【艦これ】鳳翔「…ずるいです」

2 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:25:08.12 ID:ceSULhXk0


鳳翔「ん…ふわぁ…」

龍驤「おっ!目覚ましたか。おはよう」ニコッ

鳳翔「おはようございます龍驤…あれ?」

鳳翔(なんだか体が重い…それに頭も痛い…)

龍驤「…なんや覚えてないんか?鳳翔、キミ昨日店で倒れとったんやで?」

龍驤「店にはもう誰もいいひんかったし、運んだうちに感謝しぃや!」

鳳翔(ああそういえば…居酒屋の方で軽空母の皆さんの飲み会の片付けを……した記憶がないわね…)

鳳翔「ありがとうございます龍驤…でもあの後帰ったんじゃなかったんですか?」





3 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:26:11.74 ID:ceSULhXk0


龍驤「一回帰ったんやけど、忘れ物しとってな。戻ったらキミが倒れとったんや。どうせ休まずにずっと働いとったんちゃうの?」

鳳翔(そういえばここ最近休みといった休みをとった覚えが…)

鳳翔「さすが龍驤ですね…でも私はもう大丈夫ですから」

龍驤「なーに言っとんねん。鳳翔は今日休みや、司令官に報告しといたから」

鳳翔「でも…」

龍驤「なら熱計ってみるか?」ピトッ

鳳翔「りゅ、龍驤!?」カァァ

鳳翔(りゅりゅりゅ龍ちゃん!!)

鳳翔(お、おでことおでこ!顔が近いです!)

龍驤「なんや恥ずかしいんか?乙女やん!」ケラケラ

鳳翔「か、からかわないでください!」

龍驤「ごめんごめん…普通に計るからはいこれ」っ体温計

鳳翔(いつか絶対に仕返しします…)プンプン

ピピピピ…

龍驤「あー…38.1℃。熱やん。病人は熱を治すことに専念し!」

龍驤「うちもついとるから、な?」ニカッ

鳳翔「…わかりました」

鳳翔(その笑顔はずるいです…)



5 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:31:02.09 ID:ceSULhXk0


鳳翔「でも龍驤は今日用事ないんですか?」

龍驤「鳳翔が1人やと悲しいかなと思って、うちもお仕事休みにしてもらったんや」

鳳翔「私はもう子どもではないんですよ?」

龍驤「まあまあそう言わずに。いつも艦娘の相談相手とか居酒屋とかで大変やろ?」

鳳翔「私は好きでやっているので…」

龍驤「そうやなくて…頼られるのもええんやけど、頼るのもええもんやと思うんよね。そやから、今日はうちに頼ってほしいなって…だめかな?」

鳳翔(龍ちゃん…可愛いです)



6 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:32:20.83 ID:ceSULhXk0


鳳翔「じゃ、じゃあ、今日はお言葉に甘えさせていただきますね」

龍驤「もちろんや!龍驤姉さんになんでも言い!」パァァ

龍驤「あっ、そうや。鳳翔昨夜から何も食べてないやろ?ちょっと待っとってな!」ドタドタ

鳳翔(龍ちゃんはいつも元気ですね…まるで駆t…龍ちゃんにバレたら怒られちゃいますね)クス

龍驤「お待たせ!龍驤特製のお粥や!って何笑っとるん?」

鳳翔「いえ、なんでもありませんよ」クス

龍驤「熱でおかしなったんか…?まあ口開けてみ」

鳳翔「え?自分で食べれますよ」



7 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:33:58.83 ID:ceSULhXk0



龍驤「うちが食べさせたるから」

鳳翔「いや…さすがにそれは、恥ずかしいというか」

龍驤「鳳翔は普段凛としてるぶん、こういうとこが乙女やとなんか可愛いなぁ」ニヤニヤ

鳳翔「だから!からかうのはやめてくださいよ!」カァァ

龍驤「ごめんって。ほら、あーん」ケラケラ

鳳翔「どうしてもですか…?」

龍驤「どうしてもや」

鳳翔「あ、あーん(鳳翔…いきます…!)」パクッ



8 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:34:39.92 ID:ceSULhXk0



龍驤「しっかりできとる…?」

鳳翔「…はい。食べやすいですし、この…生姜も効いていて美味しいです」モグモグ

龍驤「よかったぁ~。うち、人に何か作ることなんてないから心配だったんよ…」

龍驤「でも、鳳翔に認められたから自信ついたわ!ありがとう!」ニコッ

鳳翔「お礼なんて…こちらこそ美味しいものをありがとうございます」

鳳翔(笑顔が可愛くてつらいです…)



9 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:35:49.70 ID:ceSULhXk0



鳳翔「ご馳走様でした」

龍驤「はい、お粗末様でした~」

龍驤「…こうやって2人で話してると、昔を思い出すなぁ」

鳳翔「そうですね…まだ私たちが駆逐艦の子達と同じくらいの背でしたよね」

龍驤「うちは今も同じくらいの背なんやけどな!!」

鳳翔「ご、ごめんなさい」

龍驤「ええよ…懐かしいなぁ、あん時は…」



10 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:36:30.94 ID:ceSULhXk0


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

りゅうじょう「ううう…」

ほうしょう「りゅうちゃんどうしたの?」

りゅうちゃん「かがが…わたしのサンバイザーとった…」ナミダメ

かが「やりました」キリッ

ほうしょう「か、かがちゃん、だめですよ。そんなことしたら」

かが「ほ、ほうしょうさん…でも、わたしもこれほしいわ…」

ほうしょう「でもひとからものをうばうのはよくないですよ?」

かが「ごめんなさい…」

ほうしょう「あやまるのはわたしじゃなくて、りゅうちゃんにあやまってください」

かが「りゅうじょう…その、ごめんなさい…」

りゅうじょう「…うん…えっと、これかしてあげてもいいよ?」

かが「…ほんとうですか!」パァァ

ほうしょう「かがちゃんよかったですね」ニコッ

ほうしょう「りゅうちゃんもえらいですね」ナデナデ

りゅうじょう「えへへ…」

ほうしょう(りゅうちゃんはてんしですね)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



11 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:37:16.24 ID:ceSULhXk0



龍驤「うち弱虫やったもんなぁ」

龍驤「あの仲直り術…さすが鳳翔と言ったところやで!」

鳳翔「懐かしいですね」ウフフ

鳳翔(昔は普通に龍ちゃんと呼んでいたのに…いつの間にか恥ずかしくて口にすることもなくなってましたね)

龍驤「そういえば昔は鳳翔に龍ちゃんって呼ばれとったなぁ。今はもう呼んでくれんの?」

鳳翔「え!?いや…私は…」

龍驤「呼んでくれんの…?」ウワメヅカイ

鳳翔(ずるいです)



12 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:39:20.31 ID:ceSULhXk0



鳳翔「うぅ…わ、わかりましたよ」

龍驤「やった!ほら!はよはよ!」ワクワク

鳳翔「りゅ…!」

龍驤「うん!」ワクワク

鳳翔「りゅう…!」

龍驤「うんうん!」ワクワク

鳳翔「りゅうう…!」

龍驤「うんうんうん!」ワクワク

鳳翔「りゅうじょう!!無理です!!」ナミダメ

龍驤「そんな恥ずかしいんか!?」

鳳翔(心の中で思うのと口に出すのではこんなに違うんですね…)




13 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:39:58.63 ID:ceSULhXk0



龍驤「ま、まあ、涙目の鳳翔も可愛いからええもん見せてもらったわ~、あはは」

鳳翔「それフォローになってません…」カァァ

龍驤「すっかり忘れとったけど病人やもんな…ごめんな?無理させて」ナデナデ

鳳翔「…龍驤の手は温かいです。落ち着きます」

龍驤「お、そうか。それは嬉しいな~。喋ってたら疲れたやろ?寝てもええで?」

鳳翔「はい…手、握ってもらえますか…?」ウトウト

龍驤「もちろんや、ほれ」ギュッ

鳳翔「やっぱり、龍驤の手は…温かいです…」ウトウト

鳳翔(やっぱり龍ちゃんは優しいですね…)

龍驤「ありがとうな。おやすみ」

鳳翔「…」スースー




14 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:40:44.31 ID:ceSULhXk0



鳳翔「んー…ふわぁ」

鳳翔(あれ?布団の中になにか…)

鳳翔「…なんでしょう」フトンメクリ

龍驤「んん…」スースー

鳳翔「あら…ずっと手握ってくれのね。龍ちゃん」ナデナデ

鳳翔(寝てる時くらい龍ちゃんって呼んでもいいわよね)

龍驤「…ふっふ~ん。聞いとったで~?」ニヤニヤ

鳳翔「龍ちゃ…龍驤!?寝てたんじゃないんですか!」




15 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:41:15.62 ID:ceSULhXk0



龍驤「鳳翔がなでなでしてくれたから目覚めたで」ニヤニヤ

鳳翔「もう、言わなくてもいいですよ…」カァァ

龍驤「ごめんって~、でももう元気になったんちゃう?」

鳳翔「あら、確かに…ありがとうございました、龍驤」ニッコリ

龍驤「き、気にすんなや。同じ鎮守府の仲やん」カァァ

龍驤「まあそんなことはいいんよ!少し肌寒いけど、散歩でもする?」

鳳翔「いいですね、しましょうか」




16 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:42:59.26 ID:ceSULhXk0



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鳳翔「ずっと部屋の中にいたので外の空気が新鮮です」スゥー

鳳翔「でも少し寒いですね」

龍驤「なら、ん」テサシダシ

鳳翔「え?」

龍驤「ん!手貸したる言うとんねん!」カァァ

鳳翔(やっぱり龍ちゃんは可愛いです)

鳳翔「恥ずかしがるならやらなければいいのに」ギュッ

龍驤「別にええやん」ムスー

鳳翔「でも、嬉しいです。ありがとうございますね、龍ちゃん」ニコッ

龍驤「お!?鳳翔!ついに…」




17 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:44:19.12 ID:ceSULhXk0



深雪「おーい!鳳翔さんに龍驤!こんばんわー!」

白雪「お二人ともこんばんわ!」

初雪「…こんばんわ…」

吹雪「こんばんわー!」

龍驤「こんばんわー…って、深雪ぃ!さんをつけんかい!」

鳳翔「こんばんわ、皆さん」

深雪「なら~、龍ちゃ~ん!」ケラケラ

龍驤「もっとダメや!それは鳳翔の特権や!って聞いてたんか!」

鳳翔(特権だなんて…龍ちゃんにたらし疑惑をかけそうになります)




18 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:45:05.20 ID:ceSULhXk0



白雪「鳳翔さんと龍驤さんは本当に仲良いですよね」

吹雪「今も手繋いでます!」

龍驤「これはやなぁ、寒いからであって!」

鳳翔「うふふ、バレちゃいました?私たち本当に仲がいいんですよ。ね?龍ちゃん」

初雪「…これが大人の余裕…?」

龍驤「まーそうやそうや…うちら仲が良いんや!だからキミらはどっか行き!」

白雪「それじゃあ、また明日」

吹雪「また明日!」

初雪「…また明日…」

深雪「じゃあなー!鳳翔さんに龍ちゃーん!」フリフリ

龍驤「ほなな~!あと深雪ぃ、さんをつけろ!」

鳳翔「また明日~」フリフリ




19 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:47:20.96 ID:ceSULhXk0


龍驤「ふぅ、まるで嵐やな…特に深雪」ハァ

鳳翔(龍ちゃんもあんま変わんないと思いますが…)

鳳翔「でもその元気があるからこの冬も乗り越えられるんでしょうね」

龍驤「まあ、それもそうやな」ハハ

鳳翔「私には龍ちゃんの手があるから大丈夫ですけどね」ウフフ

龍驤「な、なんやえらい積極的やなぁ」

鳳翔「はい、吹っ切れちゃいました」

龍驤「なんやそれ…ってそうやぁ!すっかり忘れとった!」

鳳翔「なにかあるんですか?」

龍驤「えーっと、ちょっと待ってな」ガサゴサ

龍驤「ほら!これ!」

鳳翔「これは…ピンクのヘアピン?」




20 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:48:36.89 ID:ceSULhXk0



龍驤「そうや!店に忘れ物したって言うたやん?これうっかり忘れとってな~」アハハ

龍驤「でも見られんでよかった…って言っちゃあれやけど、こればかりは感謝かもしれへんな…」

鳳翔「龍ちゃん…」

龍驤「鳳翔はいつもポニーテールやからな!たまには下ろしてヘアピンつけてる鳳翔も見て見たいな~って…たはは」

鳳翔「今つけてもいいですか?」

龍驤「もちろん!」

鳳翔「ちょっと待ってくださいね」カミホドキ

鳳翔「ど、どうでしょうか…」

龍驤「…おお!やっぱり思った通りや!鳳翔は美人やし似合うと思ったんや!」

龍驤「綺麗やで、鳳翔」ニコッ

鳳翔「はい、ありがとうございます」ニコッ




21 : ◆UaO2oQStPs 2016/12/10(土) 00:49:19.59 ID:ceSULhXk0



鳳翔(やっぱり龍ちゃんは…ずるいです)

鳳翔「でも…そんな龍ちゃんが大好きです」ボソッ

龍驤「なんやぁ?」

鳳翔「なんでもないですよ」ニコッ

~終わり~



関連記事
[ 2016/12/11 17:30 ] 艦これSS | コメント(3)

あぁ~いいっすね^~
[ 2016/12/11 23:11 ] [ 編集 ]

艦これやったことないけどよかった
[ 2016/12/14 13:49 ] [ 編集 ]

さん付けじゃない鳳翔さんもイイネ
[ 2016/12/15 04:36 ] [ 編集 ]

コメントの投稿




管理者にだけ表示を許可する


トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://lilymate.blog.fc2.com/tb.php/5337-501af128


Powered By 画RSS
アクセスランキング ブログパーツ ブログパーツ