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リーネ「芳佳ちゃん…何だろうこの気持ち」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 21:46:08.29 ID:0xoSni3+0


芳佳「おはよーリーネちゃん」

リーネ「おはよう、芳佳ちゃん。今日の朝食は私達が当番だね」

芳佳「そうだったね。一緒に作ろう」ニコ

リーネ「」ドキッ

リーネ「そ、そうだね」

芳佳「ん? どうかした?」

リーネ「な、何でもないよ」

リーネ(何でだろう。芳佳ちゃんの笑顔ですごくドキドキしちゃった…)





2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 21:48:12.59 ID:0xoSni3+0


坂本「本日の訓練は普段とペアを変える。宮藤はバルクホルン、リーネはエイラと組め」

芳佳「よろしくお願いします、バルクホルンさん」

バルクホルン「(今日の宮藤も可愛いな…)ああ、こちらこそよろしく頼む」

リーネ「エイラさんとペアになるのは久し振りですね」

エイラ「足引っ張るなヨー」

坂本「では模擬戦を始める。散開!」



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 21:49:39.75 ID:0xoSni3+0


バルクホルン「宮藤、しっかりついて来い!」

芳佳「はい、バルクホルンさん!」

リーネ(芳佳ちゃん、バルクホルン大尉にちゃんと付いて行ってる…すごい)

バルクホルン「よし、挟み撃ちにするぞ! 宮藤は右から行くんだ」

芳佳「了解!」

リーネ(それに何だか楽しそう…本当の姉妹みたい)

エイラ「リーネ、何ボサッとしてンダ!」

リーネ「は、はいっ!」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 21:51:16.26 ID:0xoSni3+0


芳佳「ハーハー。やっと終わった…」

リーネ「もうダメ…」

坂本「結果はなかなかだな。二人とも前より着実に成長している」

芳佳「ありがとうございます!」パァァ

坂本「だがリーネ、今日はどうも動きが僅かに鈍いように見えた。エイラとのペアはやりづらいか?」

リーネ「い、いえ。そんなことありません」

エイラ「飛んでる時余所見ばかりしてたゾ。あれは宮藤の方だったカ…」

坂本「リーネはいつも宮藤とペアだからな。気になるとは思うが実践では常に同じ僚機とは限らない。早い内に慣れておくんだな」

リーネ「はい…」

リーネ(飛んでる間も芳佳ちゃんが気になっちゃった。いつもはそんなこと無いのに)



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 21:53:44.00 ID:0xoSni3+0


芳佳「リーネちゃん大丈夫? 具合悪かったら治すよ?」

リーネ「大丈夫だよ。ありがとう芳佳ちゃん」

芳佳「うん! じゃあお風呂入ろう。汗で体中ベタベタだよ~」


~お風呂~
芳佳「お風呂~」

リーネ(いつも一緒に入ってるのに芳佳ちゃんの体見るのが恥ずかしいよ)

芳佳「リーネちゃん、早く行こう」グイ

リーネ「う、うん」

カポーン

ルッキーニ「ウジューリーネのおっぱい!」モミモミ

リーネ「きゃっ! ル、ルッキーニちゃん」

芳佳「…」ジー

リーネ(やだ、芳佳ちゃんにこんな姿見せたくない!)



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 21:55:14.17 ID:0xoSni3+0


リーネ「や、やめて!」バシ

ルッキーニ「うわっご、ごめんね、リーネ…そんなに嫌がるなんて」

リーネ「そういう訳じゃ…」

リーネ(でも実際芳佳ちゃんには見られたくないし)

芳佳「…」ジー

リーネ(芳佳ちゃん、私のこと見てる……)

リーネ「私先に上がるねっ!」ザバァ

ルッキーニ「あ…あたしのせいかな」

シャーリー「ほらルッキーニ、揉むなら私のにしな」

ルッキーニ「ウジューシャーリー大好き!」

芳佳「…」ジー



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 21:56:45.98 ID:0xoSni3+0


一週間後

リーネ(ここのところずっと芳佳ちゃんを意識しちゃう)

リーネ(芳佳ちゃんのことを考えるだけでドキドキしちゃって胸が苦しくなる)

リーネ(どうしちゃったんだろう、私…)

エーリカ「それはズバリ恋だね」

リーネ「ハルトマン中尉!? 何時の間に」

エーリカ「ニシシー最近リーネ何だか思いつめてる感じがして」

リーネ「恋、って言いましたけどそう見えますか?」

エーリカ「うん。上の空で溜息なんてついて、傍から見たら恋の病にしか見えないよ」

エーリカ「相手までは分からないけどね」

リーネ「恋…」

リーネ(私、芳佳ちゃんに恋しちゃったんだ)

リーネ「ハルトマン中尉、ありがとうございます。ちょっとだけ楽になりました」

エーリカ「いいよいいよ。リーネが元気ないと美味しいご飯が食べられないしね」

エーリカ(恋の相手はきっと…)



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 21:57:41.89 ID:0xoSni3+0


リーネ(この気持ちが恋っていうのは分かったけど)

リーネ(女の子同士の恋愛なんておかしいよね…)

リーネ(芳佳ちゃんに私の気持ちがバレちゃたら…)

芳佳『リーネちゃんの気持ちは嬉しいけど私は友達としてか見れないよ』

リーネ(きっとこう返されて、でも友達としてもうまくやっていけなくなるかも知れない)

リーネ「はぁ…どうしたらいいんだろう」

ペリーヌ「あら、リーネさん。お茶でも一緒にいかが?」

リーネ「え? はい」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 21:59:14.24 ID:0xoSni3+0


リーネ「でもどうしたんですか? ペリーヌさんからお茶のお誘いなんて」

ペリーヌ「たまにはいいじゃありませんの。良い紅茶が手に入ったので」

ペリーヌ「それに最近のリーネさんは何か悩んでいらっしゃいますわ。私でよろしければ相談に乗りましてよ」

リーネ「ペリーヌさん…ありがとう」

ペリーヌ「べ、別に先輩ウィッチとして心配するのは当然のことですわ」

リーネ「じゃあお言葉に甘えて…ペリーヌさんは女の子が女の子を好きになるのはおかしいと思いますか?」

ペリーヌ「どんな相談かと思えばそんなことですの」

リーネ「そんなことって…」

ペリーヌ「恋愛において性別は関係ありません。例え同性でも相手を想う気持ちは変わりありませんもの」

ペリーヌ「自分の気持ちに嘘を付くのは辛いことですわ」

リーネ「自分の気持ちに正直になる…ペリーヌさん、ありがとうございます」

ペリーヌ「どういたしまして。お役に立てれば光栄ですわ」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:00:14.20 ID:0xoSni3+0


エイラ「シャーリー大尉のおっぱいは…また大きくなったノカ!?」モミモミ

シャーリー「こらこら。私の胸はルッキーニ専用だぞ」

芳佳「エ、エイラさん…」ジー

エイラ「どうした~宮藤。大尉のおっぱい揉みたいノカ~?」

シャーリー「何だ。宮藤も触りたかったら触っていいぞ」

芳佳「えっ! い、いいんですか」

シャーリー「別に減るもんでもないしな。可愛い後輩のためだ、構わない」

エイラ「大尉ーさっきはルッキーニ専用って言ってたダロー」

シャーリー「エイラは親父臭いんだよ」

芳佳「じゃ、じゃあ行きますよ」モミモミ

芳佳「エヘヘ…」モミモミ

シャーリー「心底幸せそうだな」

エイラ「宮藤のこんな顔初めて見るゾ…」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:00:49.73 ID:0xoSni3+0


バルクホルン「こら! 真昼間から何をやっている!」

シャーリー「見てのとおりだ」

バルクホルン「こんな破廉恥な…! 宮藤、リベリアンの胸から離れろ」

バルクホルン(胸を揉む宮藤の表情…今まで見たこと無いくらい幸せそうだ)

シャーリー「どうした? バルクホルンも揉まれたいのか?」

バルクホルン「なっ! 私はふしだらな行為をやめろと言いたいんだ」

シャーリー「揉まれてる私が良いって言ってるんだからいいだろ」

バルクホルン「そういう問題ではない!」

芳佳「ご、ごめんなさい…」シュン

バルクホルン「うっ」

バルクホルン(あからさまに落ち込んでしまった)



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:01:50.51 ID:0xoSni3+0


シャーリー「あーあ宮藤は悪いことしてないのに怒られて可哀想だなー」

バルクホルン「何?」

バルクホルン(胸を揉んでるときの宮藤…本当に幸福そうだったな…)

バルクホルン「ま、まあ確かに後輩とのスキンシップの一環かも知れん。よし宮藤、試しに私の胸を揉め」

シャーリー「規律に厳しいカールスラント軍人も可愛い後輩には弱いってか」

バルクホルン「うるさい。私が良いと言っているんだ。問題は無い」

エイラ「さっきと言ってることが逆だゾ…」

芳佳「じゃあバルクホルンさんの胸も…行きます」モミモミ

芳佳「ウフフ…」モミモミ

バルクホルン「ん…どうだ、満足か」

バルクホルン(私の胸で宮藤がこんな喜ぶなんて…私も幸せだ!)

リーネ(……)



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:03:20.50 ID:0xoSni3+0


リーネ「芳佳ちゃんはシャーリーさんやバルクホルン大尉みたいな大人の方が好きなのかな…」

リーネ「はあ…私女だし年も近いしダメなのかな…」

芳佳「リーネちゃん! お菓子一緒に作ろう」

リーネ「あ、芳佳ちゃん…いいよ」

~キッチン~
芳佳「それでね、その時サーニャちゃんが…」

リーネ(芳佳ちゃん、色んな人といっぱいお話してるんだね)

リーネ(私の知らない芳佳ちゃん…もっと芳佳ちゃんのこと知りたいな)

リーネ「うん…そうだね」

リーネ(どうしよう、意識しすぎてうまく話せないよ)

芳佳「何だか様子がおかしいよ。どこか具合が悪いの?」

リーネ「そ、そんなことないよ。あ、ケーキが焼けたよ」

芳佳「リーネちゃん…」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:04:53.63 ID:0xoSni3+0


ウーウー
坂本「敵襲!」

ミーナ「ネウロイは北からこの基地に向かっています。距離はおよそ2万」

ミーナ「特別警戒するような相手ではないけど…油断は禁物よ」

坂本「丁度いい、今回はペアの入れ替えを実戦で行う」

坂本「宮藤はサーニャ、リーネはエイラと組め」

坂本「万が一に備えて後方で私とハルトマン、バルクホルンが付く。シャーリーとルッキーニは基地にて待機」

ミーナ「ペリーヌさんは昨日夜間哨戒だったので今日は出撃無しよ」

バルクホルン「いいのか少佐。宮藤たちを前に出して」

エーリカ「いいじゃん。たまには後輩達にも活躍させないと。何かあったら少佐とトゥルーデもいるし」

坂本「宮藤、今のお前なら必ずやれる。自信を持て」

芳佳「はい! 頑張ります!」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:05:36.93 ID:0xoSni3+0


エイラ「サーニャと宮藤がネウロイに近接戦闘を仕掛ける。私達は中距離から支援するゾ」

リーネ「了解、エイラさん」

芳佳「今日は私が頑張らないと! よろしくね、サーニャちゃん」

サーニャ「うん。来たわ!」

ビュンビュン

芳佳「うわわ! でも落ち着いて動きを読めばシールド無しでも接近できそう」

エイラ「リーネ、サーニャと宮藤を援護するンダ」ダダダ

リーネ「はい!」バァン

リーネ(今日の芳佳ちゃん張り切ってる。大丈夫とは思うけど心配だなあ)



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:06:48.31 ID:0xoSni3+0


サーニャ「取り付いた」バババァァン

芳佳「やった、コアが見えた! このまま押し切る!」ダンダンダン

ネウロイ「キュウウウ」パリィン

サーニャ「芳佳ちゃん! ビームが」

芳佳「はっ」

エイラ「うおっ宮藤間一髪だナ」

リーネ「芳佳ちゃんっ!」

リーネ「えっ…」

エイラ「リーネ、危ない!」

ドオオン



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:07:25.84 ID:0xoSni3+0


坂本「ネウロイ消滅を確認」

芳佳『リーネちゃん、リーネちゃん!!』

坂本「どうした! 何があった!」

エイラ『リ、リーネが! 宮藤の避わした弾がリーネに当たって…』

坂本「何だと!? 被害状況は」

エイラ『モロに食らってたから…でも宮藤が治療中ダ』

坂本「とにかく基地に帰投するんだ。バルクホルン、ハルトマン、リーネの運搬を手伝ってくれ」

バルクホルン「了解っ! クソ、何てことだ」

ハルトマン「リーネ、しなないで…」



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:08:15.26 ID:0xoSni3+0


坂本「リーネの具合はどうだ」

ミーナ「宮藤さんが付きっ切りで魔法をかけてたから傷自体は治療できたけど…」

ミーナ「意識が戻っていないわ」

坂本「後はリーネの生命力にかけるしかない、か…」

バルクホルン「新人を前に出すのは早すぎたんだ。私達がサポートしてやれば…」

エーリカ「……」

エーリカ(リーネ、ミヤフジのこと好きなのに。こんなところでしなないで…お願い)

ルッキーニ「ウジュー……リーネ、しんじゃうの?」

シャーリー「そんなことないさ。いつもご飯を作ったり、家事を頑張ってくれるから疲れて寝ちゃっただけなんだよ」

シャーリー「だから今は寝かせてあげよう、な」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:09:38.56 ID:0xoSni3+0


エイラ「うぅ…私が付いていながら守れなかったンダナ…」

サーニャ「エイラは悪くないわ。それより今はリーネさんの回復を祈りましょう」

ペリーヌ「リーネさん…早く目を覚ましなさい」

ペリーヌ(宮藤さんに想いを伝えるんでしょう)

~医務室~
リーネ「……」

芳佳「リーネちゃん…何で目を覚まさないの……起きてよ」

芳佳「血も止まったし怪我も治したんだよ…ねえ」

芳佳「リーネちゃんのいない世界なんか、耐えられないよ」

芳佳「だから起きてよ、リーネちゃん……!」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:10:57.62 ID:0xoSni3+0


リーネ(私…あの時ネウロイに撃たれて…)

リーネ(しんじゃうのかな…それでもいいかもね)

……ーネちゃん……てよ

リーネ(よ…しかちゃん……?)

リーネ(呼んでる…芳佳ちゃんが)

リーネ(芳佳ちゃんが好き…私芳佳ちゃんが好きなの)

リーネ(だから……こんなところで終わらせたくない…!)

リーネ(芳佳ちゃん……!!)



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:12:09.77 ID:0xoSni3+0


リーネ「ん……」

芳佳「リーネちゃん…? リーネちゃん!」

リーネ「芳佳ちゃん……おはよう」

芳佳「グスッ…おはよう、リーネちゃん」

ドアバタン
坂本「リーネが目を覚ましただと!」

ミーナ「よかった……本当によかったわ…グス」

リーネ「少佐、皆さん…おはようございます」

芳佳「うええん! よかったよお。リーネちゃん!」ダキ

リーネ「よ、芳佳ちゃん!?」アセアセ



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:12:43.44 ID:0xoSni3+0


数日後
坂本「リーネの調子もすっかり回復したし、そろそろ復帰だな」

バルクホルン「ああ。私達無しでも活躍できるようになってもらわないとな」

エーリカ「またリーネのご飯食べれるのかー嬉しいなー」

バルクホルン「お前は食事のことしか興味が無いのか、ハルトマン」

エーリカ「ニシシートゥルーデだって本当は嬉しいくせにー」

バルクホルン「な、…確かに嬉しいさ。リーネは大切な家族だからな」

エーリカ(良かったねリーネ。ミヤフジも!)



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:13:16.63 ID:0xoSni3+0


リーネ「ペリーヌさん、紅茶を淹れたんですがどうですか?」

ペリーヌ「ええ、是非。お体はもう良いんですの?」

リーネ「はい。芳佳ちゃんと皆さんのおかげですっかり良くなりました」

ペリーヌ「そう…本当によかったですわ」

リーネ「クス ペリーヌさん、優しいんですね」

ペリーヌ「当然ですわ。この501は誰一人として欠けてはいけないんですから」

ペリーヌ(リーネさん、あとは貴女の想いを宮藤さんに伝えるだけでしてよ)



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:14:01.07 ID:0xoSni3+0


~夜、海岸~
芳佳「あ、リーネちゃんここにいたんだ」

リーネ「芳佳ちゃん。ありがとう、私のために頑張ったんだよね」

芳佳「いいよいいよ。リーネちゃんは私の大切な人だし…」

リーネ「えっ」ドキッ

芳佳「あ、いや、えへへ今のは何でもないような、そうじゃないような……」アセアセ

リーネ「ねえ芳佳ちゃん。前もこんな風に二人で夜の海を見てたよね」

芳佳「うん……あの時はリーネちゃんは親友だと思ってた」

リーネ「芳佳ちゃん…? それってどういう…」

芳佳「でもね、この間からリーネちゃんを親友以上の存在だって感じるようになったの」

芳佳「おかしいよね…私、女の子なのに」

芳佳「最近リーネちゃん、私のこと避けてる感じがして…」

芳佳「もしかしたらこの気持ちがバレてて、気持ち悪がられてるんじゃないかって不安だった」



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:14:34.84 ID:0xoSni3+0


芳佳「でもね、リーネちゃんが怪我して意識が戻らなかった時、決めたの」

芳佳「私の想いをリーネちゃんに伝えるって」

リーネ「芳佳ちゃん…」

芳佳「リーネちゃん、私、リーネちゃんが好き」

芳佳「親友としてじゃなくて、一人の女性としてリーネちゃんを愛してる」

芳佳「リーネちゃんはそんな風に思ってなくても――」

リーネ「芳佳ちゃん! そんなことないよ!!」ダキッ

芳佳「え? え?」

リーネ「芳佳ちゃん。私もね、芳佳ちゃんのこと好き!」

リーネ「友達としてじゃなくて、私も女性として芳佳ちゃんが好きなの。愛してるの」

リーネ「避けてるように見えてたらごめんね。芳佳ちゃんのこと意識しちゃって恥ずかしかった」

リーネ「私も芳佳ちゃんに嫌われないか、不安で不安で堪らなかった」



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:15:27.77 ID:0xoSni3+0


リーネ「芳佳ちゃんの気持ちが聴けて嬉しいよ。ありがとう、芳佳ちゃん!」

芳佳「リーネちゃん……! グス」ダキ

リーネ「私達、両想いだったんだね。もっと早く気付けばよかった」

芳佳「エヘヘ…そうだね。これからもよろしくね、リーネちゃん」

リーネ「こちらこそ。芳佳ちゃん」

芳佳「リーネちゃん……」

リーネ「芳佳ちゃん……」

リーネ(このムードってキス、だよね…)

芳佳「……」メヲトジル



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:16:03.84 ID:0xoSni3+0


坂本「おっ二人とも何やってるんだ?」

リーネ「わっ、へっ!? 坂本少佐!?」

坂本「はっはっは! 夜も自主訓練しているのか。いいことじゃないか」

坂本「だが明日から本格的に訓練再開だ、リーネも宮藤も早く寝ろよ」

坂本「はっはっはっはっは!!」

芳佳「坂本さん……」ムスー

リーネ(少佐、タイミング悪いなあ…)

芳佳「まあいいや。リーネちゃん、寝よう」

リーネ「そうだね、芳佳ちゃん」チュ

芳佳「! エヘヘ、私も!」チュ



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:16:43.76 ID:0xoSni3+0


それから3年が経ち、ウィッチの活躍でネウロイはこの世界からいなくなりました。

欧州大陸では復興のため戦いに参加した多くの人々が残っています。

芳佳「次はカールスラントの復興のお手伝いに行こう」

芳佳「私の魔法で怪我した人を治したいから…」

リーネ「うん! 芳佳ちゃんのためならどこまででも付いてくよ」

芳佳「ありがとう、リーネちゃん!」

リーネ「ねえ、芳佳ちゃん。復興が終わったら…二人で診療所をやろう」

芳佳「」ドキン

芳佳「それってつまり…プロポーズ、なのかな…」

リーネ「うん…そうだよ」

芳佳「いいよ! リーネちゃん、結婚しよう!」

リーネ「芳佳ちゃん!」ダキ

私、すっごく幸せです!




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:26:32.02 ID:0xoSni3+0


初ssです
ベタベタの芳リーネ少ないから自炊した
ストパンss流行れ



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:28:31.87 ID:j7nnkM/c0



かなりスムーズにいったね



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:31:08.25 ID:qE4z1zoi0





41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/05(水) 22:31:59.46 ID:6IEqK5EY0


おつ


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[ 2014/02/06 07:00 ] ストパンSS | コメント(3)

久しぶりの芳リネにこっちまでドキドキしましたわ。甘々すぎですわすばらですわ。
[ 2014/02/06 19:54 ] [ 編集 ]

うわぁ久しぶり。この2人は本当に鉄板だよねぇ。
まぁ芳佳ちゃんは確実に性的な目でリーネちゃん見てますしw
[ 2014/02/07 10:05 ] [ 編集 ]

ここに塔を建てよう(提案)
[ 2014/02/09 02:23 ] [ 編集 ]

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