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向日葵「さくひま、ひまさく」櫻子「短篇集だよPart2」【ゆるゆり】

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:42:53.42 ID:CyB6u6mu0


①:向日葵「櫻子のメアドが欲しい!」

向日葵「櫻子とメールがしたい!」

向日葵「・・・でも、今更メアドを聞くのは恥ずかしいですわ」

向日葵「だからといって、吉川さんに聞いて櫻子のメアドをGETするのは反則ですしね・・・」

向日葵「・・・何かきっかけはないかしら?」





関連スレ
向日葵「さくひま、ひまさく」櫻子「短篇集だよ」【ゆるゆり】



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:43:46.28 ID:CyB6u6mu0


ちなつ「ん?向日葵ちゃん今さっきから何をブツブツ言ってるの?」

向日葵「い、いえ何でもないですわよ?」ホホホホホ

ちなつ「?」



あかり「あっ、櫻子ちゃん新しい携帯に変えたんだー?」

櫻子「あかりちゃん、しっ」

あかり「あっ、先生に聞かれると募集だもんね、ごめんねぇ~」

櫻子「うんうん、放課後にごらく部の部室で見せてあげるね」



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:45:44.79 ID:CyB6u6mu0


向日葵「櫻子?今日の放課後は生徒会の仕事がありますわよ」

櫻子「ひ、向日葵!急に喋りかけるな!」

ちなつ「あっ、その携帯・・・へぇ~」ニヤニヤ

櫻子「ちなつちゃん!?」

あかり「どうしたの?ちなつちゃん」

ちなつ「実はあの携帯ね・・・」ゴニョゴニョ

あかり「あっ・・・//」かぁ~

櫻子「ち、ちげーし!//」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:47:42.26 ID:CyB6u6mu0


向日葵「?櫻子の携帯がどうかしましたの?」

櫻子「なんでもねーし!」

向日葵「櫻子?クッキーいります?」

櫻子「いる!もぐし!うめぇ!」

向日葵「えーと櫻子の携帯は」ゴソゴソ

櫻子「しまった!もぐし!止められない美味しさ!」


向日葵「え?この携帯・・・」

櫻子「あ・・・//」カァー

向日葵「普通の携帯ですわね・・・?」

櫻子「え・・・・」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:49:38.46 ID:CyB6u6mu0


ちなつ「向日葵ちゃん、この携帯に見覚えない?」ニヤニヤ

向日葵「そうですわね、私の携帯と同じ機種ですので見慣れてますが?」

ちなつ「ね?おそろいだね?」

向日葵「っ//」ボンッ

櫻子「あぅ・・・//」


向日葵「ま、まぁ?この携帯は使いやすいですし?頭が悪い櫻子には、ちょうどいいんじゃありませんの?」

櫻子「な、何を!向日葵だって同じ携帯使ってるくせに!バカにするな!!」


向日葵「ぐぬぬぬ」バチバチ
櫻子「ぐぬぬぬ」バチバチ


あかり「やっぱり、仲が良いねー」

ちなつ「そうだね、いい加減くっつけばいいのに」



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:51:34.80 ID:CyB6u6mu0


②:櫻子「向日葵のメアドが欲しい!」

櫻子「向日葵のメアドが欲しい・・・」

櫻子「・・・でも、今更メアドは聞きづらい・・・」

櫻子「だからといって、あかりちゃんに聞くのも、なんか負けた気がして嫌!!」

櫻子「・・・せっかく新しい携帯買ったのになー」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:53:50.90 ID:CyB6u6mu0


撫子「あんた、ほとんどひま子にべったりなのに、これ以上何を話したいの?」

櫻子「ね、ねーちゃん聞いてたの!?」

撫子「そりゃ、私の目の前で独り言話していれば、嫌でも聞こえるよ」

櫻子「ねーちゃん!何かいい方法ないかな!?」


撫子「隣同士だし、いつでも連絡できるんだから、いらないよ。私は知ってるけど」

櫻子「ねーちゃん!メアド知ってるの?・・・ぐぬぬぬぬ」

撫子「一応言っておくけど、教えないからね」


撫子「個人情報だから、他の人には教えられないし・・・ちなみに、私は電話番号も知ってるけどね」

櫻子「ぐっ・・・ぐぐぐぐぐぐ!!」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:55:40.66 ID:CyB6u6mu0


撫子「えーと・・・『櫻子がメアド欲しがってるよ?』っと送信」メルメル

櫻子「え?」

撫子「欲しかったんでしょ?ひま子にメールしておいたよ」

櫻子「えぇぇぇ//」


櫻子「うわぁぁぁ!欲しくなんてねーし!欲しくなんてねーし//」ゴロゴロゴロ

撫子「そんな嬉しそうにして、いい事やった後のジュースは美味しいね」ズズズ



向日葵「櫻子!!」バーン

撫子「メールを送って12秒か・・・早いねひま子」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:57:31.97 ID:CyB6u6mu0


向日葵「し、仕方ありませんから、しょうがなく、私の番号とメアドを書いた紙を差し上げますわ//」

櫻子「べ、別に嬉しくなんかないけど、お礼だけは言っておくね//」プイ

向日葵「今回だけなんですからね//」プイ


撫子「・・・あれ?ひま子帰るの?」

向日葵「ええ、楓が風邪を引いていて、看病をしないと・・・」

撫子「それは呼んだりして悪かったね、何かあったら手伝うから呼んでね」

向日葵「ええ、それじゃ」

花子「ねーちゃん、行ってくるし!」

撫子「・・・あれ、花子?・・・まぁいいけど」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:59:38.76 ID:CyB6u6mu0


櫻子「えへへへ//メアドGETしちゃった//えへっへへ//」

撫子「良かったね櫻子」

櫻子「ねーちゃん!ありがとう!じゃあ私もう寝るね!」

撫子「あれ?まだ、9時だよ?」

櫻子「部屋でメール送るの!」

撫子「ああ、気合入れて送るんだよ、おやすみ」



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:01:44.53 ID:CyB6u6mu0


撫子「ふわぁぁ~、もう朝か・・・そういえば、花子帰ってきてないね、あとで迎えに行こう」

撫子「櫻子~朝だよーって、もう起きてる!?」

櫻子「あっ、おはよう・・・ねーちゃん・・・」どよーん

撫子「・・・もしかして、寝てないの?」

櫻子「う、うん・・・」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:03:40.79 ID:CyB6u6mu0


撫子「まったく、メールが楽しいのはわかるけど、朝までやるのはどうかとねーちゃんは思うよ?」

櫻子「・・・ごめんなさい」

撫子「こりゃ、ひま子にも一言言っておかないと・・・」

櫻子「ちっ違う!向日葵は関係ないの!」

撫子「メールの相手はひま子でしょ?」

櫻子「い、いや・・・あの・・・」

撫子「?」



櫻子「メ、メールの文面を考えてたら・・・その朝になってて」

撫子「はぁ?」

櫻子「だ、だって、初めてのメールだし・・・なんて送ったらいいかわからなくて!!」

撫子「・・・はぁ~、ほら顔洗って、朝ごはん食べよう」

櫻子「うん」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:05:38.69 ID:CyB6u6mu0


向日葵「櫻子ー迎えに来ましたわよー」

櫻子「おはよう向日葵」

撫子「っって、ひま子クマがすごいよ!!」

向日葵「ちょっと一睡もできなくて・・・」

撫子「そんなに楓ひどかったの?花子から聞く話だとそうでもなさそうだったのに・・・」


向日葵「いえっ・・・その・・・」チラッ

櫻子「?」

撫子「お前もか!?」

向日葵「え?」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:07:30.30 ID:CyB6u6mu0


撫子「・・・櫻子からのメール待ってたんでしょ?」

向日葵「い、いえ、あのそんな事//」カァー

櫻子「え//」

撫子「はいはい、私は学校に行きますから、あとは若い二人でごゆっくりと」



向日葵「さ、櫻子!?違いますのよ!」

櫻子「あぅ//」

向日葵「というか、あなたなぜメールをくれなかったの!?」

櫻子「お、送ろうと思って文面考えてたら、朝になってたの!」



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:09:36.09 ID:CyB6u6mu0


向日葵「は、はぁ?//」

櫻子「ち、ちげーーーしーーーーー!!」


向日葵「し、仕方ありませんわね!今日は私が送るから、メアドと番号を教えなさいな!」

櫻子「ぐぬぬぬ、私が送るの!」


向日葵「だったら」

櫻子「どっちが早く送れるか」

向日葵&櫻子「勝負!!」バチバチバチバチ




■次の日

向日葵「また、朝を迎えて・・・」ぐてー

櫻子「メールはもう勘弁・・・」ぐてー



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:11:40.93 ID:CyB6u6mu0


③:向日葵「櫻子の検尿!?」

向日葵「ちょっとした手違いにより、櫻子の検尿を手に入れてしまいましたわーー」

向日葵「どうしましょう!どうしましょう!とりあえず匂いでも・・・」クンクン

結衣「古谷さん・・・何やってるの?」

向日葵「ひぃ!船見先輩!!」



結衣「ん?何を持ってるの?」

向日葵「あっ、これは、その・・・櫻子の検尿ですわ・・・ちょっと落ちてまして」

結衣「そうなんだ」

向日葵「はい!そうなんです!」



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:13:43.53 ID:CyB6u6mu0


結衣「・・・で、今何をしようとしてたの?」

向日葵「え?あの・・・そのですね!櫻子の健康状態が気になりまして!!」

結衣「・・・」

向日葵「そ、それで、仕方なく、匂いを嗅ごうかと!あくまでも櫻子の為に!」

結衣「古谷さん?」

向日葵「あ、その・・・ごめんなさい!つい出来心で!」

結衣「まったく、健康状態を知りたいなら、味を確かめないと!!!!!」



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:15:41.95 ID:CyB6u6mu0


向日葵「え・・・・?」

結衣「古谷さんはわかってないね・・・私なんて、毎週京子のを確認してるよ!」

向日葵「あ・・・・あぁぁぁ」ポロポロ

結衣「気づいてくれたかな?」

向日葵「あ、あなたは素晴らしい!素晴らしいですわ!私感動いたしました!!」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:17:32.67 ID:CyB6u6mu0





結衣「さぁ、一緒に」



向日葵・結衣「Let's in 尿 生活!!」バーン



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:19:39.87 ID:CyB6u6mu0


向日葵「」グビグビ

結衣「一気、一気」

向日葵「」プハァ~

結衣「・・・どうだった?」


向日葵「甘かったですわ」

結衣「うんうん」

向日葵「あと、炭酸が入ってましたわね」

結衣「うんうん」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:21:26.08 ID:CyB6u6mu0


向日葵「・・・以上ですわ」

結衣「初めてにしては上出来だね」ニコッ

向日葵「炭酸が気になりますわね・・・」

結衣「だったら、すぐ大室さんに報告だ!健康状態が損なわれているかも!」

向日葵「船見先輩ありがとうございました!このご恩は一生忘れませんわ!」



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:23:30.59 ID:CyB6u6mu0


向日葵「櫻子ーーー」バタバタ

櫻子「向日葵?廊下を走るのは禁止!!」

向日葵「櫻子!検尿の事なんですが・・・」

向日葵(あっ!・・・櫻子になんて説明を!?・・・ふ、船見先輩!助けてください!)



櫻子「・・・あ、バレちゃった?」

向日葵「え?」

櫻子「実はオロナミンCなんだよね」テレッテー

向日葵「ぶっ!!な、なんて物を入れてますの!飲んじゃったじゃない!」


櫻子「・・・え?飲んだの?」

向日葵「あっ、いや・・・言葉のあやで・・・」



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:25:33.48 ID:CyB6u6mu0


櫻子「実は私も向日葵のをちょっと舐めちゃったんだ」

向日葵「えぇ!?」

櫻子「向日葵も同じ気持でいてくれたんだね?・・・嬉しい//」


向日葵「櫻子ーーー//」

櫻子「向日葵ーーー//」

綾乃「∵」


結衣(良かったね・・・古谷さん・・・)



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:27:28.63 ID:CyB6u6mu0


④:西垣「人間の赤い糸が見れる薬ー!」櫻子「!?」

櫻子「にしえもーん」

西垣「なんだい?大室くん」

櫻子「向日葵に好きな人がいるらしいんだ~」

西垣「ほほぅ・・・それで?」

櫻子「?」ハテ?

松本「・・・」

西垣「ほほう、松本は物知りだなー、さすが生徒会長だ」

松本「・・・」b

西垣「わかったぞ、大室!古谷の好きな人が知りたいんだな?」

櫻子「ち、ちげーし!そ、そんなわけないもん//」

西垣「ふふふふ、まぁそういう事言うな!便利キャラとしてパワーアップした私は一味ちがうぞ!」



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:29:47.40 ID:CyB6u6mu0


櫻子「・・・え?前より美味しいんですか?」

松本「!!」ギロッ

西垣「ち、違う!松本そんな目でみるな!」

松本「・・・・!!」プルプルプル

西垣「違う!私と大室はそんな関係じゃない!」

松本「!!」

西垣「それに最近は、ずっと松本と一緒にいたじゃないか・・・大室と一緒にいる時間なんてなかったさ」

松本「・・・//」カァー

西垣「だろ?・・・ほら、冷静に考えろ、大室は『一味』というのに反応しただけさ」

櫻子「パワーアップした和菓子はどこにあるんですか!?」キョロキョロ

松本「」

西垣「な?」



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:31:36.50 ID:CyB6u6mu0


松本「・・・」ペコリ

西垣「ふ、言うな・・・ヤキモチを焼かれて嫌な気分じゃないしな」ニヤニヤ

松本「//」カァー

櫻子「モチ!お餅があるんですか!?」ジュルリ

西垣「・・・頼むから、空気を読んでくれ」

松本「・・・」



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:33:31.99 ID:CyB6u6mu0


向日葵「櫻子!」バーン

櫻子「向日葵!?」

向日葵「まったく、こんな所にいましたのね?どれだけ探したと思いますの!」

櫻子「私がどこにいようが、向日葵には関係ないだろ!」

向日葵「はぁ!?今日は七森喫茶のケーキを食べたい!って櫻子が言うから探してましたのに!」

櫻子「あっ、そうだった!早く行こう!向日葵!」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:35:26.25 ID:CyB6u6mu0


向日葵「はぁ~・・・まったく仕方ありませんわね」

西垣「あっ、古谷」

向日葵「はい?何でしょう、西垣先生」

西垣「さっき大室が古谷ともっと一緒にいたいと愚痴ってたぞ、もっとべったり一緒にいた方がいいんじゃないか?」

向日葵「なななな//」カァー

櫻子「先生!何を言ってるんですか!?」

向日葵「あなた!何を相談してますの!?・・・というか、1日の大半は一緒だというのに・・・」

櫻子「ち、ちげーーーーーしーーーー!!」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:37:33.79 ID:CyB6u6mu0


向日葵「まぁ、どうしてもというなら、一緒にいてあげないこともないですけどね//」プイ

櫻子「べ、別に一緒にいたいわけじゃないけど、向日葵は私の下僕だから、一緒にいないとダメなんだからね//」プイ


西垣「ほほう」ニヤニヤ

松本「・・・」

西垣「さっきのささやかな仕返しさ、これで私と松本を邪魔する者もいなくなるな」

松本「//」カァー



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:39:40.20 ID:CyB6u6mu0


⑤:西垣「とても綺麗になる薬ー!」向日葵「!?」

向日葵「にしえもーん」

西垣「なんだい?古谷くん」

向日葵「櫻子が最近『あかりちゃん可愛い可愛い』って言ってるんですの!私ももっと可愛くなりたいですわ!!」

西垣「仕方ないなー古谷くんは…はい!地球破壊爆弾~」

向日葵「」バシッ

西垣「痛い」

向日葵「一体これで何をさせるつもりですの!?それでも教師ですか!」

西垣「まったく古谷は真面目だな・・・ただの冗談なのに」

向日葵「冗談でも、していい冗談と悪い冗談はありますわ!」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:41:51.60 ID:CyB6u6mu0


西垣「冗談はさておき、『綺麗になる道具~』」

向日葵「おぉーって、ただの化粧道具じゃありませんの」

西垣「うむ、古谷の化粧は若干暗い気がしてな・・・ほら、ちょっとこっちに来てみろ」

向日葵「・・・はい」

西垣「ここを・・・こうやって・・・っと」



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:43:45.79 ID:CyB6u6mu0


向日葵「あっ・・・すごく明るくなった気がしますわ・・・」

西垣「これ以上やると明るすぎだな・・・な?化粧一つで全然違う雰囲気が出るだろ?」

向日葵「はい!ありがとうございます!これで櫻子と・・・」ぐふふふふ


西垣「学校だから、やり過ぎには注意てくれよ?」

向日葵「はい!そのへんは大丈夫ですわ♪」

向日葵「それでは、本当にありがとうございました!失礼します」ガララララ



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:45:22.57 ID:CyB6u6mu0


櫻子「火事だーーーー」バシャア

向日葵「キャーー!!」

櫻子「あれ?向日葵・・・?」

向日葵「な、何なんですの!?櫻子!ずぶ濡れになりました・・・ハクション」


京子「ごめんねー、宿題の罰でちっぱいちゃんと、ここを掃除してたんだけどさ~」

京子「水をぶっかけて掃除した方が早いですよ!ってちっぱいちゃんが言い出して」

櫻子「まったく、向日葵はどん臭すぎ!」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:46:28.34 ID:CyB6u6mu0


向日葵「へぇ~・・・言いたい事はそれだけですか・・・・?」

櫻子「え?あの向日葵さん?」

向日葵「今日という今日は許しませんわよ!!櫻子ーーーー!!」

櫻子「向日葵が怒ったーーーキャーーー!!」


西垣「まったく、あの2人は距離が近いのやら遠いのやら」

松本「・・・」

西垣「そうだな、後はお若い2人に任せるよ」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:48:18.52 ID:CyB6u6mu0


⑥:向日葵「あれ?体重計が120kを差してますわー」

向日葵「おかしいですわね?このおんぼろ体重計・・・」ドスドス

楓「ひ、向日葵おねえちゃん?ちょっと痩せたほうがいいと思うの・・・」

向日葵「楓・・・確かにそういわれるとお腹が出た気がしますわ・・・」バルルーン


櫻子「向日葵ー!飯食わせろーー!」

向日葵「ふふ//櫻子はいつも遊びに来ますのね//」

櫻子「こ、恋人なんだから、当たり前だろ//」

楓(向日葵おねえちゃんは、幸せぶとりしてしまったの・・・)



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:50:23.24 ID:CyB6u6mu0


櫻子「ラーメンに、唐揚げにコロッケにカレー!!スゲー」

向日葵「櫻子のために、腕を奮いましたわ//」

櫻子「もぐし!隠し味のマヨネーズがうめぇ!!」

向日葵「ふふふ//櫻子ったらあんなに美味しそうに・・・」

向日葵「あら?楓?箸が進んでませんわよ?」

楓「うっ・・・ごめんなさい、ちょっと食欲がないの」

向日葵「風邪ですの?大丈夫?あとでおかゆ作ってあげますから、今日はゆっくりしなさい」

楓「ありがとうなの!」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:52:12.71 ID:CyB6u6mu0


櫻子「ごちそうさまでしたー」

向日葵「お粗末さまでした」

櫻子「向日葵ークッションになってー」ダキッ

向日葵「まったく仕方ありませんわね//」ダキッ

櫻子「向日葵は抱き心地が良くて好きー♪」スリスリ

向日葵「私も櫻子が大好きですわよ//」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:54:13.63 ID:CyB6u6mu0


楓「こんな甘々な日々を過ごしていたの・・・」

花子「でも、そんな甘々な日々もずっとは続かなかったし」

撫子「・・・それは暑くなってきた6月のとある日・・・」



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:56:22.38 ID:CyB6u6mu0


向日葵「おかしいですわねぇ?体重計が動きませんわぁ」

体重計「推定200k」

向日葵「??」

楓「向日葵おねえちゃん・・・体重計さんかわいそうなの・・・」

向日葵「え?どういうことなんですのぉ?」ドスドス

楓「ひっ」



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:58:18.61 ID:CyB6u6mu0


向日葵「楓ぇ?もしかして、楓が体重計を壊しましたのぉ?正直に言って欲しいですわぁ」ムワ~

楓「く、くさっ・・・汗の匂いが・・・う」

向日葵「楓ぇ?」ムムワワー

楓「・・・ち、違うの!!向日葵おねえちゃんは太りすぎなの!!」

向日葵「そ、そうでしょうかぁ?確かに、少し太った気がしますがぁ・・・そんなことありませんわぁぁ」バルーンバルーン



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:00:27.46 ID:CyB6u6mu0


櫻子「ひっまわりー、あーそーべー!」

向日葵「櫻子ぉー」ドスドスドオス

櫻子「おじゃましまーす」

向日葵「櫻子ぉ?お風呂にしますぅ?ご飯にしますぅ?それともぉ、わ・た・し?//」

櫻子「向日葵かなぁ~//」チラッ


向日葵「櫻子ぉ//」ドスドス ダキッ

櫻子「向日葵//」ダキッ


櫻子「キャーーーーー!」バッ

向日葵「櫻子ぉ?」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:02:25.42 ID:CyB6u6mu0


櫻子「ひ、向日葵?・・・ね?お風呂入った?」

向日葵「え?何を言ってますのぉ//・・・昨日一緒に入ったじゃありませんかぁ?//」

櫻子「そ、そうだったね//」テレッ

向日葵「そ、それより、櫻子ぉ・・・抱っこしてくれませんことぉ//」モジモジ



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:04:29.71 ID:CyB6u6mu0


櫻子「・・・・・・はっきり言うけどさ・・・」

向日葵「?」

櫻子「向日葵!汗臭くて、暑苦しいーーーー!!」

向日葵「え!?」

櫻子「別に太ってても、向日葵は向日葵なんだけどさ」

向日葵「櫻子ぉ」

櫻子「夏は暑苦しいから、近寄らないで!!」

向日葵「え・・・・え?」



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:06:26.06 ID:CyB6u6mu0


櫻子「あっ、えーと、あのね?私達夏の間だけ友達でもいいよね?」

向日葵「え、え?そんなぁ・・・」ポロポロ

櫻子「えーと、とにかく!痩せろ!!」

向日葵「そ、そんなぁ・・・櫻子は私のこと嫌いになったんですのぉ?」

櫻子「あ・・・えーと・・・キライじゃないよ」

向日葵「うわぁぁぁ!!!櫻子のバカァーーーーー」ドスドスドスドス



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:08:35.91 ID:CyB6u6mu0


櫻子「あ・・・・・・・・・・・・・」

楓「櫻子おねえちゃん、楓のお願いでごめんなの」

櫻子「い、いいんだよ・・・楓のせいじゃないよ・・・甘やかした私が悪いんだ」

楓「向日葵おねえちゃん大丈夫だよね?」

櫻子「向日葵は私の最強のライバルだもん!絶対に帰ってくるよ!」

楓「櫻子おねえちゃん・・・ありがとうなの!」

櫻子(1ヶ月だろうが、1年だろうが、お婆さんになろうが・・・待ってるよ!向日葵!)



60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:10:34.85 ID:CyB6u6mu0


■次の日

櫻子「∵」

向日葵「や、痩せましたわよ・・・」カクカクカク

楓「体重・・・19K・・・楓より軽いの・・・」

櫻子「∵」


向日葵「こ、これが愛の力ですわ・・・」カクカクカク

楓「さ、櫻子おねえちゃん?」

櫻子「∵」


向日葵「」バタン

楓「おねえちゃん?おねえちゃーーーん」

櫻子「極端すぎなんだよ!ばかまりーーーーー!!



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:12:35.30 ID:CyB6u6mu0


⑦:向日葵「ダイエット成功ですわー」櫻子「してねーし」

向日葵「昨年の6月は太りすぎて大変でしたわ・・・」

櫻子「まったく・・・今度は今度で痩せすぎで入院したくせに・・・」

向日葵「しかし、4月で全部がリセットになるなんて・・・本当にサザエさん方式に感謝ですわ~」

櫻子「本当!!楓がどんだけ心配したか!」

向日葵「あら?櫻子は心配してくれませんでしたの?」

櫻子「ちょ、ちょっとだけ心配したんだけ//」



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:14:33.91 ID:CyB6u6mu0


向日葵「それにしてもあなた・・・」

櫻子「ん?なに?」

向日葵「私とまったく同じ食生活で・・・なんで太らなかったのかしら?」

櫻子「ふふーん・・・それは・・・・・」

向日葵「それは?」グググググ

櫻子「それは・・・・」

向日葵「それは・・・?」

櫻子「・・・なんだろう?」ハテ?



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:16:38.61 ID:CyB6u6mu0


向日葵「くっ・・・期待した私がバカでしたわ・・・」

櫻子「向日葵のばーか」

向日葵「フン」バシッ

櫻子「あ、足蹴りは反則・・・って・・・あれ?全然痛くない?」

向日葵「え?・・・ていっ!」向日葵チョップ

櫻子「え?//向日葵何でナデナデするの!?//・・・最近ご無沙汰だからっていきなり過ぎ!」


向日葵「ま、間違いないですわ・・・」

櫻子「??」

向日葵「筋肉が落ちてますわーーーーー!!」



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:18:31.55 ID:CyB6u6mu0


楓「櫻子おねえちゃん!こんな書き置きが!!」

『向日葵「修行のたびにでます」』

櫻子「・・・またか・・・」

楓「櫻子おねえちゃん!大丈夫なの?」

櫻子「まぁ、心配だけど、向日葵なら大丈夫だよ」

櫻子(1ヶ月だろうが、1年だろうが、お婆さんになろうが・・・待ってるよ!向日葵!)



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:20:21.35 ID:CyB6u6mu0


■半年後

櫻子「向日葵のやつ・・・連絡も無しにどこ行ったんだよ・・・」

櫻子「ばかまりーーーーー!早く帰ってこいーーーー!」

向日葵「バカまりって何ですの?バカはあなたでしょ!?」

櫻子「この声は・・・向日葵!」

向日葵「櫻子ーーー!」ダキッ

櫻子「ひぃ!?」


向日葵「・・・櫻子?なぜ避けますの?あなたが好きだったハグですわよ?」

櫻子「で、電柱が潰れてる・・・向日葵・・・その体は・・・?」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:22:26.14 ID:CyB6u6mu0


向日葵「ふふふふ・・・」ムキムキ

向日葵「これが修行の成果ですわ!!」ムキーン

向日葵「私の筋肉美に惚れ直しなさい!櫻子!!」ムキムキムキムキ

櫻子「∵」



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:24:23.77 ID:CyB6u6mu0


向日葵「フンッ」ムキムキムキーーー

櫻子「ぐぐぐぐぐ」イラッ

櫻子「筋肉禁止!!」パチーン

向日葵「あん//」ムキッ

櫻子(おっぱいも筋肉で固くなってやがる!?)

向日葵「はぁ・・・私って美しい//」ポー

櫻子「∵」


櫻子「こうなったら・・・」

櫻子「私がダイエット指導してやるーーー!!」



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:26:43.81 ID:CyB6u6mu0


■1ヶ月後

櫻子「ハァハァハァハァ」

向日葵「フンッ」ムキキ

櫻子「なぜだーーーーー!」




楓「ひ、向日葵おねえちゃん・・・今日のおやつなの」

向日葵「ありがとう、楓」パクパク

櫻子「ナチュラルにプロテイン食べるの禁止!!」

向日葵「!!」プルプル

櫻子「え、あ・・・ごめん、怒っちゃった?」

楓「最近、何をやっても怒らないおねえちゃんが・・・」

向日葵「櫻子!!」バン

櫻子「はい!?」



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:28:29.17 ID:CyB6u6mu0


向日葵「櫻子は、私の体が好きなんですの!?」ムキムキ!

櫻子「い、いや別にそんなわけじゃ・・・」

向日葵「じゃあ、何で私の筋肉美を無くそうとするんですの」ポロポロ

楓(え?泣くほどの事なの?)


櫻子「ひ、ひまわりーーごめんよーー」グスグス

向日葵「さ、櫻子!?」

櫻子「最近、向日葵が筋肉ばかり見ているから・・・嫉妬しちゃって」

櫻子「だって、私が恋人のハズなのに、向日葵は筋肉ばかり見ているからーー」ポロポロ



向日葵「櫻子ーーー//」ダキッ
櫻子「向日葵ーー//」



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:30:25.96 ID:CyB6u6mu0


向日葵「ごめんなさい!櫻子の気持ちを考えず・・・私は浮気していましたわ・・・」

櫻子「本当だよ!もう2度と浮気は禁止なんだからね!」

向日葵「ふふふ//こんなに嫉妬して貰えるなんて・・・私は幸せ者ですわね//」

櫻子「まったくだよ、ずっと大好きだよ//」


向日葵「櫻子!」ムキムキ

櫻子「向日葵!」ボキボキボキ



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:32:34.11 ID:CyB6u6mu0


向日葵「櫻子//たまにはね?」ムキーン

櫻子「∵」

向日葵「あぁぁぁぁ!さ、櫻子ーーーーーー!!」

櫻子「ごめんね、向日葵・・・私には荷が重かったよ・・・ぐふ・・・」

向日葵「櫻子ーーーー!!」




■1ヶ月後

櫻子「というわけで私も筋肉になりました!」ムキムキーン

向日葵「櫻子かっこいいですわ//」ムキムキ

綾乃「∵」



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:34:22.20 ID:CyB6u6mu0


⑧:櫻子「私のテストの点数は53万点です。」向日葵「!!」
向日葵「櫻子・・・?」

櫻子「おほほほほ、ボボイーンさん?どうされました?」

向日葵「53点も取れたんですの・・・?すごいですわ!!」

櫻子「今回は私も頑張ったからね!」



80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:36:28.59 ID:CyB6u6mu0


向日葵「・・・というとでも思ったんですか!?」

櫻子「え?」

向日葵「5教科あわせて、53点って、今までで一番ひどかったでしょ!?」

櫻子「ちげーし!9教科あわせてだし!」

向日葵「9教科・・・」フラフラフラ

向日葵「・・・バカとは思ってましたが・・・いくら全体の平均点が酷くても・・・ここまでとは・・・」

櫻子「ひまわりさん?」

向日葵「ふふふふふ、燃えてきましたわ!櫻子!私は燃えてきましたわよ!!」

櫻子「え?」

向日葵「次のテストでは、9教科あわせて、270点とりますわよ!!」

櫻子「そんなの無理に決まってんじゃん」



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:38:33.35 ID:CyB6u6mu0


向日葵「私がみっちりテスト勉強してあげますわ!」

櫻子「・・・今度のテストって3ヶ月後だっけ?まぁいいけど・・・とりあえず今日はケーキ食べに行こう!」

向日葵「ダメ!!」

櫻子「え?」



向日葵「今日からみっちり毎日付きっきりで勉強を教えてあげますわ!」

櫻子「そんなの嫌!」

向日葵「私のライバルがそんなに点数が低いとかありえませんわ!」

櫻子「ぐぬぬぬぬぬ」



82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:40:30.68 ID:CyB6u6mu0


向日葵「ケーキなら私が作ってあげますから、ほら帰りますわよ」

櫻子「なに!?」ぱぁっ

櫻子「はやく食べよう!はやく!」

櫻子「向日葵食べないなら、私全部食う!」

向日葵「今日の勉強が終わったら、食べていいですわよ」

櫻子「えーーーー!?」



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:42:23.30 ID:CyB6u6mu0


■期末テスト前日

向日葵「問題です。江戸幕府を作ったのはだれでしょう?」

櫻子「江戸川コナン!」ドーン

向日葵「ぐっ・・・・」

櫻子「当たってる?」キラキラ


向日葵「無理ですわーーーー」

櫻子「え?違うの?」

向日葵「何でですの!?前よりダメになってるでしょ!?」



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:44:17.98 ID:CyB6u6mu0


撫子「理由を教えてあげようか?」

櫻子「ねーちゃん!?」

向日葵「知っていますの、撫子さん?」


撫子「あんた達イチャイチャしすぎ」

向日葵・櫻子「へ?//」



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:46:17.66 ID:CyB6u6mu0


撫子「昨日なんて・・・」

向日葵「ケーキを焼いて来ましたわ♪」

櫻子「なに!?ケーキ!早く食べよう♪」

向日葵「勉強終わったら食べていいですわよ?」

櫻子「・・・向日葵ー」ダキッ

向日葵「きゃっ、櫻子?//」

櫻子「ね?先にケーキ食べたらだめかな?」ウルウル



87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:48:11.19 ID:CyB6u6mu0


向日葵「し、仕方ありませんわね//少しだけですよ!」

櫻子「やったーーーー」


櫻子「もぐし!うめぇ!」

向日葵「ふふ//櫻子ったら・・・//」


櫻子「あー紅茶も美味しかったー」

向日葵「あっ、もうこんな時間、今日は帰りますわね」

櫻子「うん、バイバイ」



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:50:07.38 ID:CyB6u6mu0


撫子「先週なんて・・・」



櫻子「っ//」プニプニ

向日葵「どうかしましたの?」

櫻子「な、なんでもねーし!」

櫻子(肘が向日葵のおっぱいに当たってる//)

向日葵「・・・で、ここが・・・・」

櫻子「・・・//」プニプニ

向日葵「・・・となって・・・」



90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:52:23.28 ID:CyB6u6mu0


櫻子「・・・//」プルンプルン

向日葵「きゃっ・・・って何やってますのよ!?」

櫻子「え?あ・・・ごめん手が当たっちゃって・・・でここどうするの?」

向日葵「・・・まぁ、不可抗力なら仕方ありませんわね・・・」

櫻子「・・・」

向日葵「・・・で、こうやって・・・こうやれば・・・」

櫻子「・・・//」プニプニ



91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:54:26.37 ID:CyB6u6mu0


撫子「なんて事やってたしね」

向日葵「さ、櫻子!?あれはわざとでしたのね!」

櫻子「ち、ちげーーし!ねーちゃんの妄想だし!!」


撫子「・・・明日テストなんでしょ?ケンカしてる場合じゃないよ」

向日葵「そ、そうでしたわ!櫻子!先ほどの話はテストが終わってから、じっくりしますわよ!」

櫻子「ぐぬぬぬぬぬ」



92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:56:27.42 ID:CyB6u6mu0


撫子「・・・で提案なんだけどさ、櫻子のテストの点数が270点だっけ?それを超えたらご褒美をあげたらどうかな?」

櫻子「!!」ピーン

向日葵「・・・そうですわね、最後の手段ですが・・・しかし、生半可なご褒美程度では、櫻子は・・・」

撫子「ここに映画のチケットが2枚ある、櫻子?テストの点数270点超えたら、ひま子とデートしていいよ」

向日葵・櫻子「はぁ!?//」



撫子「しかも、ずっと手を繋いでね」

向日葵「ななななな何を!?」

櫻子「そ、そんなの嬉しくねーし!!」



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:58:26.85 ID:CyB6u6mu0


撫子「ほら、ひま子帰んな、櫻子の勉強の邪魔だし」

向日葵「え?でも櫻子一人じゃ・・・」

撫子「櫻子?一人でできるよね?」



櫻子「向日葵になんか頼らなくても一人でできるもん!」

撫子「ほら?ひま子は自分の勉強をすればいいよ」

向日葵「え?その前に、ご褒美の件を・・・」

撫子「ほら、行くよ・・・」



94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:00:21.30 ID:nonUCJf50




櫻子「ねーちゃん、無理やり連れていきやがった・・・・」

櫻子「それにしても、デートなんてどうでもいいし!・・・しかも・・・て、手ぇ//」

櫻子「えへ//えへへへへ//」



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:02:31.60 ID:nonUCJf50


向日葵「・・・9教科合計・・・360点・・・」

櫻子「私が本気だせば、楽勝だね♪」

向日葵「・・・・へ?」

櫻子「ふふーん♪」

向日葵「わ、私が毎日教えた意味は?」ワナワナ

櫻子「うん、おやつ美味しかったよ♪」

向日葵「こんなの納得行きませんわよーーーーーーーー!!」



97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:04:23.83 ID:nonUCJf50


櫻子「・・・で、ご褒美は?」

向日葵「え?」

櫻子「・・・・だからね?」モジモジ

向日葵「・・・わかりましたわ、覚悟していなさい!」


向日葵「絶対に楽しいデートにしてあげるんですからね//」プイッ

櫻子「べ、別に楽しみになんかしてないんだからね//」プイッ



98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:05:42.95 ID:npoAk8ci0


向日葵「私たちはずっとこんな関係・・・」

櫻子「でも・・・」

向日葵・櫻子「こんな今が・・・・絶対!楽しい♪」

向日葵(ね?櫻子?)

櫻子(ね?向日葵?)


向日葵・櫻子(こんな日常がずっと続きますように!)




■後日談

撫子「・・・本当に点数があがるなんて・・・」

撫子「うん、今度のご褒美はキスとかにすれば、全教科90点代もいけるかも・・・」




                  終



102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:08:02.94 ID:oe0FFvPg0





105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:08:29.17 ID:nonUCJf50


読んでくださった方ありがとうございました!
また、次UPする機会があったら、よろしくおねがいします!



107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:09:36.15 ID:IMX8lG5+O





109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:21:59.38 ID:5IAym66MP





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