1 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 21:55:40.09
ID:YIEphAYS0 ~放課後 娯楽部~
がらっ
京子「ハッピーひなまつりー♪」
あかり・結衣・ちなつ「・・・?」
あかり「京子ちゃん、ひなまつりってまだ先だよ?」
京子「はい、知ってまーす」
ちなつ「え?」
京子「いくらなんでも、そこまでうわついてないってー」
3 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 21:58:08.13
ID:YIEphAYS0 結衣「いや、あきらかに浮ついてるだろ」
結衣「さすがに着物は用意できなかったみたいだけど」
京子「そ、そうなんだ」
京子「十二単衣なんて考えた、昔の人が憎いー」がっくり
あかり「本気で悔しがってるっ!?」
京子「というわけで」
ちなつ「立ち直り、はやっ!」 6 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:01:18.19
ID:YIEphAYS0 京子「次のイベントはひなまつり、女の子のためのお祭りでーす」
結衣「い、いやな予感しかしない」
~5分後 生徒会~
京子「というわけで、カップルごっこ第2弾!」
京子「ひなまつりにもデートをするのだー」
綾乃「な、なんでまた、わたし達まで参加するのよ!」 7 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:04:15.24
ID:YIEphAYS0 千歳「ええんとちゃう?」
千歳「今度こそ、歳納さんとカップルになれるかもやで?」
綾乃「え、えぇぇぇぇぇ!?」
櫻子「さんせーい!」
向日葵「それはこっちのセリフですわっ!」くわっ
櫻子「ま、まだなにも言ってないんだけど?」
向日葵「どうせ、うっかり一緒にとか言うつもりに決まってますわ」
櫻子「エスパーかぁっ!」がるる 9 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:09:47.14
ID:YIEphAYS0 京子「反対意見もないことだし」
京子「じゃーん!抽選ボックスリターンズー♪」
結衣「どこまで使い倒すんだ、その箱」
京子「今回も同じ番号同士でカップル決定ー」
京子「そして流れで、お約束」
京子「ちなつちゃんは誰にも渡さないからな」きりっ
ちなつ「むしろ渡してください」 11 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:13:03.11
ID:YIEphAYS0 ちなつ「というか」
ちなつ「前に組んだ人とは組めないようにするとか、どうですか?」
京子「へ?」
結衣「ああ、その方が新鮮味があるよね」
結衣(また綾乃とあの重い雰囲気になるのは辛いかも)
京子「へ?」
綾乃「ま、まあ一理あるわよね」
綾乃(べ、別に歳納京子と一緒になる確率がどうとか考えてないんだからっ)
京子「へ?」 12 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:16:09.66
ID:YIEphAYS0 櫻子「さんせーい!だいさんせーい!」
櫻子(向日葵以外なら誰でもっ)
京子「へ?」
向日葵「わたくしも、賛成ですわ」
向日葵(櫻子以外なら誰でもっ)
京子「へ?」
千歳「うちも、ええ考えやと思うわぁ」
千歳(綾乃ちゃんと歳納さんのカップルの確率が上がるわっ)
京子「なな、なんてこったー!」がっくり 15 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:23:35.58
ID:YIEphAYS0 京子「はー、じゃー抽選いこっかー」 ←やる気度120%ダウン(当社比)
がらっ
西垣「ちょっと、待てーい!」
綾乃「西垣先生?」
西垣「その話に、松本を加えてもらえないか?」
千歳「会長を?」
西垣「卒業寸前の思い出作り、というやつだ」ふふん 16 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:27:02.69
ID:YIEphAYS0 綾乃「思い出作りはもちろん賛成ですけど」
千歳「会長の話を聞き取れるんかなぁ」
西垣「大丈夫!その辺は考えてある!」
綾乃(まさかついて来る気っ!?)
京子「まー、いいじゃん、楽しそうだし」
結衣「京子、またそんな簡単に」
西垣「ということで、決まりだな」きりっ 17 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:30:08.09
ID:YIEphAYS0 ´ ‐v ` 、
. / V´ \
. / ト、 ヽ
′ | ヽ ヽ ', | *
i i | ∧ ', | |
| | i |_,.斗ヘ | __人__
| | | i ーl|fT大ハ | | `Y´
| | | | l V斗} | | | | 反対されても、爆発で粉砕だ
| || | | .′ | |リ 八 * |
| |小 | | / , | }〃-─ ヘ
| ∧ ∨{ 〈 ‐ ´ | /′ \
トヘ \ \ ', _, ィ / ハ
r ⌒ヽ.{⌒Vヽ{\ くハ /イ、 } }
ゝ 、 八 レ ´/`7- /| ∨ } }
}/⌒ヾ く, ∧ /// ′
{ ー'⌒Y ////∨/∧ 〈 }
ヽ ´ ̄) | |////// ,〉 / }
20 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:36:43.90
ID:YIEphAYS0 あかり「でも、1人増えるとペア出来ないですよねぇ」
ちなつ「先生も入るんですか?」
西垣「そこまでわたしは、野暮ではないぞ」
西垣「待たせたな、入りたまえ」
千鶴「・・・なんでわたしが」
千歳「千鶴?」
京子「ちっづるぅー、ちゅー!」
千鶴「うざい!」
がんっ 21 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:40:02.90
ID:YIEphAYS0 西垣「松本も入れ」
りせ「・・・・・・///」
向日葵「これで人数は揃いましたわね」
櫻子「抽選しよー!」
京子「よっしゃー!千鶴が入ってちょっとテンション戻ったー!」
千鶴「あ"ぁっ!?」
千歳「まぁまぁ」
京子「抽選いくぞー!!!」 22 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:43:03.42
ID:YIEphAYS0 -<_ ―- 、 ̄ ̄ '' < ―-- 、 `丶、 |
/ \/////:``丶 、 `丶、 _\_ |
. / / `` '''丶: : :// : > 、  ̄ '' ー- 、
/ \ _,,∠ 、 //: : :|イ: : :|/ニ 7ー-、__ >―――――- 、丶
. / Y_/ /: /:/ /Y'〒ヽ //: : /|イ、|: : : : :∨: :∨///// \
丶、 l / ∨ |: :|: /: |」弋_`フ  ̄ 斗l ∨:://|: :|: い////////
l `7''',二´┬―う」: :|`:r⊂⊃ /て)}くィl/: : : |: :い//////
_|_>'ー|ハ〈/ /)``丶八 .へ、' `ー' /|: | |: : : :|: :|」L> '´
ー,、_ ̄` ||」 | i´____rァ\ ヽ ノ ⊂⊃: :|: :N: : : / /| |
` ミ |トJ|‐'∠、 ∨‐ 、\>┬―‐ '´ T7: //_:ム-'
 ̄/|| | レ′ ヽ }〉 \!「 ィ‐┐  ̄
. / ハ '、’、 l/{ 込〉 ハ
|^レ'l トr< // 〈ー ' /\ _|∧ 華麗に、ひなまつり当日!
|ヒ_‐ぅ、」「 `ーr'|_//__〉
|ハ三|ィ/ 〃 ∧―‐ ヘ
∨ーr〃! |レ' / ', \ , -_┐
\/ ∨ || ∧ ’,  ̄ ̄ ̄`Y ‐ぅ
/ || |> 、 \ ├ '´
| '´l}/ \ミー- 、 //
/| /|| \ ̄`` ー'Y
24 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:48:39.64
ID:YIEphAYS0 ~京子・櫻子ペア~
京子「おー、ひなまつり限定メニューがあるよー」
櫻子「どこどこ、美味しそー」
京子「どれにしよっかなー」
櫻子「迷っちゃいますねー」
京子「とりあえず、全部いっちゃおっかー」
櫻子「それ、ナイス判断!」
京子「・・・・・・」
櫻子「・・・・・・」
京子(これはまずいんじゃないか?)
櫻子(つっこむ人がいないー!?) 25 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:52:13.05
ID:YIEphAYS0 ~結衣・向日葵ペア~
結衣「図書館なんかで良かったの?」
向日葵「ええ、櫻子が一緒だとなかなか来れませんし」
結衣「そっか、あの子って京子と似てるとこあるもんね」
向日葵「芸風がそっくりだと思いますわ」
結衣「大変なんだね」はぁ
向日葵「ええ」はぁ
向日葵(なんですの、この分かってもらえる感は)
結衣(やたら落ち着くのは、なぜだろう) 26 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 22:55:32.01
ID:YIEphAYS0 ~綾乃・千歳ペア~
千歳「残念やったなぁ、歳納さんとペアになれんで」
綾乃「べべ、別に残念じゃないわよーっ!」
千歳「またまたぁ」
綾乃「でも千歳で良かったわ、気を使わなくて済むし」
千歳「綾乃ちゃぁん、気を使ってくれてもええんやでぇ」くねくね
綾乃「やめなさいっ!」
ぱしーんっ
千歳「・・・ひさびさに、はたかれましたぁ」はふぅ 29 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:03:17.83
ID:YIEphAYS0 ~ちなつ・千鶴ペア~
ちなつ「と、とりあえず、どこ行きましょうかぁ」
千鶴「・・・どこでも」
ちなつ「い、行きたいとことかは?」
千鶴「・・・別に」
ちなつ「そそ、そうですよね」
千鶴「・・・そう」
ちなつ「・・・・・・」
千鶴「・・・・・・」
ちなつ(ど、どうしろっていうのーっ!?)がーんっ
千鶴(姉さん、どうしよう) 31 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:07:25.55
ID:YIEphAYS0 ~あかり・りせペア~
あかり「ご、ごめんなさい、あかりなんかが相手で」
りせ「・・・・・・」
あかり「そ、そうですかぁ、なんか照れますよぉ」
りせ「・・・・・・」
あかり「ですねぇ、ほとんど話したことないですよね」
りせ「・・・・・・」
あかり「はいっ、今日はよろしくお願いしますっ!」 33 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:10:08.41
ID:YIEphAYS0 西垣「説明しよう、なぜ赤座あかりが松本の話を聞けるのか」
西垣「先日のことだ」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
あかり(どど、どうしよぉ!)
あかり(あかりじゃ会長の話が分からないよねぇ!?)
西垣『ふふん、不安か?』
あかり『西垣先生?』 35 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:13:15.83
ID:YIEphAYS0 西垣『考えてあると言ったろう?』
西垣『これを飲むといい、これで松本の考えが分かるぞ』
あかり『ほ、ほんとですかぁ?』
こくっ
りせ『・・・・・・』
あかり『はい、大丈夫です』
あかり『って、ほんとに聞けるようになってる!?』
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
西垣「赤座に渡した薬は、ただのラムネだ」
西垣「プラシーボ効果というのがあってな、詳しくはググれ」きりっ
西垣「まぁ単純なやつほど掛かりやすいんだがな」はっはっは 37 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:16:08.44
ID:YIEphAYS0
./´
._( , - ´ `丶 、
/ _ 〃ゞ \, ─ ,、
/ " i ヽ=} }
_/ , / i ハ |. ヽ ヽ ノ ノ
/:{.=/., .| /| .,.|:、 |、ハ|ヽ| ヽ| | 、 ミ、
/.){ /) ./|.| ヽ|、l .l:/,/=、ヽ,| , 丶 ,/゙
/.//∠-っ、 l.-リ- 、゙ ㍉ヾ .イ ): :} ヘ|l l | t´
/ イ壬、|〃心: l ゙ 辷.ノ´ | : ,.l l.| ←単純なやつ
./ ...._ .,斗-‐‐'从゙ .辷.ノ , ''''' .ノノ/l , |
/ __ _ `二) ,: ゙ ヽ '''' ´ノ/l /., .l
./ / ´ .| l .l .ヽ. ,.-一 / :リ /.ソ
. / | l.,、ヾ: 、l 、 ィ ' ,//i/
. l | -----/ rnゝ--,ヽゝ_` . ┬ - ´ l─ - - 、
..l .! .|n| |.l´| /:::::::::ゝ ./:::::::::/ ´ ヽ
. ヽ _ _ |l ll |.| |n /:::::::ゞ´v´:::::::::/´/ l
` -.ハ !リ、./ l::::::l:::::/::::::::::ゝ ´___ |
| .l-/ 、:::::::::::::::/,─- 、 .!
.! ヽ'、 丶::::, ´ /::::::::::::::::::ヽ, ,:|
ヽ 丶 o.] ヾ :::::::::::::::/,´:::|
38 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:19:23.10
ID:YIEphAYS0 あかり「この後、どっか行きたいとこありますか?」
りせ「・・・・・・」
あかり「映画、いいですねぇ」
りせ「・・・・・・」
あかり「はい、恋愛映画好きですよ」
りせ「・・・・・・」
あかり「じゃあ、これ飲んだら行きましょう」 39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 23:19:33.35 ID:loyczntu0
あかりせ最高 40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 23:20:09.01 ID:TMN/OGLx0
密かな人気のあかりせ 41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 23:20:40.73 ID:qX1k/t1b0
あかりせは天使 42 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:22:12.70
ID:YIEphAYS0 ~映画館~
あかり「あー、映画館久しぶりだなぁ」
あかり「あかり、始まる前のこの感じが好きなんですよぉ」
りせ「・・・・・・」
あかり「先輩もですかぁ、同じですねぇ」
りせ「・・・・・・///」
あかり「え"?りせって呼んで?」
あかり「せ、先輩を呼び捨て出来ませんよねぇ!?」
りせ「・・・・・・」うるっ
あかり「そんな、うるうるした目で見られてもぉ」あぅぅ 43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 23:23:54.48 ID:bpZQeQz90
あかりは素で会長と話せそうで困る 44 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:25:06.70
ID:YIEphAYS0 りせ「・・・・・・」じーっ
あかり「わ、わかりましたよぉ」
あかり「り、りせ・・・ちゃん」
りせ「・・・・・・///」
あかり「う、嬉しいですか?」
あかり「あかりは恥ずかしくて死にそうですぅ」ぷしゅぅぅぅ 45 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:28:17.72
ID:YIEphAYS0 あかり(あ、あれっ!?)
あかり(なんで、あかり恥ずかしがってるの!?)
あかり(だってだってぇ)
りせ「・・・・・・」もじもじ
あかり(この人、可愛すぎるよぉ)えーん 46 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:31:02.79
ID:YIEphAYS0 _____
, ´ ` 、
,:′ , | ヽ
/ // |i | i| ゚. っ
/, i //| :|i |:N i| i |i i っ
. /| l /| |_从|」 |__八从リ i | っ
/| |: :|匕 ̄  ̄`L| |:|
ヽ|i iレそう` 'そうヽ| |i| ←嬉しいらしい
|i i| 辷丿 辷丿| |i|
|L...」 L.八|
| | ゝ. . イ | |
| | |i ≧ _ . ≦ i| | ゚,
| | |i__ノ} ト、_j| | ゚.
/,ィ| |二《,_ _,》二| |>、ハ
. /∧ | |.二.》,...二..,《.二.| |八 ヽ
48 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:38:03.36
ID:YIEphAYS0 西垣「よしよし、順調に目覚めつつあるようだな」
西垣「松本の目力に対抗できる人類など」
西垣「存在しないのだ」きりっ
ちなつ「せ、先生、こんなとこでなにやってんですか?」
西垣「おお、吉川か、デートはどうだ?」
ちなつ「間が持たないので、映画に来ました」 ←もう本音
千鶴「・・・おはようございます」
西垣「そうか、映画館の暗闇で襲うのか」はっはっは
ちなつ「襲いませんよっ!」きぃっ 50 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:41:05.95
ID:YIEphAYS0 ちなつ「あれは、あかりちゃんと松本先輩?」
ちなつ「つけて来たんですか?悪趣味ですねぇ」
西垣「悪趣味とは失礼だなぁ」
西垣「こんな面白いこと、放っておく方がおかしいだろう」きらーん
ちなつ「そ、そうですか」
ちなつ「席あっちなんで、失礼しまーす」
西垣「そうか、上手く襲うんだぞ」はっはっは
ちなつ「だから襲いませんってば!」きぃぃっ 51 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:44:26.11
ID:YIEphAYS0 りせ「・・・・・・」じーっ
あかり「こ、今度はなんですかぁ?」
りせ「・・・・・・」
あかり「てっ、手を繋ぐっ!?」
りせ「・・・・・・///」
あかり「ででで、でも女の子同士ですよねぇ!?」
にぎっ
あかり「ぎゃーっ!体が反対の行動してるぅ!」がーんっ
りせ「・・・・・・///」ぼふっ 52 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:47:24.60
ID:YIEphAYS0 西垣「体のコントロールさえ奪われたようだな」
西垣「これは興味深い」
西垣「いずれは松本を通じて」
西垣「遠隔操作で赤座を爆発させることも可能か」
西垣「研究を進めねばならないな」きらーんっ
【知らないところで、あかりに危機が迫る】
【負けるな、あかり!頑張れ、あかり!】 54 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:53:56.28
ID:YIEphAYS0 あかり「か、会長の手、ちっちゃくて可愛いですねぇ」
りせ「・・・・・・」ぷんぷん
あかり「は、はいぃ、そうでしたっ」
あかり「りり、りせちゃんの手は可愛いなーなんてぇ」
りせ「・・・・・・///」
あかり「あ、あかりの手もですかぁ?」
あかり「あり、ありがとうございますぅ」あぅぅ 55 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/09(金) 23:57:08.03
ID:YIEphAYS0 ちなつ「あかりちゃんが、会長と普通に会話してるっ!?」がーんっ
千鶴「・・・あ、あれが普通の会話?」
ちなつ「すごいよ、あかりちゃん」
ちなつ「すっかり順応性も高くなって、しかも百合っぽ・・・い?」
ちなつ「はっ!?」
ちなつ「だ、だめだよ、あかりちゃん!」
ちなつ「百合アニメなのに百合しないのが」
ちなつ「あかりちゃんの数少ない特徴なのにっ!」
千鶴(・・・な、なにこの子)たらたら 56 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:00:08.74
ID:MCPOrtHu0 ,....,
r ´ ⌒゙8イ⌒`´⌒゙8<´-‐-`、
{/⌒´/ ハヽ、 `ヽ;
{ / ∥Λ_,、_ハ_/|_ハ リ ヽ } )
_ J人 ト-{ 。|| ||。.Tヽ レ´レ,,,,,ァ 思ってないもん
゙{, ミ=‐-=>,, ! ゚ ___ ゚ .ノ-、>'¨´,,、-´
`¨゙ミ__ || `^>‐ `´-‐イ´ ,,,-||´ ||| 。 チーナが目立たなくなるなんて、思ってないもん
. ゚ ||| ゙||>||./:|ヽ-イ:ハ <、,,|| ,, ∥ ゚
_,-.',',´ ̄,,,,、、7:::: ̄ ̄::::ハ‐-=ミ、_""フ'
゙"`゙゙""´ }::::::::::::::::::::ハ  ̄
。 ハ::::::::::::::::::::ハ
ハ:::::::::::::::::::::::ハ
ハ::::::::::::::::::::::::ハ
ハ::::::::::::::::::::::::::::ハ
ト、::::::::::::::::::::::::;;;人
∠__| ̄T""T''" .ハ_ 」
├‐十─T゙==T
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. }::::::} ';::::',
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58 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:03:36.49
ID:MCPOrtHu0 京子「とりあえず、テーブルに並ぶだけ頼んでみたわけだがー」
櫻子「い、いちお、お金計算したけど、大丈夫かなー」おどおど
京子「もう気にしても、しょうがないじゃん」
京子「食べよ、食べよー」
櫻子「そうですよねー」ころっ 60 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:06:24.81
ID:MCPOrtHu0 櫻子「それにしても、毎回よくイベント思いつきますねー」
京子「あー、実はさ」
京子「今回は、わたし発案じゃないんだよねー」
櫻子「へ?じゃあ誰?」
京子「何を隠そう、あの西垣先生なのだよー」 63 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:09:26.93
ID:MCPOrtHu0 京子「説明しよう!」
京子「あれは抽選の、数日前のことだった」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
京子『先生がわたしにお願いー?』
西垣『うむ、お前達娯楽部のイベントに』
西垣『この松本を参加させて欲しいのだ』
りせ『・・・・・・///』
京子『か、会長をー?』 64 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:14:22.90
ID:MCPOrtHu0 西垣『娯楽部に気になる子がいるらしくてな』
京子『へー、誰かな、誰かなー』きらきら
りせ『・・・・・・///』
西垣『赤座だそうだ』
京子『よりによって、あかり!?』
りせ『・・・・・・』
西垣『なんとなく共感出来そう、とのことだ』
京子(そ、存在感ないところ、とか?) 67 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:17:45.18
ID:MCPOrtHu0 りせ『・・・・・・///』
西垣『松本によると、赤座は天使ということらしい』
京子『あかり、ずいぶんステップアップしたなー』しみじみ
西垣『わたしに言わせれば、松本も十分天使なのだが』
西垣『天使は天使を知るということなのだろう』はっはっは
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
京子「というわけで」
京子「カップルごっこ第2弾となったんだー」 70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 00:21:20.49 ID:bn1wtl2K0
天使と天使が惹かれあうのは必然だった 71 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:21:25.67
ID:MCPOrtHu0 櫻子「じゃ、じゃあ、くじの結果は?」
京子「実は、あのペアだけ仕組まれていたっ!」
櫻子「恐るべし、理科教師」たらたら
京子「あの2人、いまごろどうなってることやら」
櫻子「そ、想像つかないなー」
京子「まー、わたし達には関係ないし」
京子「食べよ、食べよー」
櫻子「そうですねー」ころっ 73 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:24:30.75
ID:MCPOrtHu0 ~繁華街~
あかり「いい映画でしたねぇ」
りせ「・・・・・・」ぐす
あかり「そうですね、泣けましたよぉ」
りせ「・・・・・・」
あかり「あー、あんな恋愛してみたいですよねぇ」
りせ「・・・・・・///」
あかり「お、女の子同士でも出来る、ですか?」たらたら 75 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:27:52.55
ID:MCPOrtHu0 結衣「あー、なんか久々にゆっくり過ごしてる気がする」
向日葵「落ち着いて読書出来ましたわ」
結衣「本が好きなんだね」
向日葵「ええ、なるべく読むようにしています」
結衣「って、あ、あれ?」
向日葵「どうかなさいました?」
結衣「あ、あかりが会長と手を繋いで」
向日葵「しかも、普通に会話してますわ」がーんっ 77 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:31:03.58
ID:MCPOrtHu0 向日葵「声をかけてみます?」
結衣「い、いや、あれを見て?」
向日葵「西垣先生?」
結衣「なんとなく近寄るなオーラが」
向日葵「き、危険な匂いがしますわ」
結衣「他に行こう」たらたら
向日葵「賛成しますわ」たらたら 78 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:34:09.93
ID:MCPOrtHu0 . /:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::|::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. //::::::::://!|:::::::|:∧::ト::::::ト、:::::::::::::::::::::::::::::::::',
/ !::::::::斗-┤:::::| マ|弋¬ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::.
|::::::::/|l ぃ::::| ヽ \! ∨:::::::::::::::::::::::::::: | スンスン
||::::::l 」xミl ヾ:| テテ弌、|::::::::::::::::::::::::|::|:|
|!l::::ハ〈 レ | 匕 | ソ }::::::::::::::::::::::::::|::lリ なんか火薬の匂いがする
| \|ハ し `ー ' /:/:::::::/:::::::::::/!/
. /:}''' ′ ""/イ:::::::/:::::::::::/ /
l:八 /:::ィ::/:::::::::::/
|l|:::\ - / 彡|/:::::::::::/
∨ /\ |_::::::::::/
. ∨ |:::` フ  ̄ | }:::::::::|、
/:::::/\ l∧:::::::トゝ
. -‐イ:::::::| \ / ∧::::|\
80 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:40:07.62
ID:MCPOrtHu0 西垣「ほう、爆発させてでも近づかせないつもりだったが」
西垣「なかなかの危機回避能力じゃないか」きらーんっ
西垣「すまんが、こういう場合、常識人の干渉など不要なのだ」
西垣「進化というのはいつも」
西垣「常識の破壊・爆発・壊滅から起こるものだからな」はっはっは 81 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:43:06.87
ID:MCPOrtHu0 ちなつ「あ、あかりちゃんに話しかけようと思ったけど」
ちなつ「やめとこっと♪」
ちなつ「さあ先輩、ご飯食べたら映画館戻りますよ」
ちなつ「間が持ちませんからっ」にこっ
千鶴「・・・わ、わかった」
千鶴(姉さん、この子なんか怖い) 82 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:46:29.22
ID:MCPOrtHu0 あかり「お昼どうしましょうかぁ」
りせ「・・・・・・」
あかり「あ、あかりと一緒ならどこでもっ?」
りせ「・・・・・・」
あかり「じゃ、じゃあ、そこのファミレスにでも」
りせ「・・・・・・///」
あかり「えぇぇぇぇぇ!?」
あかり「腕を組んでお店に入るのが夢ぇ!?」 84 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:54:03.71
ID:MCPOrtHu0 ~ファミレス~
からんころ~ん
京子「あーあ、あの女の子達、腕なんか組んじゃってー」
櫻子「ラブラブですねー」
京子「・・・・・・」
櫻子「・・・・・・」
京子「って、あかりじゃん!」
櫻子「か、会長ー!?」
京子・櫻子「一体、なにがっ!?」がーんっ 85 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 00:57:31.51
ID:MCPOrtHu0 あかり「り、りせちゃんもこっちに座るんですかぁ?」
りせ「・・・・・・」ぷんぷん
あかり「あ、当たり前でしたよね」たらたら
あかり「さ、さあ、なに頼もうかなぁ」
りせ「・・・・・・」
あかり「あかりと同じものですか、そうですか」あぅぅ 86 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:00:16.00
ID:MCPOrtHu0 京子「まさかの恋人座りー!?」
櫻子「しかも会話出来てるっぽい!?」
京子「この短い時間に、あかりに何がっ!?」
西垣「いやいや仲良くていいじゃないか」
京子「西垣先生ー!?」
櫻子「どっから湧いたんですかー!」
西垣「湧いたとは失礼だなぁ」はっはっは 89 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:03:13.71
ID:MCPOrtHu0 櫻子「つ、つけて歩いてるとか?」
西垣「企画者としては見守らないといかんだろう」ふふん
京子「それにしても、あのあかりがねー」
西垣「順調に進化してるとは思わんか」
櫻子「でも先生はいーんですか?」
櫻子「会長とは怪しい関係って聞きましたけどー」 90 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:06:08.76
ID:MCPOrtHu0 西垣「わたしだって、教師の立場くらい理解してるさ」
西垣「ただ怪しい実験を手伝ってもらってるだけだ」はっはっは
京子(どんな実験なんだー!?)
櫻子(だから、どう怪しいんだよー!)
西垣「まあ松本と赤座がくっつけば」
西垣「わたしの爆友が2人になるだろう?」きらーん
京子(おー、さすが黒い)
櫻子(悪魔だー、悪魔がいるー!) 91 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:09:04.00
ID:MCPOrtHu0 京子「あれ?でも会長は卒業しちゃうんじゃ?」
西垣「なんだ、歳納は知らなかったのか?」
京子「へ?」
西垣「ゆるゆりの世界は同じ時間をループすると」
西垣「原作者が公言してるじゃないか」はっはっは
櫻子「そっかー、だから会長のままなんだー」
京子「はっ!?」
京子「ということは、わたしたちは永遠に中学生っ!?」
西垣「ああ、少しくらいムダに過ごしても問題ないぞ」
京子・櫻子「ですよねー」あははー ←こりない人達 93 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:12:03.67
ID:MCPOrtHu0 /⌒丶、 ___
/::::::::::::::::::>r―<::::::::::::::::::`7
| {> ゚ ̄ ̄ ̄ ̄ `丶、::::::/
_人 / \/
`Y⌒ _人_
/ :| : / / / ⌒Yヘ :::〉
/ / . :/ :/| / :/ | | │ ∨
, . : イ:.:/\|/∨ /|厶斗 : | |
|:/|: : :/ |≫=ミi | :/ _∨ |/ : /: | |
| | |: :│〃_入ハ レ∨ ≫‐=ミ∨! | │| ムダにこそ命をかけるっ
. _人 八| |八弋Yソ ,_入ハ }}│ | 人l
゚Y⌒ | 小/// ' 弋Yソ ´│ |⌒Y´ ̄
│ │ | r─- //// ; |
| | 人 | } ′ .: :.
_,人__ l :个:.. 、 __ノ / / :.
`Y゚ ‐v┐ _| : |{:::::>:...,,_,, -=≦/ /\ │ :.
{ -─ヘJ | /:| : |::::::::::::::ハ. / /::::::::_人 :.
. { 二.)__人_ | : |:iヽ:::::::ト _// /; ‐z_Y⌒い人
'. 、_) Y⌒゚ | : 圦:::\:l⌒\/:::/ /(/\ ∨ } ゚Y⌒
,ハ ノ∧ 厂 ̄| : | \::::}⌒/::::::/ / (`丶. 〉│ :|
/ ∧ / ∧ マ\ | : | ヽ{∠二¨7 / (_` / :∧ :|
94 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:15:13.07
ID:MCPOrtHu0 あかり「わぁ、来た来た、美味しそぉ」
りせ「・・・・・・///」
あかり「たた、食べさせてぇ!?」
あかり「そ、それはもしかしなくても」
あかり「あ~んっていうやつですよねぇ!?」
りせ「・・・・・・///」
あかり「わ、わかりましたっ、いきますよっ」
あかり「あ、あ~ん」
ぱくっ
りせ「・・・・・・///」ぼふっ
あかり「そそ、そうですかぁ、美味しいですかぁ」 96 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:18:30.17
ID:MCPOrtHu0 京子「あかりがあまり抵抗しない!?」
櫻子「なんか自然な、あ~んだったようなー」
西垣「松本の目力は、抵抗力を根こそぎ奪ってゆくのだ」
櫻子「ね、根こそぎー?」
京子「なんて恐ろしいんだー」
西垣「お前たちは、わたしが松本を巻き込んでると」
西垣「思ってるかもしれないが」
西垣「実は引き込まれてしまったのは、わたしだ!」きりっ
京子・櫻子「えぇぇぇぇぇ!?」がーんっ 97 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:21:05.68
ID:MCPOrtHu0 あかり「あ、あかりにもですかぁ?」
りせ「・・・・・・///」
あかり「あ、あ~ん」
ぱくっ
あかり「美味しいですっ」
りせ「・・・・・・///」
あかり「じゃあ、お返しに、あ~ん」
あかり(な、なんか楽しくなってきちゃったよぉ)
【抵抗力さえ奪われた、あかり!】
【ゆりゆりしないはずの主人公は、どうなってしまうのか!】 98 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:24:07.67
ID:MCPOrtHu0 京子「結局、全部あ~んで食べて出て行ったわけだがー」
櫻子「目力ってすごーい、ねぇ西垣せんせ・・・い?」
京子「って、いねぇ!」
櫻子「いつの間にっ!?」がーんっ
京子「しかし、これはっ!」
櫻子「千円札2枚だー!」
京子「先生ありがとう!これでまたデザート頼めるー!」
櫻子「わーい、どれにしよー♪」 ←やっぱり、こりない人達 101 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:35:16.05
ID:MCPOrtHu0 ~公園~
綾乃「暖かくなったから、公園もいいわねぇ」
千歳「せやなぁ、ちょうど梅も見頃やわぁ」
千歳「ただ、心残りがあるんやけど」
綾乃「な、なによ」
千歳「綾乃ちゃんに、おむすびあ~ん出来んかったことやん」
綾乃「だから、恥ずかしいって言ってるでしょーっ!」
千歳「別にええやん、歳納さんとの予行演習・・・って、あれぇ?」
綾乃「どうしたのよ、千歳」 102 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:38:06.83
ID:MCPOrtHu0 綾乃「う"ぁ!?」
綾乃「わ、わたしの目がおかしいのかしら?」
千歳「違うで綾乃ちゃん、うちにも見えとるよ」
綾乃「かか、会長と赤座さんがっ」
千歳「腕組んどるなぁ」
綾乃「しかも、かなり親しげじゃない?」
千歳「や、やるなぁ赤座さん」
千歳「こんな短時間で会長ゲットやで」ごくりっ
綾乃「ゲットとか言うんじゃないわよーっ!」 103 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:41:18.27
ID:MCPOrtHu0 あかり「わぁ、お花がきれいですねぇ」
りせ「・・・・・・///」
あかり「あ、あかりの方がきれいっ!?」
あかり「あああ、ありがとうございますぅ」ぷしゅぅぅぅ
りせ「・・・・・・」
あかり「そんなことないですよぉ!」
あかり「その、りせちゃんの方が可愛いしぃ」ぽっ
りせ「・・・・・・///」ぼふっ 104 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:44:19.58
ID:MCPOrtHu0 / : : : : : : 〃i : : : / l : |l |: : : : : :.|\: : : | ‘; : : : : :∨: : : : : : : : :.
. //: : : : : : :″.!: : : ′l : |l |i: : : : : :|-‐ハ: ┼-∨: : : : }: : : : : : : : : :i
′ : : : : : : i| |.:_;斗匕: :|l |i: : : : : :| j: :i| }: : |!: :′: : : : : : : : :i
′: : :|: : : : :i|.才: : :{ ‘; :| 八: : : : リ ィ 二二≧x: :|∨: : : : : : : : : : :i
| |: : |i: : : : :| |二二≧ト{ ゝ- ┘ィ7⌒) ハ^ミV : : : : : : : : : : : :
| |: : |ハ : : : | 〃7⌒)ハミ ト J::::、 } /: : : : : : : : : : : : : ・・・・・・///ぼふっ
トミ{八:_:_∧i{ ト J::、 } V(__ ソ /: : : : : : : : : : : : : :
/: ∧ V(_.ソ /////////: : : : : : : :/: : : : : : :
. /: /: ∧ /////, /////// ′: : : : : : /: : : : : : : :
i: /: : : ∧ /// | L:斗 匕/: : i| : : : : :
|/{: : : : :人 _ V: : : : : i| : : : : :
| ヽ:/} : /> . イ }: : : : : || : : : : :
/: /: : : : : ≧=- _ < }: : : : : }ト :_: : :
/: /}: : : : : /ニ三三7´ /: : : : :/三三ニ
厶イ/ : : : : /三三三{ /: : : : :/ 三三三
105 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:47:26.67
ID:MCPOrtHu0 綾乃「なななな、なに、あの甘い雰囲気!?」
千歳「ちょ、ちょっと待ってな?」
すちゃ
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
りせ「・・・・・・///」
あかり「りせちゃんは、喋らなくていいよぉ」
あかり「だって」
あかり「すぐ、口を塞いじゃうんだからぁ」
りせ「・・・・・・///」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* 106 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:50:43.09
ID:MCPOrtHu0 ぶっしゃぁぁぁ
綾乃「ちょ!千歳ぇ!?」
千歳「ありやで、ありやでこのカップル」
綾乃「いいから、鼻血止めなさいよーっ!」
千歳「意外やからこそ、妄想膨らみ放題やっ」
綾乃「膨らませなくていいからーっ!」 107 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:54:09.06
ID:MCPOrtHu0 りせ「・・・・・・///」
あかり「あ、あのぉ、いまなんて?」
りせ「・・・・・・///」
あかり「ここここ、公園で抱きあうのが夢ぇ!?」
あかり「そ、それはさすがにっ」
りせ「・・・・・・///」
あかり「わわわ、わかりましたぁ」 108 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 01:57:05.31
ID:MCPOrtHu0 綾乃「な、なにが分かったのかしらっ!?」
千歳「こ、これはあれやで」
千歳「うちの意識が持つかどうかの勝負やで」
綾乃「そんな勝負、せんでいいわーっ!」
千歳「いやん、綾乃ちゃんのエセ関西風つっこみぃ」 111 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:00:08.38
ID:MCPOrtHu0 あかり「い、いきますっ」
りせ「・・・・・・///」
だきっ
あかり(ちち、ちっちゃくて柔らかいぃぃぃ)
りせ「・・・・・・///」
あかり「もっと強くっ!?」
りせ「・・・・・・///」ぼふっ
ぎゅうっ
あかり「あ、あかり、もうなにがなんだかぁ」くらっ 112 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:03:05.82
ID:MCPOrtHu0 千歳「ええなぁ、まさにお花畑やねぇ」だらだら
綾乃「あ、あら?意外に冷静なのね」
千歳「あれが、綾乃ちゃんと歳納さんやったら」
千歳「間違いなく即死しとるで!」
綾乃「そゆことあっさり言ってんじゃないわよーっ!」 113 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:06:07.93
ID:MCPOrtHu0 _ / _. -- 、ヽ
/´ ` ̄'´ \} つ
/,.- .:/ \ っ
/ / /: / / ヽ
〃 / | / / ヽ:i
{ { .:' `メ/:/!: / .イ/ l :|
V /__{/`| //"j ィ/ | / |
/{ イ んハ |ハ{ んハヽ|′ i | と、歳納京子と
{ ∨人 Vソ Vソ 厶 .ハ|
-=彡 ハ '"'"'" , '"'"'" ノ / | あんなことーっ!?
{/}人 rー-‐ , u -=彡イ
/ }> 、` ̄¨´ イ/ /|
/ ノ-ャ'j ` ¨ ´ト、/ /ノ
/`{ /::::::::: \ `7 /‐- 、
. / ヽ{\:::::::::::::ヽ__ { ハ{::::::::::}、 .
,:/´ヽ i \/┐l }))=|:::::::::::/ }
. //`丶、 | __,/ / Uイノ::::j::::::::/} イ
/ { ::::::::::::>'/''´ ¨´x‐<:::∨::/ |' |
/ >t‐ァ'´ 人 /ノ:} [○] |‐┤
/ ノ/ `¨¨´,ノ /::::| j:::::|
/ { _..ニ=ァ'" /:::::::| ,ハーj
114 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:09:05.70
ID:MCPOrtHu0 西垣「そんな池田にはティッシュのプレゼントだ」
千歳「えろぅ、すんませ~ん」
綾乃「西垣先生!いったいどこからっ!?」
西垣「生徒を見守るのも、教師の役目なのでな」はっはっは
綾乃「絶対、嘘ですよね」
千歳「西垣先生、ストーカーはあかんよー」
西垣「ストーカーとは失礼だなぁ」 118 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:12:08.59
ID:MCPOrtHu0 西垣「一部始終を監視してるだけじゃないか」
綾乃「そ、それをストーカーって言うんじゃ?」
西垣「そうなのか、こりゃ一本取られたなぁ」はっはっは
綾乃「は、話が通じない」
千歳「それにしても先生、なにかしたん?」
千歳「かなり親密になっとるようやけど」
西垣「わたしは松本に、ちょっとアドバイスをしただけだが」 120 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:16:10.73
ID:MCPOrtHu0 綾乃「どんなアドバイスですか?」
西垣「お願いをする時は、目を潤ませて上目づかいで」
西垣「まあ、そんな感じ?」きらーんっ
千歳「あー、そらあかんわー」
綾乃「と、特に赤座さんには効きそう」
西垣「うむ、効果は抜群だ!」
千歳「なんかあったなぁ、そんなゲーム 121 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:19:07.35
ID:MCPOrtHu0 綾乃「と、ところでっ」
綾乃「かか、会長の様子がっ」
千歳「どないした・・・はっ!?」
西垣「いいぞ、松本」
西垣「上向き加減、目の閉じ方、唇の開き加減」
西垣「全部完璧じゃないか」きらーんっ
綾乃「か、関心してないで止めるべきでは?」 123 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:22:59.71
ID:MCPOrtHu0 千歳「綾乃ちゃん!」
綾乃「な、なによ」
千歳「止めたらあかん!止めたらあかんでー!」だらだら
綾乃「あ、あなたの心臓が止まるわよ?」
西垣「見守るのも愛だろう」きりっ
綾乃「またそんな、都合のいいこと」 124 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:26:14.01
ID:MCPOrtHu0 綾乃「そ、そこまで言うなら見守りますけど」
千歳「・・・・・・」
西垣「・・・・・・」
綾乃「べべべ、別に歳納京子との参考にしようなんて」
綾乃「これっぽっちも思ってないんだからねーっ!」
千歳「綾乃ちゃん」
綾乃「なな、なにっ」
千歳「うちら、なにも言うてへん」
綾乃「・・・・・・///」ぼふっ 126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 02:28:33.09 ID:ZuW3Ddjz0
原作でも絡んで欲しいな 127 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:29:22.25
ID:MCPOrtHu0 あかり(どどど、どうしようっ)
あかり(これって間違いなくあれだよねぇ)
りせ「・・・・・・///」
あかり「は、早くって言われてもぉ」あぅぅ
あかり(でも、吸い寄せられるよぉ) 128 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:32:27.93
ID:MCPOrtHu0 あかり(お父さん、お母さん、そしてお姉ちゃん)
あかり(ごめんなさいっ)
あかり(あかりは、あかりはっ)
あかり(大人の階段、昇っちゃいますっ)
あかり「りせちゃん、愛してるっ」
ちゅっ
【天使と天使が恋に堕ちた瞬間であった】 129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 02:35:01.05 ID:c1Iwuna10
キマシタワー 132 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:38:10.02
ID:MCPOrtHu0 - 、 ´ ヽ
/ ´ \、 -― 、
,ィ ヽ _」 ハ
r― y′ ' , ∨ノ / }
,' !// / ! i ト , V/ ノ
i ∨' / ,' /| ハ !-, 、 , , ̄ \
> 、_,' ,' イ/‐! / リ ', ト i i | ハ`ヽ
/, , , ´ハ′ !ハ , ' ノ レ′i ! 」‐ ┘
/イ / ! ,' ! N _ .| | | !
ー- 、| | ! _二 リ ´ ̄`ミj j .| |
| |∧ !ィ''" ̄ ` , ムイ .| |
| !′ゝヽ :::::::: / リ |
/| { , :::::::: r ⌒ , /∧.!
| ! |`ヽ 、 _ ノ ィ / リ
_ |/!/\ 「ヽ > _ ィ ムイ , -、
_rfヽ「ヽ ( 丶- 、 ヽ/L rv 、/j ! ヽ- 、 / / , - ニミュ
`ーヘ ヽ \ _ ヽ ィ´ ヽ f 〉 / 〉 、 , '  ̄ ヾ//ソ
>ヘ ´ ハ / 、 \! / / / ヽ / ⌒ ´ /´
> -r 、 ', / > _ヽ / イ / ハ ,' <
| ∨ ', ー ' ̄ / i , 7´
後にあかりは語った
あかり『その瞬間わかったんです』
あかり『この人はもう、あかりが愛し抜くしかないんだって』
133 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:41:25.93
ID:MCPOrtHu0 西垣「良く頑張ったぞ、赤座」
綾乃「なにこれ、ちょっと感動?」
千歳「うちの鼻血も、いつもよりサラサラやわ」
綾乃「なにそれ」
西垣「おや、少し様子がおかしいぞ」
千歳「もしかして、赤座さん」
綾乃「気絶してるしーっ!」
西垣「・・・巨星、堕つか」
千歳「あったなぁ、そんなアニメ」
綾乃「ちょーっ!そんな場合じゃないでしょーっ!」 135 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:48:15.17
ID:MCPOrtHu0 ~新学期 校門~
ざわ ざわざわ
京子「そりゃ目立つよねー」
結衣「いちおう新入生なのにな」
ちなつ「生徒会長と腕組んで登校ですもん」
あかり「み、みんな離れないでよぉ」あぅぅ 139 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:51:22.59
ID:MCPOrtHu0 りせ「・・・・・・」
あかり「そ、そうだけどぉ」
西垣「いいじゃないか赤座」
あかり「せ、先生ぃ」
西垣「無口(?)な美少女生徒会長を手に入れてループ」
西垣「強くてコンティニューみたいなもんだろう」はっはっは
あかり「ゲームと一緒にしないでぇ!」 142 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:54:23.37
ID:MCPOrtHu0 ~数日後~
´
´.
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
144 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 02:57:36.65
ID:MCPOrtHu0 結衣「心配になって来てみれば」
京子「懲りないよなー」
ちなつ「先生、大丈夫ですかぁ?」
西垣「ああ、問題ない」
西垣「爆発は必須だからな」きりっ
結衣「そんな、いい表情で言われても」 147 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 03:01:06.06
ID:MCPOrtHu0 西垣「おお松本、わたしより焦げてるじゃないか」
りせ「・・・・・・」
西垣「そうか、無事か」
りせ「・・・・・・」
西垣「赤座?そういえばどこいった?」
結衣「ここにいたのは確かなんですか?」
京子「見当たらないけどー」
ちなつ「そ、そんな、あかりちゃん!?」 150 :
◆1BrjSSUSHI 2012/03/10(土) 03:05:02.25
ID:MCPOrtHu0 京子「あかりは2人を救うために、犠牲になったんだ」うぅぅ
結衣「あかりのことは忘れないよ」
ちなつ「空の上で見守っててね、あかりちゃん」
がたっ がたたっ
あかり「こ、これじゃあ」
あかり「強くてコンティニューでも、扱いは同じだよねぇ!?」
END 152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 03:07:01.86 ID:lEsSqmvC0
乙! 158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 03:10:51.66 ID:2KlJK2ic0
あかりせ最高
天使乙 163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 03:22:52.58 ID:kil78Ui30
あかりせわっしょい!
乙!
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