1 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 18:36:45.725 ID:eQ26KBiZa.net
しめじ「わーいチョコですー」
小明「ありがとう、マスター」
マドレーヌ「ありがとうございます、私、とても嬉しいです!」
ささら「うずめも、段々マスターらしくなってきたじゃない!」
カティア「あれ?他にもチョコあるの?」
うずめ「え?あーうん」
カティア「あー!よく見たらそのチョコ私達のより大っきい!ずーるーいー!」
マドレーヌ「あら、もしかして本命チョコなんですか?」
2 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 18:40:54.325 ID:eQ26KBiZa.net
うずめ「いやーあはは」
ささら(え!?否定しないの!?)
小明「マスターの想い人…」
しめじ「えー誰なんですかぁ?」
うずめ「そんなこと言えるわけ無いでしょ?」
ささら(相手は一体誰よ!!) 4 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 18:45:57.798 ID:eQ26KBiZa.net
うずめ「もぉ、これから渡しに行くけど付いてこないでよ?」
ささら「ちょ!まさかデバイスおいていく気!?」
うずめ「? 当たり前でしょ?」
ささら「はぁ!?ちょっとそれ本気で言ってるの?」
マドレーヌ「ささら、さすがにこの状況では私たちはお邪魔よ」
しめじ「ささらは空気読むべきですぅ」
ささら(ぐっ!この茸め、空気読んでないのはどっちよ!!) 5 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 18:49:25.567 ID:eQ26KBiZa.net
ささら(このままじゃあいてがわからないじゃない!)
ささら(そうだ!)
ささら「わかったわよ、私だってそんな野暮じゃないわ」
ささら「ただ行く前に行動範囲拡大のカード使って行ってよ」
うずめ「どうして?」
ささら「ちょっと行きたいお店があるのよ、それぐらいいいでしょ?」
カティア「ささらだけずるいー!」
ささら(鯖ぁ!) 7 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:01:07.620 ID:cAjRzpIea.net
マドレーヌ「あ、でしたらこの際、全員でお出かけしてきてもいいでしょうか?」
うずめ「まぁ、別に…あ!くれぐれも付いてこないでよ!」
ささら「わかってるわかってる」
うずめ「天翔る以下略!範囲拡大っと…」
うずめ「じゃあ、絶対他の人に迷惑かけちゃだめよ!じゃあね」
小明「いってらっしゃいマスター」 9 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:07:45.848 ID:cAjRzpIea.net
ささら「よし、これで相手を見つけ次第縊り殺せる」
カティア「くび?」
ささら「え!?声出てた!?あ、あはははなんでもよないわなんでも」
マドレーヌ「さてと、それじゃあこれからは個人行動にしましょうか」
しめじ「あれ?みんなでどこか行くんじゃないの?」
マドレーヌ「まぁたまにはこういう事も大事じゃないかと」
マドレーヌ「ね、ささら」
ささら「え?あ、そ、そうね!」
ささら(おば、マドレーヌが何を勘違いしてるかわからないけど)
ささら(これで自由に動けるわ!)
カティア「じゃあみこと遊んでこよーっと」
小明「ちょうど行きたかったミリタリーショップがあった」
しめじ「私はどうしようかなー、あ!元マスターのところに行こっと」
マドレーヌ「では解散ということで」 10 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:13:28.391 ID:cAjRzpIea.net
ささら「くそ、さすがにうずめももう近くにはいないか……さて、どうやって探そうか」
美琴「あら、ささらちゃん、お出かけ?」
ささら「あ、はい、えぇ、まぁ…(そうだ!お母様に行き先を言ってるかも!)」
ささら「あの、ますt…うずめさんはどこに行ったかわかりますか?」
美琴「うずめ?うーん、あ、そうそう、学校に行くって言ってたわよ、部活かしら?」
ささら「学校?……ありがとうございました、じゃあ行ってきます」
美琴「いってらっしゃい、しっかりね」
ささら「? は、はい」 13 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:16:08.011 ID:cAjRzpIea.net
ささら「でもなんで学校?部活?」
ささら「はっ!…ま、まさか!!」
うずめ「かがみちゃん、私たち喧嘩もいっぱいしたけどその分いっぱい仲良くもなったよね?」
かがみ「急にどうしたの?」
うずめ「うん、そろそろ私たち、次のステップに進んでもいいと思うの」
かがみ「それってどういう、あ、そのチョコ」
うずめ「うん、これ、私の気持ち…だよ?///」
かがみ「///」
うずめ「かがみちゃん、大好き///」
ささら「あんの泥棒猫があああああああああああああああ」 16 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:21:39.653 ID:cAjRzpIea.net
公園
りーりん「よっ!ほっ!ほぁ!!…ふぅ今日の稽古もこんなところかな」
りーりん「…ん?あれは」
ささら「あの泥棒猫め、私からうずめを奪うなんてその卑劣で傲慢な行為を後悔させてやる!!!」ダダダダ
りーりん「おーい!おーい!」
ささら「りーりん?なんであんたがここに?そ、そうだ!あんたのマスター、泥棒ねkじゃなかった、戸取かがみはどこ!?」
りーりん「マスター?マスターならあっちでカードバトルしてるけど」
ささら「あっちか!」ダダダ
りーりん「あ、ちょ、…行っちゃった」 19 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:26:54.449 ID:cAjRzpIea.net
かがみ「そこよ!A.S.!」
かがみ「よし、くぅ!ここで、『こんにゃく』と『じゃがいも』で、コンボ『肉じゃが』よ!!」
ポシュン
かがみ「…あれ?なんで発動しないわけ?」
くぅ「マスター、肉じゃがならこんにゃくに『糸』カードで糸こんにゃくじゃないと…」
かがみ「あーもぉー!なによそれ!!こんなんじゃあいつに勝てないじゃない!」
かがみ「もう1回よ!みんな!…ん?ラムキュー何か言った?」
ラムキュー「いや?あたしじゃないけど」
ささら「見つけたぞぉ!!!泥棒猫ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
くぅ「マスター危ないっ!」 20 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:30:23.980 ID:cAjRzpIea.net
カキィン
くぅ「いきなりマスターに手を挙げるとはどういうこと?」
ささら「くぅ、あんたは引っ込んでて!これは私とあいつの問題よ!!」
くぅ「はぁ?」
かがみ「……あなた、鵜野うずめのドールじゃない、なんでここに?」
マゾーン「マスターちょうどいい、さっき渡そうとしたこれを」
かがみ「あ!!ちょちょちょちょなんでそれ持ってきてるわけ!?」
ささら「それなによ?」
かがみ「こ、これはその…」 24 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:35:41.078 ID:cAjRzpIea.net
くぅ「さっき鵜野うずめさんがきて、マスターにチョコをくれたのだけれど」
かがみ「ちょ、ちょっと余計な事いわないで!!」
ささら「やっぱり貴様かぁ!!!」
くぅ「まぁ、義理だったけど」
かがみ「…ぅぅ」
ささら「義理?はっ!確かにその包装、大きさはさっきの本命じゃない…っ」
くぅ「それでお返しにマスターから鵜野うずめさんにチョコを返したいの、お願い渡してくれないかしら?」
かがみ「余計なこと言わないっ!!」
ささら「まぁ、あんたが敵じゃないなら別にそれぐらい……ってそのでかいの!?」
くぅ「その大きさは単にマスターの感謝の心を現しただけのこと」
かがみ「うぅ…」
ささら「……わかったよ、じゃあ渡してくる」
ささら「あ、うずめがどこに行ったかしらない?」
かがみ「鵜野うずめなら、カード部の部室に……お、お願いね///」
ささら「まかせて!」 26 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:39:57.651 ID:cAjRzpIea.net
ささら「…さて、となると残りの可能性は」
ささら「まさかっ!!」
うずめ「まない、私、今までまないの気持ちに気付かないふりしてた」
まない「うずめちゃん…?」
うずめ「でも、もう自分の気持ちに嘘をつくのなんていやなの!」
まない「そ、それ・・・!?」
うずめ「うん、私の気持ち、まないへの愛のチョコだよ///」
まない「うずめちゃん!やっと通じたのね!私の気持ちが!」
うずめ「まない」ジッ…
まない「うずめちゃん」ジッ…
うずめ&まない「」チュッ
ささら「うがああああああああああああああああああああ」
ささら「あの変態真正レズ女があああああああああああああああああああああああああああ」
ささら「んもぅ!このでかいチョコ走るのに邪魔!!」ぽいっ
くぅ「これで鵜野うずめさんにマスターの気持ち伝わるといいですね」
かがみ「んもぅ!マスターをからかうのはやめなさいよぉ!」
ドール達「あははは」 27 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:44:08.378 ID:cAjRzpIea.net
カード部部室屋根の上
ぽんぽん「きた!きたよぉ!」
すずり「ほんとだ!今こそ私の力を見せるとき!」 バッサァ バッサァ 『やつがきた!』
トゥネ「マスター、すずりからの連絡です!!奴が来ました!」
まない「ふふ、以外に早かったわね」
まない「さて、邪魔が入らないうちに、こっちはやることをやってしまいましょうか」
まない「ね?う・ず・め・ちゃん?」
うずめ「まない、その、私初めてだから、や、やさしく、してね?」
まない「ばっちりまかせて!うずめちゃんの初体験、私がしっかり教えてあ、げ、る♪」 32 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:49:57.859 ID:cAjRzpIea.net
ささら「はっ!今マスターの危機を感じた!」
ささら「これがマスターとドールの絆なのね!!」
ささら「うずめの初めては誰にも渡さないんだからああああああああああああああああああああああああ」
うきわ「」スッ
ささら「…うきわ!まさかあんた、私と殺(や)るき?」
うきわ「」コクン
ささら「そう、本気なのね……なら容赦はしない!!」
ラフレシアの君「どうやら始まってしまったようだな」
三笠「だが、こればかりは私たちが手を出すわけにはいかないだろう」
ラフレシアの君「うむ、それはわかっているのだが」
三笠「ははっ、やはり自分の生徒のことは心配か?」
ラフレシアの君「ば、馬鹿を言うな!」
三笠「そうそう、そういえばとある三ツ星レストランからおいしいチョコケーキのレシピをもらったんだがいるか?」
ラフレシアの君「それはうまそうだ!早速いただこう」 33 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:55:38.538 ID:cAjRzpIea.net
まない「そう、そのまま中にいれて、うん、そう……あっ」
うずめ「ご、ごめん、痛かった?まない」
まない「大丈夫よ、ただ、もうちょっと優しくしてほしいかな?」
うずめ「うぅ、ごめんね…私下手で」
まない「そんなことないわ、上手ようずめちゃん、ほら、もうこんなにぐちょぐちょになってきたじゃない」
うずめ「うわぁすごい、こんなに濡れるものなんだね」
まない「うずめちゃんを想ってのことだもの、当然だわ」
うずめ「えっと、これからどうすれば??」
まない「うん、ゆっくり擦り合って…、そう、…ほんとは固い棒でやるのがいいんだけど」
うずめ「やっぱり激しい方がいいのかな?」
まない「そんなことないわ、気持ちを込めてゆっくりゆっくり擦り合うのがいいのよ」
うずめ「…ふぅ、ふぅ、こ、これ疲れるね」
まない「でもすごくよくなってきたわ、あぁ、もう少しようずめちゃん、」 34 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 19:59:49.927 ID:cAjRzpIea.net
ささら「くっ、まさかあんたがここまでやるなんて」
ささら「特にさっきの『ビーチスパークインフェルノアタック』はさすがに効いたわ…」
うきわ「…」
ささら「何よ、私の『ハイパーメディアクリエイター』は軽々とよけたじゃない」
ささら「でも、私だってこの闘いに負けるわけにはいかないのよ」
うきわ「っ!?」
ささら「今まで隠していたけど、本気、出させてもらうわよ!」
ドサッ! ドサッ!
うきわ「」ガクガクブルブル
ささら「あら、怖がらせちゃったかしら、だから本気の姿は出したくないのよ」
ささら「いくわよっ!!」 37 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 20:02:14.063 ID:cAjRzpIea.net
ポンポン「あわわわわ、な、なんじゃありゃあ…し、しまったこんなことしている場合じゃない!」
ポンポン「すずり!早くマスターに連絡!!すずり!?」
すずり「」きゅー
ポンポン「だめだ、気絶している……はっ気配!?」
ささら「うずめは、どこ?」
ポンポン「は、はい、学校の調理室ですはい!」
ささら「ありがと♪」 38 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 20:05:53.499 ID:cAjRzpIea.net
まない「うずめちゃん、もう少し、もう少しよ、そう、そのまま一気に……」
うずめ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、まない、い、いけそう?」
まない「うん、ばっちりよ、すごいわうずめちゃん、」
まない「ら、ラストフィナーレよ!!」
うずめ「うん!まない、いくよ!私もういくよ!!」
まない「来て!うずめちゃん!さぁ高みへ!一緒に高みへいきましょう!!」
ささら「まてやごらああああああああああああああああ」
ささら「うずめの初物はワシのもんじゃあああああああああああああああああ!!!」
うずめ「ささらっ!?」
チンッ 40 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 20:08:10.281 ID:cAjRzpIea.net
まない「あ!できたみたいよ!うずめちゃん!」
うずめ「ほんと?どうどう?」
まない「うん、ばっちり!」
ささら「え、なに?……え?何してたの?二人で?」
うずめ「うぅ……なんでついてきちゃうのよささらってば」
まない「ほらうずめちゃん、ちょうどいいじゃない出来立てを食べてもらいましょ?」
うずめ「んもぅ、しょうがないなぁ」 42 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 20:11:42.591 ID:cAjRzpIea.net
うずめ「はい、ささら」
ささら「え?これ、……ケーキ?」
うずめ「その、ささらにはさ、いろいろ心配かけたこともいっぱいあったし、そのいろいろ教えてももらったしさ」
うずめ「なんていうかその、うん、この気持ち、チョコだけじゃ足りないかなって」
うずめ「だから、はい!チョコケーキ!」
ささら「今までここでこれを?」
うずめ「うん、そうだよ、まないに手伝ってもらってね」
ささら「え、じゃああの本命チョコは?」
うずめ「それはその…全部ケーキに使う材料だよぉ///」
ささら「な、なぁんだぁ……よかったぁぁ、うずめはけがされてなかったのね」
うずめ「けが?え?」 44 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 20:14:31.838 ID:cAjRzpIea.net
ささら「あ、なんでもない!」
ささら「ってことはこれ私にくれるの?」
うずめ「だからそういってるじゃない!あ、でも他の皆には内緒よ!」
ささら「……なんだ、そうだったんだ」
ささら「マスター、ううん、うずめ」
うずめ「なに?」
ささら「ありがとう!」ニコッ
うずめ「」キュン
まない「キマシタワァ!」 48 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 20:17:33.160 ID:cAjRzpIea.net
ささら「でもさすがにこれ量が多くない?」
うずめ「ささらなら食べられるでしょ?」
ささら「私のこと、なんだと思ってるのよ…!」
ささら「そうだ!さっきはみんなに内緒って言ってたけどやっぱりみんなにあげちゃだめ?」
うずめ「ささらがそうしたいなら、いいよ」
ささら「じゃあ私、一足先に戻ってるね、二人で一緒に帰ったらいろいろ言われそうでしょ?」
うずめ「そうだね、うん!じゃあ先に帰ってて」 51 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 20:22:21.270 ID:cAjRzpIea.net
うずめ「さて、あとは後片付けして…と」
まない「うぅーん幸せ絶頂状態…!」
うずめ「あ、まない!」
まない「はっ!?な、なに?うずめちゃん?」
うずめ「今日は手伝ってくれてありがとう!」
まない「ううん、気にしないで」
まない「私はマスカレード?カレー☆うきうきのリーダーだもの、これぐらい当然だわ」
うずめ「でも、まないにも何か感謝の気持ち、返してあげたいな……チョコ、はもうないし」
まない「じゃあ、何か1つだけ私のお願い聞いてくれる?」
うずめ「えー??私にできることならいいけど、お金とかないよ?」
まない「あ、うずめちゃん顔にチョコついてるよ!拭いてあげる」
うずめ「うぇ!?ほんと?とってとって」
まない「」チュッ
うずめ「…………へ?」 55 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/12(金) 20:29:27.920 ID:cAjRzpIea.net
まない「じゃあ、帰ろっか!ね!」
うずめ「う、うん・・・??」
ささら「何?!今、悪寒がした!何かが、何かが起きている…うずめの身に危険が!!」
ささら「う、うずめは誰にも渡さないんだからあああああああああああああああああ!!
おわり
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