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黒猫「ちょっとあなた…」桐乃「…」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 19:11:34.54 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「あー駄目だ。どっちを選べばいいのかしら」

黒猫「さっきからエロゲの画面とにらめっこしてるところ悪いけど…」

桐乃「もう気が散る!この選択がこの後の展開を左右するのよ」

黒猫「友達を家に呼んでおいて放置はないんじゃないかしら」

桐乃「今週中にクリアしておきたいのよ」

黒猫「お茶のひとつぐらい振舞ったらどうなの」ズイ

桐乃「少しくらい待ったらどう…」クル

2人「!!」

桐乃(ち………近い近い)

黒猫(く、唇が触れるところだったわ///)

みたいな話を





4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 19:12:50.50 ID:6mMJgkX20


期待しています


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 19:19:51.81 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「あ……そそ、そうね!ジュース入れてくるわ」

黒猫「お、お願い」

バタン

黒猫「ふう…」



桐乃「あー危なかったー、あたしのファーストキスあげるところだったわ」ドキドキ

桐乃「…まだドキドキしてる」

桐乃「まあ、あいつは黙ってればそこそこ可愛いし…無理もないか」

桐乃「まつげ…………長かったな」

桐乃「……わ、忘れなきゃ!」ブンブン



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 19:26:03.72 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「お…お待たせ…」ガチャ

黒猫「あ、ありがとう」ス…

ツルッ

黒猫「きゃ!!」バシャーン

桐乃「だだ、大丈夫!?」

黒猫「こ、コップを取り損ねてしまったわ…」

桐乃「あー…びしょびしょね」

黒猫「とりあえず………脱ぐしかないわね」プチップチッ

桐乃「!わ、ちょ、ちょっと待って!」

黒猫「何よ…このままで過ごせって言うの?」

桐乃「あ、いや、着替えとか、用意しないとって…///」

黒猫「ああ…」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 19:30:28.45 ID:2x8k6zSJ0


桐乃(あたしらしくないわね…黒猫に動揺して)

黒猫「…」パサ

桐乃「うわ………ほんと肌白い」

黒猫「…口に出てるわよ///」

桐乃「あ…///」

黒猫「下着に…染みてないかしら」グ…

桐乃「いやいや!そこまで脱ぐ!?」

黒猫「あなたがうろたえるなんて……どうしたのよ」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 19:52:10.03 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「さすがに下着の替えはないわよ…」

黒猫「桐乃のお下がりでも構わないけど」

桐乃「アンタ、人の下着抵抗なく着けられるの?」

黒猫「触ったらけっこう汚れてたから……しょうがないわ」プチ

スル…

桐乃(く、黒猫のおっぱい……初めて見たけど形良いわね)ゴク

桐乃「…アンタ、それ脱衣所で脱いだらよくない?」

黒猫「///!!」カアア

桐乃(か、可愛い…)



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 19:55:57.04 ID:2x8k6zSJ0


黒猫「あ、あなた着替えは用意できてるの?」

桐乃「ああ…後で持っていくから、シャワー浴びて来なさいよ」

黒猫「そうするわ…」バタン


脱衣所

黒猫「まったく…とんだ災難だわ」スルル

黒猫(もし……あのままキスしてたら……)

黒猫「な、なに邪な考えをしているのよわたしは…///」

ガララ…



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:01:02.18 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「しゃ、シャワー浴びてきなさいって言ったけど……まるでエロゲのセリフじゃない///」

桐乃「黒猫ー?着替え置いておくわよー?」

黒猫「助かるわ」

桐乃(…このくもりガラスの向こうに……黒猫が生まれたままの姿で…)ジィ

桐乃「って、あたしはエロゲの主人公じゃないっつうの…」

桐乃「…」



黒猫「とりあえず体を洗おうかしら…」

桐乃「くく、黒、猫?あたしも入るわ」ガラ

黒猫「なっ」



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:06:14.67 ID:2x8k6zSJ0


黒猫「なに入ってきてるのよ///」

桐乃「や、あたしちょっと責任感じてるからさ……背中流してあげるわよついでに」

黒猫「け、結構よ」

桐乃「家族意外とお風呂入ったことないでしょ?思い出にさ」

黒猫「はあ……わかったわ」

ゴシゴシ

桐乃「あんたほんっとに小学生みたいな体してるわねー」

黒猫「誰が小学生よ…」

桐乃「ちゃんと食べて育ったの?」ゴシ

黒猫「あなたが育ち過ぎなのよ…」チラ

桐乃「ま、まじまじ見ないでよ」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:11:02.82 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「腕も細いし………すぐ折れちゃいそう」ゴシゴシ

黒猫「どうせちんちくりんよ」

桐乃「でも肌は真っ白ね、正直羨ましいわ」

黒猫「あら、なんでも欲しいままにしてる桐乃でも羨ましがることがあるのね」

桐乃「ほらほら、次は前よ」

黒猫「は…?」

桐乃「サービスよ。アンタはじっとしてればいいから」グイ

黒猫「ちょ、ちょっと」



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:15:36.50 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「…」ゴシゴシ

黒猫「…」

桐乃(だ、黙られると変に緊張するわね…)

桐乃「む、胸……行くわよ」

黒猫「え、ええ…」

フニ

黒猫「っ…」

桐乃「つ、強くこすりすぎた?」

黒猫「…人に触られるのは初めてだもの。そのせいで敏感になってるだけ///」

桐乃「続ける、わよ…」

ゴシ…ゴシ…

桐乃(正直あたしも人の胸洗うの初めてだけど…、小さくてもすごく柔らかいのね///)



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:20:09.15 ID:2x8k6zSJ0


黒猫「……ふっ…///」ピク

桐乃「…?」ゴシゴシ

黒猫「うぁ…」

桐乃(……これって…もしかしなくても)ドキドキ

桐乃「…乳首立ってる」ボソ

黒猫「~~~~~!!み、見ないで見ないで!」ブンブン

桐乃(慌てちゃってる…、コイツてこんなに可愛かったっけ///)

桐乃「な、なによなによー、感じちゃってるじゃないこのスケベは///」

黒猫「か、勝手にそうなるのよ!決してそんなわけじゃ…」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:24:41.29 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「しょうがないなー、このお姉さんがマッサージしてあげるかー(棒)」

黒猫「ふえっ?」

グワシ

黒猫「む、胸を両手で掴まないで///」

桐乃「気持ちよくなっちゃうおませさんにはこれが一番よ」ムニムニムニ

黒猫「馬鹿なこと……言ってなっ……あん!!」

桐乃「へえー、そんな声出せるんだ」ドキドキドキ

黒猫「ふ…ぐぅ…!」

桐乃「歯くいしばってないでさぁ、叫んじゃないなよ」ニヤニヤ



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:29:17.30 ID:2x8k6zSJ0


黒猫「も……いい加減に……」ジワ

桐乃「あっ…」

桐乃「………」

黒猫「あっ……ふうっ…ふうっ…」

桐乃(これ…けっこうマズイんじゃ…)

桐乃「よ、よよし!大体洗ったから流しちゃおう!」キュッ

桐乃「ってちべた!!」ビク

黒猫「こ、これ水じゃない!お湯にして!」

桐乃「ご、ごめん黒猫!」



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:33:25.58 ID:2x8k6zSJ0


黒猫「はあ……ようやく落ち着いたわ」カポーン…

桐乃「ほ、ほんとにごめん」

黒猫「で……なんでナチュラルに一緒にお風呂入ってるのかしら」

桐乃「手っとり早いじゃん…」

黒猫「は…………っくちゅん!」

桐乃「あ」

黒猫「は、恥ずかしい…///」

桐乃「…アンタって…素材はいいのに邪気眼って勿体ないわね」

黒猫「なによ急に…」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:37:57.90 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「アンタのこと…色々誤解してたかも」

黒猫「……あなたが謝るなんて」

桐乃「ちょっと、あたしをどんな風に見てたのよ」

黒猫「そうね………乱暴で口の悪い憐れな子羊、といったところかしら」

桐乃「言ったわねー!」バシャ

黒猫「ちょ、わぷ!」バチャバチャ

桐乃「生意気言ってるとこうよ!」バシャア

黒猫「お、お湯が鼻に……」フフ



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:43:00.69 ID:2x8k6zSJ0


黒猫「あー疲れた」

桐乃「……」

黒猫「なに?」

桐乃「まあ……さっき悪ノリしちゃってたけど……」

黒猫「…」

桐乃「な、なんかこう………黒猫のことが、今日可愛く見えてたり?気に…なったり…」

黒猫「っ…」

桐乃「なんだろう……友達よりも……特別な関係、になっちゃってもいいかもって」

黒猫「ちょっと…」

桐乃「あー、何言ってるんだろあたし///」マッカ



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:49:16.81 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「エロゲにどっぷり浸かってるから…きっとそのせいよね」

黒猫「桐乃…」

桐乃「じ、実はさっきからさ…………部屋にいたときは寸前だったけど」

桐乃「ちゅ、ちゅ、ちゅー……しない?」

黒猫「///」ボッ

桐乃「いや!変な意味じゃなくて…今までしたことないから…どんなのかな?なーんて…」

黒猫「そ、そうね!巷じゃ友達同士のキスが流行ってるっていうじゃない///」ドキドキ

桐乃「そ、それそれ!友達だからノーカンよノーカン」ハハハ

2人「………」

黒猫「い、いいいいわよ」

桐乃「あ……そ、そう///」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:54:01.63 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「も、もうちょっと寄りなさいよ」

黒猫「初めてなのよ……無茶言わないで」

桐乃「へ、へー…やっぱりね」

黒猫「目、閉じなさいよ。ムードがないわね」

桐乃「む、ムードって……たかがキスだし」ドキドキ

黒猫「ご、ゴチャゴチャ言わない」

桐乃「うー……………え、えい!」ガチッ

黒猫「いた!?」

桐乃「は、歯が当たった…///」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 20:59:12.38 ID:2x8k6zSJ0


黒猫「こ、この下手くそ///」

桐乃「加減が分からないのよ!」

黒猫「は、早くして頂戴。湯船に随分と浸かってるから体が熱くて…」

桐乃「そうよね、パパっと終わらせちゃえばいいのよ」

黒猫「……今度こそ……」

桐乃「…」ドキドキドキ

桐乃「……」チュッ

黒猫(とうとう………キス…したわ)ドキドキ

桐乃(な、なによ……うっとりした顔しちゃって///)



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 21:05:39.38 ID:2x8k6zSJ0


黒猫(…想像以上にいいのね……キスというのは///)チュッ

桐乃(うっわ………なにこの感触。やばいくらい気持ちいいんだけど)

黒猫(誰もがうらやむ桐乃を…今はこうして独り占めしてるのね……///)チュウ

桐乃(ちょ、ちょっと///あの黒猫がノリノリでっ///)ピクン

黒猫(もっと……もっと……)ムチュー

桐乃(だ、駄目駄目!これ以上やるとどうにか…)

黒猫(桐乃ぉ…)グッ

桐乃(何よ黒猫…!首に腕回して)チュク



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 21:12:05.95 ID:2x8k6zSJ0


黒猫「ん……んふ…」チュピ…

桐乃(歯止め……利かなくなっちゃ…)

黒猫「はっ……………もっとくっついて…」スリッスリッ

桐乃「ふわ…(胸と…胸がくっついて…///)」

黒猫「んー///」チュル

桐乃(こいつと………大人のキス、しちゃってる)ボー

黒猫「んん」

桐乃(気持ちいから…………いいや)

黒猫「んちゅっ…」ピチャピチャ

桐乃「ちゅっ……んぅ」ピチャピチャ



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 21:20:15.59 ID:2x8k6zSJ0


数分後………

桐乃「い……息するの忘れてた……」グテー

黒猫「おまけにのぼせそうになったわ……」グテー

桐乃「…二人とも抱き合ってる恰好で発見されたら……笑えなかったわよ」

黒猫「そ、それはそうと!キリのいいところでやめればよかったじゃない!」

桐乃「途中からアンタが夢中でキスしてたでしょうが!」

黒猫「お、お互いさまよ……///」

桐乃「う///」

シーン

桐乃「きょ…今日のあたしはどっかおかしかったのよ。同性でキスとか…」

黒猫「まさかあなた………自覚がないだけでホントはそういう性癖が」

桐乃「それはっ……じ、自信ない///普段から妹ゲーやってるけどさ」

黒猫「やっぱり…対象として見てたに違いないわ」

桐乃「へー、黒猫がそう言うんだ」ジー

黒猫「とと、とにかくこの話はおしまい、いいわね///」



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 21:26:03.90 ID:2x8k6zSJ0


桐乃「でも、さ……」

黒猫「な、なに」

桐乃「……間違いが起こっても、いいって思わなかった?」ボソ

黒猫「っ///」

桐乃「ねえね、ホントのところどうなのよ」

黒猫「かか、勘違いしないで!わたしは…別に………………少し」

桐乃「ああなにこの可愛い生き物!いろんな所柔らかーい!」ムギュゥ

黒猫「あう///」


あたし達の関係が少し変わり始めた、これはそんな日の一幕。




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/24(金) 21:29:15.31 ID:AIwbSB0h0


乙であった


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[ 2013/05/24 23:30 ] 俺妹SS | コメント(2)

あやせェ…
[ 2013/05/25 01:41 ] [ 編集 ]

キャラの呼称が違うと萎える
[ 2013/05/25 02:07 ] [ 編集 ]

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