1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 22:32:25.95
ID:9HP+HHef0 照「…飲んじゃいけない?もう二十歳なのに」
咲「だって…今日は、お友達と飲みに行ったんでしょ?」
照「うん。でも、そっちでは飲んでない」
咲「え?なんで飲まなかったの?」
照「車で行ったから」
咲「車で行ったら飲めないでしょー?」
照「飲みたくなかったから、車で行った」
咲「??」
咲「じゃあ、なんで今飲んでるの?」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 22:35:37.85
ID:9HP+HHef0 照「お酒は好きだよ」
照「甘いものもたくさんあるし、醉う感覚も嫌いじゃない」
咲「へぇ…」
照「ただ、私、あんまり強くないみたいで」
照「外で飲むのは控えてる」
咲「そうなんだ…。大変だね」
照「まぁ、うん」 4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 22:40:15.95
ID:9HP+HHef0 咲「うーん、でも、お姉ちゃんが酔っ払うところって想像できないなぁ」
咲「控えるほどってことは、相当酒癖が悪いのかな?」
照「悪いというか、意識がなくなる」
咲「えぇっ!?それって大丈夫なの!?今も飲まない方がいいんじゃ…」
照「大丈夫、突然なくなるわけじゃない」
咲「そうなの…?」
照「自分では、酔ってるなって分かるんだけど、顔に出ないから、強いと思われるみたいで」
咲「うん…」
照「断りきれない私も悪いんだけど」
照「あっと思ったら意識と記憶が」
咲「うわぁ…それはたしかに外で飲まないほうがいいかもね…」 5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 22:46:38.26
ID:9HP+HHef0 照「一度、お持ち帰り、されかけたらしい」
咲「えっ」
照「いつもどおり意識がなくなってる私を介抱してくれた人がいて」
咲(いつもどおりなんだ…)
照「心配だから今日は家に連れて帰ります。って言うからじゃあその人に任せようかってなったんだけど」
照「聞いてみたら家が随分遠いから、友達が悪いし家まで送っていくよっていつもどおりの流れになって」
照「それなのに妙にその人が粘るから、おかしいな、と思って友達が問い詰めたら」
咲「そういう目的だったんだ…」
照「らしい。全く記憶にないけど」
咲「全然知らなかったよ…」 7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 22:53:08.27
ID:9HP+HHef0 照「まぁ。私も覚えてないから」
咲「……」
照「……」
咲「……お姉ちゃん」
照「なに?」
咲「心配だから、外では飲まないで」ギュッ
照「うん。だからこうしてる」
咲「あっ…」
照「……」ゴクッ 8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 22:57:31.49
ID:9HP+HHef0 照「…それに、咲にならお持ち帰りされてもいい」
咲「あはは、同じ家だからね」
照「違う」
照「咲のベッドに」
咲「えっ///」
照「……」マガオ
咲「……」 9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:02:22.43
ID:9HP+HHef0 咲「…酔ってる?」
照「…うん」
咲「なんだぁ」
照「……」
咲「本当に顔に出ないんだね」
咲「でも、いつもより饒舌な感じも…」
照「咲も飲む?」
咲「え?なにを?」
照「お酒」
咲「飲まないよー。未成年だもん」 11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:05:54.56
ID:9HP+HHef0 照「じゃあ…」スタスタ
咲「…?」
照「…気分だけでも」コトン
咲「カシスオレンジ…?」
照「うん。ノンアルコールの」
咲「あぁ。なるほど」
照「最近のそういうのはよくできてるから」
照「本物を飲んだ気分になる」
咲「へぇー」 12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:08:53.81
ID:9HP+HHef0 照「付き合って」
咲「え///」
照「晩酌に」
咲「え?あっ、うん」
咲「」カシュッ
照「…乾杯」コツン
咲「か、かんぱい」コツン 14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:14:09.60
ID:9HP+HHef0 照「……」ゴクゴク
咲「……」コクコク
照「…どう?」
咲「あんまり、甘くないね」
照「そう?」
咲「色とか、すごく綺麗だから、なにかもっとこう…キラキラした感じというか」
咲「うーん、おいしくなくはないけど、イメージと違かったなぁ」
照「…なんとなく分かる気がする」
咲「お姉ちゃんも?」
照「うん。ビールとか、大人は美味しそうに飲むから、初めて飲むときはすごく楽しみだったのに」
照「苦くて、最後まで飲めなかった」 15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:22:01.52
ID:9HP+HHef0 咲「えっ、お姉ちゃんが?」
照「…どういう意味?」
咲「いや、お姉ちゃんが食べ物とか、飲み物とか、残すイメージがなくて」
照「そんなことないよ。残すときもある」
照「でも、味がダメで残すのは初めてだったかもしれない」
咲「そんなになんだぁ…」
照「今でも美味しいとは思えない」
咲「うーん、もう二十歳過ぎてもお酒を飲まなくていい気がしてきたよ…」 17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:27:13.40
ID:9HP+HHef0 照「…でも、おいしくないお酒ばっかりじゃない」
照「ミドリって言うメロンのお酒はかき氷シロップみたいな味。ピーチツリーっていう桃のお酒をオレンジジュースで割るとすごく甘くてとろっとしてるし、リンゴのお酒を紅茶で割ったら、もうこれは絵本の世界の飲み物なんじゃないかって味してるし…」
咲「うわわ!どうしたの?急にそんな熱弁して」
照「…だから、そんなこと言わないで」
咲「……」
照「……」
咲「…酔ってるの?」
照「…うん」 18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:30:44.26
ID:9HP+HHef0 咲「…本当に顔に出ないね」
照「それ、さっきも言ってた」
咲「そうだっけ?」
照「ん。咲、酔ってるんじゃない?」
咲「まさかぁ」
照「残念」ゴクッ
咲「…お姉ちゃん」
照「なに?」
咲「なにか、食べないの?はやくお酒が回っちゃうよ?」
照「あぁ、忘れてた。なにか持ってくる」
照「…はい」
咲「アーモンドチョコレート…」 20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:33:53.87
ID:9HP+HHef0 照「うん」
咲「甘さに甘さを重ねていく感じなんだね…」
照「それがいい」
咲「……」モグモグ
照「……」ゴクッ
咲「…そういえば、お姉ちゃんは何飲んでるの?」
照「コーヒーのお酒」
咲「へー大人っぽいね」
照「ものすごく甘いよ」
咲「そうなの?」
照「そこがいいんだけど」 21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:39:39.61
ID:9HP+HHef0 咲「コーヒーゼリーみたいな感じ?」
照「を、10倍くらい甘くして濃くした感じ、かな」
咲「へーおいしそう…」
照「飲んでみる?」
咲「だから、未成年だってー!」
照「…咲は真面目だね」
咲「もーどうしてそんなに私に飲ませようとするの?」
照「うーん…」
咲「……」 23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:46:00.05
ID:9HP+HHef0 照「…咲が酔ってるところ、見たい」
照「咲はきっと私に似てお酒に弱いから」
咲「そ、そうかな?」
照「でも、私に似てなくてきっと顔に出る」
咲「言ってることがバラバラだよー」
照「顔、赤くして、呂律が回らなくなったりしたら、可愛すぎて心配になる」
照「誰かに、お持ち帰りでもされたらどうしよう…」
咲「お姉ちゃんに言われたくないよ…」 26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:49:12.57
ID:9HP+HHef0 照「でも、こんな風に醉うのはお姉ちゃんの前だけだよ?とか言われたら…」
照「私、死ぬのかな…さよなら咲」
咲「そ、そんなこと考えてたの?///」
照「ううん、今、思いついてドキドキしてきた」
咲「…酔ってるね」
照「…うん」
咲「……」
照「……」ゴクッ 27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:53:53.03
ID:9HP+HHef0 咲「…お姉ちゃんそろそろ…」
照「咲、飲もう」
咲「え、もう遅いし…」
照「いや、これから先の話。明日でもいいし、咲が二十歳を過ぎてからでもいい」
照「今日は、今までで一番楽しいお酒だった」
咲「そ、そう…?」
咲(いまひとつ伝わってこなかったけど…)
照「…外で飲みたくないのには、もうひとつ理由があって」
咲「?」
照「私、醉うと本音が出るタイプだと思う」 28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:57:27.95
ID:9HP+HHef0 咲「……」
照「……」
咲「え」
咲「そ、それって…///さっきのは全部…」
照「でも、私には照魔鏡があるから、全部話しちゃうわけにはいかないでしょ?」
咲「あ…」
照「有名なプロ雀士の弱点とかね」
咲「…そうだね」 29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 23:59:42.21
ID:9HP+HHef0 照「他人が知らないことまで知ってるってことは、話しちゃいけないことも多いってことで」
照「自然と口は堅くなっていったけど」
照「その反動…なのか、アルコールが入ると思ったことがすぐに口に出そうになる」
照「その感覚は好きなんだよ。自分らしい気がして」
照「でも、外で飲むと気が休まらない」
咲「そうだったんだ…」
照「今まで、一人で飲んでれば、なんとなく楽しかったけど」
照「咲と一緒だと、何倍も楽しかった」
照「ありがとう」
咲「う、うん!私でよかったら、またいつでも付き合うよ!」 32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:05:44.92
ID:xxNMyWnJ0 照「ん。じゃあ、今日はそろそろ寝よっか」
咲「あ…」
照「…どうかした?」
咲「…やっぱり、もうちょっとお話しよ?」
照「……」
咲「あ、明日はお休みだし!」
照「…うん。分かった」ストン
咲「ごめんね。今の話を聞いたらなんとなく、寝ちゃうのがもったいない気がして」
照「…そう」ゴクッ 33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:08:13.54
ID:xxNMyWnJ0 咲「うん…あ」
照「あ、飲むもの無くなった?」
咲「うん」
照「持ってくる」
咲「ありがとう、お姉ちゃん」
照「ん」フラー
咲(あ、ふらふらしてる)
照「はい。定番の梅酒」コトン
咲「のソーダ…」
照「ノンアルコールの」
咲「それって、ただの梅ソーダじゃない?」
照「私もそう思う」
咲「あはは、いただきます」 34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:11:10.44
ID:xxNMyWnJ0 照「あと、食べるものも無くなってたから」コト
咲「なにこれ!綺麗だね」
照「でしょ?」
咲「なんていう食べ物なの?」
照「ヌガー」
咲「ヌガー?」
照「東京っぽいでしょ?響きが」トクイゲ
咲「うん。見たことない!」
照「フランスのお菓子らしいけど。食べてみて」 35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:14:35.50
ID:xxNMyWnJ0 咲「」モグモグ
照「…どう?」
咲「…なんだろう…綿菓子の香りを強くして煮詰めたみたいな…」
咲「果てしなく甘いね」
照「そこがいい」
咲「…なかなか食べなれない食感」モグモグ
照「でも癖になってくる」
咲「…たしかに」ゴクン
咲「もういっこいい?」
照「うん。好きなだけ食べて」
咲「……」モグモグ
照「…私も食べよ」 36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:17:12.83
ID:xxNMyWnJ0 咲「…今日は新しく知ることがいっぱいあるなぁ」モグモグ
照「ヌガーのこと?」モグモグ
咲「ヌガーもそうだけど、なんていうか、私、お姉ちゃんのことを全然知らないなぁって思った」
照「…ずっと、離れてたから」
咲「それも、あるけど」
照「けど?」
咲「なんていうか、また一緒に暮らしても、どう話していいか分からないっていうか…」
照「あー…」
咲「昔より無口だし…」
照「そうだよね…」 37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:18:40.11
ID:xxNMyWnJ0 咲「だから、さっきの話、聞けて嬉しかった」
照「さっきの話?」
咲「照魔鏡のこと」
照「あぁ…」
咲「お姉ちゃんが無口な理由が分かった気がした」
照「いや、でもただの言い訳かもしれない…私が逃げてたのかも…」
咲「そんなことないよ。お姉ちゃんは優しいからだよ」
照「そ、そう?」
咲「そうだよ」 39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:20:05.96
ID:xxNMyWnJ0 咲「……」
照「……」ゴクゴク
咲「……」
照「……」ゴクッ
咲「…私には話してよかったの?」
照「え?」
咲「なんでもない」
照「……」
咲「……」
照「…無性に話したくなって」
咲「!聞こえてたんだ…」 40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:23:06.56
ID:xxNMyWnJ0 照「だって咲、酔っぱらいだと思って私の言うこと信用してなかったでしょ?」
咲「っ!それは…」
照「まぁ酔ってるのは事実だけど」ゴクッ
照「でも、嘘はひとつも言ってな…」
咲「しょ、照魔鏡ってどんなことまで見えるの!?」
照「…声、大きいよ咲」
咲「ご、ごめん…」
照「酔ってるんじゃない?」
咲「もういいよーその流れは」 41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:24:35.40
ID:xxNMyWnJ0 照「…んーそうだね。基本的にはその人の麻雀の打ち方しか見えないけど」
照「その打ち方に何か強いこだわりがあるなら、その背景も見えるときがある」
咲「背景?」
照「咲にとっての嶺上開花。みたいな」
咲「あー…」
照「その人の大切な思い出みたいなものまで見えてしまうことがあって、たまに居心地が悪くなる」
照「私はただ、その人と対局しただけなのに」
照「踏み入りすぎた気分になる」
咲「例えば…?」
照「いや…」
咲「誰にも言わないよ」
照「でも…」 42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:27:31.24
ID:xxNMyWnJ0 咲「……」
照「……」
咲「…ごめんね」
咲「ただなんとなく、言ったらすっきりするかなぁと思っただけなんだ。気にしないで」
照「咲…」
照「じゃあ今までで一番気まずかったことだけ…話していい?」
咲「うん…」
照「北九州の、白水哩と鶴田姫子の和了りの関係性は、有名な話だけど」
照「あれは、先に白水が縛りをかけて、それを達成したときに果たされる」
照「そんな絆はどこからきたのか…」
咲「……」
照「それは二人に肉体関係があるから」 43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:29:53.85 ID:LFcStSAG0
納得の理由だなあ… 44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:31:51.20
ID:xxNMyWnJ0 咲「えっ…」
照「…秘密だよ」
咲「お姉ちゃん、それって…」
照「?」
咲「みんな知ってるよ?」
照「…え?」
咲「もちろんマスコミとかには言ってないけど」
咲「そういう話に興味がない和ちゃんでも、聞いたことあるって言ってたよ?」
咲「本人たちもあんまり隠す気がないんじゃないかなーって」
照「えー…」
咲「……」
照「……」 47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:34:45.63
ID:xxNMyWnJ0 咲「い、いや、でも、いきなり対局した人のそんな事情まで知っちゃったらびっくりすると思う!」
照「……」ゴクッ
咲「私だったら黙ってなきゃって思うと思うし」
照「……」ゴクゴク
咲「…そういうこともあるよ、ね?」
照「……」ゴクッ
咲「ちょっ、飲みすぎだよ!?」
照「……」ピタッ
咲「…お姉ちゃん?」 48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:38:24.32
ID:xxNMyWnJ0 照「…分かってたつもりになってただけなのかなぁ」
咲「そ、そんなことないよ」
照「阿知賀の人もドラを切ったし」
咲「?」
照「結局なにも分かってないのに」
照「分かった気になってしまうのがつらい」
咲「お姉ちゃん…?」
照「咲の気持ちも」
咲「…え?」
照「分かってるつもりで分からない」
咲「え?え?話についていけな…」
照「咲は私のことが大好きでしょ…」
咲「!?!?」 50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:40:44.04
ID:xxNMyWnJ0 照「でも、その好きが分からない…」
咲「ま、待って待って。それは照魔鏡で?」
照「ううん。態度で」
咲「……」
咲「…!///」カァッ
照「…ねぇ教えて?」
照「咲の気持ちが知りたい」
照「家族としての好きでも、それ以上でも」
照「それ以上だったら嬉しいけど」
咲「そ、そんなこと急に言われても…///」
照「はぐらかすの?」
咲「ちがうけど…」 51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:44:06.50
ID:xxNMyWnJ0 照「」ゴクゴクゴク
咲「だから飲みすぎ…んぐっ!?」
照「ん…んむっ」
咲「ん〜〜〜〜!!!!?」
照「ぷはぁ…」
咲(///甘…)ゴクン
照「…咲も酔ったら、話してくれるの?」
咲「……」
照「教えてよ」
咲「……」パクパク 52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:48:48.24
ID:xxNMyWnJ0 咲(のどが焼けて声が…)
咲(飲み物…!)
照「咲」ガシッ
咲「?」
照「未成年が飲酒はよくない」
咲(なに言ってるの…?)
照「」ゴクゴク
咲「……」
照「」クラッ
照「うっ…アルコールが…まわる…」
咲(ノンアルコールだよ!?) 54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:51:09.67
ID:xxNMyWnJ0 照「」ストン
咲(…え?)
照「」スヤスヤ
咲(えー!?)
照「」スヤスヤ
咲(これが…酔ってるとこなんだ…)
照「」スヤスヤ
咲(本当に意識なくなってる…)
照「咲にならお持ち帰りされてもいい」
咲「…っ!///」
照「」スヤスヤ 55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:54:59.50
ID:xxNMyWnJ0 咲(お持ち帰り…)ゴクリ
照「」スヤスヤ
咲(許可はもらってるもん)グッ
照「」スヤスヤ
咲(…あ)
咲(重くて運べない…)
照「」スヤスヤ
咲「……」 56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:57:16.06
ID:xxNMyWnJ0 照「」スヤスヤ
咲(…まぁ、いっか)
咲(お布団だけかけておこう)ファサッ
照「」スヤスヤ
咲(また、こんな風に話したいな)
咲(…今度は、お酒が入ってないときに)
照「」スヤスヤ
咲(…おやすみ、お姉ちゃん)
カン 59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:59:31.95
ID:xxNMyWnJ0 〜おまけ〜
咲「あ、テーブルの上、片付けとこう」
咲「さっきお姉ちゃんが飲んでたお酒…甘かったな」
咲「あれ?」
咲「…20度?」
咲「!!」
咲「こんなの飲んだら誰だって…」
照「」スヤスヤ
咲「…これは没収」
照「んっ…それは…」
咲「!?」
照「」スヤスヤ
咲「……」 60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 01:00:30.27
ID:xxNMyWnJ0 終わりです。最後まで見てくださった方ありがとうございました! 58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 00:59:22.03 ID:+tLXYXmZ0
すごくよかった
乙 61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 01:05:51.57 ID:0NUW6VsK0
おつ 62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/14(土) 01:07:01.33 ID:LFcStSAG0
乙
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気兼ねなくお酒が飲める関係って良いね
いいねすごくいい
宮永姉妹は仲良しさんがいいね
本編でもそうなるといいなぁ
すばら!
酒の勢いでどうにかなってもいいのよ
いい話だなあ
咲さんは割とお酒強そうなイメージ
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