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結衣「あ、あかりって誰がすきなのっ」バッ

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 19:02:39.28 ID:Zh/6kqVx0


結衣「ねぇ!あかり!あかり?!」

あかり「ゆ、結衣ちゃんと京子ちゃんがすきだよぉ…」

結衣「ほ、ほんとに?!」ウズウズ

あかり「う、うん…」

結衣「…」ニヤニヤニヤニヤニヤ

あかり「(なんか結衣ちゃん…顔こわいなぁ…)」





4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 19:05:51.14 ID:Zh/6kqVx0


結衣「あ、あかりっ」

あかり「な、何結衣ちゃん」

結衣「ほ、頬スリスリしていい?」

あかり「う、うん…」

結衣「やった!…えへへ…えへへ…」スリスリ


結衣「(やっぱりあかりはかわいいなぁ)」デレデレ

結衣「(一生くっついていたいくらい…)」デレデレ


あかり「(結衣ちゃんうざいよぉ…)」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 19:54:35.97 ID:/q9EzX280


結衣「もう一つ聞きたいんだけどさ」

あかり「な、何かな結衣ちゃん」

結衣「私と京子……どっちの方が好きなんだ?」

あかり「えっ」

結衣「じーっ」

あかり「あかりは……」

結衣「あかりは?」

あかり「ふたりとも大好きだから、どっちがだなんて決められないよぉ」

結衣「…………」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:00:00.32 ID:/q9EzX280


結衣「いやー、あかりならそう言うと思ったよ。でもさ、本心は違うんじゃないかな?」

あかり「えっ? そんなことないよぉ」

結衣「恥ずかしいのは分かるけどさ、私とあかりの仲じゃないか。あかりの気持ち、教えて欲しいな」

あかり(本当にふたりとも同じぐらい大好きなんだけどなぁ……。今日の結衣ちゃん、なんか変)

あかり「そ、そういう結衣ちゃんはどうなの? 誰が好きなのか教えて欲しいな」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:03:56.18 ID:/q9EzX280


結衣「わ、私のことはどうでもいいだろ。今大事なのはあかりが私と京子、どちらが好きなのかだ」

あかり「ぶーっ、どうでもよくなんてないよぉ。あかりだって結衣ちゃんのこと気になるよ」

結衣「えっ……!?」ドキッ

あかり(何だか結衣ちゃんの顔が真っ赤に……?)

結衣「あ、ああああかりは私のことがそんなに気になるのか?」

あかり「もちろんだよっ」

あかり(だって結衣ちゃんはあかりの大事な大事なお友達だもん!)

結衣「そうか。嬉しいなぁ……」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:08:28.34 ID:/q9EzX280


あかり「何だか今日の結衣ちゃん、面白いかも」

結衣「私が?」

あかり「怖い顔したかと思えば、いきなり嬉しそうな顔になったり……変なの」

結衣「あちゃー、そんなに顔に出てるのか。自分では気づかなかったよ」

あかり「結衣ちゃんって何でも出来るように見えて、どこかおマヌケな所があるよね」

結衣「言うじゃないか、あかり。そんな子にはこうしちゃうぞ」

あかり「あはっ! あははははっ! 結衣ちゃんだめっ。そこ、くすぐっちゃ……あんっ! だ、だめだってばぁ……」

結衣「おっと、私としたことが……つい京子みたいなことをしてしまったよ。ごめんごめん」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:12:40.54 ID:/q9EzX280


あかり「はぁ、はぁ……ふぅ。やっと落ち着いたよぉ」

結衣「あはは……反省してます」

あかり「うーん、あかりには反省してるように見えないかも」

結衣「そんなことないって。悪かったよ」ニヤニヤ

あかり「ニヤケ顔で言っても説得力皆無だよっ!」

結衣「にやけてなんか……」

あかり「にやけてるもん。そんな結衣ちゃんにはお仕置きでーす!」

結衣「え……ちょ、ちょっとあかり!?」



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:18:46.72 ID:/q9EzX280


結衣「おいっ、そこは触っちゃ……あんッ! あひぃっ!」

あかり「今度はここをこーしてあーしてそーして……」

結衣「わ、私が悪かった! だからそろそろ……あはぁんっ!」

あかり「それじゃあこれぐらいで……あっ」ツルッ

どんがらがっしゃーん

結衣「あいたたた……」

あかり「うーん……大丈夫、結衣ちゃん?」

あかり(転んだ勢いで結衣ちゃんの上にのしかかる感じになっちゃった。怪我なんてしてないよね……?)

結衣「あ、あぁ。なんとかね……って、うわっ!」

あかり「どうしたの結衣ちゃん。どこかぶつけちゃった?」

結衣「い、いやそうじゃなくて……」

結衣(あかりの顔が目の前に、というか私とあかりの体が密着してるじゃないか)



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:26:01.33 ID:/q9EzX280


結衣「あかり」

あかり「なぁに、結衣ちゃん」

結衣「さっきの質問の答え、聞かせてくれないかな」

あかり「さっきの質問って……結衣ちゃんと京子ちゃんのどちらが好きかって言うこと?」

結衣「うん」

あかり「さっきも言ったけど、私はふたりとも同じぐらい……わっ!」

あかり「いきなりあかりの手を掴んでどうしたの、結衣ちゃん?」

結衣「私の胸の音、聞いてくれないか……ほら」

あかり(結衣ちゃんの胸、思ったより大きいなぁ。それにどくんどくんってしてる……)

あかり「も、もしかして結衣ちゃんって……」

結衣「うん。恥ずかしいんだけど、私は……」

あかり「心臓が病気になっちゃったの!?」

結衣「違うって」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:34:13.34 ID:/q9EzX280


あかり「じゃあなんでこんなにどくんどくんってしてるの?」

結衣「それはね……」

あかり「それは……?」

結衣「あかりのことが大好きだから」

あかり「?」

結衣「あはは……やっぱりピンと来ないよね」

あかり「うん。だってあかりも結衣ちゃんのこと大好きだけど、胸はこんなにどくんどくんしてないし」

結衣(今のって何気にごめんなさい宣言にも聞こえるよね)



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:40:40.27 ID:/q9EzX280


結衣「えっとさ……あかりが私に抱いてる好きっていうのと、私があかりに抱いてる好きっていうのは、ちょっと違うんだよ」

あかり「違うって?」

結衣「あかりが抱いてるのは友達として好きってものでしょ?」

あかり「うん」

結衣「私が抱いてるのはさ、それ以上っていうかなんていうか……恋人みたいな、感じ」

あかり「えぇっ! あかり女の子だよっ! 結衣ちゃんも女の子だよね……?」

結衣「やっぱ変だよね。でも私はあかりが大好きなんだ、恋人になりたいぐらいに」

あかり「結衣ちゃん……」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:49:44.35 ID:/q9EzX280


あかり「ごめん、結衣ちゃん。あかり、そういう気持ちはよくわからないよ」

結衣「別に謝らなくていいよ。おかしいのは私の方なんだから」

結衣「あかりに打ち明けることができてすっきりとしたしね」

あかり「結衣ちゃん。本当に、本当にごめんなさーい!」ダッ

結衣「待って、あか……」

結衣「…………」

結衣「行っちゃった、か」



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 20:56:01.62 ID:/q9EzX280


京子「おーっす。やっと日直の仕事から解放されたよ……」

結衣「京子……」

京子「ん? 何かあったの?」

結衣「えっ?」

京子「結衣、なんだか悲しそうな顔してるじゃん」

結衣「なんでもないよ」

京子「まぁ結衣がそう言うんならいいけどさー」

京子「というか! なぜちなつちゃんがいないのだー!」

結衣「いきなり大声だすなって……というかあかりはスルーか」

京子「あ、あぁ……忘れてた」

結衣「ひどい部長だな、まったく」

京子(あかりと何かあったかと思ったんだけど、ハズレかな?)



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:05:50.77 ID:/q9EzX280


結衣「悪いけど、今日はもう帰るよ」

京子「えー、一人じゃつまんなーい」

結衣「ごめん」

京子「何があったかは聞かないけどさ、あんまり抱え込むなよ?」

結衣「ん、ありがと。それじゃ……」

京子「…………」

京子「さて、何をするかな」



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:11:35.26 ID:/q9EzX280


――あかりのお部屋

あかり「結衣ちゃん、あかりのこと……好きなんだ」

あかり「あかりも結衣ちゃんのこと好きだけれど……それは結衣ちゃんの好きとは違う」

あかり「でも、恋人って男の人と女の人がなるものだよね」

あかり「うーん、実はそうじゃないのかなぁ」

あかり「あかり、恋とかしたことないからよく分からないよぉ」

あかり「明日から気まずくなりそうだなぁ……はぁ」



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:17:03.36 ID:/q9EzX280


次の日――

京子「おっ、あかり」

ちなつ「おはよ、あかりちゃん」

あかり「おはよう京子ちゃんにちなつちゃん。あれ、結衣ちゃんは……?」

京子「なんか用事があるってさ」

ちなつ「結衣先輩に会えないなんて……チーナ、大ショック」

京子「安心したまえ。ちなつちゃんにはこの私がついているぞ! さぁ、私の胸に飛び込んできたまえー」

ちなつ「お断りします。行こ、あかりちゃん」

あかり「あはは……」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:21:09.93 ID:/q9EzX280


――学校内

京子「そんじゃ、放課後ねー」

あかり「うん、あとでね」

ちなつ「早く結衣先輩に会いたいな……」

あかり(ちなつちゃんは結衣ちゃんのことがすごく好きだけれど、もしかしてその好きっていうのも……)

あかり(結衣ちゃんのためにあかりをキスの練習に使うぐらいだからなぁ。きっとそうなんだよね……)



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:30:25.14 ID:/q9EzX280


あかり「はぁ……」

ちなつ「どうしたのあかりちゃん、ため息なんかついて」

あかり「ちなつちゃんって、結衣ちゃんの恋人になりたいの?」

ちなつ「えっ! そりゃまぁ……うん、そうだよ。わたし、結衣先輩のこと大好きだもん」

あかり「そっか。ごめんね、いきなり変なこと聞いちゃって」

ちなつ「ううん。でもなんでこんな質問したの?」

キーンコーンカーンコーン

あかり「あ、チャイムなっちゃった。急ご、ちなつちゃん!」

ちなつ「う、うん」



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:34:37.37 ID:/q9EzX280


昼放課――

櫻子「今日は竹輪の磯辺揚げだー!」

向日葵「少しは静かになさい、櫻子」

櫻子「えー! だって竹輪の磯辺揚げだよ?」

向日葵「わけがわかりませんわ……」

櫻子「あ、それよりもちなつちゃん!」

ちなつ「なに?」

櫻子「ちょっと耳貸して」

向日葵「吉川さんに変なこと吹きこむんじゃないでしょうね」

櫻子「違うってば。ちなつちゃんってさ……」ゴニョゴニョ

ちなつ「っ!?」

あかり「わっ、ちなつちゃんの顔がまっかっかに……」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:39:22.39 ID:/q9EzX280


向日葵「ちょっと櫻子。一体何を言いましたの?」

櫻子「うーん、それを言っていいかどうかはちなつちゃんにおまかせかな」

向日葵「はぁ? 一体どういうことですの、吉川さん」

ちなつ「えっと……誰にもいわないって約束してくれる?」

向日葵「えぇ、約束しましょう」

ちなつ「あのね、実は私……結衣先輩のことが好き、なの」

向日葵「! そ、それはその……友達以上、という意味で?」

ちなつ「うん……」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:46:15.60 ID:/q9EzX280


向日葵「櫻子はなんでそんなことを知ってたんですの?」

櫻子「朝にちなつちゃんとあかりちゃんが話してるのを偶然聞いちゃって。周りには私以外居なかったから大丈夫だと思うけど」

ちなつ「あかりちゃんがいきなりあんな話降ってくるから……もう」

あかり「ごめんね、ちょっと気になっちゃって」

ちなつ「女が女を好きになるなんて、変だっていうのは分かってるんだけどね」

櫻子「そうかな、別にいいんじゃない?」

向日葵「そうですわ! 私はむしろ応援いたしますっ!」

ちなつ「そう言ってくれるのは嬉しいんだけど、ちょっと声が大きいかも」

向日葵「ハッ! 私としたことがつい……」

櫻子「これだから向日葵は……やれやれだね」

向日葵「なんですって、櫻子のくせに!」

あかり「まぁまぁ、櫻子ちゃんも向日葵ちゃんも落ち着いて……」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:56:06.16 ID:/q9EzX280


櫻子「恋か……若いっていいねぇ」

向日葵「なーに年寄り臭いこと言ってるんですか櫻子。もう……」

櫻子「向日葵は好きな人とかいるの?」

向日葵「それは言えませんわね」

櫻子「言えないってことはいるってことだね。へー、向日葵に好きな人が……」ニヤニヤ

向日葵「勝手に決めつけないでくださる? そういう櫻子はどうなんですの」

櫻子「うーん……恋とかそういうのはない、かな」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 21:59:16.73 ID:/q9EzX280


向日葵「そうですか、残念」

櫻子「何で残念なの?」

向日葵「それは……中学生にもなって恋をしてないだなんて、櫻子は可哀想だなぁと思いまして」

櫻子「なにをー! 私は向日葵に負けてるだなんて認めないぞ!」

向日葵「誰も勝ち負けだなんて言ってないでしょ」

櫻子「ふんだ! 見ててよ向日葵。向日葵の好きな人よりもっと素敵な人を見つけてやるからね!」

向日葵「…………」

櫻子「ん? どしたの、いきなり黙って」

向日葵「な、何でもありませんわ! さ、早くご飯を食べましょう」



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 22:08:20.45 ID:/q9EzX280


あかり「ねぇ、もしも……もしもの話なんだけど」

櫻子「ん?」

あかり「好きな人に告白してフラれたら……その人と、今まで通りの関係でいられると思う?」

櫻子「なんだか恋する乙女の質問って感じだね、あかりちゃん」

向日葵「ちゃかさないの」

ちなつ「あかりちゃん、それはもしかして私が結衣先輩にフラれるって思ってるってこと?」

あかり「違うよぉ。なんとなく気になっただけ」

ちなつ「それならいいけど。まぁ正直な所……難しいんじゃないかな」

向日葵「そうですわね。今まで通りっていうわけにはいかないでしょうね」

櫻子「えー、ふたりとも後ろ向きだなぁ。そりゃ恋人としてだけ見てればそうかもしれないよ」

櫻子「でもさ、恋人としてだけじゃなくって、友達としても大事な人なら大丈夫だと思うんだけど」

向日葵「そう? 告白するっていうことは恋愛感情を持ってるわけでして……友達としてだけ付きあおうとしても、どこかに恋愛的な物を抱いてしまうと思うのだけれど」

ちなつ「はぁ……結衣先輩に告白するべきか、しないべきか……」

向日葵「あ、ごめんなさい吉川さん」

ちなつ「ううん、謝らないで。私も向日葵ちゃんと同じような考えだから」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 22:17:25.13 ID:/q9EzX280


放課後――

あかり(はぁ……ごらく部、行きたくないなぁ)

ちなつ「あかりちゃん、部室に行こ?」

あかり「うん……」

ちなつ「あれ、もしかして調子悪いの?」

あかり「そういうわけじゃないんだけど」

ちなつ「何だか今日のあかりちゃん、ちょっと変かも……って変なのはいつもか」

あかり「えぇっ! ひどいよぉ、ちなつちゃん」

ちなつ「あ、つい口が滑っちゃった」

あかり「もう、いじわる! 先に部室行っちゃうんだから!」

ちなつ「あ、まってよあかりちゃーん」



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 22:20:33.03 ID:/q9EzX280


――ごらく部

京子「おぉ、来たかちなつちゃーん!」

ちなつ「抱きつかないでください、鬱陶しいです」

あかり「あの、あかりもいるんだけど……」

京子「ん~? あかりも私の愛のハグが欲しかったのかな?」

あかり「あ、それはいらないかも」

京子「ガーン! あかりにまで拒否されるなんて……もうだめだ、死のう」

あかり「えぇっ! 死んじゃダメだよ京子ちゃん!」

京子「ハグ、してほしい?」

あかり「えっ、それは……」

京子「してほしいよね?」

あかり「して、ほしい……かも」

京子「もう、あかりは甘えん坊さんだなぁ!」ガバァ



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 22:27:28.82 ID:/q9EzX280


ちなつ「あの、結衣先輩は……?」

京子「そうだ! あかりをハグしてる場合なんかじゃなかった!」ポイッ

あかり「ひどいっ!?」

京子「結衣のやつ、調子悪いみたいで早退しちゃったんだよね……」

あかり「えっ……」

ちなつ「結衣先輩が?」

京子「うん。今から結衣の家に行こうと思うんだけど、どうする?」

ちなつ「行くに決まってるじゃないですか! ね、あかりちゃん?」

あかり(もしかして、昨日あかりが結衣ちゃんの告白を断ったから……?)

あかり(そうじゃないとしても、あかりが結衣ちゃんの家に行ったら迷惑じゃ……)

あかり「あかりは……」



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 22:31:47.41 ID:/q9EzX280


あかり「あかりは……行けないよ。結衣ちゃんに合わせる顔なんて、ない」

ちなつ「え? それってどういうことなの……?」

京子「結衣とケンカでもしたのか?」

あかり「ケンカっていうわけじゃないけど……とにかくもうあかりは結衣と会っちゃダメなの!」ダッ

ちなつ「あかりちゃん!? 待って……」

あかり「ごめんなさい、ごめんなさい……結衣ちゃん」

あかり(あかり、昨日から逃げてばかりだよ……)



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 22:36:16.31 ID:/q9EzX280


京子「つかまえたっと」

あかり「京子ちゃん!?」

京子「私から逃げようだなんて百年早いぞ、あかり」

あかり「離して、離してよぉ……!」

京子「離さない。あかりこそ話してよ」

あかり「あかり、何も掴んでないもん」

京子「そうじゃなくて、結衣との間に何があったかを話してってことなんだけど……」

あかり「あ」

京子「やれやれ……早とちりですなぁあかりさんや」



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 22:43:09.45 ID:/q9EzX280


あかり「こほん……結衣とあかりに何があったかは絶対に話せないよ」

ちなつ「なんで?」

あかり「結衣ちゃんに内緒で話していいことじゃないって思うから」

あかり「結衣ちゃんが良いっていうなら話すよ」

京子「結衣の家には行く、ということでいいのかな?」

あかり「うん……あかりは結衣ちゃんとお話ししなきゃ、だめだもん」

あかり(本当はすぐにでも逃げたいけれど……それじゃ絶対に後悔する気がする)

あかり(って京子ちゃんが捕まえてくれなかったら、絶対に逃げてたのに、何言ってるんだろ)



60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 22:54:16.49 ID:/q9EzX280


――結衣の家

ちなつ「ピンポン連打しないでくださいよ、京子先輩」

京子「分かってるって」

ぴんぽーん

京子「……反応がない」

ぴんぽーん ぴんぽーん

ちなつ「まさか結衣先輩の身に何かが!?」

ぴんぽーんぴんぽーんぴんぽーんぴんぽーん

京子「ちょ……ちなつちゃん、連打しちゃだめだって」

ちなつ「結衣先輩の身に何かあったらどうするんですか京子先輩!」

ぴんぴんぴんぴんぴぴんぽーん

結衣『うるさいぞ京子!』



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 22:56:03.89 ID:/q9EzX280


京子「私じゃなくてちなつちゃんなんだけど」

結衣『人のせいにするなよ。こんなことをやるのはお前ぐらいだろーが。ねぇちなつちゃん?』

ちなつ「えっと、その……ごめんなさい」

結衣『ちなつちゃんが……嘘だろ』

京子「まったく、とんだ濡れ衣だよ! 謝罪を要求する!」

結衣『日頃の行いが悪い』



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 23:01:08.54 ID:/q9EzX280


結衣『まったく、トイレに入ってたというのに……』

京子「やけに時間かかってたね。大きい方?」

結衣『そっかぁ、京子はその愉快なお口を縫って欲しいんだな?』

京子「妙に生々しい表現はやめてください」

結衣『とりあえず開けるよ』ガチャ

あかり「結衣ちゃん」

結衣「あかり……」

あかり「あのね、あかり、あかり……」

結衣「ここで立ち話もあれでしょ。上がってよ」

あかり「う、うん……」



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 23:07:38.81 ID:/q9EzX280


結衣「とりあえず、お茶でも入れるね」

ちなつ「結衣先輩、お身体の方は大丈夫なんですか?」

結衣「あー、うん。大丈夫だよ」

京子「早退する時の結衣、すごく調子悪そうだったから心配だよ。お茶なんていいって」

結衣「だいぶ落ち着いたから大丈夫だって」

京子「そっか。じゃあラムレーズンちょうだい!」

結衣「調子に乗るな」

京子「けちー」



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 23:11:42.93 ID:/q9EzX280


ちなつ「ほうじ茶ですか。さすが結衣先輩、チーナ感激ですっ」

あかり「いただきます」

京子「うっまーい! もういっぱーい!」

結衣「もっとゆっくり飲めよ……」

京子「和菓子が食べたくなるなぁ」

結衣「お前はどこまで図々しいんだ」

京子「冗談だって。それじゃ、そろそろ本題に入るとしますか」



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 23:20:47.75 ID:/q9EzX280


ちなつ「教えてください結衣先輩。あかりちゃんとの間に何があったんですか?」

結衣「……あかりにはどこまで聞いたの?」

京子「何も……あ、違うか。結衣とあかりに何かがあった、っていうのだけは知ってる」

結衣「そっか。あかり、京子とちなつちゃんに話していい?」

あかり「あかりは結衣ちゃんがいいなら、いいよ」

結衣「分かった。それじゃ、昨日あったことを話すとしよう――」



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 23:28:01.77 ID:/q9EzX280


京子「結衣があかりに告白!?」

ちなつ「そんな……」

京子「結衣が早退した理由っていうのは……」

結衣「昨日のことをふと思いだしたら、気分が悪くなってね。情けない話だけど」

あかり「結衣ちゃん、その……」

結衣「謝ったりしちゃだめだよ。あかりは何も悪いことなんてしてないんだから」

あかり「でも」

結衣「いいの。むしろ謝ったりしたら怒るかもよ」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 23:34:25.65 ID:/q9EzX280


京子「結衣とあかりの間に何があったのかも分かったし、結衣は体調よくなったみたいだし……帰るとしますか」

ちなつ「そう、ですね」

京子「ちなつちゃん……」

結衣「明日はちゃんと集合場所に行くから」

京子「寝坊したら置いて行くぞ?」

結衣「それはこっちの台詞だっての。それじゃあね」

京子「おう」

ちなつ「お邪魔しました、結衣先輩」

あかり「お邪魔しました……」



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 23:42:52.75 ID:/q9EzX280


京子「明日になれば」

ちなつ「はい?」

京子「明日になれば、いつも通りのごらく部が戻ってくる」

ちなつ「それはどうでしょうね……私は結衣先輩のことが好きだったけれど、結衣先輩はあかりちゃんのことが好きで」

ちなつ「でも結衣先輩はあかりちゃんにフラれて……」

ちなつ「いつも通りのごらく部が戻ってくるなんて、ありえませんよ」

ちなつ「別に誰が悪いっていうわけじゃなくて、ほんのささいなすれ違いが起きてしまっただけ」

京子「私たちの友情って、そんなにもろいものじゃないと思うよ」



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/05(木) 23:55:22.35 ID:/q9EzX280


あかり「…………」

ちなつ「いきなり立ち止まってどうしたの、あかりちゃん」

あかり「ごめん京子ちゃん、ちなつちゃん……先に帰ってて」

京子「いいけど……何するの?」

あかり「あかり、今日は結衣ちゃんの側にいたい」

ちなつ「告白断ったのに、そういう中途半端なことはしないほうがいいと思うけど」

京子「うーん、ちなつちゃんの言う通りだと思うぞ」

あかり「分かってる。でも……」

京子「ま、止めたりはしないけどさ。行こう、ちなつちゃん」

ちなつ「……はい」



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 00:01:56.40 ID:/q9EzX280


ちなつ「京子先輩、さっき私たちの友情はそんなに脆くないって言いましたよね」

京子「言ったよー。それがどうかしたの?」

ちなつ「先輩は今回のことにあまり関わりがないから、そんなことが言えるんですよ……」

京子「うーん、そうでもないんだよねー」

ちなつ「え?」

京子「だってさー、私はちなつちゃんのことが好きだし」

ちなつ「いや、京子先輩の好きと私や結衣先輩の好きでは違うんじゃ……」

京子「違わないんだな、これが。私は恋愛的な意味でちなつちゃんのことが大好きだよ。キスしたいなぁ……とか思ってるし」

ちなつ「京子先輩……?」



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 00:07:19.58 ID:eN2NMUns0


京子「ま、ちなつちゃんは結衣ラブだから諦めてるけどねー」

京子「でも、友達としてもちなつちゃんのことは大好き!」

京子「ちなつちゃんだって結衣のことを、結衣だってあかりのことをそう思ってるんじゃないかな」

ちなつ「いやいや……みんなが京子先輩と同じような考えっていうわけじゃないんでしょう」

京子「そりゃそうだけどさ……まぁ、なんとかなるって。マイペースでいきましょー」

ちなつ「はぁ……本当にお気楽ですね、京子先輩。まぁ先輩のそういう所、嫌いじゃないですけど」



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 00:18:40.39 ID:eN2NMUns0


――結衣の家

あかり(戻ってきたはいいけど、インターホンを鳴らす勇気がなかなか出ない……)

あかり(指がぷるぷる震えて前に進まないよぉ……)

あかり(…………)

あかり(あれ? 何か聞こえる……)

結衣「うぅっ……ぐすっ……」

あかり(結衣ちゃん……泣いてる)

結衣「あかり……胸が張り裂けそうなぐらい好きなのに……なんで、なんでだよぉ……うぅ、うわぁぁぁあんっ!」

あかり(ごめんね、ごめんね……)



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 00:23:41.30 ID:eN2NMUns0


あかり(あかり、結衣ちゃんのこと大好きだよ)

あかり(でも恋とかそういうのじゃなくて……)

あかり(…………)

あかり「そうじゃなくても、結衣ちゃんの告白を受け入れてれば……」

あかり「結衣ちゃんがこんなに苦しい思いをすることもなかったのかな」

あかり「あかりが、あかりが結衣ちゃんの恋人になってれば……!」

結衣「それは違うんじゃないかな」

あかり「結衣ちゃん!?」



87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 00:30:43.11 ID:eN2NMUns0



結衣「途中から声にでてたぞ」

あかり「えぇっ!」

結衣「まったく……盗み聞きとはあまり関心しないぞ」

あかり「ご、ごめんなさい! 盗み聞きしようとしたわけじゃなくて、インターホンを鳴らす勇気がなかなかでなくて……」

結衣「そんなことだろうとは思ったけどね」

あかり「少し、お話できるかな」

結衣「泣きすぎて多分ひどい顔してるから……このまま扉越しでいい?」

あかり「うん」



91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 00:45:54.56 ID:eN2NMUns0


あかり「結衣ちゃん……あかりと、付き合ってみない?」

結衣「…………」

結衣「さっきも言ったけどさ、私のためにっていうなら……それは何か違うと思うんだ」

結衣「そんな理由で付き合い始めても、きっと長続きしないよ」

あかり「そうかな? あかりはそういう理由でも、いいんじゃないかって思うよ」



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 00:51:38.83 ID:eN2NMUns0


あかり「あかりは結衣ちゃんのことが大好き。結衣ちゃんが悲しんでるよりは笑ってる方があかりは嬉しいの」

あかり「あかりと結衣ちゃんが付き合うことで結衣ちゃんが幸せになるなら、あかりもとっても幸せになると思う」

結衣「でもそれじゃああかりの気持ちはどうなるのさ。さっきから私のことばかり……」

あかり「結衣ちゃんが嬉しければ、あかりも嬉しいって言ってるのに……」

結衣「そんな考えじゃ私は納得できないぞ。二人とも幸せだとしても、私のことばかり優先しているじゃないか」

あかり「じゃあ、結衣ちゃんは逆のことを考えてくれればいいんじゃないかな」

結衣「逆?」



94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 00:57:51.01 ID:eN2NMUns0


あかり「あかりが嬉しそうにしてれば、結衣ちゃんは嬉しい?」

結衣「もちろんだよ……あ、そういうことか」

あかり「うん。あかりは結衣のことをたっくさーん考えて、結衣ちゃんはあかりのことをたっくさーん考えて……」

あかり「そうすれば、ふたりともとっても幸せになるんじゃないかな」

結衣「あかり……うぅ、うぅっ……」

あかり「え、ど、どうして泣くの結衣ちゃん!?」

結衣「何でだろ。嬉しいはずなのに、涙が止まらないや……」

あかり「結衣ちゃん……あ、あれ? 何で? あかりも、あかりも涙が止まらないよぉ……」



95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:01:49.37 ID:eN2NMUns0


あかり「へっくしゅん!」

結衣「あかり?」

あかり「うー、寒くなってきた。そろそろお部屋に入れてぇ」

結衣「あっ、ごめん。すぐに開ける」ガチャ

あかり「ぷっ……結衣ちゃんすごい顔してる」

結衣「あかりだって泣きすぎて顔が真っ赤だぞ」

あかり「もう、結衣ちゃんのいじわる!」

結衣「あかり……」

あかり「だ、だだだだだめだよぉ結衣ちゃん! キスはまだだめ!」

結衣「えぇっ、そんなぁ」

あかり「こういうものには段階があるんだよっ!」



98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:05:38.09 ID:eN2NMUns0


数時間後――

あかり「結衣ちゃん家にお泊りするの、久しぶりだなぁ。二人きりっていうのは初めてだね」

結衣「たまに京子が一人で泊まりに来るけどな」

あかり「そうなんだー。いいなぁ」

結衣「そこは嫉妬するところだと思うんだけど」

あかり「え?」

結衣「いや、なんでもないよ。それじゃ、電気消すぞ」

あかり「うん」



101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:13:23.54 ID:eN2NMUns0


あかり「結衣ちゃんの身体あったかーい」

結衣「あかりの身体も温かいぞ」

あかり「えへへ……誰かの身体を抱きしめて寝るなんて初めてだよぉ」

結衣「そうだな。緊張して眠れないかも」

あかり「明日は学校だから寝坊しないようにしないとね」

結衣「そうだな。おやすみ、あかり」

あかり「おやすみなさい、結衣ちゃん」



102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:18:10.48 ID:eN2NMUns0


次の日――

京子「おやおやー? お二人で登校とは仲が良いですなー」ニヤニヤ

ちなつ「あかりちゃん……これ、どういうことなのかなぁ?」

あかり「えっとね……」

結衣「私とあかりは付き合うことになったんだ」

ちなつ「ええええええええええええええっ!」

京子「おめでとー」



104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:26:49.56 ID:eN2NMUns0


ちなつ「くぅ……あかりちゃんが羨ましすぎるぅぅううっ!」

あかり「あはは……」

京子「大丈夫、ちなつちゃんには私がついてるから!」

ちなつ「…………」

京子「やっぱりスルーですか。厳しいねぇ」

ちなつ「ま、まぁ考えておいてあげますよ」

京子「えっ! 本当? やったー!」

ちなつ「考えておくって言っただけです。そんなに嬉しそうな顔しないでください」

京子「だって嬉しいんだもーん」

ちなつ「ったく、すぐに調子に乗るんだから京子先輩は……」



106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:30:43.52 ID:eN2NMUns0


結衣「朝から騒がしいなぁ、京子」

あかり「京子ちゃんらしいけどね」

結衣「まぁな。それじゃ……行こう?」

あかり「うん!」

あかり(結衣ちゃんの手は、あかりよりほんの少し大きくて、とっても温かくて……大好き)




107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:34:21.22 ID:eN2NMUns0


ちなつ「あ! あかりちゃんと結衣先輩……手つないでる!」

京子「なにー! よーし、私達も手をつなぐぞちなつちゃん!」

ちなつ「お断りします」

京子「えーっ! もう、恥ずかしがり屋だなぁちなつちゃんは」

ちなつ「別に恥ずかしいわけじゃないので」

京子「じゃあ繋ごうよ!」

結衣「おい……そろそろ置いてくぞ」

ちなつ「待ってくださいよ結衣先輩!」

京子「あぁっ! いきなり走らないでよちなつちゃんっ!」

あかり「京子ちゃんも早く早くー!」





                                           おわり



108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:35:03.50 ID:sep4NBR80



素晴らしい



109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:35:47.07 ID:/9IhDOh8O


乙!!


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:51:31.28 ID:HYJXuKXIO



結あか最高やね



115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 01:54:14.48 ID:AbQ8z+150



千歳「微笑ましいな~って、綾乃ちゃん?大丈夫?」

綾乃「え、ええ…ちょっと立ちくらみが…」

千歳「…ほ、保健室とか…行く…?」

綾乃「…い、いいわよっ」フラッ

千歳「…」

綾乃「…」



綾乃「としのーきょーこぉ…」ボソッ

千歳「綾乃ちゃん…」



116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:00:48.94 ID:AbQ8z+150


綾乃「はぁ…私はこんなにこんなに…!としのーきょーこのことが好きだったのに…」

綾乃「…どうしてなのよ…」グスン

千歳「…しゃ、しゃーないって、な?綾乃ちゃん。ぷ、プリンおごってあげるからその…」

綾乃「…千歳も!鼻血でなくなって辛いんじゃないのっ」

千歳「…そ、そうやなぁ…うちも最近調子悪いことは悪いんやけど…」

綾乃「…あああ、としのーきょーことしのきょーこどうしてあんな吉川さんと…」

綾乃「あんな吉川さんと!吉川さんは罰金バッキンガムよ…」グスン

千歳「せ、せやけど吉川さんのこと悪く言うたらあかんで綾乃ちゃん…だってこれは歳納さんが―…」

綾乃「…わかってるわよ!としのーきょーこが吉川さんずっと好きだったってことくらい!」

綾乃「…でも…!でも…!このままじゃ終われないわよ…っ」グスン

綾乃「こんなバッドエンドは罰金バッキンガムよ…」

千歳「…そうやなぁ。綾乃ちゃん…」

綾乃「…ん?」チラッ

千歳「…やりなおしたい?」



117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:09:35.50 ID:AbQ8z+150


綾乃「…や、やりなおせるものならやりなおしたいわよっ」

千歳「…うん、わかった。やりなおそっ、綾乃ちゃん」グイグイ

綾乃「えっ、ちょ、ちょっと千歳~?!」

千歳「…ついてきてついてきて!ええもんがあんねん!」




綾乃「な、なにこのでっかい装置…」

千歳「…みての通り、タイムマシンやで!」

綾乃「え、ええ~!? …エェー?!」ビックラタマゲタッ



綾乃「で、でもこんなものなんで千歳が…」

千歳「西垣先生から借りたねん!!今日一日は貸してくれるって!」

綾乃「そ、そう」

千歳「…どうする?綾乃ちゃん。過去に戻る?」

綾乃「も、戻るわよ! じゃ、じゃあとりあえず―」

千歳「…そうやな、じゃあ>>1の時間までもどろか」ポチットナっ



118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:16:54.13 ID:AbQ8z+150


~タイムスリップ・>>1~

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 19:02:39.28 ID:Zh/6kqVx0
結衣「ねぇ!あかり!あかり?!」

あかり「ゆ、結衣ちゃんと京子ちゃんがすきだよぉ…」

結衣「ほ、ほんとに?!」ウズウズ



ポンッ

綾乃「うわっとどっこいっ」

綾乃「…ってこ、ここは…?! ち、千歳…?」

千歳「…ワープ成功やな!」テクテク

綾乃「え、ええ…(まさか本当にタイムスリップできるなんて思わなかったわ…)」

綾乃「…で、ど、どうすればとしのーきょーこは吉川さんと―」

千歳「…そうやなぁ…」



119 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 2012/04/06(金) 02:20:13.55 ID:WfL0xAkcO


生徒会組の出番と聞いて


120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:21:38.91 ID:AbQ8z+150


綾乃「と、いうかそもそも何でごらく部同士が全員付き合ってるのよっ」

千歳「…そうやなぁ。あっ。も、もしかしたら綾乃ちゃん」

綾乃「ん?」

千歳「最初に付き合い始めた赤座さんと船見さんに、なんか秘密があるんかも!」

千歳「もしかしたらそれでバランスが崩れて歳納さんは吉川さんと~…ってのもあるかもしれん!」

綾乃「…! た、確かにそれは言えてるかも…!と、言うことはまず船見さんのフラグを折れば―」

千歳「…なきにしもあらずやねっ」ドヤァ

綾乃「よし!ならいくわよ~!千歳~!船見さんをバッキンバッキンガムよ!!」タッタッタッ



122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:27:07.66 ID:sep4NBR80


のっとりとは……
俺は一行に構わん



123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:28:08.71 ID:AbQ8z+150


~ごらく部~

結衣「あ、あかりって誰がすきなのっ」バッ

結衣「ねぇ!あかり!あかり?!」

あかり「ゆ、結衣ちゃんと京子ちゃんがすきだよぉ…」

結衣「ほ、ほんとに?!」ウズウズ

あかり「う、うん…」

結衣「…」ニヤニヤニヤニヤニヤ

あかり「(なんか結衣ちゃん…顔こわいなぁ…)」

結衣「あ、あかりっ」

あかり「な、何結衣ちゃん」

結衣「ほ、頬スリスリしていい?」


綾乃「話は聞かせてもらったわよ~!船見さん!」ガラガガラガラ

千歳「おじゃまします~」

結衣「…えっ??! えっ?! な、何で綾乃と千歳が…っ?!」

綾乃「頬すりすりなんて罰金バッキンガムよ!!船見さん!」バッキン



124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:32:47.24 ID:3ACjvUtS0


乗っ取りの乗っ取り?
なんかすげー



125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:38:49.06 ID:AbQ8z+150


結衣「ちょ、ちょ、ちょ…」

綾乃「船見さん?!」バッキン

結衣「ちょ、ちょっと待って綾乃、か、考えさせて」

結衣「(た、確か今日京子は日直の仕事…で、ちなつちゃんは今日は用事でごらく部に来れない)」

結衣「で、ごらく部によく来る綾乃と千歳は、今日はちょうど生徒会の仕事が立て込んでてごらく部来れない…)」

結衣「(…そういう日だからこそ、あかりとほんとに二人っきりになれる…と思って)」

結衣「(い、今からあかりにこ、告白するつもり…なんだけど)」

結衣「(もしかして私が日付の計算を誤った?! で、でも何回もカレンダーみて確認はしたし…)」

結衣「(う~ん…なんでだ、なんで綾乃と千歳が今日ここに…)」ウ~ンウ~ン…



126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:45:53.21 ID:AbQ8z+150


結衣「…ねぇ綾乃、ちょっと質問していい?」

綾乃「い、いいわよっ」

結衣「…生徒会の仕事は?どうしたの?」

綾乃「きょ、今日は休憩の日なのよっ」ヒヤヒヤ

結衣「…じゃあ明日は?」

綾乃「あ、明日はふつーにあるわよっ」ヒヤヒヤ

結衣「そ、そう…」


結衣「(おかしいな…確か明日は二年生の研究授業で、生徒会はないはず…)」

結衣「(…でも綾乃は明日生徒会ふつーにあるって言った…なんでだろ…)」

結衣「(…さすがに生徒会副怪鳥の綾乃が、生徒会の日程間違えるなんて…なぁ…)」ギロッ

綾乃「な、なによ船見さんっ」

結衣「…なんでもない」

千歳「…う、うちもなんでもないでっ」

結衣「…うん」



127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:52:05.29 ID:AbQ8z+150


あかり「…じゃ、じゃあちょっとあかりよくわかんないからトイレ行ってくるねっ」

結衣「ま、待って。い、一緒にいこっ。わ、私もトイレ行きたかったんだっ」

あかり「…じゃあいっしょにいこっか」ニコッ

結衣「う、うん」デレっ


ガラガラガラガラ…

千歳「…デレとるな、船見さん」

綾乃「ええ!と、いうことはこの時から完全に船見さんは赤座さんのことを…っ」

千歳「そうやね」

綾乃「…なんとしてもフラグをつぶなさいとっ!」



129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 02:56:47.60 ID:AbQ8z+150


~生徒会室~

櫻子「ムキーッ!杉浦先輩と池田先輩遅い~!」

向日葵「そうカッカしなさいな。先輩たちならもう時期きますわよっ」

櫻子「えーでももう30分以上も遅刻してるしー」ブーブー

向日葵「…すぐにきますわよ。…櫻子も手動かしなさいな。今日の仕事が終わりませんわよっ」

櫻子「ムキーッ!めんどくさいからやだー!」

向日葵「…まったく櫻子は」ヤレヤレ



130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 03:01:53.88 ID:AbQ8z+150


~お手洗~

ジャーッ…


あかり「えへへ、あかりおトイレ我慢してたからたくさんでちゃったよぉ」ニッコリ

結衣「お、おう(この表情のあかりもかわいい…)」ニヤニヤ

あかり「? 結衣ちゃんどうしたの?あかり今何か変なことした?」

結衣「い、いやべつにっ」

あかり「う、うん」

結衣「…」チラチラ

あかり「…?」

結衣「…」ジィーッ ニヤニヤニヤニヤニヤ

あかり「(今日の結衣ちゃん何か怖いよぉ…)」



131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 03:07:22.85 ID:AbQ8z+150


結衣「…ねぇあかり、あかり…てさっ、私のこと…好き?」

あかり「うん(友達として)だいすきだよぉ」ニッコリ

結衣「ほ、ほんとに?!」

あかり「うんうん!」

結衣「…えへへ」バッ

あかり「ちょ、ちょっと結衣ちゃん?!て、手首つかまないでよっ」

結衣「…えへへ、えへへ…」ズルズル

あかり「ちょ、ちょっと結衣ちゃん?! …お、おトイレはさっき行ったしだいじょB」


ガチャン



132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 03:13:16.07 ID:AbQ8z+150


あかり「ちょ、ちょっと結衣ちゃん何やってるの?!どいてよぉ!」

結衣「…えへへ、えへへ」エヘヘ

あかり「ちょ、ちょっと結衣ちゃん?!」

結衣「…頬すりすり」

あかり「…?」チラッ

結衣「…ほ、頬スリスリさせてくれたらここどいてあげるよ」ニッコリ

あかり「…わ、わかったよぉ…ほ、頬スリスリしていいよ」

結衣「…えへっ、えへへ、えへへ」スリスリスリスリスリスリ

あかり「…、…」

結衣「(やっぱりあかりはかわいいなぁ)」デレデレ

結衣「(一生くっついていたいくらい…)」デレデレ



133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 03:19:51.15 ID:AbQ8z+150


結衣「ね、ねぇあかり」スリスリスリスリ

あかり「な、なに結衣ちゃん」

結衣「き、ききききききキス、とかしないっ?」

あかり「…えっ?」

結衣「…あ、あかりって私のこと好きじゃないの?」

あかり「だいすきだよぉ」

結衣「じゃ、じゃあキスしようよっ」

あかり「えっ」

結衣「えっ」


あかり「(…えっ?さ、最近は友達同士でキス…とか普通なのかな…)」

結衣「(なんだよあかり…それって結局私を恋人としてみてくれてないってことじゃんか…)」ウルウル



134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 03:27:52.08 ID:AbQ8z+150


結衣「…ね、ねぇあかり、あかりって私のことほんとにすきなの?」

あかり「だいすきだよぉ」

結衣「恋人として?友達として?」

あかり「こ、こい…びと?あかり女の子同士の恋はよくわかんないや」

結衣「そ、そう…」


結衣「…」タッタッタッタッ…

あかり「あっ!ちょっと結衣ちゃん?!待ってよぉ」タッタッ…


結衣「(…やっぱりあかりは、私の事恋愛対象にみてくれてないんだ…)」グスン

結衣「(なんで…なんでなんだよ・・・・っ!ああ、ああああ!!!)」タッタッタッ



~ごらく部~

綾乃「…二人ともトイレ遅いわねっ」

千歳「そうやね。暇やね」

綾乃「ええ」



135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 03:34:51.89 ID:AbQ8z+150


ガラガラガガラ

千歳「おっ。帰って来たんとちゃう?」

綾乃「ええ」ワクワク

結衣「…」テクテク

綾乃「(船見さん…ずいぶんと目が赤いわね)」ボソッ

千歳「(赤座さんにふられたんとちゃう?)」ボソッ

綾乃「(ええ、そうねっ。これで船見さんと赤座さんのフラグはバッキンバキバキよ!)」ボソッ

千歳「(うんうん)」ボソッ


結衣「…じゃ、あかりがきたら先帰ったって、いっといて」

綾乃「ええ!」

結衣「…ばいばい…」テクテク


ガラガラガラ…


綾乃「…どうやら作戦は大成功みたいね!!!!」ドヤァ

千歳「そうやねっ!!この調子やね!!」



136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 03:48:06.49 ID:AbQ8z+150


~次の日~

あかり「…」ドンヨリ

ちなつ「…あかりちゃん?どうしたの?」

あかり「ちょ、ちょっと寝不足で―…」

ちなつ「そ、そう」

あかり「うん…」ドンヨリ

ちなつ「(あかりちゃん何かあったのかな…)」


~放課後・ごらく部~

京子「よーし!今日は一番乗りだなっ!」

ちなつ「あれっ、京子先輩、結衣先輩は?」

京子「結衣―…は、今日は学校来てないみたいですね」

ちなつ「そ、そうですか…チーナショックですぅ…」ガーン

京子「ちなつちゃんには私がいるじゃないか!さあ!飛び込んできたまえこの胸に~!」

ちなつ「お断りします!!」



138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 03:56:43.72 ID:AbQ8z+150


京子「それにしてもあかり遅いな~。何してるんだろ」

ちなつ「う~ん掃除当番でもないし…何してるんですかねー」ズズズーッ

京子「う~ん…」ズズズーッ


ちなつ「…そういえば、今日何で結衣先輩学校休んでるんですか?」

京子「う~ん、詳しくは聞いてないけど」クルッ

ちなつ「はい」

京子「病気とかそんなんじゃないみたいだよ~。昨日電話かけても咳とかしてなかったし」

ちなつ「へぇ~。じゃあ何で結衣先輩休んでるんですかね?」

京子「さぁ~な~?」



139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:00:44.43 ID:AbQ8z+150


~結衣の部屋(一人暮らしver)~

結衣「…ううう…うう…」

結衣「なんであかりは…なんであかりは…私の事…恋愛対象にみてくれないんだよ…」

結衣「…女が女を好きになる…って、そんなにありえないこと…なのかなぁ…」

結衣「…はぁ」ウルウル

結衣「あかり…あかり…あかり…あかり…あかりぃ…」グスン

結衣「ぁぁ…ぁ…かりぃ…こんなにすきなのに…どぉして…」グスン

結衣「…」ウルウル



140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:07:32.52 ID:AbQ8z+150


~ごらく部~

ガラガラガラ…

あかり「…みんなあっかり~ん…」どよーん…

京子「うわっ!あかり、どうしたの!!そのテンション…!」

あかり「…えへへ、えへへ…」

ちなつ「あかりちゃん、今朝からずっとこの調子なんですよ」

京子「そーかー」

あかり「…えへへ、えへへ…」

京子「…あかり、結衣と何かあった?」

あかり「え、あ…な、なんでもないよっ」ヒヤヒヤ

ちなつ「(あったんだ…あかりちゃん嘘言うの下手だなぁ…)」ボンヤリ

京子「…昨日結衣と、なんかあったんだな?」

あかり「な、なんでもないって!」

京子「ほらほら~!なんでも相談したまえ~?!この京子様がどんな無理難題でも解決に―」

あかり「…からかわないでよ!!」



141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:15:16.18 ID:AbQ8z+150


京子「…じゃあなんなのさ。結衣が学校休んで、あかりがそんな顔してる理由」

あかり「そ、それは…」

京子「…言えないような、こと…なの?」

ちなつ「…」ジィーッ

あかり「…」コクッ

京子「…そう」

あかり「…うん。みんな…ごめん…ね?」ウルウル


京子「…結衣ん家いこう!」

あかり「え、で、でででもぉ…」ウルウル

ちなつ「ええ!」



142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:17:26.17 ID:AbQ8z+150


京子「…あかり、何であかりと結衣がああなってるかは知らないけど…」

あかり「うう…」ウルウル

京子「…仲直り、しようぜっ」

あかり「で、でも…それでもあかりは…あかりはやっぱり…!」

京子「…うんうん。わかった、わーったからはやく結衣ん家いくぞ~!お~!」

ちなつ「お~!」

あかり「お、お~…。…」



143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:24:39.15 ID:AbQ8z+150


~生徒会室~

綾乃「じゃあ今日の仕事はこれこれこれとあーでこーで、で、頼んだわよっ」

千歳「堪忍な~?今日はほんまごめん~うちら用事やね~んおさき~」

向日葵「わかりましたわ」

櫻子「…」ぷすーっ



櫻子「ああもう!二日連続杉浦先輩と池田先輩がいない!仕事が進まない!」

向日葵「しょうがありませんわ。先輩方にもどうしても外せない用事だったんじゃありませんの?」

櫻子「…そ、そりゃー…そう…だと思うけどさ~」プンプン

向日葵「こらっ。櫻子。そちらの束だけ進みが遅いですわよ」

櫻子「キィーッ!向日葵のおっぱいばか~!」

向日葵「おっぱいばか?!ばかとはなんですばかとは~~!」

櫻子「やったな~?!!」



144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:28:26.65 ID:AbQ8z+150




ピンポーン ピンポーン…

京子「あれっ…おっかしーなぁ…結衣でないや」

ちなつ「う~ん、チーナ心配です~」

あかり「あ、あかりも心配だよぉ…」ウルウル

京子「携帯に何度かけてもつながんないし、どうしちゃったんだろ結衣…」

ちなつ「…、…」ドンヨリ

あかり「…」シュン…

京子「しょーがないなー。今日はもうかえろっか~。な~…」

ちなつ「ええ…」

あかり「う、うん…」



145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:34:06.90 ID:AbQ8z+150


ェウ…

あかり「?!」ビクッ

京子「ん?どったのあかり~」

ちなつ「あかりちゃん?」

あかり「(こ、これってもしかして―結衣ちゃんの泣いてる声―かなぁ…?)」

あかり「(…でもぉ…いやだよぉ今結衣ちゃんに会ったりなんかしたら…帰ってきまずいよぉ…)」

京子「? あかりはやくかえるぞ~」

あかり「(…でも!やっぱりこのままじゃ…あかり…なんか…いや!)」

あかり「(女の子が女の子好きになってたからって…そんなの…そんなの…)」

あかり「(やっぱり結衣ちゃんの気持ちにちゃんと答えてあげたいよぉ…)」

ちなつ「…あかりちゃん?」

あかり「…やっぱいいや。先行ってて」

京子「お、おう」

ちなつ「ええ」



146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:39:59.77 ID:AbQ8z+150




あかり「…結衣ちゃん」

あかり「…結衣ちゃん…今私、結衣ちゃん家の前だよ、っと…」メルメル…

あかり「…、…」

あかり「(女の子が女の子を好きになる…って、よくわかんないけど…)」

あかり「(でも…好きなのは同じだから…ちゃんとあかりもこたえてあげたいよぉ…)」

あかり「(あかりは…あかりは…結衣ちゃんのことが…っ)」ドキドキ


ガチャン


結衣「…あ、あかりぃ…?」ポロポロ

あかり「結衣ちゃん?!」



149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:49:14.16 ID:AbQ8z+150


~物陰~

綾乃「ふぅ!やっと追いついたわね!ここが船見さんの家の前…」コソコソ

千歳「そうやな。ここが正念場やな、綾乃ちゃん!」

綾乃「ええ!ここのフラグ…さえ立たなければ、としのーきょーこは吉川さんなんかには…!」

千歳「うんうん」



あかり「あ、あのねっ。あのねっ」

結衣「…あか…り…やっぱ…り…わ、私のこと…す、すきじゃ…」ポロポロ

あかり「…あ、あかりはだいすきだよ!? 結衣ちゃんのこと!」

結衣「…と、ともだち…と…し…て…だろ?」ウルウル

あかり「う、うん…」

結衣「…あ、あああ…」ポロポロ

あかり「結衣ちゃん…」



150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:52:47.20 ID:AbQ8z+150


結衣「…やっぱり…あかり…は私の事…恋人として好きには…なって…」

あかり「…ご、ごめん…」

結衣「うう…ううう…」ウルウル



綾乃「やった!やったわよ!」

千歳「うんうん。あとは歳納さんだけやな。歳納さんとこみにいく?」

綾乃「ええ!」サササッ



あかり「あ、あかりは…その、やっぱり女の子が女の子を好きになること、よくわかんないの」

結衣「うう…そう…だよ…な…。ごめん…ごめん…あかり…」

あかり「でもね?結衣ちゃん。好きじゃないけど、なんていうか。その…その…」



151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 04:53:28.47 ID:9PCc/0i30


こっちのカップルの邪魔をしようとせずに、今のうちに京子に直接行けばいいのに……
流石はヘタレの綾乃ちゃんや



155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 05:06:27.35 ID:AbQ8z+150


あかり「結衣ちゃん、あかりに好きって言ってみてよ」

結衣「…あかりぃ…だいすきだぁ…だいすき…すき…」グスン

あかり「えへへ。何だかぽかぽかな気分になっちゃった」エヘヘ

結衣「…あ、あかり…ぃ?」ウルウル

あかり「…あかり、その、なんていうか、人を好きになるって、よくわかんないの」

あかり「でも…、昨日からずーっと、ずぅーっと、結衣ちゃんのこと考えてると」

あかり「何だか胸がドキドキするの。それで、今好きって言われたらすごいぽかぽかな気持ちになっちゃった」

あかり「…これは…その…なんなのかあかりにはよくわかんないよぉ」

あかり「だから…あかり、結衣ちゃんのこと、なんていうか、その…その…」

結衣「…い、今すぐには言えない、…ってこと?」グスン

あかり「う、うん…だ、だから…その…」

結衣「…うん。わかった…。待つ…待つよ…」グスン

あかり「ご、ごめん結衣ちゃん…」



156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 05:11:18.06 ID:AbQ8z+150


結衣「…それは絶対恋だと思うんだけどなぁー…」ボソッ

あかり「…結衣ちゃん?!何か言った?」

結衣「な、なんでもっ。あっ、そうだプリン焼いたんだ、食べてかない?」ニッコリ

あかり「うん!」




ちなつ「結衣先輩大丈夫ですかね~」

京子「大丈夫大丈夫!結衣とあかりの事だし、明日には仲直り仲直り!」

ちなつ「…だといいんですけどね~…」

京子「…ちなつちゃんはやっぱり私より結衣のほうがいい?」

ちなつ「当たり前です!」



158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 05:20:16.99 ID:AbQ8z+150


~物陰~

綾乃「ふう!こっちも着いたわね!きっとこっちも完璧なはずよ!」

千歳「せやな!」



京子「…ちなつちゃんは、結衣の事、ものすごく心配?」

ちなつ「心配です!結衣先輩がいなくなったら、私どうすれば…」ウルウル

京子「…そっか。…じゃあ今、寂しい?」

ちなつ「ちょ、ちょっとは…その…寂しい…です」

京子「…だったら私の胸に飛び込んできたまえちなつちゃーん!」デデン!

ちなつ「…、きょ、今日だけですからっ」

京子「へへっ」

ちなつ「きょ、今日だけですからっ」ギューッ

京子「うんうん」ギューッ

ちなつ「…、…」ギューッ



159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 05:24:41.53 ID:AbQ8z+150


京子「…あ~。やっぱりちなつちゃんは温かいな~」ポカポカ

ちなつ「わ、私が厚着してるからじゃないんですか?」

京子「…うんうん?違うよ?ちなつちゃん抱きしめてると…なんていうか、体の芯から温かいんだ」

ちなつ「そ、そーですか?」

京子「ち、ちなつちゃんは…ど、どう」

ちなつ「…温かいですよ?京子先輩って意外に体の線細いんですね~」サワサワ

京子「こ、こらっ ちなつちゃん、へ、変なとこさわらないでっ」ゴワゴワ

ちなつ「♪」

京子「…、…」ギューッ

ちなつ「…」ギューッ

京子「…手、とかさ、つないで帰らない?今日」

ちなつ「え~。もうちょっとギューってしてからでいーです」



162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 05:38:15.08 ID:AbQ8z+150


京子「…、…」ポカポカ

ちなつ「♪」ポカポカ…

京子「…ほ、惚れた?私に!」

ちなつ「だ、だから今日だけですってばー!」

京子「うわ~!デレた~!ちなつちゃんがデレた~!…で、私のこと、好きになった?」

ちなつ「ま、まあちょっとは。ちょっとはですよちょっとは!!」カァーッ

京子「うわ~!デレた~!ちなちゅがデレた~!」ニッコリ



綾乃「えっ。こ、これって…」

千歳「あかん。ふ、フラグ立ってしもた」

綾乃「ど、どうすればフラグを…」

千歳「…綾乃ちゃん。これは…もうあきらめるしか…ないで…」カタポン

綾乃「そ、そうね…。…。…。…。…」



163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 05:47:13.81 ID:AbQ8z+150


ちなつ「きょ、きょーこせんぱいっ」タッ

京子「な、なに?」

ちなつ「や、優しくしてくれたごほーびに、キスしてあげます!」チュッ

京子「?! ん…」

ちなつ「…きょ、今日だけですからねっ///」

京子「あ、ありがと…」デレデレデレ



綾乃「ああもう!ディープキスまでしちゃったじゃにゃい!!」グスン

千歳「こらこら綾乃ちゃんあんまり大きな声だしたら、歳納さんにバレ―」


京子「あっ。綾乃じゃん。そこで何してんの?」

綾乃「えっ、あっ、あっ、ああああー!!」タッタッタッ

千歳「ほなまたな~?」タッタッタッ

京子「?」



164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 05:55:42.05 ID:AbQ8z+150



綾乃「ああもう!あんなんじゃとしのーきょーこと吉川さんが付き合うまで秒読みじゃない!」

千歳「しゃ、しゃーないなぁあればっかりは…もう…」

綾乃「ああもう!タイムスリップした意味がないじゃない!」バッキンバッキン

千歳「せやなぁ。もしかしたらな?綾乃ちゃん?人の恋路は邪魔したらあかんとかそういうことなんかも―」

綾乃「ああもう!やり直すわよ!私は!待ってなさいとしのーきょーこー!!」

千歳「う、うん…」


~生徒会室~

櫻子「ああもう!今日もぜんっぜん仕事が終わりそうにない!」イライラ

向日葵「…そうですわね…」グッタリ



165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 06:02:47.17 ID:AbQ8z+150


櫻子「あ~もう、疲れた疲れた~!」

向日葵「…そうですわね。ちょっと一息いれ―」ガタッ

櫻子「うわ~!だっせー向日葵転んでやんの~!」

向日葵「…さ、櫻子、こ、これって…?!」

櫻子「うわっ なにこれ」

西垣先生「…そうだ。タイムマシンだ」スッ

向日葵「(急にでてきたからびびりましたわ…)」

西垣先生「そうだ。これはタイムマシンだ。もっぱら試作品だけどな」

櫻子「おーすげー!使ってみてもいいですか?」

西垣先生「ああ!」

向日葵「さ、櫻子が行くなら私もいきますわっ」マスワッ



166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 06:09:36.59 ID:AbQ8z+150


櫻子「それでせんせーせんせー、これっていつくらい前までタイムスリップできるんですか?」

西垣先生「う~ん、試作品だからな。まあ一か月くらいかな」

櫻子「一か月か~へぇ~すげぇ~!」

西垣先生「ま、このタイムマシンに乗っても過去は変えられないけどな!」

向日葵「そ、そうなんですか…」

向日葵「(なんだか哲学的なものを感じますわ…)」

櫻子「よし~、じゃあえっとね、えとね…二日前に戻りたいです!」

櫻子「杉浦先輩と池田先輩がいる時間軸なら、仕事も楽そうだし!」

向日葵「いいですわね。それになさい!」ワクワク

西垣先生「…おし、っと。じゃ、何かあったらすぐ戻ってくるんだぞ?」

櫻子「はい!」

向日葵「わかりましたわ!」


              >>1に戻る    おわり



167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 06:14:21.51 ID:AbQ8z+150


補足:
本編(>>1~)↓
↑    綾乃ちゃんタイムスリップ
↑     ↓
櫻子タイムスリップ(二日前へ)


無限ループへ!


実はこのスレ立てた>>1だけど乗っ取り返ししたたたたたっwwww
乙ですたwww



168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 06:22:07.24 ID:/9IhDOh8O


まさかの乗っ取り返しかwww
いずれにしても体制はこのままなのね



169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 06:30:06.91 ID:9PCc/0i30


まさかの>>1かw
乙でした



170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 06:32:21.37 ID:czwaE0go0


結あかも京ちなもいいよね!


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