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向日葵「さくひま、ひまさく短篇集」櫻子「キス!」

1 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:29:40.20 ID:23qHAU/n0


①:櫻子「ぐーぐー」Zzzz 向日葵「またこの子は……」


向日葵「遊びに来たと思ったらすぐに寝てしまって……」

櫻子「ぐーぐー」

向日葵「まったくこの子ったら……」

櫻子「ぐーぐー」

向日葵「……」

櫻子「ぐーぐー」


向日葵(いつもギャーギャーうるさい癖に寝ている時は静かなのね)

櫻子「……」

向日葵(ふふっ)

櫻子「……」

向日葵(いつもは表情豊かなくせに寝ている時だけは穏やかな顔)

櫻子「……」

向日葵(こうして見てみると……やっぱり、櫻子も大人になっていきますのね)





2 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:33:52.32 ID:23qHAU/n0


向日葵(本当に綺麗----)

向日葵(髪はふわふわで気持ちよさそうですわ。肌は穢れを知らない雪みたいに綺麗。そして、くちびるは----)

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……」


向日葵「櫻子……起きてますわね? 顔真っ赤ですわよ」

櫻子「っ!」


櫻子「ちげーし! 向日葵が顔を近づけてきたから、て、てっきりキスしてくるのかなーって!」

向日葵「なっなななななな!? そんな事するわけないでしょう!」

櫻子「じゃあ、なんで顔を近づけてきたんだよ! 私が寝ている間に何をしようとしたの!?」

向日葵「違いますわ! そ、その、ただ、綺麗だなーって思っただけで!」

櫻子「き、きききききれい!!!?」

向日葵「ち、違いますのよ! これはちょっと勘違いが! そう櫻子の背後にあった床が綺麗だなーと思っただけで!」



ちなつ「あーーーっ! もう!」

向日葵「吉川さん!?」

櫻子「いたの!?」

ちなつ「そこはキスしなさいよ! タイトルでも『キス!』ってあるでしょ!」

向日葵・櫻子「なっ//」

あかり「え、えーと、とりあえず」

あかり「さくひま、ひまさく短篇集、はっじまるよ~」



① 終わり



3 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:34:52.58 ID:23qHAU/n0


②:向日葵「赤ちゃんってどうやったらできるのかしら?」櫻子「へ?」


向日葵「杉浦先輩に聞いたら、キスをしたらできるって言ってましたわ。ちなみに櫻子。よく姉妹でおやすみのチューをやってると言ってましたが……。ね、ねぇ、その……お腹が少し大きくなったりしていないわよね?」

櫻子「できるわけねーだろ。もし、キスでできるんだったら、キス魔の池田先輩とか沢山できてるでしょ?」

向日葵「そういわれると……確かにそうですわよね。ホッとしましたわ」

櫻子「え?」

向日葵「あっ、いえ、では、どうやって赤ちゃんってできるのかしら?」

櫻子「……」


櫻子(だって----)

櫻子(キスで子供ができるんだったら、もうとっくに子供できてるし……)

向日葵「うーん、でも杉浦先輩はキスだと言ってましたし……」


櫻子(そもそも向日葵がダメなんだ。私の家でお泊り会とか……)

櫻子(あんな近くで寝ていて我慢できるわけないじゃん)

櫻子(私と同じベッドで真横で……あんな綺麗な顔で気持ちよさそうに寝息たてやがって……)

櫻子(近いから寝息が私に当たるんだよ!)

櫻子(だから、私は……ただ口を……唇を塞ぎたくて……)

櫻子(……)


向日葵「櫻子?」

櫻子「ひゃい!?」

向日葵「ど、どうしましたの? 顔が真っ赤ですわよ? あっ、風邪を引いたのね? まったくいつもあれだけ----」

櫻子「ちげーーーし!」

向日葵「じゃあ、なんで赤いの?」

櫻子「べ、別に癖になって何回もやってなんか!」

向日葵「え?」

櫻子「っ~~~~~~~~~~~~~!!!」



「な、なに、一人でテンパってますの!?」

「だから、ちがうのーーーーーっ!!」




② 終わり



4 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:35:19.85 ID:23qHAU/n0


③:綾乃「え!?子供の作り方!?」向日葵「はい」


綾乃「そ、その……//」

向日葵「……」ドキドキ

綾乃(これは後輩からの相談。相談よ。ちょっと恥ずかしいけど、ちゃんと答えてあげないと。そうよ! 私は生徒会副会長! 可愛い後輩にちゃんと教えてあげないと、何か間違いがあってからでは遅いのよ!)

綾乃「キスだと思うわ!」

向日葵「き、キスですか」

綾乃「ええ、キスよ」

向日葵「……」

綾乃「……」

向日葵「……」


向日葵(や、ヤバいですわ……)

向日葵(この前、勉強に来た櫻子がうたた寝……いえ、ぐっすり寝ている時に一度だけ…………)

向日葵(ど、どどどどどどどどうしましょう!!!?)

向日葵(私、櫻子と赤ちゃんを養う経済力なんか……)

向日葵(……)

向日葵(櫻子との赤ちゃん……ふふっ、きっと生意気だけど可愛いんでしょうね)



5 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:35:50.54 ID:23qHAU/n0


向日葵(ち、違います! 今はその妄想をしている時間じゃないですわ!)

向日葵(そう! 櫻子が悪いんですわ!)

向日葵(あんな可愛い寝息を立てて、目の前で寝られてたら、キスぐらいしちゃいますわ!)

向日葵(だから、全部櫻子のせいですわ!)

向日葵(そうね、まずは櫻子に養ってもらって、私は家事を……)


向日葵(ち、違います! 今はそんな夢のような生活は置いておいて)

綾乃「ふ、古谷さん?」

向日葵「ひゃいっ!?」

綾乃「ど、どうかしたの?」

向日葵「あっ、いえ、その……。あっ、その、ありがとうございました!」

綾乃「べ、別にいいの。でも、間違いがないようにね?」

向日葵「はい!」

向日葵(よく考えたら、私の中に赤ちゃんがいる気配はないですわ)

向日葵(ということは……櫻子のお腹の中に赤ちゃんが!?)

向日葵(これは確認の必要がありますわね……)






綾乃(ふぅ、ちゃんと言えてよかったわ)

千歳(うふふ。綾乃ちゃん可愛ええなー)



②のSSに続く

③ 終わり



6 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:36:32.02 ID:23qHAU/n0


④:向日葵「きゃっ」櫻子「!?」


千歳「あーっ! 古谷さんが転んだ拍子に櫻子ちゃんを押し倒して、そのままキスしとるー!」

向日葵・櫻子「っ~~~~~//」

ちなつ「二人とも大丈夫!?」

向日葵・櫻子「……」

ちなつ「って、いつまでキスしてるの!?」

向日葵「ち、違います! これは櫻子が気持ちよさそうにしてるから!」

櫻子「ち、ちげーし! これは向日葵が手を離してくれなくて!」

綾乃「∵」


④ 終わり



7 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:37:35.18 ID:23qHAU/n0


⑤:京子「4番は3番にキス~」

ちなつ「えーと、誰?」

櫻子「はいはーい。私3番~」

向日葵「……4番ですわ」

櫻子「げっ、向日葵かよ……」

向日葵「『げっ』ってなによ! それはこっちのセリフですわ!」

櫻子「なんだと!?」

ちなつ「はいはい、どうでもいいから早くやってねー」


向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「じゃあ、行きますわよ」

櫻子「お、おう」


向日葵(って、私何を言ってますのーーー!?)

向日葵(『じゃあ、行きますわよ』ってどこに行きますの!?)

向日葵(ち、違いますわ。本当は櫻子から来てほしいのに……)

向日葵(そうですわ! よく考えたら、ほっぺにキスをすればいいんですわ! そうほっぺ! ほっぺなら!)

櫻子「……」


向日葵(無理ぃっーーーーーーーーー!!!!)

向日葵(なんで櫻子のほっぺは、そんなにぷにぷにしてますの!? そんなほっぺにキスしたらとろけて死んじゃうかもしれませんわ!)

向日葵(そ、そうですわ。場所は指定されていませんし、手の甲にキスすれば……)

櫻子「……」



9 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:38:04.50 ID:23qHAU/n0


向日葵(って、なんで目を閉じましたの!? え!? な、なんなんですの!? その覚悟を決めたみたいな表情は……)

櫻子「……」

向日葵(顔真っ赤で……か、かわいい……)

櫻子「……」

向日葵(そうですわ。これは王様ゲーム。王様のいう事は絶対。だから私がキスしても何も変じゃ……)

櫻子「……」

向日葵(櫻子……好き……)



櫻子「……」

向日葵(……)


向日葵「あっ、そうですわ! 今日は夕飯の買い物を頼まれていたんですの! 櫻子、帰りますわよ!」

櫻子「え?」








向日葵(やっぱり、ダメですわ。だって勿体ないですもの)

櫻子「向日葵ー。どこに行くの!?」

向日葵(だって私たちの初めてのキスは----)

向日葵(こんな所じゃなくて、ちゃんとしたところで----)





向日葵(ね? 櫻子。あなただってそう思うでしょ?)

櫻子「ちょっと待っててば! 向日葵ー!」



⑤ 終わり



10 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:38:45.88 ID:23qHAU/n0


⑥:ちなつ「わーい。結衣先輩が捨てたペットボトルー」

櫻子「でも、それ空っぽだよ?」ハテ

ちなつ「ふふふふふ。このペットボトルの口の部分を見てみて」

櫻子「え?」

ちなつ「ここにはね……。結衣先輩の唾液が一杯ついてるの!」

櫻子「へ、へぇ……」

ちなつ「あぁああああーーーー! 結衣先輩ーーーーー! 結衣先輩の味がしまーーーす」ペロペロペロペロ


  *  *  *


櫻子(間接キスかー。ちなつちゃんは大人だなー)

向日葵「櫻子」

櫻子「え? なに?」

向日葵「まったく……私の話を聞いていなかったのね?」

櫻子「え?」

向日葵「はい、オレンジジュース」

櫻子「へ?」

向日葵「あなた言ってたでしょ? これを半分飲んだら私にもくれって。だから、半分残しておきましたわ」

櫻子(って、これストローじゃん!!!?)

櫻子(ということは、ストローの先端には向日葵の唾液が……)

櫻子(……)ゴクリンコ


櫻子(って、私キモっキモっキモっキモっキモ!!)


向日葵「ん? どうかしました? 顔が真っ赤ですわよ?」

櫻子「ち、ちげーし!!! べ、別に間接キスとか思ってねーし!!!!」

向日葵「えっ……あ……ぅ//」

櫻子「………………あっ」




「ちげーーーーーーしーーーーーーー!!!!!」




⑥ 終わり



11 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:39:13.24 ID:23qHAU/n0


⑦:向日葵「櫻子の手を触ると赤くなって触らせてくれませんの」綾乃「そう」

向日葵「櫻子ともっと仲良くなりたくて手を握ったり、『好き』って呟いたりすると、櫻子が顔を真っ赤にさせて恥ずかしそうに走って逃げるんです。あぁっ、もうっ、たまりませんわ! 櫻子可愛すぎて!」

綾乃「え、えーと?」

向日葵「今の櫻子の反応も可愛いんですが、出来れば少しでも長く手を握ってたりするには、どうすればいいのかなーと思いまして」

綾乃「そんな事で私に相談しないで!」

向日葵「そんな事って、私真剣に悩んでますのに!」


綾乃「じゃあ、なんでキスはできるの!?」

櫻子「杉浦先輩! キスは別腹って知らないんですか?」ちゅっちゅちゅっちゅ

向日葵「もうっ。櫻子ったら……。杉浦先輩に相談している時くらいキスをやめてってあれほど」

櫻子「だってぇー」

綾乃「もういやーーーっ。真剣に話を聞こうとした私がバカみたいじゃない!!!」

ダダダダダ


千歳「綾乃ちゃん!? どこに行くん!? 綾乃ちゃーーーん」




⑦ 終わり



12 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:39:40.37 ID:23qHAU/n0


⑧:櫻子「お小遣い全部使っちゃった……」

櫻子「というわけで、私に抱き着く1回100円。キスだったら1回1000円でどうっすか?」

綾乃「いや、どうっすか? って聞かれてもね……」

バサッ

綾乃「ん?」

櫻子「なにこれ?」

向日葵「私の通帳ですわ。100万ありますわ」

櫻子「え?」

向日葵「じゃあ、キスを100万回お願いしますわ」

櫻子「……へ?」

向日葵「では、杉浦先輩。生徒会の仕事も終わりましたし、お先します」

櫻子「む、無理! 100万回とか無理だから! やめろーーーー」


綾乃「∵」


⑧ 終わり



13 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:41:35.82 ID:23qHAU/n0


⑨:櫻子「誕生日おめでとう!」


櫻子「誕生日おめでとう。向日葵」

向日葵「覚えていてくれたのね。ありがとう櫻子」

櫻子「誕生日プレゼント何がいい?」

向日葵「え、えーと、急に言われても……そうね、櫻子ができる範囲で何がいいのかしら?」


櫻子「ね? ね? じゃあさ、びっくりさせてやるから、目を閉じてよ」

向日葵「?」

向日葵(なるほど、すでにプレゼントをバッグの中かどこかに用意してますのね。そして、私が目を閉じた後に目の前に用意して……。ふふっ、嬉しいですわ。プレゼントはなにかしら?)




チュッ


向日葵「えぇ!?」

櫻子「えへへ。これが誕生日プレゼントね」

向日葵「ななななななな!!!」

櫻子「あはははは。向日葵バカみたいに真っ赤ーっ」

向日葵「って、あなただって真っ赤じゃない!」



14 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:42:02.41 ID:23qHAU/n0


櫻子「バーカ。これは夕日のせいだしー」

向日葵「私だって夕日のせいですわ!」

櫻子「ふーん」

向日葵「なによ」

櫻子「ね? ね? 嬉しかった?」ニコッ

向日葵「なっ----!」


櫻子「あははは。向日葵、嬉しそうな顔してる」

向日葵「してません!」

櫻子「じゃあ、誕生日プレゼント嬉しくなかったの?」シュン

向日葵「え? あ、いえ、それは………………ああ! もう正直に言いますわ! 嬉しかったですわ! できればもう一回して欲しいくらい!」

櫻子「へ?」

向日葵「な、なによ」


櫻子「あっ、いや~、そこまで言われると照れると言うか……//」

向日葵「あ、あなたが言えって言ったんでしょう!?」

櫻子「えーと、じゃあ……」




櫻子「もう一回する?」


向日葵「っ~~~~~//」



15 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:43:11.92 ID:23qHAU/n0


 
  *  *  *


「お姉ちゃんおかえりなさい」

「楓。ただいまですわ」

「お姉ちゃん?」

「ん? どうかしました?」


「すっごく幸せそうな顔……ううん、幸せそうな感じがするの。何かいい事あったの?」

「え? えーと、そうね……」



「きっと、素敵な誕生日プレゼントを貰ったからですわ」

「そうなんだ。お姉ちゃん、よかったね」

「はい♪」






       終わり



16 : ◆xW69XHZIXl2A 2017/06/16(金) 19:44:00.83 ID:23qHAU/n0


これにて終わりになります。
読んでくれてありがとうございました!
また機会があればよろしくお願いします!



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さくひまはやはり尊い
[ 2017/06/17 18:47 ] [ 編集 ]

久し振りにひまさくを見たがやはり良いね
[ 2017/06/17 21:58 ] [ 編集 ]

さくひまは至高
[ 2017/06/18 00:43 ] [ 編集 ]

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