「あ、ああ。照、ちょっといい?」

照「うん」

竜華「えっとこれ……退部届け」

照「……うん」

竜華「それと……今日部活終わったら……少し時間くれへんかな……」

照「分かった」

怜「……」





146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 19:53:45.64 ID:N+X6SyrAO



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



照「みんな帰ったね。今日がみんなに会える最後の日だからやっぱり寂しい」

竜華「そか……」

照「あ、はい退部届け」

竜華「うん……監督に渡しとく」

照「……」

竜華「……」

照「大丈夫。私がいなくなっても竜華なら」

竜華「 照 」

照「……なに?」

竜華「……」ポンポン

照「……」






147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 20:03:59.23 ID:N+X6SyrAO




照「さすが竜華。私のこと分かってるね」

竜華「分かっとらんよ。私が照を膝枕したかっただけ」ナデナデ

照「そうなの? 何はともあれ人生初の膝枕……」ウットリ

竜華「どんな感じ?」ナデナデ

照「恥ずかしい……。でも気持ちいい。怜が病み付きになるのも分かる」

照「あっ。そうだ怜に悪いから」アセ

竜華「? もうちょい寝ててや……」

照「う、うん」




148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 20:18:15.17 ID:N+X6SyrAO



竜華「何時に出発するん?」ナデナデ

照「明日のお昼には」

竜華「ホンマ急やね。来た時も急やったけど」ナデナデ

照「ごめん。掻き回すだけ掻き回してしまったね」

竜華「アホ。そんな訳あるか」ピンッ

照「痛っ。……そうかな? 部長の竜華には特に面倒かけた気がする」

竜華「まあ確かにチャンピオンが雷怖くて1人でおれんのも、一定周期で風邪引くんも知らんかったしな」

照「あまり知られたくない」ズーン

竜華「ウチはええと思う。なんか……安心する」

照「……ありがとう」




149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 20:48:36.15 ID:N+X6SyrAO



竜華「IHでは敵同士になってしもたね」ナデナデ

照「たぶん先鋒で出るから……相手は誰かな?」

竜華「怜になると思う。言っとくけど照の対策はガッチリ立ててくからな~。覚悟しとってや」

照「ふふ……望むところ」

竜華「お互い決勝で会えるといいね」ナデナデ

照「うん……」


照(凄いな……膝枕……眠たくなって来た…)ウトウト

竜華「照……ウチな……」ナデナデ

照「うん……」ウトウト




150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水) 21:00:11.58 ID:N+X6SyrAO



竜華「ウチ……あんたの事……」

照(竜華……やわらかい……いいにおい……)ウトウト

竜華「あんたの事……」

照「……」

竜華「たぶん……好きや……」

照「……」

竜華「好きや……。きっと……初めて会った時から……好きやった……」

竜華「照の事が好きや」

照「……」

竜華「寝てしもたんやね。おやすみ、照」ナデナデ

竜華「そしてさよなら」ナデナデ

照「……」








155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 01:38:10.66 ID:WVK0kepAO



東京
白糸台高校ーーーーーーーー



ギィ
バタン

菫「ここにいたのか照。何やってたんだ?」

照「空眺めてた」

菫「ふうん……ちなみに大阪は向こうだぞ」

照(´・ω・`)

菫「気になるなら連絡とればいいと思うんだが」

照「……」

菫「ま、好きにしろ。どうせ会場で会うんだ」ピラ

照「トーナメント表……」

菫「千里山女子とは同じブロックだな。出来れば決勝で戦いたかったが」

照「そうだね……」


菫「気が済んだら部室に来いよ? 淡がテルーテルーうるさいから」

照「分かった」




156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 01:48:40.89 ID:WVK0kepAO



淡「あっ、屋上なんかにいたんだ! テルー」ヒョコ

菫「おっと。ひとりにしてやれ」ガシッ

淡「へ? なんで?」

菫「色々あるんだ。ウチのエースにもさ」

淡「なにそれ……つまんない」プク

菫(早く気付くといいんだがな。麻雀以外はからっきしで困ったものだ)







157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 02:08:23.16 ID:WVK0kepAO



照(あの日……)

照(あの時の竜華の言葉が頭から離れない)

竜華『 照の事が好きや 』

照「……//」カァ

照「」ブンブン


照(竜華は怜と付き合ってるんじゃないの……?)

照(分からない。こんな事なら恋愛小説も読んでおくんだった)


ピラ

照(IHが始まる。こんな心境でいいのか……?)

照(こんなんで竜華に会って……)


ブルブル! ブルブル!

照「メ、メール?」




158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 02:21:53.22 ID:WVK0kepAO



照「なんだ……怜か」ホッ

カチカチ

照「え!? あ、そうか。明日から始まるんだからもう東京にいるんだ」

照(東京に……いる……)ゴクッ

照「竜華……」




千里山女子麻雀部宿泊ホテルーーーーーーーー



怜「よしっと」パチン

竜華「メールか? 誰に送ったん」

怜「んーと。お母さんにドラマ録画しといてって」

竜華「そんなんここでも見れるやん」

怜「東京にはテレビ見に来た訳やあらへんで!」

怜「麻雀で日本一になりに来たんや!」ドヤァ

竜華「な、なんなんその体育会系のノリ。似合わへん…」




161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 13:08:44.62 ID:WVK0kepAO



竜華「それより今日どうする? セーラ達はもう遊びに出たらしいけど」

怜「竜華はここにおらなアカン」

竜華「へ? いや、ウチは怜に合わせるけど」

怜「あ、そ、そう? 私はここでゆっくり過ごしたいかなあー」アハハ

竜華「おかしな子やな……。ほらおいで?」ポンポン

怜「へへ。お邪魔します」ポスン


竜華「……」ナデナデ

怜「んーー。安定のクオリティ」ホワン

竜華「そら良かった」ナデナデ

怜「……」

竜華「……」ナデナデ

怜「……」

竜華「……」ナデナデ




162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 13:31:59.05 ID:WVK0kepAO



竜華(目を閉じると)スッ

竜華(あの時の事を思い出すな……)

竜華(照……)

怜「……」


怜「なぁ竜華」

竜華「んー?」ナデナデ

怜「今なに考えてたん?」

竜華「……秘密や」ナデナデ

怜「てるてるの事やろ」

竜華「……」ピタ

怜「素直やないなぁ。けど馬鹿正直」

竜華「し、しゃあないやん。ウチかてよく分からんのやもん」




163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 13:46:21.98 ID:WVK0kepAO



怜「分からんて。この期に及んでなに言うてんの」ハァ

竜華「だって……初めてなんやもん。こんな……変な気持ちなんの」モジモジ

怜「変て……どんな気持ち?」

竜華「え、えっと。気が付くとぼ~っと考えてまうし、考えてるとポカポカして来て」モジモジ

竜華「ポカポカしてると思ったらどんどん熱っつくなって来て」モジモジ

竜華「もうずっと考えてしもて。頭ん中いっぱいになって」モジモジ

怜「も、もうその辺でええわ。ご馳走さん」


竜華「……そんで」

怜「 ? 」

竜華「胸がむっちゃ苦しい」

怜「……」

竜華「苦しいねん……」






164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 14:28:19.87 ID:WVK0kepAO



怜「竜華……」

竜華「た、対局は大丈夫やで! 相手が誰だろうと勝つんはウチらやっ」

怜「対局て。ホンマ……2人してどんだけアホなんかなぁ」ハァ

竜華「2人?」


怜「竜華。幼なじみで大親友の怜ちゃんからの遺言や」

竜華「遺言……? わ、分かった」ゴクッ

怜「この道を行けばどうなるものか」

竜華「……」

怜「危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし」

竜華「……」




165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 14:33:21.16 ID:WVK0kepAO



怜「踏み出せばその一歩が道となり、その一足が道となる」

竜華「……」

怜「迷わず行けよ。行けば分かるさ」

竜華「……」

怜「……」ドヤァ

竜華「アントニオ猪木?」

怜「 一休やっ!! 」

竜華「ご、ごめん(アントニオ猪木の言葉だと今の今まで思ってた)」


怜「ふう。つまりな」

竜華「は、はい」




166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 14:51:36.82 ID:WVK0kepAO



怜「道は自分で切り開く。大切なんは決断力! 即ち行動っちゅう事や」

竜華「な、なるほど」

怜「当たって砕けてみたらええんや。てるてるに」

竜華「怜……」


竜華「でも、照に会えるとしたら明日やね……。IHは明日からやし」ハァ

怜「ふっ。遺言の次はプレゼントや」

竜華「プレゼント……。なんかくれるんか?」



プルルルルルルルルルルルルル

竜華「怜の電話やね」

怜「ようやく来たか。まったく」

ピ
ツー ツー

竜華「え、切って良かったん?」

怜「迎えに行くからええんや。竜華はここにおればいい」

竜華「はあ……?」




167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 15:08:50.54 ID:WVK0kepAO




竜華(なんとなく……怜の言いたかった事は分かった…気がする)

竜華(照に告白はした。……寝てたから伝わってへんけど)

竜華(あ、伝わってなかったら何の意味もないか)ハァ

竜華(そやかて時期が時期やん。明日から全国大会なんやで?)

竜華(ぶつかってウチはええかもしれんけど……照からしたら……)

竜華「迷惑やん……」ジワ



ガチャ

竜華「怜? 迎えにって何やったん?」




168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 15:32:35.57 ID:WVK0kepAO



照「……」

竜華「て、照……」


バタン
ガチャン

照・竜華「 !? 」






169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 16:32:16.05 ID:WVK0kepAO



竜華「あ、あの」

照「会えて良かった。IHが始まる前に」

竜華「え……?」

照「竜華に伝えたい事があって、わ、私は」ズイッ

竜華「ちょ、ちょっと待ってや!」

照「……」

竜華「どうしてここに……?」

照「怜がメールくれて。その……竜華がずっと、その」

照「アホの子のように私を呼んでるって」カァ

竜華(そこは、うわごとのようにやないの? 怜)ズーン


照「竜華。私……」

竜華「うん……」




170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 16:59:16.87 ID:WVK0kepAO



照「竜華の言葉……聞こえてた」

竜華「えっ…?」

照「でも聞こえないふりして。なかった事に……しようと、に、逃げた」

竜華「……」

照「数ヶ月だけだったけど、竜華も怜も大切な仲間だから」

照「私のせいで輪を乱したくなくて……」

竜華「……」

照「でも、東京に戻って来てからずっと」

照「あの時の竜華の言葉が頭から離れなくて」

照「なかった事にしようと思って、忘れようとしてるのに」

照「いつも気が付いたら竜華のこと考えてた」

竜華「照……」

照「おかしいよね、本当」ハハ




171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 18:34:41.45 ID:WVK0kepAO



照「明日から全国大会が始まる。私は白糸台を優勝へ導く」

照「もちろん千里山を倒して」

竜華「…」グ

照「でも今のままじゃ……たぶん無理」

竜華(ウチも……無理や)

照「だからここへ来た。竜華に私の気持ちを伝えて、お互い前に進めるように」

照「竜華。私の気持ち、聞いてくれる?」

竜華「うん。聞く……聞かせて?」コクン


照「私は」




172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 18:49:24.54 ID:WVK0kepAO



照「竜華が好き」

竜華「 !! 」ドキッ

照「でもそれは多分、竜華の言う好きとは違うと思う」

竜華「……」

照「ねえ竜華。竜華は怜のこと好きだよね?」

竜華「怜……?す、好きやけど」

照「竜華が怜を想う気持ちと、私を想う気持ちは違うんじゃないかな?」

竜華「当たり前やないの」

照(……やっぱり)フゥ


照「私はさ、竜華に好きだって言う気持ちを聞いた時」

照「びっくりしたと同時に……そ、その」モジ

照「……」モジモジ

竜華「 ? 」

照「竜華を凄く意識してしまった」カァ

竜華「意識?」




173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 19:00:25.33 ID:WVK0kepAO



照「ご、誤解のないように言っておくと、あの時は体勢が悪かった」アセ

竜華「あの時の……膝枕?」

照「あの状態であんなこと言われたら、私でなくとも意識すると……思う」カァ

竜華「いや、私は意識してもろた方が嬉しいんやけど」

照「と、とにかく膝枕というものは好きな人にだけするものだと思います!」カァァ

竜華(聞いてない)


竜華「あの、だから、照のこと好きやねん」

照「それ以上言わないで!」バッ

竜華「え、ええー……」



175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 19:29:10.68 ID:WVK0kepAO



照「私は、私の恥ずかしい想いのせいで竜華と怜の関係を崩したくない」

竜華「また怜か」

照「なにその言い方」ム

竜華「だって怜関係ないやろ」

照「ひ、酷い……。怜を何だと思ってるの」ムム!

竜華「怜は幼なじみで大親友や」

照「そう。怜は幼なじみで大親友」

照「って、え?」

竜華「 え? 」

照「……」

竜華「 ? 」


照「……ごほん」

竜華「……」

照「竜華と怜って付き合ってますよね?」

竜華「いえ、付き合っておりません」

照(´・ω・`)




176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 19:59:20.59 ID:WVK0kepAO



照「なんか……ごめん」

竜華「ふ、ふふっ」

照「り、竜華?」

竜華(ああ……ウチ……やっぱり好きなんやな…)

照(´・ω・`)

竜華(この……ちょっとぬけてる……インターハイチャンピオンの事)


竜華「照がここに来る前にな? 怜がウチに遺言を託したんや」

照「遺言?」

竜華「そう。えっと確か……この道を行けばどこに出るのか……やっけ」

照(どこかへ行く話なのかな。遺言だしお寺とか?)




177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 20:14:06.29 ID:WVK0kepAO



竜華「とにかく当たって砕けって事らしいわ」

照(えっ。お寺は? 砕くって墓石?)

竜華「大切なんは決断力。そして……」スッ

ソッ

照「竜華……?」

竜華「行動……」スス

照「あ……」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ガチャ

怜「ん? 話は済んだ?」

竜華「怜、ずっとここで待ってたん?」

怜「まぁ。照は」チラ

照「…///」

怜(……か、可愛え)




178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 20:34:22.34 ID:WVK0kepAO



東京
全国高等学校麻雀大会会場ーーーーーーーーー



アナ『インターハイ5日目! ついにシード4校のうち2校が大登場!』

アナ『ここからベスト16が削られていきます!!』

アナ『この2回戦……生き残るのはどの高校なのかーッ!!』


ワーー ワーー






179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 20:53:31.73 ID:WVK0kepAO



《 冬 》

東京
白糸台高校麻雀部部室ーーーーーーーー



ガラッ

淡「テルー来てる!?」

菫「今日は来ないぞ」

淡「えー、昨日も来なかじゃん。ぶー」

菫「まあ色々あるんだよ。アイツにも」

淡「そりゃ全国3連覇の立役者で、絶対王者だし……忙しいのは分かるけどさ」プク

菫「あのなー、この時期は3年ならみんな忙しいんだぞ?」

淡「テルはプロ行きが決まってるんだから暇なんじゃないの?」

菫「テルテルって……」イライラ




180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 21:00:57.46 ID:WVK0kepAO



菫「おーい、亦野。ちょっと淡を構ってやれ」

亦野「 え 」

淡「へー。亦野先輩が遊んでくれるんですか~」

亦野「う、うーん。じゃあ釣りの話でも」

淡「なに言ってるんですかー。麻雀打つに決まってるでしょ」ゴッ

亦野「」


菫(照、ちゃんと着いただろか)

菫(ついて行ってやるって言ったのに大人ぶって)

菫(後でGPSでチェックしないとな)




181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 21:10:34.71 ID:WVK0kepAO



大阪
千里山駅ーーーーーーーーーーーーー



照「つ、着いた」

照「まさか迷わず来れるとは……まさに奇跡」

照「愛の成せる技ッ」

竜華「 愛? 」

照「 ぴゃっ 」ビクウ




182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 22:04:13.27 ID:WVK0kepAO



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



照「ここは?」

竜華 「ウチが怜を全国に誘った場所や」

照「そっか」

竜華 「待ち合わせまでもうちょいあるし、座って待っとこ」ストン

照「うん」ストン


照「暖かくて良かったね」

竜華 「……」

照「? どうかした?」

竜華 「 ん 」ポンポン

照「あ、えっと……ここで?」

竜華 「んー」ポンポン

照「……///」




184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 22:18:05.43 ID:WVK0kepAO



竜華「ふふっ」ナデナデ

照「り、竜華。やっぱり恥ずかしい」

竜華「なに言うとんの。たまにしか会えへんのやから、こういう時間も貴重なんやで?」

照「それはそうなんだけど……」

竜華「えへへ」ナデナデ

照「う、ううう///」

竜華「ほれほれ。ほっぺツンツン」

照「ふわあぁ///」


イチャイチャ イチャイチャ



セーラ・怜(出られへん)




185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 22:25:11.27 ID:WVK0kepAO



セーラ「お、お待たせやで~」

竜華「来たかー。早かったやん」

照「あ、ひ、久しぶりセーラ」ムクッ

グイッ

竜華「なに起きようとしとんの。アンタは寝とき」

照「えええ……」


怜「竜華はおっかないからな~? 言うこと聞いといた方がええで」

照「と、怜。久しぶり」

怜「スキンシップは竜華と一緒におるんなら慣れへんと」

照「努力する……」




186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 22:37:16.86 ID:WVK0kepAO






セーラ「もうすぐ卒業かー」

怜「えっ。セーラちゃんと卒業出来るん?」

セーラ「当たり前や!」

竜華「3年なんてあっという間やったね」

怜「うん。ホンマ」

セーラ「むっちゃ楽しかったな」

竜華「そやね」

怜「セーラにくっ付いて千里山女子に入って良かったわ」

竜華「ウチも。最初高校なんてどこでもいいとか思っとったもんな」

セーラ「俺に感謝せーよ~?」

怜「いや、決めたんは自分やし。セーラから誘われた訳ではないし」

セーラ「えー、そやったっけ」

竜華「あははは」


竜華「……照? 寝てしもたん?」ナデナデ




187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 22:48:37.12 ID:WVK0kepAO



照「起きてるよ」

竜華「なに? なんやニヤニヤしてへん?」ナデナデ

照「そうかな。そうかも」

怜「てるてるがニヤニヤって珍しいやんな」

セーラ「嬉しい事でもあったんか?」

照「そうだね」

竜華「そりゃウチと久々会えたんやから心うっきうきやろ」ナデナデ

怜「てるてる心うきうき。竜華むらむら」

竜華「なっ//」カァァ

ギャー ギャー


照(もうすぐ卒業)

照(色々あったけど、私は幸せな高校生活を送れたと思う)

照(他の誰よりも)

照(だって私には)


照(誇れる母校が二つもあるんだ)





終わり





188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 22:58:49.98 ID:WVK0kepAO



これで初の照竜は終わりとなります。

今回、相手役が竜華という事でだいぶ迷走したssだったと思います。

竜華=怜のイメージが強い為、少しでも違和感なく照竜にしたかったので、自分なりに時間をかけてじっくり書いたつもりです。
結果として迷走のままゴールしてしまいましたが…。


読んでくれた方、ありがとうございました。




189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 23:03:05.66 ID:B3XvYOLAO


乙です。
面白かったです、……で、ここから後日談ですね。



191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 23:05:18.61 ID:DwxgK1cG0


乙乙
面白かったよ

ところで次は誰を書いてくれるんですかね(ゲス顔)



192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 23:10:50.70 ID:WVK0kepAO



言い忘れていました。

スレタイを、何も考えずに決めてしまったので、照菫だと思ってしまった方がいたらごめんなさい。




194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木) 23:41:27.51 ID:8jqnRpyro



ならついでに照菫も書いて(ニッコリ



196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/08(金) 00:26:31.40 ID:7q70ZIMSo



本編のこと考えたら説得力を持たせるのが非常に大変なお題だと思うけど
よくこなせていたと思います






転載元 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362025336/

関連記事
[ 2013/04/04 17:30 ] 咲-saki-SS | コメント(4)
タグ : 照×竜華 竜華

「具合どうだ?」が「貝合せどうだ?」に見えた
[ 2013/04/06 13:25 ] [ 編集 ]

このカプもありやな
[ 2013/04/09 22:02 ] [ 編集 ]

泉のフェードアウトが泣けるw
[ 2013/05/16 02:53 ] [ 編集 ]

ええ話や...

泉はほんと出番なかったね(悲)
[ 2017/10/04 15:59 ] [ 編集 ]

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