【ガルパン】まほ「ポッキーゲーム…?」

2 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:15:07.14 ID:0b2cP5qk0


まほ「……」

まほ(大学の大会が終わって戦車道の練習も休み…)

まほ(同居しているアンチョビ…安斎はゆっくりと休んどけと言ってたが…正直…暇だ)

まほ(……んっ)

11月11日はポッキー&プリッツの日!
大好きなあの人とポッキーゲームだ!

まほ「……」

まほ「ポッキー、ゲーム?」





3 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:16:34.29 ID:0b2cP5qk0


アンチョビ「ただいまー!」

まほ「あぁ、おかえり、安斎」

まほ「おもったよりも多かったんだな…手伝えばよかった」

アンチョビ「いや、今日は久しぶりのまほの休みなんだから!ゆっくりと休んどきなって!」

まほ「しかし…」

アンチョビ「いいのいいの!」

まほ「…そうか、なら、お言葉に甘えるとしよう」

アンチョビ「へへん!豪華な夕食にしような!」

まほ「あぁ、そうだな…んっ?」

まほ「……なぁ、安斎…」

アンチョビ「どうした?まさかカレーにしてくれなんて言わないよな…」

アンチョビ「まぁ今から買い直しに行けばなんとか間に合うだろうけど…」

まほ「…ポッキーゲームってなんだ?」



4 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:17:24.02 ID:0b2cP5qk0


アンチョビ「はぁ!?いきなり何を言うんだ…///」

まほ「いや、さっきテレビでやっていてな…」

まほ「ふとそのポッキーを見て気になったんだ」

アンチョビ「あぁ…そういえば今日はそんな日だったな…」

アンチョビ「セールだったから買ってきたんだが…」

アンチョビ「……えっとだな…その…///」

まほ「どうした?」



5 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:18:15.04 ID:0b2cP5qk0


アンチョビ「……///」

アンチョビ「私もよく知らない!」

まほ「…安斎、顔が赤いぞ…」

アンチョビ「いや、まほ!大丈夫…大丈夫だから!」

まほ「……そうか」

アンチョビ「と、とにかく!料理を作って来るから待ってくれ…///」

まほ「…わかった…」



6 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:19:32.11 ID:0b2cP5qk0


まほ「うぅん、安斎があそこまで動揺するとは…」

まほ「ますます気になるな…ポッキーゲーム」

まほ「そうだ、みほに聞いてみよう…」

prrrrr

みほ「はい!もしもし」

まほ「もしもし」

みほ「あれ?どうしたの…お姉ちゃん?」

まほ「みほ、ポッキーゲームについて何か知ってるか?」

みほ「え?どうしたの急に…」

まほ「CMでやっていたのを見てな…」

まほ「それで安斎にポッキーゲームとは何かと聞こうとしたらなぜか避けられてしまって…」

みほ「あぁ…」

みほ「……お姉ちゃん…アンチョビさんのことは好き?」

まほ「好きだ…愛していると言ったほうがいいだろうか」



7 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:20:36.42 ID:0b2cP5qk0


まほ「付き合い始めてもう1ヶ月にもなるが…大学やお母様には隠しているままだ」

みほ「…それじゃあ大丈夫かな」

まほ「…?」

みほ「えっとね…お姉ちゃん…ポッキーゲームっていうのは」

みほ「ポッキーとかプリッツとかの長いスティック状のお菓子を使うゲームなの」

まほ「あぁ、それはCMを見る限りわかっている」

まほ「だが、CMではキスをしていたが何か関係があるのか?」

みほ「……あー、そういえばあのCMキスのシーンばかりだったね…」

みほ「えっとね…ポッキーでもプリッツでも…棒状のお菓子ならなんでもいいんだけど」

みほ「棒の片方をお姉ちゃん、もう片方がアンチョビさんが咥えるの」

まほ「なるほど、それで?」



8 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:21:46.57 ID:0b2cP5qk0


みほ「それでお互いが中央に向かってゆっくりと食べ進めていくの」

まほ「なるほど………ん?それでは」

みほ「うん、お互いに進んだままだとくっついてキスしちゃうことになる…この結果になったら引き分け」

みほ「CMで流れてたのはこの部分かな」

みほ「もしどっちかが恥ずかしくなってポッキーを切り離したらその人の負け」

まほ「なるほど…安斎が恥ずかしがっていたのはそういうことだったのか!」

みほ「うん、アンチョビさんはポッキーゲームのことを知ってたみたいだね」

まほ「ありがとう、みほ」

みほ「…それじゃあ…そろそろ切るね」

まほ「なぁ、みほ…せっかくだし、もう少しお話しないか?」

みほ「うーん……ごめん、待たせてる人が居るから」

まほ「…わかった」

みほ「じゃあお姉ちゃん!頑張ってね!」

まほ「あぁ!」ピッ



9 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:22:30.53 ID:0b2cP5qk0


まほ「ポッキーゲーム…これで安斎と…」

まほ「……!」

まほ「いや…待てよ…」

まほ「…………」



10 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:23:20.51 ID:0b2cP5qk0


…………………

みほ「さぁ!エリカさん!続けるよ!」

エリカ「ねぇ…みほ」

みほ「……?どうしたのエリカさん」

エリカ「もう普通にキスしない?」

エリカ「唇と口の中がチョコだらけなんだけど」

みほ「やだ」

みほ「エリカさんの恥ずかしがってる顔いっぱい見たいし」

エリカ「はぁ…さっきからずっと言ってるわね…」

みほ「うん!赤面なエリカさんすっごく可愛いよ」



11 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:23:55.03 ID:0b2cP5qk0


エリカ「ちょっ!何言ってるの!」

みほ「でもエリカさん…」

みほ「ポッキーゲームしてるときに逃げないってことは…」

みほ「ふふふっ、そういうことだよね?エリカさん」

エリカ「………///」

エリカ「……あぁもう!わかったわよ!何十回でも付きあってあげるから!」

エリカ「その……速くしなさいよ!」

みほ「はーい、ふふふっ」



12 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:24:27.24 ID:0b2cP5qk0


夕食後

アンチョビ「ごちそうさまでした」

まほ「ごちそうさまでした」

アンチョビ「食器の片付けは食洗機に任せておいて…」

アンチョビ「さぁて、私もゴロゴロするかー!」

まほ「………安斎」

アンチョビ「……まほ?」

まほ「ポッキーゲームをするぞ」



13 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:25:01.15 ID:0b2cP5qk0



アンチョビ「……え”っ」

まほ「……嫌なのか?」

アンチョビ「いや、嫌というわけじゃないが…その…」

アンチョビ「こ、心の準備が」

まほ「11月11日は今日しかない…」

まほ「迷ってる時間はない…そうだろう?」

アンチョビ「………あぁ、もうわかった!わかったよ!」



14 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:25:41.68 ID:0b2cP5qk0


まほ「それじゃあ、始めるぞ」

アンチョビ「あぁ…」

カプッ カプッ

まほ「……」

アンチョビ「……///」

アンチョビ(うあああっ…始まっちゃった…///)

アンチョビ(あぁ、久しぶりにまほの顔を正面から見た気がする…///)

カプッカプッカプッ

アンチョビ(うわぁ~~~~!まほ!速い速い速いって!!)

ポキッ

アンチョビ「あっ」

まほ「…安斎の負けだな」



15 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:26:15.55 ID:0b2cP5qk0


アンチョビ「え……あ」

まほ「こんな簡単な動揺に引っかかるとは、お前らしくもない」

アンチョビ「……はぁ~」

まほ「…どうした?」

アンチョビ「いや…なんでもない」

アンチョビ(よかった…どうやらまほは普通のゲームだと思ってるみたいだ)

アンチョビ(それはそれで…ちょっと残念な気もするけど…)

アンチョビ「あぁ、私の負けだな…よし!もう一回だ!」

まほ「いいだろう!」

アンチョビ(そうとわかったら…勝ちたくなってきた!)



16 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:28:10.97 ID:0b2cP5qk0


アンチョビ(普段紅白戦でボコボコにされてるからなぁ…)

アンチョビ(戦車道で今は勝てなくても…こういうところで負ける訳にはいかない!)

アンチョビ(よーし!ギリギリまでやってやるぞ!)

まほ「……」

カプッ…カプッ

アンチョビ(さぁ!来い!)

まほ「……」

カプッ……………カプッ…



17 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:29:19.78 ID:0b2cP5qk0


アンチョビ(さっきよりかなり遅いな…)

アンチョビ(ようし!こっちからも…)

カプッ………カプッ…
…………
アンチョビ(しかし…こうしてまほの顔をじっくりと見てると)

アンチョビ(なんだか恥ずかしくなってくるな…///)

アンチョビ(少し目をそらして…)

ガシッ

アンチョビ(ひゃあっ!?顔を掴まれた…)

まほ「……」ジー

アンチョビ(う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ!こっぢみてるぞおおおお!!!)



18 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:30:21.15 ID:0b2cP5qk0


アンチョビ(目を逸らすなってことかぁ…!?)

カプッ……カプッ

アンチョビ(まほの息がかかって…ドキドキが止まらない)

アンチョビ(…このままいけば…その…まほと…)

アンチョビ(もう…いっそポッキーを折って…)

カプッカプッカプッカプッ……

アンチョビ(うああああああ!?一気に近づいてきたぁ!?)

アンチョビ(まほの顔が目の前にぃ……///)

アンチョビ(どうする!?どうする!?!?どうする!?)

アンチョビ(あっ…くっついちゃ…)

アンチョビ(ええい!もう覚悟を決めたぞ!)

アンチョビ(それに私とまほは恋人同士なんだ!)

アンチョビ(でも……目はつぶって…!)

………ポキッ

アンチョビ「…………………ほえっ?」



19 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:30:51.33 ID:0b2cP5qk0


まほ「……私の…負けだな…」

アンチョビ「………」

アンチョビ(なぁんだ…やっぱりただのゲームだったのか…)

アンチョビ「よ、ようし!これで一勝一敗!」

アンチョビ「キリの良い所で…ここで終わりにしよう!うん!そうしよう!」

まほ「安斎…///」

アンチョビ「なんだま………!」



20 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:31:40.16 ID:0b2cP5qk0


…………………
………………
……………



21 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:32:32.62 ID:0b2cP5qk0


アンチョビ「………///」

まほ「……///」

アンチョビ「………ぷはぁっ!?」

アンチョビ「……はぁっ…はぁ…///」

アンチョビ「……ま、まほ?」

まほ「……嫌だったか…安斎?」

アンチョビ「唐突にするやつがあるかぁ!」

まほ「…悪かった」

アンチョビ「どうしてだ…」

アンチョビ「どうしてポッキーゲームの二戦目…わざと折ったんだ!?」



22 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:33:04.90 ID:0b2cP5qk0


まほ「バレていたか」

アンチョビ「当たり前だ」

まほ「……」

まほ「お前と恋人になってから…いや」

まほ「…愛する人との初めてのキスを…」

まひ「ゲームの結果という形でしたくなかった」

アンチョビ「!」



23 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:33:36.37 ID:0b2cP5qk0


まほ「まぁ…安斎と向き合うという機会がなかったから…」

まほ「そのっ…少し恥ずかしかったんだが…///」

アンチョビ「全然そうは見えなかったぞ…」

まほ「…安斎…」

アンチョビ「なんだ?」

まほ「…もう一戦するぞ」

アンチョビ「なんだ!?まだやるのか?」

まほ「安斎、私がイーブンで済ませると思ったのか」

まほ「…"どちらかが勝ち越すまで"やるぞ!」

アンチョビ「あ!……あぁ…わかった…///」



24 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:34:05.46 ID:0b2cP5qk0


まほ「んっ……むっ…ちゅっ…」

アンチョビ「ちゅっ…んっ…ぷはぁ」

アンチョビ「…なぁ…まほ」

まほ「何だ?」

アンチョビ「これで何回連続引き分けだ?」

まほ「17戦だな……引く気はないのか?」

アンチョビ「……ポッキーがなくなるまでやるぞ!」

まほ「西住流に逃げるという文字はない」

まほ「いいだろう、受けて立ってやる!」

日付はとっくに変わっていたが…私たちにはもうどうでもよかった

ポッキーがなくなるまで…幸せな時間は続いた

おしまい



25 : ◆bXmsmX83I2 2016/11/11(金) 02:35:26.56 ID:0b2cP5qk0


以上になります
まほチョビはいいぞ!



関連記事
[ 2016/11/11 07:00 ] ガルパンSS | コメント(0)

コメントの投稿




管理者にだけ表示を許可する


トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://lilymate.blog.fc2.com/tb.php/5299-4c966416


Powered By 画RSS
アクセスランキング ブログパーツ ブログパーツ