1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:02:22.53
ID:whNwJvsb0 撫子「……っあー」
撫子「ねむっ。 やばいなこれ……」
かの子「だ、大丈夫なでしー……??」
撫子「無駄にコーヒーなんて飲まないで授業中寝ちゃえばよかったかな……」
かの子「それはそれでダメな気もするけど……」
撫子「いやでも、なんとか終わってよかったよ。帰ったらもう寝るしかないねこれ」
かの子「ふふ……お疲れ様だね。じゃ、また明日ね?」
撫子「うん。また。」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:04:32.37
ID:whNwJvsb0 撫子「……っととと」
撫子「あー……あぶな」
撫子(ただの一本道なのに転びそうになるって……やばいな)
撫子「あー何で昨日寝なかったんだっけ……それすらも思い出せない……」
撫子「もうちょいで家つく……」
ゴチン
撫子「~~~っ!」
撫子(で……電柱に頭ぶつけた……漫画だよもう……)
撫子(やば……ちょっとツボった。何この状況。)
撫子「あー……私ってこんなに眠気に弱かったんだっけ……?」 5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:08:08.66
ID:whNwJvsb0 ジャーネーマタネー
バイバーイ
撫子「ん……?」
花子「あ、ねーちゃん。」
撫子「花子……」
花子「学校終わり? え……頭どしたし?」
撫子「よかった……」
花子「え??」
撫子「一緒に帰ろうか。ねーちゃん今眠くて上手く歩けないんだよ。」
花子「なにそれ……え、手繋ぐのっ?」
撫子「いやだから上手く歩けないの。」
花子「…………」
花子「………きょ、今日だけだし……///」 6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:10:57.71
ID:whNwJvsb0 ~
ナンダヨーバカッパーイ!
サクラコニイワレタクアリマセンワー!
花子「あっ……///」
櫻子「あれ、ねーちゃん。」
向日葵「な、撫子さん……花子ちゃんと……」
花子「い、いやこれは違くて……!///」
櫻子「何やってんの?」
撫子「…………」
櫻子「……ねーちゃん?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:14:44.84
ID:whNwJvsb0 撫子「」ばたっ
向日葵「え、えっ!?」
花子「ねーちゃん!」ゆさゆさ
撫子「ん……おおひま子。」
向日葵「いや! おお、じゃなくて……大丈夫ですの……??」
花子「ねーちゃん今眠くて上手く歩けないらしくて……」
櫻子「なんじゃそりゃ」
撫子「あれ……もう家ついた……?」
向日葵「ちょっ、ここまだ天下の往来なんですけど!」 8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:18:01.14
ID:whNwJvsb0 撫子「うーっ……ねむい……」
櫻子「しっかりしてよ!ちょっと!」
撫子「運んでくれ。」
櫻子「起きてんの!? 寝てんの!? 運べるわけないじゃん!」
撫子「…………私、そんなに重くないのに……」ぐすっ
花子「わっ! 目がうるうるしてる!」
向日葵「なんか撫子さんが純情乙女になってますわ!」
櫻子「大変だ、ねーちゃんが眠過ぎて壊れた! やっぱり運ぼう!」
よっこらせっ
向日葵「さ、櫻子大丈夫……??」
櫻子「ほんとだ! 軽い!」
花子「は、花子もやりたいし!」
向日葵「おもちゃじゃないんですから……」 9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:20:46.31
ID:whNwJvsb0 花子「う……ぎりぎり……だいじょぶ。歩ける。」
櫻子「後ろ支えよう。」
向日葵「私はこっちを……」
全員(あれ!? 騎馬戦!?)
「見てーあの子たち騎馬組んでる~」
「やだ~下の子超可愛い~」キャハハ
「ちょっとあれ大室さんとこの娘さんじゃない……?」
「ほんとに仲良いのねぇ……」
花子「…………」
櫻子(なんか……)
向日葵(なにこれ……)
撫子「zzz……」 11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:25:21.87
ID:whNwJvsb0 ――――――
花子「ついたー」
櫻子「ソファーの上に置こう!」
向日葵「靴を脱がせませんと……」
ぽすっ
花子「ふー……」
櫻子「まったくねーちゃんは……」
撫子「ん……」パチッ
櫻子「んで今起きるの!?」
撫子「あー……ついた……ありがとう。」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:30:27.35
ID:whNwJvsb0 向日葵「撫子さん本当に大丈夫ですか? 睡眠は少しでも取った方がいいんですのよ?」
撫子「うん。あー……なんか無駄に目が覚めてきた。」
櫻子「じゃあさっき歩けばよかったじゃんよ!」
撫子「いや悪いね。待ってなひま子……はいこれ。オレンジ飲んできな」
向日葵「いやこれ牛乳なんですけど……」
櫻子「しかもオレンジは私のなんですけど……」
花子「それ花子の牛乳だし……」
向日葵「これは……ちょっと真面目に危ないですわね」ヒソヒソ
花子「なんか目もちょっととろんとしてる……こんなねーちゃん見たことないし」
櫻子「うん……早く寝かせないと。」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:34:44.77
ID:whNwJvsb0 撫子「あー、風呂はいろ。櫻子一緒に入るよー」
櫻子「は!?」
向日葵「あああなあなあなた撫子さんといつもお風呂入ってるんですの!!?///」
櫻子「いやいや入ってないよ! ねーちゃん寝ぼけすぎ! 花子といつも入ってるじゃん!」
花子「はっ、はあ!? 花子だってもう一人で入れるし!///」
櫻子「嘘つくなよいつも入ってんじゃん!」
花子「入ってないしー!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:37:53.70
ID:whNwJvsb0 撫子「あーもうわかったわかった。みんな一緒ならいいでしょ?」
櫻子「なにそれ!」
撫子「ほら行くよ。」
花子「ね、ねーちゃん押さないで!」
向日葵「え、私も!?」
櫻子「どんだけ寝ぼけてんだよー!」
キャーキャー…… 19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:42:11.87
ID:whNwJvsb0 ~
かちゃり
撫子「女の子は毎日お風呂入らなきゃダメだからさ。眠くても。」
櫻子「鍵閉められた!?」
向日葵「な……なんで私まで……」
花子「ねーちゃん頭おかしくなっちゃってるよ!」
撫子「はいはい。頭もちゃんと洗ってあげるよ。」
櫻子「めっちゃ狭いー!」
花子(ひっ……ひま子ねーちゃんでか!)
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:45:49.56
ID:whNwJvsb0 撫子「でかいねー」モミモミ
向日葵「なに普通に揉んでるんですの!?」
撫子「いいじゃん減るもんじゃないし。いつも櫻子に揉まれてんでしょ?」
櫻子「揉んでないよ!?」
花子「…………」さわさわ
向日葵「はっ、花子ちゃんまで何やってるんですの!?」
撫子「ほら……みんな触りたいんだよ。だからさ……」
向日葵「だっ、だめ……///」
櫻子「だーっ! さっさと洗って出ようよ!?」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:48:05.75
ID:whNwJvsb0 ~
櫻子「二人湯船、二人そこね。」
撫子「じゃあ私が花子を洗うよ。」
花子「ねーちゃんを先に洗わせて出した方が良いと思うし……」
わしゃわしゃ
花子「…………」
撫子「…………」
向日葵「…………」
櫻子「…………」
花子・向日葵・櫻子(何この静寂……)
わしゃ……
撫子「…………zzz」
櫻子「ねーちゃん寝てない!?」
花子「手が止まった……」 24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:51:07.76
ID:whNwJvsb0 撫子「」がくっ
花子「ひゃっ!?/// ね、ねーちゃんどこさわって……」
さわさわ
花子「そっ! そこだめぇ!!」
櫻子「ちょっ!? 起きろ!」ぽこっ
向日葵(い、今直であそこ触ってましたわね……///)
撫子「あー、ごめんごめん」
花子「ねーちゃん起きてるの!? 寝てるの!?///」
撫子「んー……」
向日葵(普段から一緒にお風呂入ってるんだったら……こんなこと日常茶飯事なのかしら……) 25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:53:53.21
ID:whNwJvsb0 ~
撫子「はい、次ひま子。」
向日葵「撫子さんは常に洗う立場なんですの……??」
かしょ かしょ(シャンプー)
撫子「いくよー」
たゆん
向日葵「ひゃああっ!///」
花子「いきなり!?」
撫子「あーミスった」
櫻子「ミスなの!?」
向日葵「ちょっ……シャンプーで滑って……///」
櫻子「向日葵も赤くなってんじゃないよ!」
花子(うわ……えろっ……)ぷくぷく 27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:56:11.34
ID:whNwJvsb0 ~
撫子「じゃ、櫻子。」
櫻子「わ、私は自分でやるからいいよ……」
撫子「…………」ぐすっ
花子「また目がうるうるしてる!」
向日葵「時折現れるこの乙女撫子さんはなんなんですの!?」
撫子「昔はいつも洗ってあげてたのに……」
櫻子「わかったわかったよ……!」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 23:59:06.45
ID:whNwJvsb0 わしゃわしゃ……
撫子「何年ぶりかな……」
櫻子「うん………」
撫子「櫻子はいつもシャンプーハット使ってて……」
撫子「だんだん髪に変な癖がついてきて……」
撫子「縛ると変になるからって、あんまり縛らなくなって……」
撫子「懐かしいなぁ……」
櫻子「うぅっ………///」
向日葵・花子(何この雰囲気……) 29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:02:09.13
ID:APgzIBeG0 撫子「一緒に湯船つかって……10まで数えてさ……」
撫子「熱いから出るーとか言ってて……」
撫子「それがこんなに大きくなって……」つんつん
櫻子「や、やめてよ……」
撫子「櫻子………」だきっ
櫻子「!」
撫子「櫻子は、いつまでも、私の妹だからね……?」
櫻子「っ!///」
撫子「…………」なでなで
櫻子「ねっ、ねーちゃん……///」
撫子「櫻子………」 30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:04:55.54
ID:APgzIBeG0 向日葵「ふんっ」ざぱぁ
櫻子「うおっ!」
撫子「あーあー何すんのさひま子」
向日葵「なんかもう、この流れを断ち切るしかないと思いましたので」
花子「ねーちゃんが櫻子に優しくしてるとこ初めて見たし……」
櫻子(ちょっとドキッとしたかも……)
向日葵「……あなたも何ムードに飲まれてるんですの?」
櫻子「う、うるさいな!///」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:07:25.76
ID:whNwJvsb0 ~
撫子「…………」うつらうつら
向日葵「だっ、だれが撫子さんを洗うんですの!?」ヒソヒソ
花子「自分でやれって言ったら泣くに決まってるし……」
櫻子「もうみんなでやるしかないよ!私髪行くから、向日葵たち身体ね。」
向日葵「大がかりですわね……」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:10:20.05
ID:APgzIBeG0 わしゃわしゃ……
向日葵(撫子さん……胸は本当に……櫻子と大差ないですわね。)
向日葵(でも……こんなに白い……雪のよう……)
撫子「ひま子……なんでそこばっかり……」
向日葵「あっ……/// すみません……」
向日葵(でもこうしてみると、ほんとこの三姉妹は似てますわね……)
櫻子「ながすよー」
花子「やっと終わった……」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:12:42.37
ID:APgzIBeG0 櫻子「あー疲れた……」
向日葵「あの、私そろそろ帰りますけど……夕飯の用意とかありますし。」
撫子「あ」
花子「…………」ギクッ
撫子「今日私当番だ。」
櫻子「いい! いい! 今日はもう寝て!」
撫子「いや……私はいいけど、それじゃあんたたちの夕飯が……」
櫻子「夕飯は私たちで何とかできるからっ、寝てください、お願いします」ゲザァ
撫子「……ふーん……じゃ一回パスね。おやすみー」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:15:23.66
ID:APgzIBeG0 パタン
櫻子「や、やっと行ったか……」ぐたっ
向日葵「じゃあ行きますわね。」
櫻子「待った! 夕飯作って?」
向日葵「まったく……そんなことになるだろうとは思ってましたけど」
花子「そ、それなら花子が作るし……!」
向日葵「あ、別に大丈夫ですのよ花子ちゃん。」
撫子「…………」ガチャ
櫻子「うわっ! 戻ってきた!」
向日葵「ど、どうしたんですの!?」
撫子「……布団が……ない……」
櫻子「はあ?」 39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:21:16.53
ID:APgzIBeG0 花子「あっ!」
向日葵「え?」
花子「お母さんからの書き置きがある!」
「撫子と櫻子へ
お布団洗っておきました。
花子のはこの前やったから今日は二人の分だけね。
一番最初に帰ってきた人が取り込んでおいてください。」
櫻子「なんと……」
撫子「なんだ……干してあるのか……」
向日葵「あれ……!? 外雨降ってません!?」
櫻子「うそっ!?」
花子「早く取り込まなきゃ!」
櫻子「花子! いそげ!」
花子「誰か手伝えし!」 41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:25:18.20
ID:APgzIBeG0 櫻子「…………」
花子「…………」
向日葵「これでは……寝れませんわね……」
撫子「…………」ぐすっ
花子「またうるうるが始まった!」
向日葵「そ、ソファーでいいんじゃありません!?」
撫子「私……ソファーで寝られるほど尻軽じゃないよ……?」
向日葵「は……?」
櫻子「やばいな、本格的に壊れてきた! もう花子のベッドで寝かせよう!」
花子「えー……仕方ないなー」
櫻子「ねーちゃん、花子の部屋まで歩いて?」
撫子「zzz……」
櫻子「…………」
向日葵「は、運びましょう。」 42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:27:54.16
ID:APgzIBeG0 ~
よっせ、よっせ、
櫻子「せーのっ」
花子「ちょっと! 花子下敷きになる!」
櫻子「すまん、今は潰れろ。」
花子「ふにゃー!」
ぽすっ
撫子「zzz……」
向日葵「ふぅ……なんとか一見落着ですわね。」
櫻子「うむ。疲れた。」
花子「ね、ねーちゃんどいて……」
撫子「ん~……」だきっ
花子「あっ!?」 43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:31:24.08
ID:APgzIBeG0 櫻子「あっ!花子を抱き枕と勘違いしている!」
向日葵(説明口調……!?)
花子「さ、櫻子助けて!」
櫻子「これはもう無理だ!ねーちゃんが抱き枕を抱きしめる力は中から綿がはみ出すほどで……」
花子「何それ!? 花子死ぬ!」
櫻子「力の緩まるタイミングを待つしかないから、とりあえず花子は一緒に寝てろ! 夕飯できたら助けにくるから!」
向日葵「で、夕飯を作るのは私なんでしょう?」
櫻子「まあね。じゃあ電気消すねー」
花子「ちょっ! 待って!」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:34:44.27
ID:APgzIBeG0 パタン
花子(ほ、ほんとに行っちゃった……!)
撫子「ん~……」
花子(やばい、かっ、顔近い……///)
撫子「zzz……」
花子「…………」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:37:16.97
ID:APgzIBeG0 花子(ねーちゃん、一体どれくらい寝てなかったんだろ……?)
花子(でもクマとかもできてないし……)
花子(顔……やっぱり綺麗……///)
花子「ね、ねーちゃん……起きてる……??」コソコソ
撫子「…………」
花子「…………」
花子(誰も見てない……///)
花子(チャンスは……今しかない……!)ゴクッ 46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:37:36.98 ID:1gBrTUkRQ
キマシ 47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:38:42.67 ID:sYab8v3E0
早まるなもう少し待つんだ 48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:41:00.69
ID:APgzIBeG0 ちゅっ
花子(し、しちゃった! しちゃった!)かああああっ
花子(くっ、唇超やわらかい……///)
撫子「…………」
花子(……起きない? 大丈夫かな……)
花子(も、もう一回だけ……///)んー
花子「っちゅ……んむ……」
花子(やばい……頭溶ける……)
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:42:10.83 ID:1gBrTUkRQ
キマシタワー! 52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:44:25.51
ID:APgzIBeG0 花子「ねーちゃん…! ねーちゃん…!」ぎゅっ
花子(好き!好き!好きーっ!)
撫子「zzz……」
花子「もうずっとこうしてたい……本当に幸せ……」ぎゅーっ
花子(あっつくて……頭ぐらぐらしてよくわかんなくなりそう……)
花子「もう今日ぐらいしかこんなことできないよ……ねーちゃんいつもはこんなことさせてくれないもん……」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:49:47.12
ID:APgzIBeG0 花子「ねーちゃんは……花子のこと、好き……??」
撫子「…………」
花子「花子はこんなに好きなのに……」つーっ
花子「今日だってお風呂で櫻子にあんなことしてさ……」
花子「ねーちゃんも……花子を好きになってよ……///」ぐっ
花子「おねがい………」 56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:53:08.96
ID:APgzIBeG0 花子「あ……髪ふわふわ……」すんすん
花子「いいにおい。食べちゃいたい……」もむもむ
花子「ねーちゃん……撫子……なでしー……」
花子「なでしーを1番好きなのは花子なんだよ……?? 聞いてる?」
撫子「zzzz」
花子「………ばか。」
花子(息ができないくらいキスしてあげるんだから……///)ちゅっ 57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 00:56:58.85
ID:APgzIBeG0 花子「かわいいかわいいなでしー……」なでなで
花子(あの人は……こんなねーちゃんをしってるのかな……)
花子「…………」
花子「……渡さない。あの人にも、櫻子にも。」
花子「もう離さない………///」エヘヘ
花子(このまま……時間が止まればいいのに……)
コンコン
櫻子「花子ー……? 起きてるー?」
櫻子「……ありゃ、ねてるかな。まーいっか」
花子「うふふふふ………///」 58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:01:50.49
ID:APgzIBeG0 チュン……チュン……
撫子「…………」
撫子(なんで花子が……??)
撫子(……そっか。昨日は確か私の布団が無くて、それで花子の部屋で……)
撫子(……でも流石に近すぎやしないか?)
撫子(つーかなんで首の後ろに手回してるわけ? これキスする時の体勢じゃんよ……) 60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:05:50.82
ID:APgzIBeG0 撫子「花子……起きてる? 姉ちゃん起きらんないんだけど。」
撫子「……おーい?」
花子(やばっ! ねーちゃん起きてる!?)
撫子「もしもし……?」
花子(やばい、手が寝た時のままだった……どう説明すればいいかわかんない……)
花子(も、もう寝たふりを通すしかないし……!)
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:09:16.25
ID:APgzIBeG0 撫子「花子さーん」ぷにぷに
花子(むむむ……)
撫子(………起きてるな。目の閉じ方が不自然。)
撫子(…………よし。)
撫子「花子ちゃーん……起きないとキスしちゃいますよー」
花子(えっ!!?///) 62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:13:27.25
ID:APgzIBeG0 撫子(ちょっと反応したな……)
花子(ききききキスしたいって……それじゃねーちゃんは私のこと好きってことだから……両想い!?)
撫子「本当にしちゃおうかな」
花子(こっ、こんな形で初めての両想いのキスなんて……せめてもっとちゃんとした時に……!)ふるふる
撫子(赤くなってる。)
撫子「……そろそろ真面目に起きたいんですけど。」
花子(そ、そこまで来たらキスしちゃってよ!)
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:16:49.70
ID:APgzIBeG0 撫子「お腹くすぐっちゃおうかなー」
花子(え!?)
撫子「脇ががら空きだしねー」わしわし
花子「んふっ……くっ……ふうぅ……っ……!」(た、耐えろ!耐えろ花子!)
撫子(もう誰がどう見ても起きてるでしょ……)
撫子(……離したくないってこと?)
花子「…………」ぷるぷる
撫子「…………」 65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:21:09.46
ID:APgzIBeG0 撫子「こうなりゃ力ずくで……」
花子(あっ……ダメ! 行っちゃだめ!)
撫子「花子……起きてるのはわかってるよ……!」ぐぐぐ
花子(嫌っ! 離れたくない……!!)
ちゅっ
花子「ッ!!?」
撫子「あ……やっと離した。」 66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:26:53.12
ID:APgzIBeG0 花子(…………い、今……///)
花子「あっ……!」
撫子「花子……なんで離さなかったの?」
花子「…………」
撫子「おらっ 起きろ。 もう寝てないのはバレバレだぞ。」
花子「ばっ、バカ! ねーちゃんのバカ!」
撫子「姉ちゃんは悪くないだろ。」
花子「もう知らない! あっち行って!」
撫子「…………」
撫子(どうしたんだか……。) 67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:30:09.76
ID:APgzIBeG0 撫子「もう一回キスしちゃおっかなー。」
花子「えっ!?///」キラキラ
撫子「ふっ……嘘だよ」
花子「ぁ………」
花子「ばっ、ばか! バカっ!///」ポコポコ
撫子「いたっ、いたいよ……しょうがないな、いちごのヨーグルト作ってあげるからさ、起きなよ。」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:34:19.36 ID:I12CFV32O
和むな 69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:34:20.10
ID:APgzIBeG0 花子(ね、ねーちゃんのバカっ……///)
撫子「……おーい?」
花子「いっ、いっぱい作れ!」
撫子(…………ふふ。)
撫子「じゃ、行こっか。」ひょいっ
花子(!!)
花子(おっ、お姫様だっこ!?///)
撫子(可愛いなぁ……花子。)
~fin~
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:47:54.04
ID:APgzIBeG0 すみません設定は
・一度かの子(彼女さん)が大室家に来たことがある
・その時に花子と顔を合わせてる
です。 70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:36:23.46 ID:ib+hUR7V0
乙だし 72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:37:16.43 ID:1gBrTUkRQ
おつおつ!
貴重ななではなをありがとう……! 74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02(月) 01:43:16.00 ID:I12CFV32O
乙!