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紬「としのせ!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:06:26.00 ID:Ca6APJ7r0


紬「あったかくて美味しいわ~」

梓「違います、ムギ先輩」

紬「え」

梓「お蕎麦は啜るんです」

紬「啜る?」

梓「ほら、こうやって」ズズズ

紬「こう?」ズズズ

梓「そうそう。なかなか上手です」

紬「♪」ズズズ

△▽△

梓「ごちそうさまでした」

紬「ごちそうさまでした♪」

梓「じゃあ、そろそろ市場に行きましょうか」

紬「ええ、唯ちゃん達が首を長くして帰りを待っているものね」





2 :すまん落とした 2014/01/01(水) 02:07:17.36 ID:Ca6APJ7r0


▽△▽

梓「鰤は・・・これでいいかな」

紬「う~ん、どうだろう。ね、梓ちゃん、一通りまわってみない?」

梓「どうしてですか?」

紬「いろんなお店を見てみないと値段もよくわからないし」

梓「確かに」

紬「でも、こんなに人が多いとはぐれちゃうかな」

梓「大丈夫です、ぴったりくっついていきますから」

紬「はぐれちゃったらケータイで連絡するね」

梓「じゃあ行きましょうか」

紬「うん」

▽△▽

紬「あ、このコロッケ美味しそう」

梓「たこコロッケって書いてありますね」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:08:59.75 ID:Ca6APJ7r0


紬「たこ? たこを入れたコロッケなんてあるの?」

梓「私もはじめて見ました」

紬「ふぅん・・・」

梓「買ってみますか?」

紬「え、いいの?」

梓「はい」

紬「あ、でも夜ご飯食べられなくなっちゃうかな」

梓「じゃあ半分こしましょう。店員さんこれください」

店員「はいよ」

梓「ありがとうございます。はい、お先にどうぞ」

紬「ありがとう」サクッ モグモグ

梓「私もいただきます」サクッ モグモグ



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:09:55.26 ID:Ca6APJ7r0


紬「うん・・・これはなかなか」

梓「はい。タコの食感がアクセントになってて美味しいです」

紬「ええ、周りは白身魚のすり身かしら。あっさりしていて美味しいわ」

梓「あたりですね」

紬「みんなにも買って行ってあげたいけど・・・」

梓「鍋を食べられなくなるので・・・」

紬「ええ、そうよね。じゃあはやく鍋の具を買ってしまいましょう」

梓「そうですね」

△▽△

紬「・・・一通りまわったわね」

梓「はい」

紬「お正月用の鰤はあれを買うとして」

梓「鍋の具はどうしましょうか」



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:10:32.46 ID:Ca6APJ7r0


紬「う~ん。あの鮭の切り身とかどうかしら」

梓「あんまり鍋に鮭をいれるのは好きじゃないです」

紬「そうなんだ?」

梓「はい。本場の石狩り鍋なら別かもしれませんが、寄せ鍋の鮭はあんまり・・・」

紬「じゃあ、被っちゃうけど鰤とか?」

梓「それもいいですけど、あの店でみた鱈にしませんか」

紬「鱈・・・いいわね」

梓「はい。あの淡白な味と食感がたまらないです」

紬「ふふ、涎が出ちゃいそう、じゃああの肉屋で豚バラ肉と--」

梓「あそこの青果店で春菊を買って行きましょうか」

紬「うん♪」

▽△▽

紬「これで完璧ね!」

梓「はいです!」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:13:43.30 ID:Ca6APJ7r0


紬「ふふ、唯ちゃん達なにをしてるかしら」

梓「大掃除とお正月飾りの準備をしてるはずですけど」

紬「ほとんど憂ちゃんがやっちゃいそうね」

梓「う~ん、今日に限っては唯先輩も・・・」

紬「どうかしら?」

梓「・・・頑張ってないかもしれません」

紬「ええ、唯ちゃんは炬燵でぬくぬくしてるのが似合うもの」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:17:26.72 ID:Ca6APJ7r0


△▽△

唯「くちゅん!!」

憂「お姉ちゃん、大丈夫?」

唯「・・・!」

憂「お姉ちゃん?」

唯「今、誰かが失礼なことを言ったような」

憂「お姉ちゃん、誰かが噂をするとくしゃみが出るのは迷信だよ」

唯「そうかなぁ・・・」

憂「ね、早く窓ふき終わらせちゃおう」

唯「うん。そうだね」

憂「・・・♪」

唯「憂、御機嫌だね」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:18:38.06 ID:Ca6APJ7r0


憂「こうやって窓ふきするの、楽しいなって」

唯「憂は本当に掃除が好きだね」

憂「う~ん。掃除は好きだけど・・・」

唯「うん?」

憂「こうやってお姉ちゃんと掃除するのはもっと好きかな」

唯「そっかそっか。じゃあ頑張って掃除しよっか」

憂「うん!」

唯「はやくしないとムギちゃんたちが来ちゃうからね」

憂「梓ちゃん、ちゃんと材料買って来てくれるかなー」

唯「大丈夫だよ、ムギちゃんがついてるもん」

▽△▽

澪「・・・」ドキドキ

律「・・・」ドキドキ



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:21:55.16 ID:Ca6APJ7r0


澪「だ、だいじょうぶだよな、律」

律「お、おう」

澪「こ、声が震えてるぞ」

律「み、澪の方こそ」

澪「・・・あけるか」

律「・・・おう」

澪「・・・」パカ

律「これは・・・」

澪「・・・うん」

律「大丈夫そうだな」ホッ

澪「ま、まだ安心するのははやい。下の段は・・・」パカ



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:22:47.93 ID:Ca6APJ7r0


律「うん。大丈夫そうだ」

澪「あぁ」

律「ふぅ・・・」

澪「ふぅ・・・」

律「余計な心配だったみたいだな」

澪「あぁ、唯たちに頼まれておせちをネットで注文したのはよかったけど」

律「グルーポンのおせち画像を見ちゃったらな」

澪「あんなのが来たら、憂ちゃんに顔向けできないよ」

律「最悪イオンに買いに行くことも考えてたもんな」

澪「うん。でも、そっかかぁ、大丈夫だったか」

律「さて、じゃあおせちを持って唯の家に行くか」

澪「うん」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:25:35.42 ID:Ca6APJ7r0


律「そういえば澪、本当にいいのか?」

澪「なにが?」

律「年越しはふたりで旅行に行こうかって話をしてたのに」

澪「いいって。みんなで集まるなら、そっちを優先だろ」

律「それはそれで寂しいような・・・」

澪(律・・・かわいい)

澪「安心しろって。1日はみんなで集まるけど2日と3日は・・・」

律「うん///」

澪(・・・やっぱり律がかわいい)

▽△▽

紬「それで、姫始めはいつにする?」

梓「」ブホッ



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:26:21.79 ID:Ca6APJ7r0


紬「だ、大丈夫?」

梓「い、いきなりなんてことを聞くんですか!?」

紬「だってねぇ・・・」

梓「だってもなんでもないです!」

紬「ご、ごめんね、梓ちゃん」

梓「まったく・・・」

紬「・・・」

梓「・・・」

紬「・・・」

梓「・・・」

紬「・・・」

梓「2日とかでいいんじゃないですか」

紬「・・・♪」

梓「まったくもうムギ先輩は・・・」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:27:24.29 ID:Ca6APJ7r0


紬「もっと梓ちゃんを感じたいもん!」

梓「それは・・・普通に嬉しいです」

紬「♪」ニコニコ

梓「まぁ、本音を言うと、私も気になってましたから」

紬「そうなの?」

梓「はい・・・いつムギ先輩の温もりを感じられるのかなって」

紬「ふふ、梓ちゃんは詩人ねぇ」

梓「もう・・・茶化さないでください!」

紬「じゃあせめて今はこうやって手を繋いでいきましょう」ギュッ

梓「・・・はいです」ギュッ

△▽△

和「唯、憂。掃除は終わった?」

唯「あ、和ちゃん」

和「姫納めを始めるわよ」

憂「」ブホッ



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:29:06.49 ID:Ca6APJ7r0


唯「和ちゃん、もうムギちゃん達が来ちゃうから無理だよ」

憂「そ、そうだよ和ちゃん!」

和「私は気にしないわよ、ムギたちが来ても」

憂「の、和ちゃん、私達が気にするよ」

唯「あ、私も気にしないかも」

憂「お姉ちゃん!!」

和「冗談よ、憂。流石に私もみんなの前でエッチするのは多少抵抗があるわ」

憂「多少なんだ・・・」

和「それで、ムギ達--」

ピンポーン

憂「あ、来たみたい」

ガチャ

紬・梓・律・澪「こんにちわー」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:30:59.72 ID:Ca6APJ7r0


憂「いらっしゃい、みなさん」

唯「あ、みんな一緒にきたんだ」

紬「ええ、途中でばったり会ってね」

律「はい、おせち」

憂「ありがとうございます」

紬「あ、憂ちゃん。これ冷蔵庫に入れておいてくれる?」

憂「・・・これは・・・鱈?」

唯「おっきい鱈が一匹・・・」

律「これ、捌けるのか?」

憂「・・・」メラメラ

唯「こ、これは」

和「ええ、憂が静かに燃えてるわね」



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:32:37.69 ID:Ca6APJ7r0


紬「ふふ、じゃあ台所に運んでおくわ」

▽△▽

紬(憂ちゃんが鱈を見事な腕で捌き)

梓(それからお正月料理の下ごしらえをみんなでやった)

澪(・・・私と唯は戦力外なので、炬燵でみかんを食べてたけど)

律(そんなこんなで3時間後。みんなで鍋を囲んで・・・)

△▽△

みんな「いただきまーす」

梓「はふっ、はふっ」

紬「ふふ、どう?」

梓「やっぱり鍋といったら鱈! 鱈と言ったら鍋です」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:33:53.87 ID:Ca6APJ7r0


憂「あれ、梓ちゃんは鍋が一番いいんだ」

梓「憂?」

憂「鍋にするには多すぎたから鱈のホイル焼きも作ったんだけど、いらないかな」

梓「あ、食べるよ」

憂「はい、どうぞ」

梓「ありがとう・・・うん。これもまた・・・♪」

紬「ふふ、よかったわね」

梓「はいです。やっぱり冬といえば鱈、鱈といえば冬です」

紬(お魚大好きな梓ちゃん・・・猫さんみたい♪)

△▽△

唯「はい、あ~ん」

和「・・・うん。おいしいわ」

唯「じゃあ次は私に・・・」

和「あ、憂。ほら、あなたも、あ~ん」

憂「あ、和ちゃん//」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:37:18.87 ID:Ca6APJ7r0


唯「むーっ」

和「ほら、唯も、あ~ん」

憂「あ~ん」

唯「もぐもぐ・・・うん、おいしい!」

▽△▽

律「ほら、澪、この豆腐美味いぞ」

澪「・・・お、確かに」

澪(今日の律、なんだかママみたいだ)

律「ほら、野菜もちゃんととれ」

澪(やっぱりママみたいだ・・・けど、こんな律も素敵だ)

律「さて、じゃあ私はこの肉でも・・・」

澪「・・・なぁ、律」

律「なんだ」

澪「さっきから肉しか食ってない気がするんだが」



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:39:39.99 ID:Ca6APJ7r0


律「・・・」

澪「・・・」

律「実は、春菊はあんまり得意じゃないんだ」

澪「でも、体にはいいんだぞ、ほら食べさせてやるからさ。あ~ん」

律「・・・あ~ん」

澪(私の端から野菜を食べる律・・・かわいい)

▽△▽

紬「そろそろ今年も終わりね~」

梓「はいです」

澪「うんうん。後は新年を迎えるだけだな」

憂「そういえば今年はどうするの?」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:41:52.43 ID:Ca6APJ7r0


唯「今年は・・・普通に座ってます!」

紬「どういうこと?」

和「あぁ、この子、去年は空中で、一昨年は地球の自転に逆らいながら新年を迎えたの」

梓「自転に逆らうって・・・」

紬「ふふ、じゃあゆっくりしてましょうか」

▽△▽

律「・・・なぁ、みんな」

澪「なんだ」

律「来年は何をしたいとかあるか?」

和「来年の抱負ね」

梓「抱負ですか・・・」

唯「豆腐・・・」

憂「それはさっき食べたやつだよ」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:43:14.76 ID:Ca6APJ7r0


唯「う~ん、武道館ライブかなぁ」

紬「それは流石に無理よ」

唯「じゃあ東京ドーム?」

和「それも無理ね」

唯「じゃあ・・・特にないかな」

澪「そうだな」

梓「え、それでいいんですか」

紬「ええ、こうやってみんなと仲良く楽しくしていられるなら、それでいいかなって」

澪「うんうん」

律「まぁ、そうだな」

和「私はあるわよ、抱負」

紬「なぁに、和ちゃん」



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:46:17.40 ID:Ca6APJ7r0


和「この子達を100回抱きたいわ」ダキッ

憂「の、和ちゃん//」

梓「あ、後4秒で」

紬「え」

澪「あ、もう新--」

ゴーンゴーン

「・・・」

律「なんとも締まらない新年を迎えたな」

紬「うん、でも、まぁ」



「新年、あけましておめでとうございます!」



おしまいっ!



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:47:08.33 ID:hrLGbPMJ0





31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 02:47:47.64 ID:MAxAt0g3O


あけおめ乙


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