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まどか「ほむらちゃん、あけましておめでとう」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 16:24:22.97 ID:9tbi3O/U0


――何度目かの世界。

私はついにワルプルギスの夜を撃破し、まどかを守り切ることに成功した。
マミ、さやかの両名も存命。
杏子と共に、夜を越えるための心強い味方となってくれた。

1ヶ月が過ぎたことで私は時を止める力を失ったが、マミと杏子の指導の下、新たな魔法を構築することができた。
四次元ポケットもどきの収納空間と、今は封印している時間遡行しか扱えないのでは、私はあまりに脆弱すぎた。
インキュベーター曰く最低クラスの素質しか持たない私が、新たな武器を得たことは僥倖と言う他ない。





7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 16:27:16.45 ID:9tbi3O/U0


◆ほむホーム

まどか「ほむらちゃん、あけましておめでとう」

ほむら「いらっしゃい、まどか。あけましておめでとう」

まどか「えへへ、今年もよろしくね」

ほむら「こちらこそよろしく。寒かったでしょう、上がって」

まどか「わーい、お邪魔しまーす。あ、アイス買ってきたからこれ冷凍庫に仕舞っておいてくれる?」

ほむら「あら、ありがとう。後でいただきましょう」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 16:31:17.05 ID:9tbi3O/U0


戦いの後、私はまどかに、想いの全てを告白した。
そして暫くの逡巡の後、彼女は私を受け入れてくれた。
ただし「お友達から……」とのことだが。

もっとも、彼女の母親などは既にその気になっているらしい。
「ウチの娘を骨抜きにした責任は取って貰うよ」と言われてしまった。
だがそのためには、私の「好き」と、まどかの「好き」が同じになるよう、努力せねばならない。

今は、そんな状況だ。



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 16:37:37.64 ID:9tbi3O/U0


◆ほむルーム

ほむら「お昼は家で食べて来たのよね?」

まどか「うん、おせちとお雑煮食べたよ」

ほむら「おせち……きっと豪勢なのでしょうね」

まどか「毎年パパが張り切って作ってるからね。……はう、こたつあったかい……」

ほむら「日本が世界に誇る究極の発明よね……」

まどか「それに、みかんと熱々のお茶……鉄壁の布陣だよ……」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 16:45:09.17 ID:9tbi3O/U0


ほむら「ちなみにこのみかん、何かわかる?」

まどか「んー……この鮮やかな橙色、身離れの良い皮……濃厚でありながら決してしつこくない甘み、仄かな酸味……『箱入娘』だねっ!」

ほむら「」


ほむら「せ、正解よ……流石ね(何このまどか凄い)」

まどか「えへへ(テレビでやってたの適当に言っただけなんだけど、あってたんだ……)」



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 16:52:48.86 ID:9tbi3O/U0


まどか「そうだ、ママからほむらちゃんに、お年玉を預かってきたよ」

ほむら「お年玉……!? そんな、受け取れないわ」

まどか「ううん、いつもお世話になってるから是非にって。それと……」

ほむら「?」

まどか「……その、デートの資金にでも充ててくれ、って///」

ほむら「――っ!!///」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 16:57:56.43 ID:9tbi3O/U0


ほむら「そ……それじゃ有り難く。近い内にお礼に行かないとね……」

まどか「うん、ほむらちゃんと真剣に話がしたいって言ってたから、行ってあげて」

ほむら「話? 何かしら……まどかは何か聞いてる?」

まどか「……んー、何だろうね? 私もわかんないや」

ほむら「そう……」

まどか(……将来のこと、とか……だよね、多分……///)



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:02:38.30 ID:9tbi3O/U0


――鹿目詢子さん。まどかの母親。

色々な意味で、私は彼女に勝てる気がしない。
……恐らく私だけではなく、彼女を知る人の大半は同じ事を思っているだろう。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:13:00.58 ID:9tbi3O/U0


QB「おや、まどかも来ていたのかい」

まどか「あ、キュゥべえ。あけましておめでとう」

QB「あけまし――」

ほむら「何しに来たのよ」

ターン

QB「ぎゅぷっ!」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:15:44.43 ID:9tbi3O/U0


――インキュベーター。少女を惑わす魔性にして、人を食い物にする悪逆非道の地球外生物。
彼らは何も変わってはいない……はず、なのだが。



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:21:57.82 ID:9tbi3O/U0


QB「いきなり撃つなんて酷いじゃないか」

ほむら「挨拶代わりよ、あけましておめでとう害獣。出来れば今年もよろしくしたくないわ」

QB「相変わらずつれないね。マミの部屋を追い出された僕を、少しくらい労ってくれてもいいと思うよ」

ほむら「それで避難してきたってわけ? どうせ勉強の邪魔でもしたのでしょう、自業自得だわ」

まどか(相変わらず仲良いなあ……)



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:28:33.39 ID:9tbi3O/U0


結論から言えば、インキュベーターとの関係は微妙ではあるが変化していた。
果たして変わったのは彼らなのか、私なのか。

私が仲間達に手の内を明かした事で、彼らの警戒もまた薄れたのかも知れない。
まどかへの勧誘は相変わらず行われているが、以前のようなしつこさは感じない。


……油断はならないが。

少し、ほんの少しだけ。



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:30:44.97 ID:9tbi3O/U0


――いつの日か彼らがまどかを諦めるまで、私が傍で彼女を守る。
私はそう、誓いを新たにした。



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:34:25.92 ID:9tbi3O/U0


QB「ああ、僕がいると勉強に集中できないと言われてね……まったく、わけがわからないよ」

まどか「あはは、マミさん受験生だもんね。でも正月くらいお休みしたらいいのに」

ほむら(……春からは私達も受験生なのだけど……今はこの話はやめておきましょう)



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:40:15.25 ID:9tbi3O/U0


QB「君達も4月からは受験生だろう? 他人事ではないと思うよ」

まどか「うっ」

ほむら「この害獣、余計な事を……!」

QB「やれやれ、君達はいつも」

ほむら「黙りなさい」

QB「そもそも君達は」

ほむら「黙れ」

QB「はい」

まどか「はいじゃないが」

QB「きゅっぷぃ」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:50:17.97 ID:9tbi3O/U0


――それにしても。

ループを繰り返していた頃は、こんな風にまどかと一緒に正月を過ごすことができるなんて、思いもしなかった。
今ここにある日常は紛れもない本物で、私はリアルを生きている。

けれど、まだ少し、夢のようで。



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:53:08.49 ID:9tbi3O/U0


感傷に浸りかけていると、まどかが不安気な顔でこちらを見ていた。
私は慌てて笑顔を作る。



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 17:59:20.83 ID:9tbi3O/U0


ほむら「アイス、食べましょうか」

まどか「う、うん! キュゥべえも食べる?」

QB「おや、僕の分もあるのかい」

ほむら「こんな淫獣にまで施しを与えるなんて……やはりまどかは天使……いえ、女神だわ……!」

まどか「大袈裟だよぉ」

QB「さしずめ、ほむらは堕天使かな」

ほむら「黙りなさい」

ターン

QB「ぎゅっぷぃっ!」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 18:06:52.36 ID:9tbi3O/U0


ほむら「やはりハーゲンダッツはクッキー&クリームね」

まどか「ストロベリーも美味しいよ。一口いる?」

ほむら「いただくわ」

まどか「はい、あーん」

ほむら「っ!///」


QB「どうして僕の分だけアイスの実なんだろう……理不尽だ……」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 18:11:35.23 ID:9tbi3O/U0


ほむら「あ、あーん……///」パクッ

まどか「どう?」

ほむら「お、美味しいわ……まどか……///」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 18:19:27.53 ID:9tbi3O/U0


――まどかと、間接キス。
それを意識した途端、私の心臓は早鐘の如く加速した。

この心音が、まどかに聞こえてしまいそうで。
そんな考えが、鼓動にますます拍車をかけた。



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 18:22:35.96 ID:9tbi3O/U0


QB「ああっ、袋を開けた勢いでアイスの実が四方八方に!」

コロコロ

ほむら「……」

ほむら「って、ちょっと何してるのよ! あと説明セリフ自重しなさい!」



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 18:30:41.48 ID:9tbi3O/U0


まどか「ほむらちゃんのも一口貰っていいかな?」

ほむら「ええ、どうぞ」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……」ニコッ

ほむら「……!///」

ほむら「……は、はい……あーん……///」

まどか「あーん♪」パクッ


QB「アイスの実うめえ」モグモグ キュップィ



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 18:36:14.23 ID:9tbi3O/U0


まどか「うん、美味しい」

ほむら「そ、そう……良かったわ……///」


QB「これすっごいベタつくよ!」ベタベタ

ほむら「ちょ、歩き回らないで!」

まどか「キュゥべえ、なんだかほむらちゃんのペットみたい」

ほむら「今すぐ段ボール箱に放り込んで追い出したいわ……!」

QB「酷いなあ」



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 18:49:03.37 ID:9tbi3O/U0


鼓動は落ち着いたが、早鐘の残響のような胸の痛みは、すぐには引かなかった。
この痛みは、やはり紛うことなき現実だ。

上気した身体に、アイスクリームの冷たさが心地良い。
つめたい。あつい。

まどかを想う度、私は狂わされる。

私は、今。恋をしている。



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 18:55:27.93 ID:9tbi3O/U0


まどか「はう……幸せー」

ほむら「ええ、そこの害獣さえ居なければ言う事なしね……」

まどか「あはは……キュゥべえ、あんまりほむらちゃんを困らせちゃ駄目だよ?」

QB「やれやれ……まあ善処するよ」



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 19:05:30.10 ID:9tbi3O/U0


――まどかの、屈託のない表情。

私が微笑み返すと、彼女もまた微笑んでくれた。


あなたが、今、笑っている。
この時代に、私は辿り着いた。

眩い。眩しい。
相も変わらずどうしようもない世界の中心で、あなたの笑顔だけがこんなにも眩しい。

焼かれてしまいそうなまでに。



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 19:10:33.98 ID:9tbi3O/U0


ほむら「でも、そうね……まどかを魔法少女にさせずにワルプルギスの夜を超えて、こうして新しい年を迎える事が出来た」

まどか「……うん」

ほむら「さやかやマミ、杏子とも友好関係を築けている。そして何より、まどか……あなたが傍にいてくれる」

まどか「……えへへ///」

ほむら「こんなに嬉しいことはないわ……。ねえ、まどか……私、今とても幸せよ」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「……なんて、柄にもないことを言ってしまったわね」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 19:14:06.71 ID:9tbi3O/U0


柄にもない、って。
私は何を言っているんだろう。

――普段の私って、どんなだっけ。



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 19:20:17.79 ID:9tbi3O/U0


まどか「ううん、そんな事ないよ」


沈む沈む、私の思考の泥沼に、まどかのたおやかな言の葉が、ひらり。


ほむら「そうかしら……でも私が幸せなんて」

まどか「幸せって、そんなに難しい事じゃないと思うな」



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 19:28:27.71 ID:9tbi3O/U0


まどか「ほむらちゃんは、わたしを守るために……ずっとずっと苦しんで、辛い思いをしてきたんだよ」

ほむら「……」

まどか「それが終わったんだから、その不幸の分……ううん、それ以上に幸せにならないと駄目だよ」

ほむら「でも、私は……私はあなたを……」

まどか「待って、その先は駄目」

ほむら「……まどか……?」

まどか「駄目だよ……」ジワッ


――いつの間にか涙を湛えたまどかの瞳が、私を射抜いた。



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 19:33:13.70 ID:9tbi3O/U0


まどか「わたしは魔法少女じゃないし、ほむらちゃんの見てきた世界のこと、聞いた話でしか知らない」

まどか「ほむらちゃんが背負ってるもの、一緒に背負ってあげられないかも知れない……!」

ほむら「……!」

まどか「だけど、わたしは……わたしは、変わっちゃ、いけない、から……っ」ポロポロ

ほむら「まどかあ……!」グスッ


――嗚呼。私は、なんて……。



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 19:41:49.44 ID:9tbi3O/U0


まどかの頬を、大粒の雫が伝って落ちる。
堰を切ったように、とめどなく流れてゆく。

奔り出した想いは、止まらない。


まどか「わたしだって……わたしだって、力になりたいよう……!」

ほむら「まどか……ごめんなさい……!」

ギュッ

まどか「ほむらちゃんを守りたいよう……ごめん……ごめんなさい……私、まだ……!」

ほむら「ごめ……ごめん、なさい……えぐっ……ごめんなさい……!」



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 19:51:15.39 ID:9tbi3O/U0


いつからか、私の頬も濡れていた。
涙は、流れる傍から熱を奪われて冷えてゆく。
けれど、次から次へと、暖かい流れが生まれていた。

――涙腺が壊れてしまったかのように。
私達は泣き続けた。



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 19:58:12.66 ID:9tbi3O/U0


――私は馬鹿だ。
まどかが好き、まどかを守る、なんて言いながら、まどかのことを解っていなかった。

違う。嫌と言うほど解っていたはずだ。
まどかはいつだって、誰かのためになろうとしていたじゃないか。
自分自身を犠牲にしてでも、友達のため、時には通りすがりの猫にさえ手を差し伸べた。

彼女は幸せ者だ。暖かな家族に囲まれ、陽の当たる世界を生きている。
他人に愛される術を、そして他人を愛する術を、彼女は既に知っているのだ。
そして今、彼女の愛のベクトルは、私を強く指している。

解っていた、はずなのに。



80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:02:01.68 ID:9tbi3O/U0


取り戻した世界に感けて。ぬるま湯に浸かって。
私は、彼女の本質を見失おうとしていた。見て見ぬ振りをしていた。

彼女の苦しみの前で、私の痛みなど何だと言うのか?
……違う。
私の痛みもまた、彼女の痛みなのだ。

私は馬鹿だ。大馬鹿者だ……!



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:09:01.47 ID:9tbi3O/U0


ほむら「……まどかあ……」

まどか「ほむらちゃ……う、うああああああ……!」


――抱き合って、泣いた。

まどかは私の、私はまどかの痛み、哀しみ、苦しみを胸に受けて。
互いの体温と心音を感じながら。
私達は、冷たくて暖かい涙に、ただひたすらに濡れていた。



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:19:55.57 ID:9tbi3O/U0


――気が付けば、窓の外はすっかり暗くなっていた。
そして、まどかと抱き合ったままだった事に今更ながら一人赤面する。

私もまどかも、どうやら泣き疲れて眠ってしまったらしい。
腕の中の吐息と体温に理性その他色々なものを掻き乱されながら、声をかける。


ほむら「まどか、まどか」

まどか「んう……ほむらちゃん……?」

ほむら「……おはよう、まどか」

まどか「……! お、おはよう……ほむらちゃん///」



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:27:48.32 ID:9tbi3O/U0


――私達は、世界でいちばん遠いところで。


まどか「ご、ごめんね……私……」

ほむら「いいのよ、私も眠ってしまったもの」


――ただ黙したまま、互いに手を伸ばしていた。


ほむら「……きっと今、ひどい顔をしているわね。私」

まどか「そ、そんなこと……わたしの方こそ」

ほむら「……ふふっ」

まどか「……あはは」



89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:33:19.12 ID:9tbi3O/U0


――今は、こんなにも近くで触れ合っている。


まどか「あ、パパからメール来てる……ほむらちゃん、お腹すいてない?」

ほむら「そうね……そろそろ夕飯にしたいわね」

まどか「顔を洗って、わたしの家に来ない? パパがご馳走してくれるって」

ほむら「あら。それじゃ、お言葉に甘えようかしら」


――けれど、まだ少し、近くて遠い。



90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:37:54.40 ID:9tbi3O/U0


◆夜道

まどか「……ねえ、ほむらちゃん」

ほむら「どうしたの? まどか」

まどか「ちょっと、内緒話。耳貸してくれる?」

ほむら「? 何かしら」


――それでも。



94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:47:45.09 ID:9tbi3O/U0



ちゅっ


ほむら「――!?///」

まどか「えへへ……わたしからキス、しちゃった///」

ほむら「ま、まどか!? ずるいわ、そんな急に」

まどか「ごめんね? でも――」

――それでも、今日、この日は。



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:53:52.75 ID:9tbi3O/U0


ほむら「も、もう1回……! 次は私から……!」

まどか「わっ、だ、駄目だよっ!///」

ほむら「そんな……!」


まどか「……なんてね」

ぐい

ほむら「ふぇっ!?」


――わたしたちの、心とこころは。



98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:55:10.36 ID:9tbi3O/U0



ちゅっ



――きっと少しだけ、近づけた。



99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 20:56:05.66 ID:9tbi3O/U0



                                  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                                   d⌒) ./| _ノ  __ノ
                                  _______
                                  企画・製作 HMHM



103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 21:05:00.68 ID:pjYxcmHuO


乙乙ほむまど


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 21:05:05.60 ID:II/dwTuy0


乙ほむもっとみたかった


109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 21:09:37.84 ID:tSBnYQMp0


大儀であった!
非常に乙である



110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 21:11:13.44 ID:J2aMiMoF0


乙ホムラチャン


112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 21:23:13.08 ID:sWJs26+G0







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